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第二章 黒煙
第十六話 ゴブリン
僕とモナーナはゴブリンに悩まされているという村にやってきた。
ワインプールから一日ほどの距離なのでそんなに遠くなかった。今回は小屋の出番はありませんでした、新商品の温暖テントを使ってみたんだけど冷たい夜風をものともしないで僕らを温かくしてくれた。
見張りにはミスリーとロドフを配置、二匹は僕らの眠りを妨げないように少し離れて近づいてきた物を狩ってたみたい。
朝起きると色々な魔物が置いてあったので解体しておきました。また、骨とか毛皮がいっぱいです。
「アウアウ!」
「え?褒めてくれって?、ロードのくせに甘えん坊だな」
ロドフはとても甘えん坊で頭を僕の胸までさげて撫でてほしそうにしてる。
まだまだ、生まれたばかりの犬みたいな精神なのかもしれない。
ロドフは僕の作った装備をつけているのでそうそう負けない。ワーウルフにワーウルフの爪とかで作ったナックルを付けさせてる、カッコいいからいいんだけど何だかな~。
「ニャ~ア~!」
「ミスリーも?」
ミスリーも褒めてほしそうに頭を向けてきた、もちろん撫でる。ミスリーもライバルが出来て刺激されたようです。何だかいつもよりやる気になってる。
「羨ましい・・・」
「どうしたのモナーナ」
「何でもない・・」
小石を蹴りながら村の方角へ歩いて行くモナーナ。何だか寂しそうにしてるけど何かあったのだろうか?
少し歩いて行くと村が見えてきた。村は農場のような柵に囲われているだけです、ゴブリンは普通に通れるだろうね。村の入口にはクワとか斧を持ったおじさんがいたけど防具は持っていないみたいでただの服を着ていた。
「おお!冒険者の方か?」
「はい、依頼で来ました」
「他の人達は後で来るのか?」
「え?いえ、僕らだけですよ」
「「・・・」」
二人のおじさんは僕の答えに無言で見合っていた。何か不服なのかな?
「銀貨3枚ではこんなものか・・」
「しょうがねえべ」
依頼の報酬で銀貨三枚何て凄いよね。普通のゴブリン退治はよくて銀貨一枚くらいじゃないかな。
「村長に報告しておくからゴブリン退治にむかってくだせえ」
「はい、お願いします」
二人のおじさんにお辞儀して僕らは目撃された場所へ向かう。
「私達二人じゃ不服なのかな?」
「まあ、しょうがないかな。僕らはどう見ても初心者だし」
「ルークは強いけどね」
「モナーナだってメイさんと討伐行ってたんだから大丈夫だよ」
モナーナは僕の言葉に照れて俯いた。僕よりも直接敵を倒しているのである意味経験値は高いと思うよ。
村から南の方向に少し歩いた所で目撃されたようだ。村は森の中に作られているので探すのも一苦労だね。でも、
「クンクン・・」
僕らにはロドフとミスリーがいるのだ。彼らは僕らの嗅覚や聴覚を大きく超えた能力を持っている、探索なんてお手の物。
「アオン!」
「ニャ~」
ミスリーとロドフは同時に同じ方向へ走っていった。僕らも遅れないように走っていく。
「アウ」
少し走っているとロドフは手と小声で屈むように合図をだした。本当に有能なワーウルフだ。これで話せたら最高なんだけどね。
ロドフが指さす方を見ると5匹のゴブリンが何かを担いでいるのが分かった、それぞれ担いでいるんだけどあの袋の形は嫌な予感がする。
「うう~、う~」
担がれている一つから声が聞こえた。やっぱりあれは人が入っているんだ。僕はロドフに合図をだして進行方向を塞ぐように指示をだした。
「ガウ!」
「ギャギャギャ」
急に現れたワーウルフに驚いてゴブリン達が騒ぎだした。でも、それは一瞬で静かになる。
それぞれ一番近いゴブリンを黙らせる。五匹のゴブリンを狩ると僕らは袋を一つ一つ確認していく。
「ありがとう」
袋を開けていくと目隠しと猿ぐつわをされた少女と少年が3人、2人と入っていた。最初は食べられると暴れていたけど目隠しを外すと安堵してお礼を言ってきた。
「もう大丈夫だよ。君達はキウイ村の子?」
「いえ、私達はカワイ村出身です。村はたぶん・・・」
少年はみんなを代表して答えた。村を大々的に襲われたのかもしれない。悲観的な答えを言っている所を見ると相当な数のゴブリンに襲われたのだろうことが伺えた。
「取りあえずキウイ村に」
「はい・・・」
僕らは少年たちをキウイ村に案内して戻ることにした。ゴブリン達は集団でいる事が分かったので警戒しながら。ゴブリンは集団でいると脅威になる、彼らの村が無事ではないのを鑑みると相当な数いるのが伺える。
