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第二章 不思議な洞窟
第44話 賑やかなギルド
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「あ~夕方になっちゃった……」
イチリさんと紫炎のせいでこんなに遅くなってしまった。朝に出てきたはずなんだけどな。
まあ、紫炎が生まれ変われたからいいんだけど。
愚痴をこぼしながら冒険者ギルドに入る。するとロジールさんとエッジさんが腕相撲で競い合っていた。
「お、おお。噂をすれば」
「こ、このギルドのナンバーワンじゃないか」
腕相撲をしながら余裕綽々といった様子で声をかけてくる二人。汗だくになってるけど大丈夫なのかな?
「ま、待ってろよ~。今すぐ決着をつけてやるぞ~」
「そ、それはこっちのセリフだ、エッジ。魔法職のくせにいつまで持つかな!」
そういえば、エッジさんは魔法使いなんだよな。それなのに戦士のロジールさんといい勝負なのは凄いな。
「ふははは。俺って天才だからな。魔法はスキルの力だけだ。王都じゃ剣で食ってたんだぜ! 凄いだろシン!」
「は、はあ。確かに凄いですけど」
なぜか僕に自慢してくるエッジさん。ってことは魔法剣士ってことか。
「がははは。自慢のつもりかエッジ。王都から流れてきたということはうまくいかなかったからだろう。俺なんか戦士として有名になりすぎてここに来たって言うのにな」
「なにが有名だぁ~ロジール! お前は俺と比べられるのが嫌で来たんだろうがよ。思えばお前がいなくなって、いい戦士が揃わなくて前線張るはめに。それで俺がどれだけ苦労したか」
なるほど、どうやら二人は古くからの知り合いみたいだな。もう腕の血管が凄いことになってる。あんまり相手にするのやめよう。
「ヴィラさん」
僕は二人を無視して受付に。二人の仲間のみんなも呆れてる。
「シン君。待ってたわよ。お父さんのことなんだけどね」
「あ、お父さんは見つかったので大丈夫です」
「ええ!? 帝国の軍人になってたのに会えたの?」
「あっ、はい!」
心配して報告しようとしてくれたヴィラさんに話すと驚愕してる。
「帝国軍人は一般人と会うことが出来なくなるの。それなのに会えたってことはそれなりの役職についていた人……。お父様ってカッコいい?」
なぜかヴィラさんが目をハートにして質問してくる。
「ヴィラさん。お母さんがいるので」
「ええ!? ちょっとシン君。なんで狙ってるってわかったの!?」
目がハートになってればわかるよな~。
「だ、だってね。見てよシン君」
ヴィラさんはそう言ってロジールさんとエッジさんを指さす。
「あんな雄しかいないのよ!」
「ぐぬぬぬ。やるなエッジ!」
「お前もなロジール!」
ヴィラさんが辛辣な声をあげる。雄って……。
「一番優良な子はもう買い取られているしね」
「え? 僕?」
「そうよ。実力はプラチナ以上で可愛い顔。それにお金持ち」
ヴィラさんが僕のおでこをつついて褒めてくれる。イケメンなんて初めて言われた。
「まあ、冗談はさておき」
あ、冗談だったのか。なんか残念だな。
「お母様の方だけど、帝国軍人よりも厄介かも」
真面目な表情になったヴィラさん。悲しい表情になっていく。軍人よりも厄介ってなんだろう?
「帝国には、軍とは別に魔塔と言われる魔法による軍事機関があるの。その二つっていうのは一般人との接点を切っているのは一緒なんだけど、魔塔は遠く離れたところで訓練をするから更に厄介なの」
「遠く?」
「そう、遥か遠く」
魔法使いが遠くで訓練するってどういうことなんだろう?
