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第二章 不思議な洞窟
第43話 パワーアップ
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「は~、やっぱり孤児院に帰ってくるとホッとするな~」
エルフの森の騒動から帰ってきた。窓の外を椅子に座って眺めながらホットミルクを口に含む。
「ふむ、中々大変だったな」
「ふふ、ほんと」
シャドウさんとエリナさんも椅子に座って微笑む。
「マールも大活躍でしたね」
「うん、頑張った……だけど、眠い」
ルーブナさんと一緒に目を擦ってマールちゃんも椅子に座る。彼女がいなかったらエリナさん達を見つけることも出来なかったからな。本当に助かった。
「あらあら。じゃあ先に寝ましょうか」
「うん。おばあちゃん大好き」
眠そうなマールちゃんとルーブナさんは子供達の眠る部屋へと入って行く。
「……私は本当にお邪魔してよかったのか?」
「え? どうしたんですかシャドウさん? 急に?」
なぜか戸惑いながら声をあげるシャドウさん。エリナさんと僕で視線を反復させてる。
「その、なんだ……いい雰囲気じゃないか? 邪魔だろう?」
「「!?」」
シャドウさんが手遊びを初めて声をもらす。それを聞いて僕とエリナさんが顔を見合った。恥ずかしくて顔が熱くなる。
「……シン。本当にごめんなさい」
「エリナさん?」
エリナさんの言葉に首を傾げる。
「やはり私は席を外そう」
「いえ、シャドウさん。あなたにも聞いてほしいです」
椅子から立ち上がるシャドウさんを引き止めるエリナさん。一息つくと話しだす。
「前に私はエルフ、ハーフエルフだと告げようと思ったの。マールちゃんを受け入れてたシンを見てね。だけど、勇気が足りなくて言えなかった。シンに嫌われたくなかったから」
僕が思わず目を瞑ってしまった時のことか。再度、恥ずかしくて顔が熱くなる。
「私はエルフの王の娘。母が人族だった私はハーフとして生まれた。エルフの世界ではハーフは捨てられる。普通は遠くの森に捨てられて魔物や動物に殺されてしまう運命。だけど母は私をそんな運命から救ってくれた」
涙しながら語っていくエリナさん。思わず彼女の両手を掴む。
「ありがとうシン。……母は孤児院にお金を渡して、私を預けてくれた。母のおかげで生き永らえたの」
「じゃあ、エリナさんのお母さんは僕の恩人でもあるんですね」
「ふふ、そうかも。あのお金がなかったら孤児院はなくなっていたかもね」
泣きそうになっていたエリナさんに声をあげると笑ってくれた。やっぱり笑顔の方がいいな。
「ふぅ。まったく、世界とはなんて残酷なんだ。魔族の世界が優しく思える。なんせ強く生まれるものだから魔物の被害は少ないからな。差別も国内では無いと言っても過言ではないし」
「いいですね魔族」
「まあ、他種族からの差別は激しいがな」
ため息をついて感想を述べるシャドウさん。思わず笑ってしまったけど、他種族からは嫌われちゃってるんだよな。
「そういった常識も無くしていきたいものだ。なあシン」
「そうですね。出来ることをやっていきましょう」
差別を無くすのは難しい。だけど、やれることをやっていく。
「シン。まずは母上を探さなくてはな」
「はっ! そうですね。お父さんは見つかったから」
「え!? そうなのシン?」
シャドウさんの声に気が付く。ヴィラさんにお願いしていたから知らせが来てもいいはずだ。明日行ってみるか。
「今度、ここにも連れてきますよ。エリナさんと会ってほしいし」
「絶対よ! あなたを置いていった罰を受けさせないと!」
「え? 罰?」
あ、そういえば人攫いをお父さんだと思っているんだった。ちゃんと説明しておかないと。
「エリナさんが会った人はお父さんじゃないんですよ。あの人が僕を攫った人で」
「ええ!? そうだったの?」
僕の説明に驚くエリナさん。ちゃんと話しておいてよかった。
「ふむ、色々と複雑だったのだな」
シャドウさんは呟くと空に浮かぶ三日月を見つめた。僕らも一緒に見上げる。
「月が綺麗ですねシャドウさん、エリナさん」
「ああ」
「ほんと」
