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第一章 始まり
第二話 いざ、恩恵の儀へ
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「ハァハァ」
朝日が昇ってきた。僕はこんな毎日を迎えている。洗濯し終わると日が昇り僕が太陽を迎える。僕は急いで部屋にもどり眠りにつくが叔母の朝は早い。
「ルーク! 仕事だよ。今日はちょっと少ないから安心おし」
「……は~い」
僕は一時間ほど寝ることが出来た。流石に疲労が目に見えていたのか今日はユアンが出ていった日の洗濯量であった。
「これでも多いんだけど」
「なんか言ったかい?」
「働きがいがあるな~って」
「そうかい」
ちきちょう! でも早く終わらせて冒険者ギルドに行かなくては、今日は待ちに待った恩恵の儀。つまり僕の誕生日なのだ。僕は今まで洗濯してきた力を発揮してものの3時間で洗濯を終えた。僕は生きてます、ちなみに手は死んでるのでデロ~ンと力が抜けています。
僕はその状態で冒険者ギルドへと向かった。
扉を押して入ると恩恵の儀を行う水晶の前にお姉さんがいた。僕はすぐにそこへ向かってお姉さんに声をかけた。
「お姉さん、僕、今日15歳なんです。恩恵の儀をお願いします」
「キャ! ……何だ、驚かせないでよ。恩恵の儀ですね。ちょっと待っててください」
ブロンド髪のお姉さんはそう言って奥の扉に入っていった。その待ち時間にいつも僕をいじめてきたジグとザグのデブが声をかけてきた。
「おっと、恥知らずがやってきたぞ」
「1ルークさんじゃありませんか~?」
僕は半ば無視気味に手を振る。流石に無視するとめんどくさい事になりそうなのでやったのだが、それでも気にくわなかったのか近づいてきた。
「おいおい、1ルークさんは偉くなったな~」
「うちの洗濯をしてくれてた1ルーク様だもんな~。そりゃ偉いよな~」
あ~鬱陶しい。しかし、恩恵の儀をしないといけないので我慢我慢。
「恩恵をもらったって、お前には草むしりくらいしか出来ねえよ」
「そうだ。それよりも裸踊りのスキルじゃねえか?」
デブ二人はそういって大笑いを始める。しかし、ここがどんな所か忘れていたようだ。
「じゃかましい!! 騒ぐんなら外へ行け!!」
大きな声と音を纏った褐色の女戦士は鞘に入ったままの大剣を片手で振り回しジグとザグをギルドの外へと吹き飛ばした。その際、扉が壊れないように開けていたのはギルドのお姉さん方だ。何とも優秀な事で。
「お前もお前だ! ユアンの兄と聞いていたが情けないったらありゃしないね!! まったく」
「え? 僕の事知っているんですか?」
「ああ、世界最高の兄さんだって言っていたよ」
ユアンの奴……また、あいつは俺を泣かせるつもりか。しかしハードルをあげるのはやめてくれ。僕は自分の膝くらいの高さしか飛べないぞ……比喩ではない、本当だ。
「そうですか。でも僕はあのデブ二人が言っていたように役立たずです。だけど今回の恩恵の儀であいつらを見返してやりたいと思って必死になってきたんです」
「……いい目をしているね。確かにあのデブの圧にも負けずによく耐えたよ。今度は男らしい姿で会いたいもんだね」
褐色の女戦士はそういって手をヒラヒラさせて外へ出ていった。
あ、名前を聞くの忘れた。そう思っていると奥の扉が開き恩恵の儀を頼んだ受付の人がカードと水晶を持って僕の前に座った。
「恩恵の儀はこの水晶に血を流して恩恵を授かります。血は水晶を伝いカードに流れて、スキルカードへと変化していきます。これだけでスキルが得られるのですが他に何か質問はありますか?」
僕は首を横に振って水晶に血を一滴流した。みるみる水晶は血を吸い込んでいく、青い水晶は赤色と混ざって元に戻り、下に敷いていたカードへと流れてカードが光だした。