ワインプールから一日ほどの距離なのでそんなに遠くなかった。今回は小屋の出番はありませんでした、新商品の温暖テントを使ってみたんだけど冷たい夜風をものともしないで僕らを温かくしてくれた。
見張りにはミスリーとロドフを配置、二匹は僕らの眠りを妨げないように少し離れて近づいてきた物を狩ってたみたい。
朝起きると色々な魔物が置いてあったので解体しておきました。また、骨とか毛皮がいっぱいです。
「アウアウ!」
「え?褒めてくれって?、ロードのくせに甘えん坊だな」
ロドフはとても甘えん坊で頭を僕の胸までさげて撫でてほしそうにしてる。
まだまだ、生まれたばかりの犬みたいな精神なのかもしれない。
ロドフは僕の作った装備をつけているのでそうそう負けない。ワーウルフにワーウルフの爪とかで作ったナックルを付けさせてる、カッコいいからいいんだけど何だかな~。
「ニャ~ア~!」
「ミスリーも?」
ミスリーも褒めてほしそうに頭を向けてきた、もちろん撫でる。ミスリーもライバルが出来て刺激されたようです。何だかいつもよりやる気になってる。
「羨ましい・・・」
「どうしたのモナーナ」
「何でもない・・」
小石を蹴りながら村の方角へ歩いて行くモナーナ。何だか寂しそうにしてるけど何かあったのだろうか?
少し歩いて行くと村が見えてきた。村は農場のような柵に囲われているだけです、ゴブリンは普通に通れるだろうね。村の入口にはクワとか斧を持ったおじさんがいたけど防具は持っていないみたいでただの服を着ていた。
「おお!冒険者の方か?」
「はい、依頼で来ました」
「他の人達は後で来るのか?」
「え?いえ、僕らだけですよ」
「「・・・」」
二人のおじさんは僕の答えに無言で見合っていた。何か不服なのかな?
「銀貨3枚ではこんなものか・・」
「しょうがねえべ」
依頼の報酬で銀貨三枚何て凄いよね。普通のゴブリン退治はよくて銀貨一枚くらいじゃないかな。
「村長に報告しておくからゴブリン退治にむかってくだせえ」
「はい、お願いします」
二人のおじさんにお辞儀して僕らは目撃された場所へ向かう。
「私達二人じゃ不服なのかな?」
「まあ、しょうがないかな。僕らはどう見ても初心者だし」
「ルークは強いけどね」
「モナーナだってメイさんと討伐行ってたんだから大丈夫だよ」
モナーナは僕の言葉に照れて俯いた。僕よりも直接敵を倒しているのである意味経験値は高いと思うよ。
村から南の方向に少し歩いた所で目撃されたようだ。村は森の中に作られているので探すのも一苦労だね。でも、
「クンクン・・」
僕らにはロドフとミスリーがいるのだ。彼らは僕らの嗅覚や聴覚を大きく超えた能力を持っている、探索なんてお手の物。
「アオン!」
「ニャ~」
ミスリーとロドフは同時に同じ方向へ走っていった。僕らも遅れないように走っていく。
「アウ」
少し走っているとロドフは手と小声で屈むように合図をだした。本当に有能なワーウルフだ。これで話せたら最高なんだけどね。
ロドフが指さす方を見ると5匹のゴブリンが何かを担いでいるのが分かった、それぞれ担いでいるんだけどあの袋の形は嫌な予感がする。
「うう~、う~」
担がれている一つから声が聞こえた。やっぱりあれは人が入っているんだ。僕はロドフに合図をだして進行方向を塞ぐように指示をだした。
「ガウ!」
「ギャギャギャ」
急に現れたワーウルフに驚いてゴブリン達が騒ぎだした。でも、それは一瞬で静かになる。
それぞれ一番近いゴブリンを黙らせる。五匹のゴブリンを狩ると僕らは袋を一つ一つ確認していく。
「ありがとう」
袋を開けていくと目隠しと猿ぐつわをされた少女と少年が3人、2人と入っていた。最初は食べられると暴れていたけど目隠しを外すと安堵してお礼を言ってきた。
「もう大丈夫だよ。君達はキウイ村の子?」
「いえ、私達はカワイ村出身です。村はたぶん・・・」
少年はみんなを代表して答えた。村を大々的に襲われたのかもしれない。悲観的な答えを言っている所を見ると相当な数のゴブリンに襲われたのだろうことが伺えた。
「取りあえずキウイ村に」
「はい・・・」
僕らは少年たちをキウイ村に案内して戻ることにした。ゴブリン達は集団でいる事が分かったので警戒しながら。ゴブリンは集団でいると脅威になる、彼らの村が無事ではないのを鑑みると相当な数いるのが伺える。
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