135 / 135
あとがき
しおりを挟む
この度は長編文芸作品第三弾『視えない私のめぐる春夏秋冬』を拝読いただきありがとうございました。
本作も約25万文字に達する長期連載になり、これまで書いてきた文芸作品では最長となりました。
心を込めて書き上げましたので、少しでも楽しんでいただければ、思い出に残るところがあれば幸いです。
別サイトにはなりますが、ありがたいことに本作は連載開始から過去作を凌駕する青春トレンドランキング三位を獲得し、「特集 心を揺さぶる物語」にて公式で紹介して頂けました。
その後、トレンドランキング最高一位獲得、人気ランキングも最高二位を獲得することになり、自作品の中で本棚登録が初めて100を超えました。これは私自身も予想をしていなかった名誉なことです。応援してくれた全ての皆様に感謝申し上げます。
2024年を舞台に最新の福祉環境を踏襲したため、本作は合理的配慮などまだ社会に浸透していない要素まで描くことになりました。
とても調べることが多く大変な日々でしたが、その努力が報われるほどに、有意義な日々を送ることができました。
登場人物の中に視覚障がいを持った人物を入れた作品は昔からありますが、本作以上に掘り下げている作品はなかなかないのではと思います。
”今を生きる人々に大切な事を伝えたい”
この文芸長編三作品に統一した想いは届けられたのかなと思っています。
その意味では誰もが楽しめる身近なエンターテインメントとして作りながら、視覚障がい者の世界を描けたことはとても光栄なことでした。
今作は作品紹介にも書かせていただきましたが、文芸長編作品第一弾『サンドアートナイトメア』の正式な続編作品になります。
サンドアートナイトメアは私自身、視覚障がいを主人公に多くのチャレンジを込めて書いた作品で随所に私なりの想いを込めて書き上げました。
その後、今回ゲスト出演もしている文芸長編作品第二弾の『”小説”震災のピアニスト』を通じて、文芸作品に対する意識も高くなり、様々な想いを込めて本作に取り組んでいく事になりました。
それでは、ここからは本作『視えない私のめぐる春夏秋冬』ができるまでを振り返っていきましょう。
前作である『サンドアートナイトメア』を書き終えて、視覚障がい者について、より私の中で関心が深まりました。
元々、福祉関係の仕事を日頃からしていることや、ユニバーサルマナー検定一級を持っている事など、障がい者をめぐる社会環境に関する関心は元々あり、私にとってこうした物語を書くことは自分なりに社会的意義のあることだと考えてきました。
そして、サンドアートナイトメアではまだ書ききれていない部分も多くありましたので、この辺りの補完も本作ではしています。
前作で前田郁恵はオーストラリアに渡り、父親である前田吾郎と一緒に暮らし始め、盲導犬のフェロッソと新たな人生を歩み始めるところで完結を迎えますが、これは私なりに綺麗な終わり方でありました。
その後の郁恵の物語を書く辺り、まずは”恋愛要素をメインに取り入れながら、保育士を目指して盲導犬のフェロッソと一緒にキャンパスライフを送る”大学生ものにしようという構想になりました。
『”小説”震災のピアニスト』は恋愛小説の要素が強かったですが、『サンドアートナイトメア』は女性同士の友情をメインに描いたため、恋愛要素を取り入れることができませんでした。
私自身、前田郁恵と向き合う中で、初恋を描いてみたいという想いが強くあり、この二つの作品の要素を併せ持ったような形を考えました。
保育士を目指して大学生活を送るという部分については、実際に全盲の視覚障がいを持っている方で保育士になっている方も現実におられます。それは私達では想像できないほどに、多くの苦労を経験されたことでしょう。
障がいを持っていても、健常者と同じように働くことができる社会であることは大切な事です。
現にワークライフバランスや女性の社会進出によって保育の現場は成り手不足が逼迫した現状にあります。前田郁恵のような障がいに理解のある能力を持った女性は現場で重宝されるであろうことは明白です。
ですが前例がないなど環境的な配慮がまだまだ進んでいない背景もあり働けない方は多くいます、こうした現実も物語の中で感じて欲しいという想いを込めました。
そうした想いも含め、全盲の視覚障がいを持つ郁恵の大学生活を描く。
文芸作品三作品に一貫した身体障がいを持つ中、奮闘する姿を出来る限りリアルベースで描き切りたい。
そんなモチベーションを持って、本作は始まりました。
あまり触れては来ませんでしたが、モデルとして採用している四年制大学は京都にある同志社大学です。まだプロット段階の頃に学祭にも出向いてイメージを膨らませていたりもしています。
その頃はまだタイトルをどうするか悩んでいた頃です。
