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第一章 始まり
第二十話 マジックファクトリー
エリントスに帰ってきた僕とモナーナ、街に着くとすぐに衛兵のエイベルさんに声をかけられた。
「お~ルークの坊主、無事に帰ってきたか」
「あ、はい」
「元気でよろしい。あ、そうだモナーナさん、クルシュ様の所のメイドがお宅のお店にきたらしいぞ」
「え?そうなんですか?」
クルシュ様って確かこのエリントスを治めている領主様だよね。そのメイドさんがモナーナ魔道具店に来たみたい。
「詳しくは隣の家の人に聞いてくれ。俺は報告されただけだからな」
「わかりました。ルーク、どうしよう?」
「う~ん」
どういった用でお店に来たのかわからないけどとりあえずモナーナ魔道具店の隣の家の人に聞いてみよう。
僕らはすぐにモナーナ魔道具店へ帰る。
店の前に着くと隣の家のベランダから手を振る人が、たぶんあの人が事情を知っているのだろう。
「モナーナさん、昨日クルシュ様のメイドさんが来てね、装飾品が欲しかったらしいんだよ。どうしても欲しそうにしていたから私の所にあった首飾りと指輪を渡したらうっとりした顔で見つめて金貨二枚を置いて行ったのよ」
「「ええ!!金貨を?」」
僕らの店で売っている装飾品は元手が0銅貨である、なので高くても銀貨どまり、ダイヤの商品は今の所非売品で看板商品にしてるしね。メイドさんはその装飾品の作りを見て驚いていたようで値段を聞かずに金貨を差し出したようです。
という事は僕の装飾品はそれ相応の物だと思われたって事で・・・何だか嬉しい。
「プラレさん、これを」
「あら、ありがとう。じゃあ金貨を一枚渡すわね」
モナーナはプラレおばちゃんに首飾りと指輪を渡した。それもフォーハンドベアーの骨を加工したものだ、フォーハンドベアーを解体して作っておいたんだ、指輪と首飾り程度なら物の数秒だからね。Cランクの魔物の骨で作った物なので一個で金貨以上の物なのは明白。プラレおばちゃんはスキップしながら自分の家に入っていった。
「ルーク・・」
モナーナは不安そうに見つめてきた。確かに貴族の人に装飾品の事が知られてモナーナが目をつけられるとこっちもやりにくくなる。モナーナが表舞台に立ってくれれば僕も売りやすいけどパーティーメンバーになったばっかりなのにお留守番ばかりじゃモナーナも嫌だろうしな~。
「なるようになるよ。様子をみよ」
「そうだね」
楽観的に考えて僕らは店を後にした。
僕らは二人で冒険者ギルドにきた。パーティーの申請をする為だ。いつも通りニャムさんの受付に座った。
「昨日、一昨日と来なくて心配したにゃ。どうしたにゃ?」
「ちょっと山の方へ素材取りに」
「言ってくれればいいのに依頼を任せたかったのににゃ~、それで今日はどうしたにゃ?」
「今日はパーティーの申請に来ました」
モナーナと一緒に頷いて話すとニャムさんの目つきが変わった。
「・・どういう事かにゃ~?」
「え?」
「二股してたのかにゃ!」
ニャムさんがやさぐれた。すっごい睨んできてます、どうしよう。
「ちょ!ちょっと待ってください。パーティー申請をしたいだけで、僕はそう言った事を言ってるわけじゃ」
「え?そうなんですか?」
「・・・」
あ~もう、話が進まない。僕の弁明の言葉にモナーナが揶揄うように笑って話した。にゃむさんはスッゴイ睨んできてる。どうすりゃいいのこれ。
「パーティー申請をいたしますにゃ。しかし、ルーク”さん”も大人ですにゃ~。女をはべらすなんて~」
ニャムさんの怒りは頂点のようです。これにいち早く反応したのはモナーナ、急に立ち上がってニャムさんを睨んでいる。
「ルークはそんな人じゃありません!」
「そ!そんなことあなたに言われなくても知ってるにゃ!」
「じゃあ何でそんな事言うんですか」
「フ~~!」
ニャムさんが完全な猫になってる。猫の喧嘩みたいに威嚇して髪を逆立てている。
「二人共話が進まないから!」
「・・・いいですにゃ。ではカードをご提示ください」
ニャムさんは真顔になってそう言った。モナーナも椅子に座りなおしてカードを取り出した。
二人でカードを出すと不貞腐れたニャムさんがカードを手に取り奥の部屋へと入っていった。カード折られないかな?と心配になる
「ルークって自分の事、蔑んでたけど結構モテるんですね」
「そうなのかな~」
「褒めてませんよ」
照れて見せるとジト目で見つめてくるモナーナ。本当にモテているのだろうか、ニャムさんは僕の事を溜まった依頼の処理班だと思ってるだけだと思ってたんだけどどうなんだろうか?って1レベルの僕にホの字なんてありえないよね。
この後、怒った顔でニャムさんがカードを持ってくるとパーティーの名前を決めることになった。僕らは製作系の冒険者なのでマジックファクトリーという名前にしました。
