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第一章 愛
第14話 忍者さんなの?
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「みんな遅いの~」
ジャブジャブとお風呂で泳いでいるの。水泳の習い事を少し経験しているから泳ぐのは好きなの。ルナちゃん達は全然来なくてつまらないの。
「アイ、おまたせ」
「遅いの~」
ルナちゃんとウテナさんがお風呂場に来てくれたの。何を話していたのか気になるの。
「アイゼンさんは何を話していたの?」
「ん? それがね。アイの両親から連絡があってね」
「えっ!? お母さんとお父さんからなの!」
お母さんとお父さんから連絡があったの! よかったの、やっぱり、ここにいたの!
「そうよ。それでしばらくは来れないみたいだけど、ここから北の方に近いみたいなの。だから、私とお母様と一緒に北国へ行きましょう」
「しばらく会えないの...」
お母さんたちはまだアイと会えないの。やっぱり、アイの事嫌いになったの?
「お母さんとお父さん、アイの事嫌いになったの...」
「えっ」
アイは泣いちゃったの、泣いちゃダメなの。だけど、全然止まらないの!
「あらあら、アイはお母さんたちを信じられないの?」
「信じてるの..」
「なら、信じて待ちましょ。一緒に北のおうちに行って、お母さんたちを待つのよ」
「お母さんたちは来てくれるの?」
「ええ、彼女たちはあなたの事が大好きだから必ず来るわ」
「お母様...」
アイを抱きしめてウテナさんが信じましょうって言ってくれたの。ルナちゃんもアイを真っ直ぐ見てきているの。
「じゃあ、行くの! お母さん達を信じてるの!」
「決まりね。三日後に出発よ。準備は私達が済ませるからアイはルナと遊んでいてね」
「はいなの!」
ウテナさんが喜んでくれているの。何だか、アイも嬉しいの。
「ルナちゃんどうしたの?」
「...」
ルナちゃんが浮かない顔をしているの。
「何でもないわ。それよりもほら!」
「えっ、わ~。綺麗なの~」
ルナちゃんが首を横に振ってから窓を指さしたの。夕日が窓から見えてとっても綺麗なの。
「綺麗でしょ...」
「...綺麗なの」
夕日に照らされたルナちゃんはとっても綺麗なの。だけど、目には涙が浮かんでいたの。何か悲しい事があったの?
お風呂の後、パンケーキもどきを食べたの。ちょっとパン寄りの甘い物になってしまったけど、結構おいしかったの。蜂蜜とかがあればもっと良かったけど、そんな高価な物は使えないって言われたの。砂糖も結構お高かったみたいだから仕方ないの。
お母さんたちから連絡があったって聞いたあの日から二日が経ったの。
この二日間はルナちゃんと町を回って遊んだの。冒険者さんの集まる所とか、カッコいい鎧とかが置いてあるところとか、色々回ったの。全部初めて見るものばっかりだったからとても楽しかったの。
「じゃあ、明日、出発よ。二人共おやすみなさい」
「「おやすみなさ~い」」
出発の前の日の夜。アイはいつも通り、ルナちゃんと一緒のベッドで寝ることになったの。
「明日が楽しみなの!」
「ふふ、馬車の旅はお尻が痛いから覚悟するのね」
「お尻が痛いのは嫌なの」
馬車の旅はとても楽しみだけど、お尻が痛くなるのは嫌なの~。お母さんにお尻ぺんぺんされた時みたいになっちゃうかもしれないの。あれはすっごく痛いの。
「じゃあ、おやすみアイ」
「おやすみなの、ルナちゃん」
ルナちゃんと向かい合って手を握って眠っていくの。握り合った手がとても温かくて、すぐに意識がなくなったの。
「す~っす~」
「綺麗な顔なの」
なんでか分からないけど、アイは目が覚めちゃったの。アイとルナちゃんの間で、白いクジラさんがピョンピョン跳ねているの。何だか、大変なことが起きているような感じなの。
「何かいるの?」
赤いお猿さんと黄色のキリンさんが扉の方へ飛んでいったの。精霊さんはお話しできないから分からないの。とにかく、行ってみるの。
「娘を探せ」
「分かっているわ」
真っ暗な中、声が聞こえてくるの。誰かを探しているみたいなの。
「俺はこっちを探す。お前は二階だ」
「はい」
真っ黒で顔まで覆ってる服を着た人が階段を上ってきているの。何だか、忍者さんみたいな恰好でカッコイイの!
