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第四章 平穏
第三話 メモの続き
「うん~ん。僕寝ちゃってたんだね。兄さん何をやっているの?」
「おはようユアンっていっても夕方だけどね。これかい?これはお父さん達のメモを見ているんだよ」
ユアンと一緒に寝てしまった。
僕は起きるとすぐにカテジナさんからもらったお父さんからのメモを再生している。お父さんとお母さんが小さなころの僕を撫でている姿が映し出されている。
「とてもいい両親だったんだね」
「そうだね。ユアンのお父さんもいればよかったんだけど」
「母さんが言うには依頼を受けていなくなったって言っていたから遠征先で帰っちゃったんだね」
ユアンのお父さんは冒険者をしていて、依頼を受けていたんだ。その時に帰ることになってしまったんだろうね。だから、この動く絵の中にはいないんだ。でも、この動く絵はどういう仕組みなんだろう?
「どうやって、絵を記憶させているのかな?」
「さあ?それにこの紙もおかしいよね。グニャングニャンにしても切れないし、ガラスみたいに綺麗なのに割れないし」
僕とユアンは紙を触りながら首を傾げた。
「まあ、なんでもいいか。僕は両親が見れただけでも満足だし。この紙は僕の宝物だから」
「兄さんらしいや」
「それにしてもユアン・・・服が乱れているよ」
「えっ?」
ユアンはみんなに女だとカミングアウトしてから布で胸を縛るのをやめている。女の子らしい谷間がチラチラと僕の心を揺れ動かす。
「兄さん・・・まさか、動揺してるの?」
「そそそ、そんなことあるわけないじゃないか。ユアンはおと、妹なんだからさ」
「・・・」
ユアンが変なことを言うから動揺してしまった。だけど、兄としての威厳を保つために頑張ってみるけど、ユアンはニヤニヤして僕の腕に胸を押し当ててきた。
「僕も結構出てきたんだ~」
「こら、ユアン。兄を揶揄うんじゃない」
「とか何とか言って、兄さん動こうとしないんだね。こんな兄さん初めてで僕はもう・・」
「ユ~ア~ン~」
「「モナーナ!!」」
ユアンに揶揄われていると正義の味方モナーナ参上。モナーナはユアンの耳を引っ張って外へ出て行ってしまった。こりゃ、ユアンと寝るのはおしまいかな。
しかし、今まで一緒に寝ていたのに気づかなかったなんて僕はなんて鈍感なんだろうか。ユアンも苦しかっただろうな~。男と一緒の部屋で寝るなんて年頃の女の子にとって罰でしかないよね。うんうん。
『ルーク、まだいるか?』
「えっ?お父さん。あの後の続きがあったのか・・」
最後まで見たつもりだったメモ、そのメモが黒い絵からお父さんが小声でしゃべる姿に代わっていた。
『熟練度でスキルを得られるのはもう、知っているな。そこで注意が必要だ。この世界の人達は7レベルが最高だと思っているスキルだが、実は5が最高なんだ』
「ええ!」
お父さんは小声で話している。その言葉はこの世界の常識を覆す話だった。
『この世界で暮らしていたのなら、わかっているだろ?みんな7が最高だと思ってる。しかし、違うんだ。異世界からやってきた人たちは当たり前のようにおかしな力を持っている。それは特別な力だ。しかし、本当におかしいのはスキルにあったんだよ。勇者として召喚された異世界人が昔、世界を救った。その時のステータスが世界に知られたんだ。スキルの最高レベルが7だと分かったんだ。その前までは最高でも5がいるのみで7なんて言うのはいなかった』
えっ、まさか、異世界人しか7までいけないって事?
『察しの通り、異世界人でしか、7まで到達できないんだ。だから、やたらめったらスキルを7にしちゃだめだぞ。っていっても熟練度1000でスキル一個上げるのが関の山だから、そうそう上げられないと思うけどな。じゃあ、頑張れよ。俺の息子』
お父さんは少し潤った目で最後、手を振っていた。
「お父さん・・・色々、遅いよ」
魔法スキルなんか全部7だし、ほかだって凄いことになってるよ。だけど、おかしい事が・・・、
「熟練度1000で1しか上げられない?僕は熟練度1で1あげれているんだけど?これはどういう事・・・」
どうやら、お父さんの能力と僕の能力は少し違うみたい。
「じゃあ、熟練度が1000になったらステータスにプラスが付くのはお父さんと違うってことかな。まさかして、お母さんの能力も合わさってもらっているのではないだろうか?転生者の英雄の話も絵本にあったし、そういう人も特殊な能力をもっていた。カテジナ叔母さんに僕のお母さんの話をもっと聞けばよかった。お母さんの姿を見ただけで、僕は満足しちゃったんだよな~・・・まあ、スキルレベルはカード見せてもばれないし、大丈夫か」
僕は悩むのをやめた。この力を得てから色々悩んだりしてきたけど、悩むだけ無駄なんだよね。だって既にステータスはえらいことになってしまっているのだから、何もできない。下げることもできないし破棄することもできない。ということで考えるのをやめました。
この後、僕はお父さんのメモをアイテムバッグにしまって久しぶりの製作に取り掛かりました。この部屋での製作は久しぶりなので捗る捗る。しばらくして、夕飯にスリンさんが呼びに来てみんなと一緒に食事をしました。
思った通り、ユアンはモナーナと一緒に別の部屋で寝るそうです。ユアンも僕といつまでも寝てると甘えん坊癖が抜けないからね。いい機会だ。
「おはようユアンっていっても夕方だけどね。これかい?これはお父さん達のメモを見ているんだよ」
ユアンと一緒に寝てしまった。
僕は起きるとすぐにカテジナさんからもらったお父さんからのメモを再生している。お父さんとお母さんが小さなころの僕を撫でている姿が映し出されている。
「とてもいい両親だったんだね」
「そうだね。ユアンのお父さんもいればよかったんだけど」
「母さんが言うには依頼を受けていなくなったって言っていたから遠征先で帰っちゃったんだね」
ユアンのお父さんは冒険者をしていて、依頼を受けていたんだ。その時に帰ることになってしまったんだろうね。だから、この動く絵の中にはいないんだ。でも、この動く絵はどういう仕組みなんだろう?
