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第一章 始まり
第八話 エリントスの街
「リバーハブ村からきました」
「証明書は持っているか?」
「あっ」
大きな街、エリントスの街に着いた。正方形の壁に囲まれていて、入るための門には長い列が出来ていてやっと僕の番だったんだけど証明書がいることを初めて知ってアセアセと荷物を漁る。
「何だ?田舎ものか?でかい街は証明書を発行しないと入れないんだ。初めてならそっちで作ってもらえ。次の人~」
衛兵さんが指さした方を見ると机に座って書き物をしている衛兵さんがいた。僕はそこに向かった。
「証明書を作りたいんですけど..」
「ん、ああ。じゃあ銀貨1枚だよ。無くしても発行できるけど毎回銀貨が必要になるから気をつけろよ」
って銀貨一枚だと!銀貨なんて見たことないよと思ってたんだけど荷物の中に銀貨が3枚入っていたのを思い出す。たぶん、叔母さんが入れておいてくれたんだ。叔母さんって本当にいい人だ。
衛兵さんはそう言って一枚のカードを取り出して書き始めた。
「はいよ、これに魔力を通して完成だ」
「魔力を通す?」
「あ~、魔法を使った事がないのか。俺の若い頃を思い出すね~。触ってカードを触る手に力を入れればいいんだよ」
衛兵さんの言う通りにするとカードが光だして光が治まると自分の名前と顔の絵が浮かんできた。
「俺はエイベルだ。何か困ったら衛兵に言うんだぞ。街にはいい人ばかりじゃないからな」
「はいっ!ありがとうございます!」
エイベルさんにお辞儀をして門をくぐっていく。
ここから僕の新しい生活が始まるんだ。
とりあえず、僕は、冒険者ギルドに向かう。何故かと言うと職業欄を変える為です。職業が洗濯板何て汚名でしかないからね。
冒険者ギルドの扉を開けて中に入る。村とは違って二階がある。二階にも受付があるがたぶんランクで分けられてると思う。上からのぞく冒険者の方々は死線をくぐった顔をしている。
僕は怖いので目を合わせないように受付に行くと猫の獣人のお姉さんが対応してくれた。
「いらっしゃいにゃん、ご用件はなんですにゃん」
「えっと、職業を変えたくて」
「職業ですかにゃん」
お姉さんは僕から受け取ったスキルカードを受け取ると驚いた顔で聞き返してきた。
「お客さん凄いスキル数だにゃん、でもいろんなものに熱中するのはお姉さんおすすめしないにゃん。一つに絞る事をおすすめするにゃ」
「あ、はい」
そういえば他の人からどう見えるかわからないのに迂闊に見せすぎた。だけどお姉さんからはレベルが見えないみたい。たぶんあそこは僕にしか見えないのかも。
それからお姉さんは職業の欄を見て噴き出して笑い出した。
「うにゃにゃにゃ~」
その声はギルドに響いた。だけどみんな動じていない。たぶんこのお姉さんはこれが普通なのかも。
「お客さんは洗濯板だったにゃ?面白い人だにゃー。だけどこんな可愛い洗濯板にゃらほしいにゃ」
「ちょっとお姉さん、胸が当たってますよ」
受付台を乗り出して僕に抱きついてきたお姉さんが耳元で話した。甘い匂いがして僕はクラクラしているとお姉さんは離れて猫の仕草で顔を洗った。
「お客さんの服はとてもいい匂いにゃ。良い所の坊ちゃまかと思ったけど田舎者っぽいしにゃ」
「僕はリバーハブ村の出身です。田舎者ですよ」
大地の毛皮に気付きそうだったからかぶせ気味に答えた。お姉さんは納得して職業を変える手順に入った。
「それでお客様はっと...洗濯板が一番合っている職業..うにゃはは」
また、噴き出して笑っている。確かに僕はずっと洗濯していたような気がするがそれでも酷いや。
「にゃはは...ごめんにゃ。これから真面目に行くにゃ」
僕が悲しみの眼で見つめるとお姉さんは申し訳ないように照れてそういった。水晶を覗いてお姉さんは職業欄を見て行く。
「うーんとにゃ。二番目が家事代行、それから剣士、鍛冶、革加工士だにゃ」
「特になりたいものもないんですけど洗濯板以外なら何でも」
「う~ん、職業は働きたいものになるとはかぎらないからにゃ~。ってあ~こんなのがあるにゃ。何でも士」
「何でも士?」
僕は首を傾げるとお姉さんが説明してくれた。
「何でもする人にゃ。冒険では前衛中衛後衛何でもしますと街では雑貨屋さんみたいな何でも屋さんにゃ。どうかにゃ?」
お姉さんの眼が輝いたように見えたけど僕は何かになりたいと思った事もなかったので僕はそれにしました。誰かとパーティを組むつもりもないしね。ハッキリ言って洗濯板以外なら何でもいいんです。
「ふふ、これからよろしくにゃ~。私はニャムですにゃ」
「僕は」
「ルーク君にゃ。カードに書いてあったにゃ」
「ああ、そうですね。これからこの街にお世話になります」
「にゃはは、ルーク君はいい子にゃ。宿屋は決まってるのかにゃ?」
「まだ、着いたばかりで」
「じゃあ、このギルドの前の道をまっすぐ行ったところの[小鳥のさえずり亭]がおすすめにゃ。おかみさんにニャムから聞いたと言えば安くしてくれるにゃ」
「ありがとうございます。ぜひ、そこに行きたいと思います」
