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第一章 神様からの贈り物
第四十四話 リンスサーペント
「今日はどこの配達だっけ?」
「えっとね」
クードの襲撃から次の日、僕らは平和に町の中の配達仕事。荷物を背負って屋台で買い食い中、なんか周りから凄い眼で見られているような気がするけど、気にしない気にしない。
ソルトさんからの依頼で、南側にある傭兵ギルドへの配達。昨日あんなことがあったから行きづらいと思って断ろうと思ったんだけど、どうしてもと言われてしまいました。
ソルトさんには色々とお世話になっているので了承して向かうことにした。
「傭兵さんか~、あんなことがあったから行きづらいね~」
「そうだね。でも、根はいい人っぽかったから」
ドランさんが傷つくのを見て、あの人達は身を引いてくれた。傷つけるのではなくて勝ちたかっただけなんだよね。傭兵の方が上だぞって知らしめたかっただけなんだ。ドランさんの機転であんまり噂にもなっていないみたいだけどね。倒したと言われているドランさんがピンピンしているから嘘つき呼ばわりされているみたいです。
「配達の品は箱、何とか僕らで持てる量って事は武器ではないのかな?」
「う~ん、あの人達、全身鎧だったから鎧かな~?」
僕らはそれぞれ大きな箱を担いでいる。1メートル四方の箱でそれ程、重くない。金属が入っているんだったら、もう少し重いと思うんだけどな~。
「ちゃっちゃとおわらせて、次の依頼をやろう。このままザクロのクランに入っていたら、グゼーノがうるさそうだし」
ザクロのクランはすぐに解散すると伝えているから長くなるとうるさそうなんだ。グゼーノは腐れ縁のザクロに張り合っているからね。全く、本当は仲がいいくせにめんどくさい人達だよ。
グゼーノとザクロの事を考えながら歩いていると傭兵ギルドの前に着いた。門のような大きな扉の要塞のような家、門の左右には全身鎧のモヒカンのようなものがついている兜を付けている人が立っている。少し前の僕なら怖じ気ついちゃいそうだ。
「「アレク様ですね。お通りください」」
「えっ・・・」
扉に手をつくと左右にいた門番のような人に声をかけられた。何故か、僕の名前を知っていました、何だか気持ち悪い。
嫌な予感がしたけど、とりあえず、中に入る。中に入ると受付だけの広間が広がっていた。ベンチもいくつかあって、お金持ちそうな人達がベンチに座っている。とても豪華な服や、装飾品がみえるよ。完全に僕らは場違いだね。
「おっ、来た来た。アレク君とシーナちゃんだね。ついてきてくれ」
中に入って辺りを見渡していると入り口横の壁に寄りかかっていた金髪の中性的な男の人が声をかけてきた。傭兵ギルドの人にしては線が細い、受付の人かな?
僕らはその人の後ろをついていった。
「噂通り、凄い強いみたいだね。鎧の入った箱をそんな軽々」
「えっ? やっぱり鎧だったんですか?」
「ソルトさんからは中身を聞いてないのか~。まあ、配達の品をあかすのはあんまりいい事じゃないかな」
彼は歩きながら指を頬に当てて話す。何だか、女の人みたいで変な感じだ。
「僕はリンスサーペント、気さくにリンって呼んでね」
「あっ、はい」
不意に後ろを向いて僕らに自己紹介してきたリンさん。ふわっと色香が漂ってきて、僕は頬が赤くなるのを感じた。
「ちょっとアレク・・・」
「なに? シーナ」
「もう・・・」
何かを感じたシーナが僕の腕を引っ張ってきた。よくわからないので僕は首を傾げると頬を膨らませている。シーナはいつも可愛いな~。
「荷物はここにおいてね」
受付の奥の扉を通ってもう一つ扉をくぐると武器や防具の置いてある部屋に着いた。壁や箱に武器や防具がぎっしりと飾ってある。冒険者の使うようなショートソードや短剣は見えないけど、ハルバードとか大きめの武器が目立つね。そう言えば、ドランさんに詰め寄ってきた人達もロングソードよりも一回り大きな剣だった。片手で扱っていたけど大剣の部類だと思う。
「よっこいしょ」
ドスン! 木箱を床に置くと大きな音がなる。気付かなかったけど、相当重かったみたい。僕らが強くなりすぎて軽く感じていただけだったんだな~?