僕の言葉に声をあげる二人。こんな平和で幸せな時間がもっと長い間続けばいいな。
「イチリさ~ん」
平和な時間を過ごした次の日。僕は刃の欠けた紫炎を見せにイチリさんのもとにやってきた。
「紫炎が欠けている!?」
「す、すみません……」
紫炎を見せるとイチリさんは驚愕して声をあげる。思わず謝ると首を横に振ってくれた。
「いや、俺の腕がまだまだということだろう……。欠けた所はかなり致命的だ。短くすることで命を永らえさせることをおすすめするよ」
「やっぱりそうですか……」
刃の切っ先にかかるあたりの部位が欠けている。このまま使っていたら折れてしまう。小太刀にすれば何とかなるか。
「それにしても魔力も帯びているね。相当な数の魔物を狩ったと見える」
「あ、はい。水龍もですけど百体は切りました」
オークの群れと戦った時にすでに百体。その時から紫炎は成長していたように見えてたな。
「ん? 欠けている刃のところが……。まさか!?」
「え?」
イチリさんは紫炎をまじまじと見つめて鍛冶場に入って行ってしまった。紫炎に火を入れ始めると僕の声が届かなくなってしまう。
「ど、どうしたんだろう? 待ってるしかないか」
冒険者ギルドにお母さんのことを聞きに行こうと思ったけど、待つしかないな。この間に行ってもいいんだけど紫炎も心配だ。
「やっぱりそうだった! 紫炎は魔剣、魔刀だったんだ! はっはっはっは!」
待ちつかれてうたたねをしていると声が聞こえてきた。イチリさんの声がお店に響く。
「どうしたんですかイチリさん!」
「シン君! 見てくれ!」
「え!? それ紫炎ですか?」
鍛冶場に急いで向かう。イチリさんの持つ刀を見て驚愕した。小太刀なのに刀身が紫色の炎で伸びてる。
「紫炎は小太刀に生まれ変わりたかったんだ。そして魔刀として生まれ変わってシン君に使ってもらいたかったんだよ」
「す、凄い」
手渡される紫炎を受け取る。紫色の炎が紫炎を大きく見せる。
「炎の刀として生まれ変わった紫炎。水龍にも負けてないぞ! あ~、こうしちゃおれん! 次なる紫炎を作り出すぞ!」
「あ、イチリさん! お代……。ダメだ声が届いてない。白金貨でも置いて行っちゃうか」
毎日商人ギルドにグミを卸しているからお金が使いきれない程あるんだよな。イチリさんにはお世話になっているから本当に白金貨を置いてあげよう。
エルフの森の騒動から帰ってきた。窓の外を椅子に座って眺めながらホットミルクを口に含む。
「ふむ、中々大変だったな」
「ふふ、ほんと」
シャドウさんとエリナさんも椅子に座って微笑む。
「マールも大活躍でしたね」
「うん、頑張った……だけど、眠い」
ルーブナさんと一緒に目を擦ってマールちゃんも椅子に座る。彼女がいなかったらエリナさん達を見つけることも出来なかったからな。本当に助かった。
「あらあら。じゃあ先に寝ましょうか」
「うん。おばあちゃん大好き」
眠そうなマールちゃんとルーブナさんは子供達の眠る部屋へと入って行く。
「……私は本当にお邪魔してよかったのか?」
「え? どうしたんですかシャドウさん? 急に?」
なぜか戸惑いながら声をあげるシャドウさん。エリナさんと僕で視線を反復させてる。
「その、なんだ……いい雰囲気じゃないか? 邪魔だろう?」
「「!?」」
シャドウさんが手遊びを初めて声をもらす。それを聞いて僕とエリナさんが顔を見合った。恥ずかしくて顔が熱くなる。
「……シン。本当にごめんなさい」
「エリナさん?」
エリナさんの言葉に首を傾げる。
「やはり私は席を外そう」
「いえ、シャドウさん。あなたにも聞いてほしいです」
椅子から立ち上がるシャドウさんを引き止めるエリナさん。一息つくと話しだす。
「前に私はエルフ、ハーフエルフだと告げようと思ったの。マールちゃんを受け入れてたシンを見てね。だけど、勇気が足りなくて言えなかった。シンに嫌われたくなかったから」
僕が思わず目を瞑ってしまった時のことか。再度、恥ずかしくて顔が熱くなる。
「私はエルフの王の娘。母が人族だった私はハーフとして生まれた。エルフの世界ではハーフは捨てられる。普通は遠くの森に捨てられて魔物や動物に殺されてしまう運命。だけど母は私をそんな運命から救ってくれた」
涙しながら語っていくエリナさん。思わず彼女の両手を掴む。