「どうやって、絵を記憶させているのかな?」
「さあ?それにこの紙もおかしいよね。グニャングニャンにしても切れないし、ガラスみたいに綺麗なのに割れないし」
僕とユアンは紙を触りながら首を傾げた。
「まあ、なんでもいいか。僕は両親が見れただけでも満足だし。この紙は僕の宝物だから」
「兄さんらしいや」
「それにしてもユアン・・・服が乱れているよ」
「えっ?」
ユアンはみんなに女だとカミングアウトしてから布で胸を縛るのをやめている。女の子らしい谷間がチラチラと僕の心を揺れ動かす。
「兄さん・・・まさか、動揺してるの?」
「そそそ、そんなことあるわけないじゃないか。ユアンはおと、妹なんだからさ」
「・・・」
ユアンが変なことを言うから動揺してしまった。だけど、兄としての威厳を保つために頑張ってみるけど、ユアンはニヤニヤして僕の腕に胸を押し当ててきた。
「僕も結構出てきたんだ~」
「こら、ユアン。兄を揶揄うんじゃない」
「とか何とか言って、兄さん動こうとしないんだね。こんな兄さん初めてで僕はもう・・」
「ユ~ア~ン~」
「「モナーナ!!」」
ユアンに揶揄われていると正義の味方モナーナ参上。モナーナはユアンの耳を引っ張って外へ出て行ってしまった。こりゃ、ユアンと寝るのはおしまいかな。
しかし、今まで一緒に寝ていたのに気づかなかったなんて僕はなんて鈍感なんだろうか。ユアンも苦しかっただろうな~。男と一緒の部屋で寝るなんて年頃の女の子にとって罰でしかないよね。うんうん。
『ルーク、まだいるか?』
「えっ?お父さん。あの後の続きがあったのか・・」
最後まで見たつもりだったメモ、そのメモが黒い絵からお父さんが小声でしゃべる姿に代わっていた。
『熟練度でスキルを得られるのはもう、知っているな。そこで注意が必要だ。この世界の人達は7レベルが最高だと思っているスキルだが、実は5が最高なんだ』
「ええ!」
お父さんは小声で話している。その言葉はこの世界の常識を覆す話だった。
『この世界で暮らしていたのなら、わかっているだろ?みんな7が最高だと思ってる。しかし、違うんだ。異世界からやってきた人たちは当たり前のようにおかしな力を持っている。それは特別な力だ。しかし、本当におかしいのはスキルにあったんだよ。勇者として召喚された異世界人が昔、世界を救った。その時のステータスが世界に知られたんだ。スキルの最高レベルが7だと分かったんだ。その前までは最高でも5がいるのみで7なんて言うのはいなかった』
えっ、まさか、異世界人しか7までいけないって事?
『察しの通り、異世界人でしか、7まで到達できないんだ。だから、やたらめったらスキルを7にしちゃだめだぞ。っていっても熟練度1000でスキル一個上げるのが関の山だから、そうそう上げられないと思うけどな。じゃあ、頑張れよ。俺の息子』
お父さんは少し潤った目で最後、手を振っていた。
「お父さん・・・色々、遅いよ」
魔法スキルなんか全部7だし、ほかだって凄いことになってるよ。だけど、おかしい事が・・・、
「熟練度1000で1しか上げられない?僕は熟練度1で1あげれているんだけど?これはどういう事・・・」
どうやら、お父さんの能力と僕の能力は少し違うみたい。
「じゃあ、熟練度が1000になったらステータスにプラスが付くのはお父さんと違うってことかな。まさかして、お母さんの能力も合わさってもらっているのではないだろうか?転生者の英雄の話も絵本にあったし、そういう人も特殊な能力をもっていた。カテジナ叔母さんに僕のお母さんの話をもっと聞けばよかった。お母さんの姿を見ただけで、僕は満足しちゃったんだよな~・・・まあ、スキルレベルはカード見せてもばれないし、大丈夫か」
僕は悩むのをやめた。この力を得てから色々悩んだりしてきたけど、悩むだけ無駄なんだよね。だって既にステータスはえらいことになってしまっているのだから、何もできない。下げることもできないし破棄することもできない。ということで考えるのをやめました。
この後、僕はお父さんのメモをアイテムバッグにしまって久しぶりの製作に取り掛かりました。この部屋での製作は久しぶりなので捗る捗る。しばらくして、夕飯にスリンさんが呼びに来てみんなと一緒に食事をしました。
思った通り、ユアンはモナーナと一緒に別の部屋で寝るそうです。ユアンも僕といつまでも寝てると甘えん坊癖が抜けないからね。いい機会だ。
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