「凄いな~。噂通りか~」
顎に手を当てて、何か考え込むリンさん。
「ん? ああ、ごめんごめん。別に詮索はしないよ。ソルトさんからも言われているからね。こういう仕事をしているとどうしても戦力を探しちゃうんだよ」
リンさんは両手を合わせて謝ってきた。僕らは知らず知らずのうちにリンさんを見ていたみたい。主にシーナの視線っぽいけど、それを気にしたリンさんは優しい人みたいで謝ってきたよ。
「依頼達成だね。何だかごめんね。昨日の今日で」
「はい」
「正直者だな~。でも、うちも悪気があったわけじゃないんだよ。クードは大きな商会の人間なんだ。何も言わずに断ると大きなしっぺ返しがくる。それは嫌だったんだ。ドランにも言っておいて、ごめんってさ」
リンさんが昨日の事を言ってきたのでドランさんに代わって正直に伝えるとリンさんは再度謝ってきてくれた。やっぱり、仕方なく依頼を受けたみたいだ。クードは大きな力を持っているって事なのかな。
「ギルマス! ここにいたか。って昨日の」
リンさんをギルマスと呼んで、昨日ドランさんを追いこんでいた人が駆け込んできた。僕らを見るとその人は少し驚いている。
「なんだ~、昨日の仕返しに来たのか?」
「配達です」
「はんっ、やっぱり冒険者は意気地がねえな~。仕返しするくらいの度胸を持てよ」
男の人は怪訝な顔になって話してきた。僕は正直に配達だと伝えると、床に唾を吐いて話してきた。室内なんだけどな。
「グレイグ! やめないか!」
「だってよ~、ギルマス」
「やめろと言っている」
「うっ」
リンさんは怖い顔になってグレイグへと詰め寄る。さっきまで余裕そうにしていたグレイグの顔が歪んでいった。僕らは背後からリンさんを見ているんだけど、なんか、凄い殺気を感じるよ。
「悪かった悪かったから圧を弱めてくれ・・・」
「お前が聞き分けないからだろう。全く・・・すまないな二人とも。ちゃんと言い聞かせておくから、この馬鹿を許してやってくれ」
「「はい」」
「君たちのように聞き分けの良い者達だけならばいいのだがな~。どうしても、仕事柄、こいつのようになってしまう」
リンさんは僕らにまたまた謝って話してきた。グレイグの頭をわしゃわしゃしたので、グレイグは恥ずかしそうに頬を赤く染めていた。
「とにかく、昨日の事はなかった事にしてほしい。僕ら傭兵と冒険者、この二つは町を守る双璧だ。衛兵達、兵士では魔物に対して弱い。スタンピードのような事態になったら連携を取らなければやられてしまうんだ。僕たちの負けは町の壊滅、絶対にそんなことになっちゃいけないのさ。だから、冒険者ギルド、傭兵ギルド、共に寄り添わなくても良いけど侵害しあってはいけないんだ」
リンさんは拳を握って語った。確かにスタンピードみたいな事態になったら、協力しなくちゃダメだよね。そんなときに喧嘩なんかしていたら、勝てる試合も勝てない。僕は強くリンさんに同意するよ。
「ちゃんとドランさんに伝えます」
「ああ、そんなことまで伝えさせてしまってすまない。感謝するよ。それと、私は女だからね」
「えっ! ははは、何を言っているんですか、分かってますよ。僕らもリンさんの考えには同意ですよ。同じ町を守るギルド同士、協力し合わないといけないですよね」
僕らはそう言って傭兵ギルドを後にした。線が細いと思ったら女性でした。シーナが怪訝な顔をしたのはそれでなのね。
「えっとね」
クードの襲撃から次の日、僕らは平和に町の中の配達仕事。荷物を背負って屋台で買い食い中、なんか周りから凄い眼で見られているような気がするけど、気にしない気にしない。
ソルトさんからの依頼で、南側にある傭兵ギルドへの配達。昨日あんなことがあったから行きづらいと思って断ろうと思ったんだけど、どうしてもと言われてしまいました。
