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第2章 国
第35話 過剰戦力
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「親父殿! それは本当ですか!!」
「はっはっは、本当じゃ。儂はこの街の将軍となって余生を暮らす。お前達もこの街の一指揮官となって働くのじゃ。儂の顔に泥を塗るのではないぞ」
「「親父殿!?」」
グレイが門から外に出てイズとアズに報告すると否定的な声が聞こえてきた。明らかに嫌がっているな。俺でも仇の街の兵士になるのはごめん被るよ。何を考えているんだ、あの爺わ。って言うか、イズとアズは抜きだって言ったはずなんだが?
「一度、帝国に戻り。王に報告に行く。そのあとはこの街で……ヒフミ殿~、この街の名は?」
ん? そういえばこの街の名前は考えていなかったな。何にするか、適当に俺の名前にするか。
「カイジョウにするよ~」
「カイジョウだな。心得た。では一週間程で戻る故、行ってまいります。主殿」
「「親父殿!?」」
既にグレイは俺を主として見据えているようだ。なんでこんなに気に入られたのかは分からないな。
「親父殿。正気ですか?」
「……正気だ。あの街の戦力を見たら首を垂れるのが一番いいと思ったのだ。儂らの王とは違い、優しい王だ。儂と気の合う最高の王にするつもりだぞ」
「……レギントスの王は許しますか?」
「レイが殺されたのだから許すはずがないだろうな」
グレイたちは馬に乗り走りながら何か話している。これからの事を話しているんだろうな。イズとアズが怒っているのは聞こえて来たからな。
「さてさて、一週間後の予定は出来ちゃったな。だけど、ダンジョンには行ってみたいからな~」
「行っておいでよ。間に合わなくてもガーツとダーツ、それに私達で何とか話はつけるからさ」
門の上でグレイを見送りながらつぶやいているとレイニーが声をかけてきた。マイル親子も後ろにいるな。
「ヒフミ様があの方々に配慮するのはおかしいと思います。非道な行いをしてきたのはあちらです。それでヒフミ様が束縛されてはいけません」
「ダンジョンいこ~」
マイルが心配してそう言ってきた。アイリはダンジョンに行きたいみたいだな。
みんな、俺の事を一番に思ってくれる最高のパートナーだな。戦力的にも大丈夫だろうし、一週間はかからないだろうから言っても大丈夫だよな。
「じゃあ、悪いけど、レイニーに任せるよ」
「あいよ。ダンジョンのお宝は期待しているよ」
レイニーはニカっと笑って了承してくれた。今やこの【カイジョウ】のおかみ的存在だな。
「ガーツとダーツもよろしくな!」
「おうよ。我らドワーフのリビングウェポン達も完成したからな」
「戦果を期待してくれ!」
ドワーフ達はみんなでガッツポーズで答えてくれた。戦果って戦う前提じゃん。少し不安だな。まあ、敵さんが来なければ良いんだよな。
グレイなら、レギントスの王を説得できるだろう……自分の子供を殺されたのに許すことってできるのかね~。考えると不安しかないな。
「戦力をもっと作っておきますかね~」
少し不安に思ってしまったので、今回の戦果を利用して、リビングアーマーを量産する。イズとアズの指揮で俺達を襲ってきたのは百機だったので単純に百体のアーマーを量産。
レイグランドの鎧に運営させる兵士が増加だな。あとは木のマネキンを量産して、本物の馬とで騎馬に、あとは鉄のマネキンと馬を量産して更に五十体作成。これで百体の騎馬の出来上がりだ。普通の馬の騎馬と合わせると二百体が完成した。
リビングアーマーが八百体……過剰戦力だが、更にドワーフ達の武器が精霊化して、ハルバートのような大斧や槍が百体。彼らの武器は全部ミスリルなのでレギントス帝国の装備よりも単純に強い。弓も完璧だ……負ける要素がないな。
前回と同じでドラゴンが来てもミスリルの弓が落とすだろう。さて、安心できたのでダンジョンへの準備をしよう。
「はっはっは、本当じゃ。儂はこの街の将軍となって余生を暮らす。お前達もこの街の一指揮官となって働くのじゃ。儂の顔に泥を塗るのではないぞ」
「「親父殿!?」」
グレイが門から外に出てイズとアズに報告すると否定的な声が聞こえてきた。明らかに嫌がっているな。俺でも仇の街の兵士になるのはごめん被るよ。何を考えているんだ、あの爺わ。って言うか、イズとアズは抜きだって言ったはずなんだが?