僕はニャムさんにお辞儀をして冒険者ギルドをあとにした。
「証明書は持っているか?」
「あっ」
大きな街、エリントスの街に着いた。正方形の壁に囲まれていて、入るための門には長い列が出来ていてやっと僕の番だったんだけど証明書がいることを初めて知ってアセアセと荷物を漁る。
「何だ?田舎ものか?でかい街は証明書を発行しないと入れないんだ。初めてならそっちで作ってもらえ。次の人~」
衛兵さんが指さした方を見ると机に座って書き物をしている衛兵さんがいた。僕はそこに向かった。
「証明書を作りたいんですけど..」
「ん、ああ。じゃあ銀貨1枚だよ。無くしても発行できるけど毎回銀貨が必要になるから気をつけろよ」
って銀貨一枚だと!銀貨なんて見たことないよと思ってたんだけど荷物の中に銀貨が3枚入っていたのを思い出す。たぶん、叔母さんが入れておいてくれたんだ。叔母さんって本当にいい人だ。
衛兵さんはそう言って一枚のカードを取り出して書き始めた。
「はいよ、これに魔力を通して完成だ」
「魔力を通す?」
「あ~、魔法を使った事がないのか。俺の若い頃を思い出すね~。触ってカードを触る手に力を入れればいいんだよ」
衛兵さんの言う通りにするとカードが光だして光が治まると自分の名前と顔の絵が浮かんできた。
「俺はエイベルだ。何か困ったら衛兵に言うんだぞ。街にはいい人ばかりじゃないからな」
「はいっ!ありがとうございます!」
エイベルさんにお辞儀をして門をくぐっていく。
ここから僕の新しい生活が始まるんだ。
とりあえず、僕は、冒険者ギルドに向かう。何故かと言うと職業欄を変える為です。職業が洗濯板何て汚名でしかないからね。
冒険者ギルドの扉を開けて中に入る。村とは違って二階がある。二階にも受付があるがたぶんランクで分けられてると思う。上からのぞく冒険者の方々は死線をくぐった顔をしている。
僕は怖いので目を合わせないように受付に行くと猫の獣人のお姉さんが対応してくれた。
「いらっしゃいにゃん、ご用件はなんですにゃん」
「えっと、職業を変えたくて」
「職業ですかにゃん」
お姉さんは僕から受け取ったスキルカードを受け取ると驚いた顔で聞き返してきた。
「お客さん凄いスキル数だにゃん、でもいろんなものに熱中するのはお姉さんおすすめしないにゃん。一つに絞る事をおすすめするにゃ」
「あ、はい」
そういえば他の人からどう見えるかわからないのに迂闊に見せすぎた。だけどお姉さんからはレベルが見えないみたい。たぶんあそこは僕にしか見えないのかも。
それからお姉さんは職業の欄を見て噴き出して笑い出した。
「うにゃにゃにゃ~」
その声はギルドに響いた。だけどみんな動じていない。たぶんこのお姉さんはこれが普通なのかも。
「お客さんは洗濯板だったにゃ?面白い人だにゃー。だけどこんな可愛い洗濯板にゃらほしいにゃ」
「ちょっとお姉さん、胸が当たってますよ」
受付台を乗り出して僕に抱きついてきたお姉さんが耳元で話した。甘い匂いがして僕はクラクラしているとお姉さんは離れて猫の仕草で顔を洗った。
「お客さんの服はとてもいい匂いにゃ。良い所の坊ちゃまかと思ったけど田舎者っぽいしにゃ」
「僕はリバーハブ村の出身です。田舎者ですよ」
大地の毛皮に気付きそうだったからかぶせ気味に答えた。お姉さんは納得して職業を変える手順に入った。
「それでお客様はっと...洗濯板が一番合っている職業..うにゃはは」
また、噴き出して笑っている。確かに僕はずっと洗濯していたような気がするがそれでも酷いや。
「にゃはは...ごめんにゃ。これから真面目に行くにゃ」
僕が悲しみの眼で見つめるとお姉さんは申し訳ないように照れてそういった。水晶を覗いてお姉さんは職業欄を見て行く。
「うーんとにゃ。二番目が家事代行、それから剣士、鍛冶、革加工士だにゃ」
「特になりたいものもないんですけど洗濯板以外なら何でも」
「う~ん、職業は働きたいものになるとはかぎらないからにゃ~。ってあ~こんなのがあるにゃ。何でも士」
「何でも士?」
僕は首を傾げるとお姉さんが説明してくれた。
「何でもする人にゃ。冒険では前衛中衛後衛何でもしますと街では雑貨屋さんみたいな何でも屋さんにゃ。どうかにゃ?」
お姉さんの眼が輝いたように見えたけど僕は何かになりたいと思った事もなかったので僕はそれにしました。誰かとパーティを組むつもりもないしね。ハッキリ言って洗濯板以外なら何でもいいんです。
「ふふ、これからよろしくにゃ~。私はニャムですにゃ」
「僕は」
「ルーク君にゃ。カードに書いてあったにゃ」
「ああ、そうですね。これからこの街にお世話になります」
「にゃはは、ルーク君はいい子にゃ。宿屋は決まってるのかにゃ?」
「まだ、着いたばかりで」
「じゃあ、このギルドの前の道をまっすぐ行ったところの[小鳥のさえずり亭]がおすすめにゃ。おかみさんにニャムから聞いたと言えば安くしてくれるにゃ」
「ありがとうございます。ぜひ、そこに行きたいと思います」
僕はニャムさんにお辞儀をして冒険者ギルドをあとにした。
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