ソルトさんには色々とお世話になっているので了承して向かうことにした。
「傭兵さんか~、あんなことがあったから行きづらいね~」
「そうだね。でも、根はいい人っぽかったから」
ドランさんが傷つくのを見て、あの人達は身を引いてくれた。傷つけるのではなくて勝ちたかっただけなんだよね。傭兵の方が上だぞって知らしめたかっただけなんだ。ドランさんの機転であんまり噂にもなっていないみたいだけどね。倒したと言われているドランさんがピンピンしているから嘘つき呼ばわりされているみたいです。
「配達の品は箱、何とか僕らで持てる量って事は武器ではないのかな?」
「う~ん、あの人達、全身鎧だったから鎧かな~?」
僕らはそれぞれ大きな箱を担いでいる。1メートル四方の箱でそれ程、重くない。金属が入っているんだったら、もう少し重いと思うんだけどな~。
「ちゃっちゃとおわらせて、次の依頼をやろう。このままザクロのクランに入っていたら、グゼーノがうるさそうだし」
ザクロのクランはすぐに解散すると伝えているから長くなるとうるさそうなんだ。グゼーノは腐れ縁のザクロに張り合っているからね。全く、本当は仲がいいくせにめんどくさい人達だよ。
グゼーノとザクロの事を考えながら歩いていると傭兵ギルドの前に着いた。門のような大きな扉の要塞のような家、門の左右には全身鎧のモヒカンのようなものがついている兜を付けている人が立っている。少し前の僕なら怖じ気ついちゃいそうだ。
「「アレク様ですね。お通りください」」
「えっ・・・」
扉に手をつくと左右にいた門番のような人に声をかけられた。何故か、僕の名前を知っていました、何だか気持ち悪い。
嫌な予感がしたけど、とりあえず、中に入る。中に入ると受付だけの広間が広がっていた。ベンチもいくつかあって、お金持ちそうな人達がベンチに座っている。とても豪華な服や、装飾品がみえるよ。完全に僕らは場違いだね。
「おっ、来た来た。アレク君とシーナちゃんだね。ついてきてくれ」
中に入って辺りを見渡していると入り口横の壁に寄りかかっていた金髪の中性的な男の人が声をかけてきた。傭兵ギルドの人にしては線が細い、受付の人かな?
僕らはその人の後ろをついていった。
「噂通り、凄い強いみたいだね。鎧の入った箱をそんな軽々」
「えっ? やっぱり鎧だったんですか?」
「ソルトさんからは中身を聞いてないのか~。まあ、配達の品をあかすのはあんまりいい事じゃないかな」
彼は歩きながら指を頬に当てて話す。何だか、女の人みたいで変な感じだ。
「僕はリンスサーペント、気さくにリンって呼んでね」
「あっ、はい」
不意に後ろを向いて僕らに自己紹介してきたリンさん。ふわっと色香が漂ってきて、僕は頬が赤くなるのを感じた。
「ちょっとアレク・・・」
「なに? シーナ」
「もう・・・」
何かを感じたシーナが僕の腕を引っ張ってきた。よくわからないので僕は首を傾げると頬を膨らませている。シーナはいつも可愛いな~。
「荷物はここにおいてね」
受付の奥の扉を通ってもう一つ扉をくぐると武器や防具の置いてある部屋に着いた。壁や箱に武器や防具がぎっしりと飾ってある。冒険者の使うようなショートソードや短剣は見えないけど、ハルバードとか大きめの武器が目立つね。そう言えば、ドランさんに詰め寄ってきた人達もロングソードよりも一回り大きな剣だった。片手で扱っていたけど大剣の部類だと思う。
「よっこいしょ」
ドスン! 木箱を床に置くと大きな音がなる。気付かなかったけど、相当重かったみたい。僕らが強くなりすぎて軽く感じていただけだったんだな~?
