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第二章 プチ旅行
第44話 歓迎?
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「ん? 人族? ゾンビ共も人族のゾンビだったな。今回の群れはお前たちがやったものか?」
「答え次第では許さんぞ」
ドワーフゴーレムと合流したドワーフさん達が私達へとにらみを利かせてくる。
わざわざ自分の種族をゾンビにはしないでしょ。自分が犯人だと言っているようなものですし、味方を陥れる行為ですからね。
「まま! 待ってくれ【ドリウス将軍】! この人たちは助けに来てくれたんだ。【ドワーフの誓い】も渡した」
「ん? お前は鍛冶師のガルドか。ふむ、腕利きの鍛冶師の言葉は英雄にも勝る。聞き入れよう。しかし、ふむ。これだけの数のゾンビをほぼ無傷で倒す者たちか」
ガルドさんが急いで私達とドリウス将軍の間に入って話をしてくれる。
ドリウス将軍は怪訝な表情で私達を見つめてくる。
「まあいい。一緒に戦った戦友だ。ドワーフの里へようこそ! 火酒を浴びながら飲もう」
ガハハと笑って歓迎してくれるドリウス将軍。
追い出されるかと思ったら歓迎してくれました。よかった。
「ドキドキしたね。お父さん……また間違えちゃった」
「はは、そうですね。ドキドキしましたね。お父さんと言われるのは嬉しいですから大丈夫ですよ」
ドワーフの軍隊が帰っていくのを見送りながら馬車に戻ると、エチルちゃんが私をお父さんと呼んできた。
彼女はお父さんを求めてる。ですが私が彼女のお父さんになれるとは思えません。
『ははは、俺は結婚して子供も3人いる。いいだろ? お前は一生独身だろうな。アハハハ』、部長の自慢話が頭によぎる。私なんかが子供なんて育てられるわけがないんですよね。
「シゲルおじちゃん? 大丈夫?」
「あ、大丈夫ですよ」
部長のことを思い出して握りこぶしを作る。
そうしているとエチルちゃんが心配そうに顔を覗いてきた。脂汗もかいていたようですね。
「大変な戦いでしたからね」
「あ、ありがとうございますリリスさん」
ハンカチで汗をぬぐってくれるリリスさん。
優しくて綺麗な人ですね。妖艶にほほ笑んでくれる彼女から目が離せなくなってしまいます。って彼女にその気はないはずです。私がおかしくなってしまっているのでしょう。戦闘の後なので高揚しているのかも。しっかりしなくては。
「山を一つ丸ごと町にしてんだ」
ガルドさんがそう言って自慢げに話す。そうしているうちに馬車が山に入っていく。山に大きな鉄の扉がついている。その前にドワーフゴーレムが動きを止めて、門番のように鎮座する。守護者といった感じですかね。
「わぁ~。凄いねシゲルおじちゃん!」
「そうですね。ほんとに凄い」
山の中をカボチャの置物のように中身をくりぬいて丸々町にしています。エチルちゃんが目を輝かせて感嘆の声を上げています。私も一緒になって声を上げるとリリスさんとルッソ君達に笑われてしまいました。でも素晴らしいものを見たら声を上げてしまいますよね。
赤土のレンガで作られた家々が綺麗に並んでる。美意識も高いんですね。これだけでも来てよかったです。
「戦友よ。名前を聞いてもいいか?」
馬車でドワーフの馬車置き場につき、馬車を降りるとドリウス将軍が声をかけてくる。
軍隊はもう解散しているんですね。ドワーフの軍隊は普通の生活してる人が集められて軍隊になるみたいですね。予備役というやつですかね。
「私はシゲルと申します将軍」
「ははは、私は君たちの将軍になったつもりはないよ。ドリウスと呼んでくれ」
名前を名乗ると彼は笑ってくる。笑っているはずなのに目は笑っていませんね。ドワーフも人族を軽視しているのかもしれません。名前で呼べというのも私たちのことは守らないという暗示しているのかも。
リリスさん達も名前を聞かれて答える。それにもドリウスさんは笑っていない瞳で笑い答える。
「さあ、食事を用意した。火酒を浴びるように飲むぞ! 宿の心配はするな。この食堂は君たちの宿になる。どの部屋でも好きに使いなさい」
「あ、ありがとうございます。将軍……」
「外に出る時は兵士に言うように。ではな」
ドリウスさんに案内されて一軒の宿屋に案内される。食堂にはたくさんの食べ物が用意されていて、歓迎されているような気がしましたが。
どうやら、ドリウスさんは私達を警戒しているようですね。完全に監禁といった感じです。
「あんたらも町のために戦ってくれたんだってね。将軍を恨まないでね。人族にはあまりいい印象を受けていないのよ」
「あなたは?」
「私はこの宿屋【龍酒】の女将のドーシュさ」