「お~ルークの坊主、無事に帰ってきたか」
「あ、はい」
「元気でよろしい。あ、そうだモナーナさん、クルシュ様の所のメイドがお宅のお店にきたらしいぞ」
「え?そうなんですか?」
クルシュ様って確かこのエリントスを治めている領主様だよね。そのメイドさんがモナーナ魔道具店に来たみたい。
「詳しくは隣の家の人に聞いてくれ。俺は報告されただけだからな」
「わかりました。ルーク、どうしよう?」
「う~ん」
どういった用でお店に来たのかわからないけどとりあえずモナーナ魔道具店の隣の家の人に聞いてみよう。
僕らはすぐにモナーナ魔道具店へ帰る。
店の前に着くと隣の家のベランダから手を振る人が、たぶんあの人が事情を知っているのだろう。
「モナーナさん、昨日クルシュ様のメイドさんが来てね、装飾品が欲しかったらしいんだよ。どうしても欲しそうにしていたから私の所にあった首飾りと指輪を渡したらうっとりした顔で見つめて金貨二枚を置いて行ったのよ」
「「ええ!!金貨を?」」
僕らの店で売っている装飾品は元手が0銅貨である、なので高くても銀貨どまり、ダイヤの商品は今の所非売品で看板商品にしてるしね。メイドさんはその装飾品の作りを見て驚いていたようで値段を聞かずに金貨を差し出したようです。
という事は僕の装飾品はそれ相応の物だと思われたって事で・・・何だか嬉しい。
「プラレさん、これを」
「あら、ありがとう。じゃあ金貨を一枚渡すわね」
モナーナはプラレおばちゃんに首飾りと指輪を渡した。それもフォーハンドベアーの骨を加工したものだ、フォーハンドベアーを解体して作っておいたんだ、指輪と首飾り程度なら物の数秒だからね。Cランクの魔物の骨で作った物なので一個で金貨以上の物なのは明白。プラレおばちゃんはスキップしながら自分の家に入っていった。
「ルーク・・」
モナーナは不安そうに見つめてきた。確かに貴族の人に装飾品の事が知られてモナーナが目をつけられるとこっちもやりにくくなる。モナーナが表舞台に立ってくれれば僕も売りやすいけどパーティーメンバーになったばっかりなのにお留守番ばかりじゃモナーナも嫌だろうしな~。
「なるようになるよ。様子をみよ」
「そうだね」
楽観的に考えて僕らは店を後にした。
僕らは二人で冒険者ギルドにきた。パーティーの申請をする為だ。いつも通りニャムさんの受付に座った。
「昨日、一昨日と来なくて心配したにゃ。どうしたにゃ?」
「ちょっと山の方へ素材取りに」
「言ってくれればいいのに依頼を任せたかったのににゃ~、それで今日はどうしたにゃ?」
「今日はパーティーの申請に来ました」
モナーナと一緒に頷いて話すとニャムさんの目つきが変わった。
「・・どういう事かにゃ~?」
「え?」
「二股してたのかにゃ!」
ニャムさんがやさぐれた。すっごい睨んできてます、どうしよう。
「ちょ!ちょっと待ってください。パーティー申請をしたいだけで、僕はそう言った事を言ってるわけじゃ」
「え?そうなんですか?」
「・・・」
あ~もう、話が進まない。僕の弁明の言葉にモナーナが揶揄うように笑って話した。にゃむさんはスッゴイ睨んできてる。どうすりゃいいのこれ。
「パーティー申請をいたしますにゃ。しかし、ルーク”さん”も大人ですにゃ~。女をはべらすなんて~」
ニャムさんの怒りは頂点のようです。これにいち早く反応したのはモナーナ、急に立ち上がってニャムさんを睨んでいる。
「ルークはそんな人じゃありません!」
「そ!そんなことあなたに言われなくても知ってるにゃ!」
「じゃあ何でそんな事言うんですか」
「フ~~!」
ニャムさんが完全な猫になってる。猫の喧嘩みたいに威嚇して髪を逆立てている。
「二人共話が進まないから!」
「・・・いいですにゃ。ではカードをご提示ください」
ニャムさんは真顔になってそう言った。モナーナも椅子に座りなおしてカードを取り出した。
二人でカードを出すと不貞腐れたニャムさんがカードを手に取り奥の部屋へと入っていった。カード折られないかな?と心配になる
「ルークって自分の事、蔑んでたけど結構モテるんですね」
「そうなのかな~」
「褒めてませんよ」
照れて見せるとジト目で見つめてくるモナーナ。本当にモテているのだろうか、ニャムさんは僕の事を溜まった依頼の処理班だと思ってるだけだと思ってたんだけどどうなんだろうか?って1レベルの僕にホの字なんてありえないよね。
この後、怒った顔でニャムさんがカードを持ってくるとパーティーの名前を決めることになった。僕らは製作系の冒険者なのでマジックファクトリーという名前にしました。
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