「凄いな~。噂通りか~」
顎に手を当てて、何か考え込むリンさん。
「ん? ああ、ごめんごめん。別に詮索はしないよ。ソルトさんからも言われているからね。こういう仕事をしているとどうしても戦力を探しちゃうんだよ」
リンさんは両手を合わせて謝ってきた。僕らは知らず知らずのうちにリンさんを見ていたみたい。主にシーナの視線っぽいけど、それを気にしたリンさんは優しい人みたいで謝ってきたよ。
「依頼達成だね。何だかごめんね。昨日の今日で」
「はい」
「正直者だな~。でも、うちも悪気があったわけじゃないんだよ。クードは大きな商会の人間なんだ。何も言わずに断ると大きなしっぺ返しがくる。それは嫌だったんだ。ドランにも言っておいて、ごめんってさ」
リンさんが昨日の事を言ってきたのでドランさんに代わって正直に伝えるとリンさんは再度謝ってきてくれた。やっぱり、仕方なく依頼を受けたみたいだ。クードは大きな力を持っているって事なのかな。
「ギルマス! ここにいたか。って昨日の」
リンさんをギルマスと呼んで、昨日ドランさんを追いこんでいた人が駆け込んできた。僕らを見るとその人は少し驚いている。
「なんだ~、昨日の仕返しに来たのか?」
「配達です」
「はんっ、やっぱり冒険者は意気地がねえな~。仕返しするくらいの度胸を持てよ」
男の人は怪訝な顔になって話してきた。僕は正直に配達だと伝えると、床に唾を吐いて話してきた。室内なんだけどな。
「グレイグ! やめないか!」
「だってよ~、ギルマス」
「やめろと言っている」
「うっ」
リンさんは怖い顔になってグレイグへと詰め寄る。さっきまで余裕そうにしていたグレイグの顔が歪んでいった。僕らは背後からリンさんを見ているんだけど、なんか、凄い殺気を感じるよ。
「悪かった悪かったから圧を弱めてくれ・・・」
「お前が聞き分けないからだろう。全く・・・すまないな二人とも。ちゃんと言い聞かせておくから、この馬鹿を許してやってくれ」
「「はい」」
「君たちのように聞き分けの良い者達だけならばいいのだがな~。どうしても、仕事柄、こいつのようになってしまう」
リンさんは僕らにまたまた謝って話してきた。グレイグの頭をわしゃわしゃしたので、グレイグは恥ずかしそうに頬を赤く染めていた。
「とにかく、昨日の事はなかった事にしてほしい。僕ら傭兵と冒険者、この二つは町を守る双璧だ。衛兵達、兵士では魔物に対して弱い。スタンピードのような事態になったら連携を取らなければやられてしまうんだ。僕たちの負けは町の壊滅、絶対にそんなことになっちゃいけないのさ。だから、冒険者ギルド、傭兵ギルド、共に寄り添わなくても良いけど侵害しあってはいけないんだ」
リンさんは拳を握って語った。確かにスタンピードみたいな事態になったら、協力しなくちゃダメだよね。そんなときに喧嘩なんかしていたら、勝てる試合も勝てない。僕は強くリンさんに同意するよ。
「ちゃんとドランさんに伝えます」
「ああ、そんなことまで伝えさせてしまってすまない。感謝するよ。それと、私は女だからね」
「えっ! ははは、何を言っているんですか、分かってますよ。僕らもリンさんの考えには同意ですよ。同じ町を守るギルド同士、協力し合わないといけないですよね」
僕らはそう言って傭兵ギルドを後にした。線が細いと思ったら女性でした。シーナが怪訝な顔をしたのはそれでなのね。
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