「お姉さんカッコいいの!」
「だれ! なんで起きているの!」
ルナちゃんの部屋の前にきた忍者さんの女の人、くノ一さんに声をかけたの。何だかすっごく狼狽えているの。
「まさか、魔法を破る者がアイゼン以外に...」
「お姉さんカッコいいの! そのコスプレ欲しいの」
「コスプ? あなたは誰なの? アイゼンの娘ではないわよね?」
くノ一さんは首を曲げて、黒いナイフみたいなものを突き付けてきたの。やっぱりカッコいいの。
ジャブジャブとお風呂で泳いでいるの。水泳の習い事を少し経験しているから泳ぐのは好きなの。ルナちゃん達は全然来なくてつまらないの。
「アイ、おまたせ」
「遅いの~」
ルナちゃんとウテナさんがお風呂場に来てくれたの。何を話していたのか気になるの。
「アイゼンさんは何を話していたの?」
「ん? それがね。アイの両親から連絡があってね」
「えっ!? お母さんとお父さんからなの!」
お母さんとお父さんから連絡があったの! よかったの、やっぱり、ここにいたの!
「そうよ。それでしばらくは来れないみたいだけど、ここから北の方に近いみたいなの。だから、私とお母様と一緒に北国へ行きましょう」
「しばらく会えないの...」
お母さんたちはまだアイと会えないの。やっぱり、アイの事嫌いになったの?
「お母さんとお父さん、アイの事嫌いになったの...」
「えっ」
アイは泣いちゃったの、泣いちゃダメなの。だけど、全然止まらないの!
「あらあら、アイはお母さんたちを信じられないの?」
「信じてるの..」
「なら、信じて待ちましょ。一緒に北のおうちに行って、お母さんたちを待つのよ」
「お母さんたちは来てくれるの?」
「ええ、彼女たちはあなたの事が大好きだから必ず来るわ」
「お母様...」
アイを抱きしめてウテナさんが信じましょうって言ってくれたの。ルナちゃんもアイを真っ直ぐ見てきているの。
「じゃあ、行くの! お母さん達を信じてるの!」
「決まりね。三日後に出発よ。準備は私達が済ませるからアイはルナと遊んでいてね」
「はいなの!」
ウテナさんが喜んでくれているの。何だか、アイも嬉しいの。
「ルナちゃんどうしたの?」
「...」
ルナちゃんが浮かない顔をしているの。
「何でもないわ。それよりもほら!」
「えっ、わ~。綺麗なの~」
ルナちゃんが首を横に振ってから窓を指さしたの。夕日が窓から見えてとっても綺麗なの。
「綺麗でしょ...」
「...綺麗なの」
夕日に照らされたルナちゃんはとっても綺麗なの。だけど、目には涙が浮かんでいたの。何か悲しい事があったの?
お風呂の後、パンケーキもどきを食べたの。ちょっとパン寄りの甘い物になってしまったけど、結構おいしかったの。蜂蜜とかがあればもっと良かったけど、そんな高価な物は使えないって言われたの。砂糖も結構お高かったみたいだから仕方ないの。
お母さんたちから連絡があったって聞いたあの日から二日が経ったの。
この二日間はルナちゃんと町を回って遊んだの。冒険者さんの集まる所とか、カッコいい鎧とかが置いてあるところとか、色々回ったの。全部初めて見るものばっかりだったからとても楽しかったの。
「じゃあ、明日、出発よ。二人共おやすみなさい」
「「おやすみなさ~い」」
出発の前の日の夜。アイはいつも通り、ルナちゃんと一緒のベッドで寝ることになったの。
「明日が楽しみなの!」
「ふふ、馬車の旅はお尻が痛いから覚悟するのね」
「お尻が痛いのは嫌なの」
馬車の旅はとても楽しみだけど、お尻が痛くなるのは嫌なの~。お母さんにお尻ぺんぺんされた時みたいになっちゃうかもしれないの。あれはすっごく痛いの。
「じゃあ、おやすみアイ」
「おやすみなの、ルナちゃん」
ルナちゃんと向かい合って手を握って眠っていくの。握り合った手がとても温かくて、すぐに意識がなくなったの。
「す~っす~」
「綺麗な顔なの」
なんでか分からないけど、アイは目が覚めちゃったの。アイとルナちゃんの間で、白いクジラさんがピョンピョン跳ねているの。何だか、大変なことが起きているような感じなの。
「何かいるの?」
赤いお猿さんと黄色のキリンさんが扉の方へ飛んでいったの。精霊さんはお話しできないから分からないの。とにかく、行ってみるの。
「娘を探せ」
「分かっているわ」
真っ暗な中、声が聞こえてくるの。誰かを探しているみたいなの。
「俺はこっちを探す。お前は二階だ」
「はい」
真っ黒で顔まで覆ってる服を着た人が階段を上ってきているの。何だか、忍者さんみたいな恰好でカッコイイの!
「お姉さんカッコいいの!」
「だれ! なんで起きているの!」
ルナちゃんの部屋の前にきた忍者さんの女の人、くノ一さんに声をかけたの。何だかすっごく狼狽えているの。
「まさか、魔法を破る者がアイゼン以外に...」
「お姉さんカッコいいの! そのコスプレ欲しいの」
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