「魔法使いには六つの属性があるでしょ? それに見合った場所って言うのがあるわけ。因みにお母様の属性は分かる?」
「えっと、火だと思います」
赤ん坊の時に見せてもらった魔法は確かに火の魔法だった。僕もそうだしね。
「じゃあ、ステイタム獣国ね」
「え!? ステイタム獣国にいるんですか?」
「そうよ。砂漠地帯の多いステイタムは火山地帯があるの。そこで訓練に励んでいるはずよ」
……マールちゃんの故郷のステイタムにお母さんが。
「ここから船で一週間はかかるわ。帝国人や獣人以外が立ち入ることは難しいと思う」
「……そうなんですか」
ってことはマールちゃんのいた村は僕を帝国人だと思っていた? いや、違うな。始末するからどうでもよかったんだろう。シャドウさんもいたしね。
「ステイタムのどのあたりか分かりますか? ムザイクの村の近くならいいんですけど」
「ムザイク? そこは確か、南の端ね。訓練の場所は機密情報らしくてわからないんだけど。火山としか、その山も東側に多くてね。正確な位置はわからないの。ごめんね」
「いえ、それだけわかれば」
ステイタムにお母さんがいる。やっと会える。
「じゃあ僕は」
「うん。あまり危険なことはしないようにね。みんなが心配するから、もちろん私も」
「はい、危険なことはしません」
心配そうなヴィラさんに手を振って冒険者ギルドを後にした。ロジールさん達はまだ腕相撲してた。凄い体力だな~。
◇
「実験は成功しているわね」
「ええ、属性の大幅な適応力を見せています。やはり魔物との融合は素晴らしい」
私の声に研究所の男性が答える。
私はライナ。このステイタム獣国に立つ火の塔の総責任者。魔物との融合を成功させた第一人者。
「火の精霊の確保の方はどうなってるの?」
「え~それはですね~。闇の精霊の一部と違いまして」
「うまく言ってないのね」
「……はい」
闇の精霊の被験者は成功と聞いてる。どんな人が融合したのかは知らないけど、魔物の頂点とも言われる精霊との融合。それが叶えば、私の悲願もすぐそこ。
「シュン……。あなたを殺したこの世界をすぐに壊してあげるからね」
火の精霊の力をすべて私と融合させる。そうすれば、私は太陽となりこの世界を焼き尽くす。
「お母様、泣いてるの?」
「ルリ!? 部屋から出ちゃダメって言ってるでしょ!」
「でも……お母様が悲しそうだったから」
「……また見えてしまったのね。さあ、部屋に戻りましょ」
シュンを失った悲しみに5年をベッドで過ごした私。そんな私をケビンが慰めてくれた、その時に出来たルリ。あれから7年、ルリも7歳になった。
娘は不思議な力を持っていた。人の心の機微に気づくことのできる力。昔のことを思い出して泣いたり笑ったりすると、それを感じて慰めてくれたり一緒に笑ってくれたりしてくれる。シュンもルリのように優しい子に育っていたんだろうな……生きていれば。
「お母様……泣かないで」
「……大丈夫よ。さあ、ご本を読んであげる」
頬を摩ってくれるルリ。彼女をベッドに寝かせると本を読み始める。
「王子様がお姫様を助けるお話よ」
昔々、闇の精霊が一人の姫を気に入り、連れ去った。
精霊はいつも一人だった。いつもいつも闇の中に隠れて過ごしていた日々。そんななか、姫が闇の中に迷い込んだの。
闇以外の五つの精霊は姫を探し回り、ついに姫の場所を突き止め闇の精霊と戦った。
闇の精霊は姫を守り、ついにやられてしまう。体をバラバラに引き裂かれて世界にばら撒かれた。姫はそのバラバラになった破片を集めてしまう。そして、一人の魔王が生まれた。
魔王は王子と対峙すると黒い涙を流した。その涙は落ちて行く間に幾千幾万もの水となり海を作る。国々はその涙で大陸が分かれ精霊の力も大きく衰退していく。
「そして、王子は魔王を倒し、姫をすくいだしました」
「……スースー」
「おやすみなさいルリ」
ルリの寝顔。ああ、この寝顔を一緒に見ている人が二人いれば、とても幸せだったはずなのに。
「それにしてもこの本の話は矛盾が多いわね。まるで姫が魔王になったみたい。なのに魔王を倒して姫を救い出す……。って私が言えた義理じゃないわね。だって、この世界の破滅を願っているんだから」
大きなため息をついて部屋から出る。
「馬鹿者! 今あやつに出て行かれたら誰が火の精霊と融合する! 手紙はちゃんと検査しろ!」
「は、はい!」
部屋から出るとすぐに大きな声が聞こえてくる。この声はブロンド? 手紙って何のことかしら?
「ブロンドどうしたの? そんな大きな声をあげて。みんな怖がっているわ」
「ら、ライナ様!? いや、何でもないですぞ。少々手違いがありましてな。はははは」
「その手紙は? 誰宛なの?」
「おっと~、ははは。儂の愛人からですぞ。会いたい会いたいとうるさくてな~。がははは」
私の質問に最低な答えが返ってきた。怪訝な表情で返すと彼は手紙を持ってきた男性の頭を強く叩く。
「ブロンド! あまり強い態度を取らないでください。ここの責任者は私です。あなたはもう行きなさい」
「は、はい……」
ブロンドを怒鳴りつけると男性を行かせる。申し訳なさそうに去っていく男性。ブロンドは怪訝な表情で私を睨んでくる。
「ブロンド。何か不満でも?」
「い~え。さて、私は愛人への手紙を拝見いたします。では」
「……」
去っていくブロンド。怪しいわ。だってあんな男に女が付いていくなんて思えない。少し調べる必要があるわね。
◇
イチリさんと紫炎のせいでこんなに遅くなってしまった。朝に出てきたはずなんだけどな。
まあ、紫炎が生まれ変われたからいいんだけど。
愚痴をこぼしながら冒険者ギルドに入る。するとロジールさんとエッジさんが腕相撲で競い合っていた。
「お、おお。噂をすれば」
「こ、このギルドのナンバーワンじゃないか」
腕相撲をしながら余裕綽々といった様子で声をかけてくる二人。汗だくになってるけど大丈夫なのかな?