「一度、帝国に戻り。王に報告に行く。そのあとはこの街で……ヒフミ殿~、この街の名は?」
ん? そういえばこの街の名前は考えていなかったな。何にするか、適当に俺の名前にするか。
「カイジョウにするよ~」
「カイジョウだな。心得た。では一週間程で戻る故、行ってまいります。主殿」
「「親父殿!?」」
既にグレイは俺を主として見据えているようだ。なんでこんなに気に入られたのかは分からないな。
「親父殿。正気ですか?」
「……正気だ。あの街の戦力を見たら首を垂れるのが一番いいと思ったのだ。儂らの王とは違い、優しい王だ。儂と気の合う最高の王にするつもりだぞ」
「……レギントスの王は許しますか?」
「レイが殺されたのだから許すはずがないだろうな」
グレイたちは馬に乗り走りながら何か話している。これからの事を話しているんだろうな。イズとアズが怒っているのは聞こえて来たからな。
「さてさて、一週間後の予定は出来ちゃったな。だけど、ダンジョンには行ってみたいからな~」
「行っておいでよ。間に合わなくてもガーツとダーツ、それに私達で何とか話はつけるからさ」
門の上でグレイを見送りながらつぶやいているとレイニーが声をかけてきた。マイル親子も後ろにいるな。
「ヒフミ様があの方々に配慮するのはおかしいと思います。非道な行いをしてきたのはあちらです。それでヒフミ様が束縛されてはいけません」
「ダンジョンいこ~」
マイルが心配してそう言ってきた。アイリはダンジョンに行きたいみたいだな。
みんな、俺の事を一番に思ってくれる最高のパートナーだな。戦力的にも大丈夫だろうし、一週間はかからないだろうから言っても大丈夫だよな。
「じゃあ、悪いけど、レイニーに任せるよ」
「あいよ。ダンジョンのお宝は期待しているよ」
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「ガーツとダーツもよろしくな!」
「おうよ。我らドワーフのリビングウェポン達も完成したからな」
「戦果を期待してくれ!」
ドワーフ達はみんなでガッツポーズで答えてくれた。戦果って戦う前提じゃん。少し不安だな。まあ、敵さんが来なければ良いんだよな。
グレイなら、レギントスの王を説得できるだろう……自分の子供を殺されたのに許すことってできるのかね~。考えると不安しかないな。
「戦力をもっと作っておきますかね~」
少し不安に思ってしまったので、今回の戦果を利用して、リビングアーマーを量産する。イズとアズの指揮で俺達を襲ってきたのは百機だったので単純に百体のアーマーを量産。
レイグランドの鎧に運営させる兵士が増加だな。あとは木のマネキンを量産して、本物の馬とで騎馬に、あとは鉄のマネキンと馬を量産して更に五十体作成。これで百体の騎馬の出来上がりだ。普通の馬の騎馬と合わせると二百体が完成した。
リビングアーマーが八百体……過剰戦力だが、更にドワーフ達の武器が精霊化して、ハルバートのような大斧や槍が百体。彼らの武器は全部ミスリルなのでレギントス帝国の装備よりも単純に強い。弓も完璧だ……負ける要素がないな。
前回と同じでドラゴンが来てもミスリルの弓が落とすだろう。さて、安心できたのでダンジョンへの準備をしよう。
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