ドリウスさんが宿屋を後にするとドーシュさんが慰めてくれる。
「それにしても美味しそうな料理ですね。これもすべてあなたが?」
「はは、一人じゃ無理さ。戦争が終わるとパーティー。それは人族も同じだろ? 色んな宿屋にこのくらいの料理が用意されてるのさ。すべての料理人で用意してるってことさ」
ドーシュさんは自慢げに説明してくれる。
机に並んだ料理は本当に美味しそうですね。
「さあ、冷めないうちに食べておくれ」
「では遠慮せずにいただきます!」
ドーシュさんの声に答えて早速お肉を木のフォークでつまむ。ほっぺが落ちる程のトロトロなお肉。煮込んだチャーシューのようです。ああ、白米が欲しいですね~。
「馬車の酔いがなければもう少し食べれるんだけど」
「ふふ、ルッソはお預けね」
ルッソ君は馬車の酔いがまだまだ残っているみたいですね。ヒールで体自体は大丈夫だと思うんですが、精神的に来ているんでしょう。もったいないですね。
「シゲル! これだよこれ! 人族の町にはない強力な酒だ!」
「こ、これが火酒ですか……」
ガルドさんが嬉しそうにどぶろくのような瓶を持ってきました。木のコップに注がれていく火酒。ジョッキくらいの木のコップになみなみと注いでいます。こんなに飲めませんよ。
「ゆ、湯気が立ってますけど?」
「はっは~。火をつければ燃えるからな~。火酒の証拠だ。かぁ~! 効くぜ~。ほら! シゲルも飲め!」
ガルドさんは飲み前から顔を赤くさせて火酒を一気に飲み干す。飲んだ後は更に顔を赤くさせていますね。これはあぶないですよ。
「わ、私はやっぱり遠慮しておきますよ。お酒はあんまり好きでもないですし」
「あぁ~? ドワーフの酒が飲めねえっていうのか? 無理やり飲ませてやる!」
私が断るとガルドさんがアルハラを実行してきます。それを阻止していると彼は火酒をぶっかけてくる。これは完全に訴訟問題ですよ!
「が、ガルドさん……。あれ? ガルドさんって双子だったんですか?」
「ガハハ、火酒は肌からも吸収するだろ! さあ、もう飲んだのと一緒だ。更に体に入れていけ~」
「あ、どうもありがとうございます~。んぐんぐんぐ……ははは、みんな双子だ~。可愛いですね~」
火酒を浴びると目がおかしくなってしまいました。みんな双子に移って何も考えられなくなる。
ガルドさんが火酒を注いでくれて美味しそうなので飲み干すと世界が回って気持ちよくなってしまいました。
それから私は何も覚えていません。なんだか楽しかったのは覚えているんですけどね。
「答え次第では許さんぞ」
ドワーフゴーレムと合流したドワーフさん達が私達へとにらみを利かせてくる。
わざわざ自分の種族をゾンビにはしないでしょ。自分が犯人だと言っているようなものですし、味方を陥れる行為ですからね。
「まま! 待ってくれ【ドリウス将軍】! この人たちは助けに来てくれたんだ。【ドワーフの誓い】も渡した」
「ん? お前は鍛冶師のガルドか。ふむ、腕利きの鍛冶師の言葉は英雄にも勝る。聞き入れよう。しかし、ふむ。これだけの数のゾンビをほぼ無傷で倒す者たちか」
ガルドさんが急いで私達とドリウス将軍の間に入って話をしてくれる。
ドリウス将軍は怪訝な表情で私達を見つめてくる。
「まあいい。一緒に戦った戦友だ。ドワーフの里へようこそ! 火酒を浴びながら飲もう」
ガハハと笑って歓迎してくれるドリウス将軍。
追い出されるかと思ったら歓迎してくれました。よかった。
「ドキドキしたね。お父さん……また間違えちゃった」
「はは、そうですね。ドキドキしましたね。お父さんと言われるのは嬉しいですから大丈夫ですよ」
ドワーフの軍隊が帰っていくのを見送りながら馬車に戻ると、エチルちゃんが私をお父さんと呼んできた。
彼女はお父さんを求めてる。ですが私が彼女のお父さんになれるとは思えません。
『ははは、俺は結婚して子供も3人いる。いいだろ? お前は一生独身だろうな。アハハハ』、部長の自慢話が頭によぎる。私なんかが子供なんて育てられるわけがないんですよね。
「シゲルおじちゃん? 大丈夫?」
「あ、大丈夫ですよ」
部長のことを思い出して握りこぶしを作る。
そうしているとエチルちゃんが心配そうに顔を覗いてきた。脂汗もかいていたようですね。
「大変な戦いでしたからね」
「あ、ありがとうございますリリスさん」
ハンカチで汗をぬぐってくれるリリスさん。
優しくて綺麗な人ですね。妖艶にほほ笑んでくれる彼女から目が離せなくなってしまいます。って彼女にその気はないはずです。私がおかしくなってしまっているのでしょう。戦闘の後なので高揚しているのかも。しっかりしなくては。
「山を一つ丸ごと町にしてんだ」