「ま、待ってろよ~。今すぐ決着をつけてやるぞ~」
「そ、それはこっちのセリフだ、エッジ。魔法職のくせにいつまで持つかな!」
そういえば、エッジさんは魔法使いなんだよな。それなのに戦士のロジールさんといい勝負なのは凄いな。
「ふははは。俺って天才だからな。魔法はスキルの力だけだ。王都じゃ剣で食ってたんだぜ! 凄いだろシン!」
「は、はあ。確かに凄いですけど」
なぜか僕に自慢してくるエッジさん。ってことは魔法剣士ってことか。
「がははは。自慢のつもりかエッジ。王都から流れてきたということはうまくいかなかったからだろう。俺なんか戦士として有名になりすぎてここに来たって言うのにな」
「なにが有名だぁ~ロジール! お前は俺と比べられるのが嫌で来たんだろうがよ。思えばお前がいなくなって、いい戦士が揃わなくて前線張るはめに。それで俺がどれだけ苦労したか」
なるほど、どうやら二人は古くからの知り合いみたいだな。もう腕の血管が凄いことになってる。あんまり相手にするのやめよう。
「ヴィラさん」
僕は二人を無視して受付に。二人の仲間のみんなも呆れてる。
「シン君。待ってたわよ。お父さんのことなんだけどね」
「あ、お父さんは見つかったので大丈夫です」
「ええ!? 帝国の軍人になってたのに会えたの?」
「あっ、はい!」
心配して報告しようとしてくれたヴィラさんに話すと驚愕してる。
「帝国軍人は一般人と会うことが出来なくなるの。それなのに会えたってことはそれなりの役職についていた人……。お父様ってカッコいい?」
なぜかヴィラさんが目をハートにして質問してくる。
「ヴィラさん。お母さんがいるので」
「ええ!? ちょっとシン君。なんで狙ってるってわかったの!?」
目がハートになってればわかるよな~。
「だ、だってね。見てよシン君」
ヴィラさんはそう言ってロジールさんとエッジさんを指さす。
「あんな雄しかいないのよ!」
「ぐぬぬぬ。やるなエッジ!」
「お前もなロジール!」
ヴィラさんが辛辣な声をあげる。雄って……。
「一番優良な子はもう買い取られているしね」
「え? 僕?」
「そうよ。実力はプラチナ以上で可愛い顔。それにお金持ち」
ヴィラさんが僕のおでこをつついて褒めてくれる。イケメンなんて初めて言われた。
「まあ、冗談はさておき」
あ、冗談だったのか。なんか残念だな。
「お母様の方だけど、帝国軍人よりも厄介かも」
真面目な表情になったヴィラさん。悲しい表情になっていく。軍人よりも厄介ってなんだろう?
「帝国には、軍とは別に魔塔と言われる魔法による軍事機関があるの。その二つっていうのは一般人との接点を切っているのは一緒なんだけど、魔塔は遠く離れたところで訓練をするから更に厄介なの」
「遠く?」
「そう、遥か遠く」
魔法使いが遠くで訓練するってどういうことなんだろう?
