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第二章 黒煙
第二十六話 お仕置きタイム
「へへへ、恨むなら1レベルを恨むんだな」
「・・・」
訓練場にモナーナとチンピラのリーダーが降り立つ。コロシアムのような形状の訓練場でチンピラの男は短剣を舐めながらモナーナを見て下品な表情を浮かべている。モナーナは見るのも嫌なのか薄っすらと目を閉じた、たぶん顔が見えないようにしているんだと思う。視界にすら入れたくないようです。
「やめさせるなら今の内だぞ」
「かわいこちゃんがいやらしい目にあうだけだぞ」
「モナーナなら全員でかかっても勝てないよ」
「なにを~」
「始まるよ。よそ見してていいの?」
訓練場の観戦席で僕はチンピラの集団に囲まれながら決闘のスタートを確認した。この人達は人の上に立ちたがる人なんだね。権力ではなくて暴力を使って僕らの上に立ちたがるのだからそれ以上の暴力を見せてあげよう。
「モナーナお姉ちゃんやっちゃえ~」
「そんなオークみたいな親父、のしちゃえ~」
アラト君とイラト君はモナーナを応援している。チンピラ達もそれに触発されてリーダーの応援をし始めた。しかし、試合は一方的な展開になっていく。
「ヒア~!助けてくれ~」
「もう終わりなんですか。まだ、エアープッシュしか使ってないですよ」
モナーナの起こす風でチンピラのリーダーは涙目で空を飛んでいる。エアープッシュの魔法は攻撃ではない、ただ風で押すだけの魔法なのだ、主にロウソクの火を消すために使う魔法です。わざわざ火に近づかなくても消せるなんて便利だよね。そんな魔法だけでモナーナは勝負を決めちゃいました。
「じゃあ終わりにしますね。エアープレス!」
「グギャ・・・」
モナーナの魔法で空から地面へと叩きつけられたオークのような男。エアープレスはエアープッシュとは違いちゃんとした攻撃魔法だ。上から圧を加える魔法で主に空を飛んでいる敵を叩き落とす為に使われる。チンピラが空を飛んでしまったのが敗因ですって飛ばされてたんでした。
「リーダー、ちきしょうこんな勝負無効だ無効!」
「1レベル下に下りやがれ!」
「全員でミンチにしてやる」
チンピラ達は律儀に訓練場に降りるように促してきた。
「ルークは相手をしないよ。私が全員相手してあげる降りてきなさい」
チンピラ達の言動に我慢の限界に達したモナーナが叫んだ。チンピラ達は顔を赤くして訓練場へと駆けていった。
チンピラ達の中には魔法を使える者もいたんだけど、モナーナの装備は魔法が効かないので驚いてる。どんな属性の魔法でも吸収してしまうので物理で勝つしかない。だけど、
「ぐぐぐ、こんな魔法なんかに!」
「初級でもない魔法でなんで」
エアープッシュで壁へ追い込まれて壁に押し付けられるチンピラ達3人、魔法を使えない3人は壁に押し付けられて気絶していきました。あとは魔法を使える4人だけになった。
魔法使いの4人なので刃物はナイフレベルの物、あれじゃモナーナを傷つける事さえできないね。
「何で魔法が消えるんだよ」
「こんな魔法聞いた事ねえぞ」
狼狽えながら初級魔法を連発していく、モナーナは何もしないで見ている。4人がそれぞれ違う属性の魔法を使っているのを見ているような気がする。モナーナもこの戦いを無駄にしないようにしているのかも。
「覚えている魔法を全部だした?」
「余裕こきやがって。おい、あの魔法をやるぞ」
「あれか、でも溜が長いぞ」
「大丈夫だ。あのアマは避けねえし邪魔してこねえよ」
モナーナが何もしてこないのを見てチンピラ達はマナを溜め始めた。一人の男に集まっていく、マナがクリスタルを形作っていく。
「食らいやがれ。中級魔法、フレイムピラー!!」
業火の柱がモナーナの足元から立ち上がった。炎の柱はモナーナの立っていた所以外を焼き尽くして佇んでいる。
「「「「・・・・」」」」
その光景を見て、チンピラ達は唖然としている。可哀そうなくらい狼狽えています。
「どどど、どういう事だよ」
「これで全部だね。じゃあ、お休み。エアープレス」
範囲を上げたエアープレスによって残りの4人全員が地面に押し付けられて気絶していった。数人の足が変な方向向いている。あれは折れてしまってそうだね。ポーションを置いて置いてあげよう。
「モナーナお姉ちゃんすげえ~」
「やっぱりルークさんの彼女さんだ~」
アラト君とイラト君は嬉しそうにはしゃいでいます。傍から見ると僕の彼女のように見えるようです。1レベルの僕がモナーナと付き合っているはずないんだけどね。
「ルーク、どうだった?」
「流石モナーナだね。手加減も出来るなんてすごいよ」
「でしょ、練習したんだ~」
エアーショットですらゴブリンの頭を粉砕したようだから少しだけ心配していたけどだいじょうぶでした。メイさんとの討伐もここら辺を練習していたのかもしれない。
「こういう連中が来たら私がやればよかったんだよね。最初からやればよかった」
「うーん、モナーナがそう言ってくれるならいいんだけど、何だか悪いな~」
「ルークを困らせる人は許せないし、ルークが目立たないようにしないとね」
今回の事でモナーナは何かに目覚めてしまったようです。戦闘狂にならなけりゃいいけれど。
モナーナの思いとは違う事をルークは思ってしまった。何とも可哀そうなモナーナであった。