「ありがとうシン。……母は孤児院にお金を渡して、私を預けてくれた。母のおかげで生き永らえたの」
「じゃあ、エリナさんのお母さんは僕の恩人でもあるんですね」
「ふふ、そうかも。あのお金がなかったら孤児院はなくなっていたかもね」
泣きそうになっていたエリナさんに声をあげると笑ってくれた。やっぱり笑顔の方がいいな。
「ふぅ。まったく、世界とはなんて残酷なんだ。魔族の世界が優しく思える。なんせ強く生まれるものだから魔物の被害は少ないからな。差別も国内では無いと言っても過言ではないし」
「いいですね魔族」
「まあ、他種族からの差別は激しいがな」
ため息をついて感想を述べるシャドウさん。思わず笑ってしまったけど、他種族からは嫌われちゃってるんだよな。
「そういった常識も無くしていきたいものだ。なあシン」
「そうですね。出来ることをやっていきましょう」
差別を無くすのは難しい。だけど、やれることをやっていく。
「シン。まずは母上を探さなくてはな」
「はっ! そうですね。お父さんは見つかったから」
「え!? そうなのシン?」
シャドウさんの声に気が付く。ヴィラさんにお願いしていたから知らせが来てもいいはずだ。明日行ってみるか。
「今度、ここにも連れてきますよ。エリナさんと会ってほしいし」
「絶対よ! あなたを置いていった罰を受けさせないと!」
「え? 罰?」
あ、そういえば人攫いをお父さんだと思っているんだった。ちゃんと説明しておかないと。
「エリナさんが会った人はお父さんじゃないんですよ。あの人が僕を攫った人で」
「ええ!? そうだったの?」
僕の説明に驚くエリナさん。ちゃんと話しておいてよかった。
「ふむ、色々と複雑だったのだな」
シャドウさんは呟くと空に浮かぶ三日月を見つめた。僕らも一緒に見上げる。
「月が綺麗ですねシャドウさん、エリナさん」
「ああ」
「ほんと」
僕の言葉に声をあげる二人。こんな平和で幸せな時間がもっと長い間続けばいいな。
「イチリさ~ん」
平和な時間を過ごした次の日。僕は刃の欠けた紫炎を見せにイチリさんのもとにやってきた。
「紫炎が欠けている!?」
「す、すみません……」
紫炎を見せるとイチリさんは驚愕して声をあげる。思わず謝ると首を横に振ってくれた。
「いや、俺の腕がまだまだということだろう……。欠けた所はかなり致命的だ。短くすることで命を永らえさせることをおすすめするよ」
「やっぱりそうですか……」
刃の切っ先にかかるあたりの部位が欠けている。このまま使っていたら折れてしまう。小太刀にすれば何とかなるか。
「それにしても魔力も帯びているね。相当な数の魔物を狩ったと見える」
「あ、はい。水龍もですけど百体は切りました」
オークの群れと戦った時にすでに百体。その時から紫炎は成長していたように見えてたな。
「ん? 欠けている刃のところが……。まさか!?」
「え?」
イチリさんは紫炎をまじまじと見つめて鍛冶場に入って行ってしまった。紫炎に火を入れ始めると僕の声が届かなくなってしまう。
「ど、どうしたんだろう? 待ってるしかないか」
冒険者ギルドにお母さんのことを聞きに行こうと思ったけど、待つしかないな。この間に行ってもいいんだけど紫炎も心配だ。
「やっぱりそうだった! 紫炎は魔剣、魔刀だったんだ! はっはっはっは!」
待ちつかれてうたたねをしていると声が聞こえてきた。イチリさんの声がお店に響く。
「どうしたんですかイチリさん!」
「シン君! 見てくれ!」
「え!? それ紫炎ですか?」
鍛冶場に急いで向かう。イチリさんの持つ刀を見て驚愕した。小太刀なのに刀身が紫色の炎で伸びてる。
「紫炎は小太刀に生まれ変わりたかったんだ。そして魔刀として生まれ変わってシン君に使ってもらいたかったんだよ」
「す、凄い」
手渡される紫炎を受け取る。紫色の炎が紫炎を大きく見せる。
「炎の刀として生まれ変わった紫炎。水龍にも負けてないぞ! あ~、こうしちゃおれん! 次なる紫炎を作り出すぞ!」
「あ、イチリさん! お代……。ダメだ声が届いてない。白金貨でも置いて行っちゃうか」
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