ガルドさんがそう言って自慢げに話す。そうしているうちに馬車が山に入っていく。山に大きな鉄の扉がついている。その前にドワーフゴーレムが動きを止めて、門番のように鎮座する。守護者といった感じですかね。
「わぁ~。凄いねシゲルおじちゃん!」
「そうですね。ほんとに凄い」
山の中をカボチャの置物のように中身をくりぬいて丸々町にしています。エチルちゃんが目を輝かせて感嘆の声を上げています。私も一緒になって声を上げるとリリスさんとルッソ君達に笑われてしまいました。でも素晴らしいものを見たら声を上げてしまいますよね。
赤土のレンガで作られた家々が綺麗に並んでる。美意識も高いんですね。これだけでも来てよかったです。
「戦友よ。名前を聞いてもいいか?」
馬車でドワーフの馬車置き場につき、馬車を降りるとドリウス将軍が声をかけてくる。
軍隊はもう解散しているんですね。ドワーフの軍隊は普通の生活してる人が集められて軍隊になるみたいですね。予備役というやつですかね。
「私はシゲルと申します将軍」
「ははは、私は君たちの将軍になったつもりはないよ。ドリウスと呼んでくれ」
名前を名乗ると彼は笑ってくる。笑っているはずなのに目は笑っていませんね。ドワーフも人族を軽視しているのかもしれません。名前で呼べというのも私たちのことは守らないという暗示しているのかも。
リリスさん達も名前を聞かれて答える。それにもドリウスさんは笑っていない瞳で笑い答える。
「さあ、食事を用意した。火酒を浴びるように飲むぞ! 宿の心配はするな。この食堂は君たちの宿になる。どの部屋でも好きに使いなさい」
「あ、ありがとうございます。将軍……」
「外に出る時は兵士に言うように。ではな」
ドリウスさんに案内されて一軒の宿屋に案内される。食堂にはたくさんの食べ物が用意されていて、歓迎されているような気がしましたが。
どうやら、ドリウスさんは私達を警戒しているようですね。完全に監禁といった感じです。
「あんたらも町のために戦ってくれたんだってね。将軍を恨まないでね。人族にはあまりいい印象を受けていないのよ」
「あなたは?」
「私はこの宿屋【龍酒】の女将のドーシュさ」
ドリウスさんが宿屋を後にするとドーシュさんが慰めてくれる。
「それにしても美味しそうな料理ですね。これもすべてあなたが?」
「はは、一人じゃ無理さ。戦争が終わるとパーティー。それは人族も同じだろ? 色んな宿屋にこのくらいの料理が用意されてるのさ。すべての料理人で用意してるってことさ」
ドーシュさんは自慢げに説明してくれる。
机に並んだ料理は本当に美味しそうですね。
「さあ、冷めないうちに食べておくれ」
「では遠慮せずにいただきます!」
ドーシュさんの声に答えて早速お肉を木のフォークでつまむ。ほっぺが落ちる程のトロトロなお肉。煮込んだチャーシューのようです。ああ、白米が欲しいですね~。
「馬車の酔いがなければもう少し食べれるんだけど」
「ふふ、ルッソはお預けね」
ルッソ君は馬車の酔いがまだまだ残っているみたいですね。ヒールで体自体は大丈夫だと思うんですが、精神的に来ているんでしょう。もったいないですね。
「シゲル! これだよこれ! 人族の町にはない強力な酒だ!」
「こ、これが火酒ですか……」
ガルドさんが嬉しそうにどぶろくのような瓶を持ってきました。木のコップに注がれていく火酒。ジョッキくらいの木のコップになみなみと注いでいます。こんなに飲めませんよ。
「ゆ、湯気が立ってますけど?」
「はっは~。火をつければ燃えるからな~。火酒の証拠だ。かぁ~! 効くぜ~。ほら! シゲルも飲め!」
ガルドさんは飲み前から顔を赤くさせて火酒を一気に飲み干す。飲んだ後は更に顔を赤くさせていますね。これはあぶないですよ。
「わ、私はやっぱり遠慮しておきますよ。お酒はあんまり好きでもないですし」
「あぁ~? ドワーフの酒が飲めねえっていうのか? 無理やり飲ませてやる!」
私が断るとガルドさんがアルハラを実行してきます。それを阻止していると彼は火酒をぶっかけてくる。これは完全に訴訟問題ですよ!
「が、ガルドさん……。あれ? ガルドさんって双子だったんですか?」
「ガハハ、火酒は肌からも吸収するだろ! さあ、もう飲んだのと一緒だ。更に体に入れていけ~」
「あ、どうもありがとうございます~。んぐんぐんぐ……ははは、みんな双子だ~。可愛いですね~」
火酒を浴びると目がおかしくなってしまいました。みんな双子に移って何も考えられなくなる。
ガルドさんが火酒を注いでくれて美味しそうなので飲み干すと世界が回って気持ちよくなってしまいました。
それから私は何も覚えていません。なんだか楽しかったのは覚えているんですけどね。
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