「魔法使いには六つの属性があるでしょ? それに見合った場所って言うのがあるわけ。因みにお母様の属性は分かる?」
「えっと、火だと思います」
赤ん坊の時に見せてもらった魔法は確かに火の魔法だった。僕もそうだしね。
「じゃあ、ステイタム獣国ね」
「え!? ステイタム獣国にいるんですか?」
「そうよ。砂漠地帯の多いステイタムは火山地帯があるの。そこで訓練に励んでいるはずよ」
……マールちゃんの故郷のステイタムにお母さんが。
「ここから船で一週間はかかるわ。帝国人や獣人以外が立ち入ることは難しいと思う」
「……そうなんですか」
ってことはマールちゃんのいた村は僕を帝国人だと思っていた? いや、違うな。始末するからどうでもよかったんだろう。シャドウさんもいたしね。
「ステイタムのどのあたりか分かりますか? ムザイクの村の近くならいいんですけど」
「ムザイク? そこは確か、南の端ね。訓練の場所は機密情報らしくてわからないんだけど。火山としか、その山も東側に多くてね。正確な位置はわからないの。ごめんね」
「いえ、それだけわかれば」
ステイタムにお母さんがいる。やっと会える。
「じゃあ僕は」
「うん。あまり危険なことはしないようにね。みんなが心配するから、もちろん私も」
「はい、危険なことはしません」
心配そうなヴィラさんに手を振って冒険者ギルドを後にした。ロジールさん達はまだ腕相撲してた。凄い体力だな~。
◇
「実験は成功しているわね」
「ええ、属性の大幅な適応力を見せています。やはり魔物との融合は素晴らしい」
私の声に研究所の男性が答える。
私はライナ。このステイタム獣国に立つ火の塔の総責任者。魔物との融合を成功させた第一人者。
「火の精霊の確保の方はどうなってるの?」
「え~それはですね~。闇の精霊の一部と違いまして」
「うまく言ってないのね」
「……はい」
闇の精霊の被験者は成功と聞いてる。どんな人が融合したのかは知らないけど、魔物の頂点とも言われる精霊との融合。それが叶えば、私の悲願もすぐそこ。
「シュン……。あなたを殺したこの世界をすぐに壊してあげるからね」
火の精霊の力をすべて私と融合させる。そうすれば、私は太陽となりこの世界を焼き尽くす。
「お母様、泣いてるの?」
「ルリ!? 部屋から出ちゃダメって言ってるでしょ!」
「でも……お母様が悲しそうだったから」
「……また見えてしまったのね。さあ、部屋に戻りましょ」
シュンを失った悲しみに5年をベッドで過ごした私。そんな私をケビンが慰めてくれた、その時に出来たルリ。あれから7年、ルリも7歳になった。
娘は不思議な力を持っていた。人の心の機微に気づくことのできる力。昔のことを思い出して泣いたり笑ったりすると、それを感じて慰めてくれたり一緒に笑ってくれたりしてくれる。シュンもルリのように優しい子に育っていたんだろうな……生きていれば。
「お母様……泣かないで」
「……大丈夫よ。さあ、ご本を読んであげる」
頬を摩ってくれるルリ。彼女をベッドに寝かせると本を読み始める。
「王子様がお姫様を助けるお話よ」
昔々、闇の精霊が一人の姫を気に入り、連れ去った。
精霊はいつも一人だった。いつもいつも闇の中に隠れて過ごしていた日々。そんななか、姫が闇の中に迷い込んだの。
闇以外の五つの精霊は姫を探し回り、ついに姫の場所を突き止め闇の精霊と戦った。
闇の精霊は姫を守り、ついにやられてしまう。体をバラバラに引き裂かれて世界にばら撒かれた。姫はそのバラバラになった破片を集めてしまう。そして、一人の魔王が生まれた。
魔王は王子と対峙すると黒い涙を流した。その涙は落ちて行く間に幾千幾万もの水となり海を作る。国々はその涙で大陸が分かれ精霊の力も大きく衰退していく。
「そして、王子は魔王を倒し、姫をすくいだしました」
「……スースー」
「おやすみなさいルリ」
ルリの寝顔。ああ、この寝顔を一緒に見ている人が二人いれば、とても幸せだったはずなのに。
「それにしてもこの本の話は矛盾が多いわね。まるで姫が魔王になったみたい。なのに魔王を倒して姫を救い出す……。って私が言えた義理じゃないわね。だって、この世界の破滅を願っているんだから」
大きなため息をついて部屋から出る。
「馬鹿者! 今あやつに出て行かれたら誰が火の精霊と融合する! 手紙はちゃんと検査しろ!」
「は、はい!」
部屋から出るとすぐに大きな声が聞こえてくる。この声はブロンド? 手紙って何のことかしら?
「ブロンドどうしたの? そんな大きな声をあげて。みんな怖がっているわ」
「ら、ライナ様!? いや、何でもないですぞ。少々手違いがありましてな。はははは」
「その手紙は? 誰宛なの?」
「おっと~、ははは。儂の愛人からですぞ。会いたい会いたいとうるさくてな~。がははは」
私の質問に最低な答えが返ってきた。怪訝な表情で返すと彼は手紙を持ってきた男性の頭を強く叩く。
「ブロンド! あまり強い態度を取らないでください。ここの責任者は私です。あなたはもう行きなさい」
「は、はい……」
ブロンドを怒鳴りつけると男性を行かせる。申し訳なさそうに去っていく男性。ブロンドは怪訝な表情で私を睨んでくる。
「ブロンド。何か不満でも?」
「い~え。さて、私は愛人への手紙を拝見いたします。では」
「……」
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