「・・・」
訓練場にモナーナとチンピラのリーダーが降り立つ。コロシアムのような形状の訓練場でチンピラの男は短剣を舐めながらモナーナを見て下品な表情を浮かべている。モナーナは見るのも嫌なのか薄っすらと目を閉じた、たぶん顔が見えないようにしているんだと思う。視界にすら入れたくないようです。
「やめさせるなら今の内だぞ」
「かわいこちゃんがいやらしい目にあうだけだぞ」
「モナーナなら全員でかかっても勝てないよ」
「なにを~」
「始まるよ。よそ見してていいの?」
訓練場の観戦席で僕はチンピラの集団に囲まれながら決闘のスタートを確認した。この人達は人の上に立ちたがる人なんだね。権力ではなくて暴力を使って僕らの上に立ちたがるのだからそれ以上の暴力を見せてあげよう。
「モナーナお姉ちゃんやっちゃえ~」
「そんなオークみたいな親父、のしちゃえ~」
アラト君とイラト君はモナーナを応援している。チンピラ達もそれに触発されてリーダーの応援をし始めた。しかし、試合は一方的な展開になっていく。
「ヒア~!助けてくれ~」
「もう終わりなんですか。まだ、エアープッシュしか使ってないですよ」
モナーナの起こす風でチンピラのリーダーは涙目で空を飛んでいる。エアープッシュの魔法は攻撃ではない、ただ風で押すだけの魔法なのだ、主にロウソクの火を消すために使う魔法です。わざわざ火に近づかなくても消せるなんて便利だよね。そんな魔法だけでモナーナは勝負を決めちゃいました。
「じゃあ終わりにしますね。エアープレス!」
「グギャ・・・」
モナーナの魔法で空から地面へと叩きつけられたオークのような男。エアープレスはエアープッシュとは違いちゃんとした攻撃魔法だ。上から圧を加える魔法で主に空を飛んでいる敵を叩き落とす為に使われる。チンピラが空を飛んでしまったのが敗因ですって飛ばされてたんでした。
「リーダー、ちきしょうこんな勝負無効だ無効!」
「1レベル下に下りやがれ!」
「全員でミンチにしてやる」
チンピラ達は律儀に訓練場に降りるように促してきた。
「ルークは相手をしないよ。私が全員相手してあげる降りてきなさい」
チンピラ達の言動に我慢の限界に達したモナーナが叫んだ。チンピラ達は顔を赤くして訓練場へと駆けていった。
チンピラ達の中には魔法を使える者もいたんだけど、モナーナの装備は魔法が効かないので驚いてる。どんな属性の魔法でも吸収してしまうので物理で勝つしかない。だけど、
「ぐぐぐ、こんな魔法なんかに!」
「初級でもない魔法でなんで」
エアープッシュで壁へ追い込まれて壁に押し付けられるチンピラ達3人、魔法を使えない3人は壁に押し付けられて気絶していきました。あとは魔法を使える4人だけになった。
魔法使いの4人なので刃物はナイフレベルの物、あれじゃモナーナを傷つける事さえできないね。
「何で魔法が消えるんだよ」
「こんな魔法聞いた事ねえぞ」
狼狽えながら初級魔法を連発していく、モナーナは何もしないで見ている。4人がそれぞれ違う属性の魔法を使っているのを見ているような気がする。モナーナもこの戦いを無駄にしないようにしているのかも。
「覚えている魔法を全部だした?」
「余裕こきやがって。おい、あの魔法をやるぞ」
「あれか、でも溜が長いぞ」
「大丈夫だ。あのアマは避けねえし邪魔してこねえよ」
モナーナが何もしてこないのを見てチンピラ達はマナを溜め始めた。一人の男に集まっていく、マナがクリスタルを形作っていく。
「食らいやがれ。中級魔法、フレイムピラー!!」
業火の柱がモナーナの足元から立ち上がった。炎の柱はモナーナの立っていた所以外を焼き尽くして佇んでいる。
「「「「・・・・」」」」
その光景を見て、チンピラ達は唖然としている。可哀そうなくらい狼狽えています。
「どどど、どういう事だよ」
「これで全部だね。じゃあ、お休み。エアープレス」
範囲を上げたエアープレスによって残りの4人全員が地面に押し付けられて気絶していった。数人の足が変な方向向いている。あれは折れてしまってそうだね。ポーションを置いて置いてあげよう。
「モナーナお姉ちゃんすげえ~」
「やっぱりルークさんの彼女さんだ~」
アラト君とイラト君は嬉しそうにはしゃいでいます。傍から見ると僕の彼女のように見えるようです。1レベルの僕がモナーナと付き合っているはずないんだけどね。
「ルーク、どうだった?」
「流石モナーナだね。手加減も出来るなんてすごいよ」
「でしょ、練習したんだ~」
エアーショットですらゴブリンの頭を粉砕したようだから少しだけ心配していたけどだいじょうぶでした。メイさんとの討伐もここら辺を練習していたのかもしれない。
「こういう連中が来たら私がやればよかったんだよね。最初からやればよかった」
「うーん、モナーナがそう言ってくれるならいいんだけど、何だか悪いな~」
「ルークを困らせる人は許せないし、ルークが目立たないようにしないとね」
今回の事でモナーナは何かに目覚めてしまったようです。戦闘狂にならなけりゃいいけれど。
モナーナの思いとは違う事をルークは思ってしまった。何とも可哀そうなモナーナであった。
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