「これで完成です……って! ええ~~」
お姉さんが驚愕の声と表情でカードを覗いた。
朝日が昇ってきた。僕はこんな毎日を迎えている。洗濯し終わると日が昇り僕が太陽を迎える。僕は急いで部屋にもどり眠りにつくが叔母の朝は早い。
「ルーク! 仕事だよ。今日はちょっと少ないから安心おし」
「……は~い」
僕は一時間ほど寝ることが出来た。流石に疲労が目に見えていたのか今日はユアンが出ていった日の洗濯量であった。
「これでも多いんだけど」
「なんか言ったかい?」
「働きがいがあるな~って」
「そうかい」
ちきちょう! でも早く終わらせて冒険者ギルドに行かなくては、今日は待ちに待った恩恵の儀。つまり僕の誕生日なのだ。僕は今まで洗濯してきた力を発揮してものの3時間で洗濯を終えた。僕は生きてます、ちなみに手は死んでるのでデロ~ンと力が抜けています。
僕はその状態で冒険者ギルドへと向かった。
扉を押して入ると恩恵の儀を行う水晶の前にお姉さんがいた。僕はすぐにそこへ向かってお姉さんに声をかけた。
「お姉さん、僕、今日15歳なんです。恩恵の儀をお願いします」
「キャ! ……何だ、驚かせないでよ。恩恵の儀ですね。ちょっと待っててください」
ブロンド髪のお姉さんはそう言って奥の扉に入っていった。その待ち時間にいつも僕をいじめてきたジグとザグのデブが声をかけてきた。
「おっと、恥知らずがやってきたぞ」
「1ルークさんじゃありませんか~?」
僕は半ば無視気味に手を振る。流石に無視するとめんどくさい事になりそうなのでやったのだが、それでも気にくわなかったのか近づいてきた。
「おいおい、1ルークさんは偉くなったな~」
「うちの洗濯をしてくれてた1ルーク様だもんな~。そりゃ偉いよな~」
あ~鬱陶しい。しかし、恩恵の儀をしないといけないので我慢我慢。
「恩恵をもらったって、お前には草むしりくらいしか出来ねえよ」
「そうだ。それよりも裸踊りのスキルじゃねえか?」
デブ二人はそういって大笑いを始める。しかし、ここがどんな所か忘れていたようだ。
「じゃかましい!! 騒ぐんなら外へ行け!!」
大きな声と音を纏った褐色の女戦士は鞘に入ったままの大剣を片手で振り回しジグとザグをギルドの外へと吹き飛ばした。その際、扉が壊れないように開けていたのはギルドのお姉さん方だ。何とも優秀な事で。
「お前もお前だ! ユアンの兄と聞いていたが情けないったらありゃしないね!! まったく」
「え? 僕の事知っているんですか?」
「ああ、世界最高の兄さんだって言っていたよ」
ユアンの奴……また、あいつは俺を泣かせるつもりか。しかしハードルをあげるのはやめてくれ。僕は自分の膝くらいの高さしか飛べないぞ……比喩ではない、本当だ。
「そうですか。でも僕はあのデブ二人が言っていたように役立たずです。だけど今回の恩恵の儀であいつらを見返してやりたいと思って必死になってきたんです」
「……いい目をしているね。確かにあのデブの圧にも負けずによく耐えたよ。今度は男らしい姿で会いたいもんだね」
褐色の女戦士はそういって手をヒラヒラさせて外へ出ていった。
あ、名前を聞くの忘れた。そう思っていると奥の扉が開き恩恵の儀を頼んだ受付の人がカードと水晶を持って僕の前に座った。
「恩恵の儀はこの水晶に血を流して恩恵を授かります。血は水晶を伝いカードに流れて、スキルカードへと変化していきます。これだけでスキルが得られるのですが他に何か質問はありますか?」
僕は首を横に振って水晶に血を一滴流した。みるみる水晶は血を吸い込んでいく、青い水晶は赤色と混ざって元に戻り、下に敷いていたカードへと流れてカードが光だした。
「これで完成です……って! ええ~~」
お姉さんが驚愕の声と表情でカードを覗いた。
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