最終的に『視えない私のめぐる春夏秋冬』というタイトルが私の中でしっくり来ているので、”わためぐ”として略称も作ることができて良かったと思います。
さて、本作の流れを三つに分けるとすると、前半部分が運命の人である桜井往人との再会までを描いた”プロローグ~第五章”まで。
中盤が第六章~第十三章、ここでは郁恵が往人と再会して仲を深めていき、交際を始め、郁恵が本当の母親について知ることなどが描かれています。一回生の後半から二回生の終わりまでの長い期間を描いています。
そして終盤が第十四章~エピローグになるかなと思います。
ここでは三回生になり同棲生活を始めて、保育士を目指して大学生活を送りながら絵本製作に取り組んでいく過程が描かれました。
それ以外にも多く見どころはありますが、この三つのフェイズに分ける事が出来るかと思います。
桜井往人と再会するまでの流れはこだわりたいと思ったいたので色んな伏線を序盤から入れながら第五章の盛り上がりまで持っていきました。
普通であればもっとあっさりと再会までを描くところですが、”ミスコン”や”画家”それに”喫茶さきがけ”といった本作で欠かすこと出来ない要素を取り入れながら描いていきました。この辺りの伏線張りは短編小説では出来ない所なので、とてもやり甲斐のある工程でした。
ミスコングランプリが物語に関わるところは最初から決めていましたが、時代的な背景も考えて非公式の開催として描きました。
郁恵が自分の外見について考えていく描写はあまり想定していなかったですが物語に深みを出せたのではと思います。
次に本作全体を考える上で前作ともつながりがある三つの重要な要素について少し語りたいと思います。
①砂絵に隠された謎
前田吾郎からプレゼントされた砂絵が実は運命の人、往人の母親、桜井深愛が描いた遺作の砂絵であるということですね。
これに合わせてプロローグから往人は郁恵を見て既視感を感じる描写を入れています。
②郁恵の本当の母親、及び前田吾郎が郁恵と一緒に暮らさなかった真相。
こちらは前作で触れて来なかったので、思い切って理由付けをすることになりました。
前田吾郎が郁恵と生活を共にしなかったのは、日本で郁恵と暮らした場合、どうしても知り合いから見ると二人が似ていないと気付かれてしまうのではと恐れたためですね。
もちろんオーストラリアでの仕事が順調であることもありますが、それはいい訳にしか使えないので、理由付けとしては養子であることの方が大きいと考えます。
③郁恵の幻聴に現れる真美の真相
前作で父親である前田吾郎の結婚相手からの虐待が入院するきっかけになったことは触れられていたので、こちらはその補足になります。
最終章で前作に登場した看護師の佐々倉奈美さんを加え、真美とは一体何だったのか、郁恵の精神的な病理の部分について様々な角度から真相に触れています。
答えは一人一人違っていいのではないか、そんな想いも込められています。
次に”郁恵が往人たちと一緒に作り上げた絵本について”
元々、”空飛ぶうさぎ”の歌は私が中学生当時、非常勤で来ていた音楽の先生によって伝えてくれた歌です。
私はずっとその時の思い出が歌詞と一緒に残っていて、視覚障がいを描く本作で使いたいと思ってきました。
本作が小説である都合上、郁恵が書いた絵本そのままの文章で説明することは難しいので本作のような描き方になりました。
郁恵の砂浜での思い出とリンクさせている部分があるので最後は病院で目覚める結末にしています。もうひと捻りしたいところですが、今回はシンプルな形にしています。
最後に本当はフェロッソと再会する場面で完結を迎える予定でした。
しっとりとした終わり方を当初は目指していたからです。
しかし、実際に全盲の視覚障がいを持ちながら保育士になった方の声を聞き、保育士になった郁恵の姿を描くことにしました。
フェロッソは別の視覚障がいを持った方のパートナーとなり、郁恵には往人という大切なパートナーが出来て、保育士の夢を叶えることが出来た。
そんな結末を大切にして頂ければ幸いです。
解説は以上になります。
全体的にソフトな内容で親しみやすい作品を目指しましたが、思えば色んなことにこだわった作品でした。
視覚障がいについて、また障がい者が持っている”不自由”とは果たして何なのか。
今を生きる私達に何が出来るのか。
そんなことを考えるきっかけになれば本作に価値が生まれるのではと思います。
それでは、最後までお読み下さりありがとうございました。
次回作でまたお会いしましょう。
感想やレビューなどありましたら、短くてもよいのでお寄せください。お待ちしてます。
表紙イラストと桜井往人のイラストを描いてくださった露草ことの様から完結記念イラストを頂きましたのでこちらで紹介させていただきます。
幸せを感じるとても素敵なイラストに感謝です!
本作も約25万文字に達する長期連載になり、これまで書いてきた文芸作品では最長となりました。
心を込めて書き上げましたので、少しでも楽しんでいただければ、思い出に残るところがあれば幸いです。
別サイトにはなりますが、ありがたいことに本作は連載開始から過去作を凌駕する青春トレンドランキング三位を獲得し、「特集 心を揺さぶる物語」にて公式で紹介して頂けました。
その後、トレンドランキング最高一位獲得、人気ランキングも最高二位を獲得することになり、自作品の中で本棚登録が初めて100を超えました。これは私自身も予想をしていなかった名誉なことです。応援してくれた全ての皆様に感謝申し上げます。
2024年を舞台に最新の福祉環境を踏襲したため、本作は合理的配慮などまだ社会に浸透していない要素まで描くことになりました。
とても調べることが多く大変な日々でしたが、その努力が報われるほどに、有意義な日々を送ることができました。
登場人物の中に視覚障がいを持った人物を入れた作品は昔からありますが、本作以上に掘り下げている作品はなかなかないのではと思います。
”今を生きる人々に大切な事を伝えたい”
この文芸長編三作品に統一した想いは届けられたのかなと思っています。
その意味では誰もが楽しめる身近なエンターテインメントとして作りながら、視覚障がい者の世界を描けたことはとても光栄なことでした。
今作は作品紹介にも書かせていただきましたが、文芸長編作品第一弾『サンドアートナイトメア』の正式な続編作品になります。
サンドアートナイトメアは私自身、視覚障がいを主人公に多くのチャレンジを込めて書いた作品で随所に私なりの想いを込めて書き上げました。
その後、今回ゲスト出演もしている文芸長編作品第二弾の『”小説”震災のピアニスト』を通じて、文芸作品に対する意識も高くなり、様々な想いを込めて本作に取り組んでいく事になりました。
それでは、ここからは本作『視えない私のめぐる春夏秋冬』ができるまでを振り返っていきましょう。
前作である『サンドアートナイトメア』を書き終えて、視覚障がい者について、より私の中で関心が深まりました。
元々、福祉関係の仕事を日頃からしていることや、ユニバーサルマナー検定一級を持っている事など、障がい者をめぐる社会環境に関する関心は元々あり、私にとってこうした物語を書くことは自分なりに社会的意義のあることだと考えてきました。
そして、サンドアートナイトメアではまだ書ききれていない部分も多くありましたので、この辺りの補完も本作ではしています。
前作で前田郁恵はオーストラリアに渡り、父親である前田吾郎と一緒に暮らし始め、盲導犬のフェロッソと新たな人生を歩み始めるところで完結を迎えますが、これは私なりに綺麗な終わり方でありました。
その後の郁恵の物語を書く辺り、まずは”恋愛要素をメインに取り入れながら、保育士を目指して盲導犬のフェロッソと一緒にキャンパスライフを送る”大学生ものにしようという構想になりました。
『”小説”震災のピアニスト』は恋愛小説の要素が強かったですが、『サンドアートナイトメア』は女性同士の友情をメインに描いたため、恋愛要素を取り入れることができませんでした。
私自身、前田郁恵と向き合う中で、初恋を描いてみたいという想いが強くあり、この二つの作品の要素を併せ持ったような形を考えました。
保育士を目指して大学生活を送るという部分については、実際に全盲の視覚障がいを持っている方で保育士になっている方も現実におられます。それは私達では想像できないほどに、多くの苦労を経験されたことでしょう。
障がいを持っていても、健常者と同じように働くことができる社会であることは大切な事です。
現にワークライフバランスや女性の社会進出によって保育の現場は成り手不足が逼迫した現状にあります。前田郁恵のような障がいに理解のある能力を持った女性は現場で重宝されるであろうことは明白です。
ですが前例がないなど環境的な配慮がまだまだ進んでいない背景もあり働けない方は多くいます、こうした現実も物語の中で感じて欲しいという想いを込めました。
そうした想いも含め、全盲の視覚障がいを持つ郁恵の大学生活を描く。
文芸作品三作品に一貫した身体障がいを持つ中、奮闘する姿を出来る限りリアルベースで描き切りたい。
そんなモチベーションを持って、本作は始まりました。
あまり触れては来ませんでしたが、モデルとして採用している四年制大学は京都にある同志社大学です。まだプロット段階の頃に学祭にも出向いてイメージを膨らませていたりもしています。
その頃はまだタイトルをどうするか悩んでいた頃です。
最終的に『視えない私のめぐる春夏秋冬』というタイトルが私の中でしっくり来ているので、”わためぐ”として略称も作ることができて良かったと思います。
さて、本作の流れを三つに分けるとすると、前半部分が運命の人である桜井往人との再会までを描いた”プロローグ~第五章”まで。
中盤が第六章~第十三章、ここでは郁恵が往人と再会して仲を深めていき、交際を始め、郁恵が本当の母親について知ることなどが描かれています。一回生の後半から二回生の終わりまでの長い期間を描いています。
そして終盤が第十四章~エピローグになるかなと思います。
ここでは三回生になり同棲生活を始めて、保育士を目指して大学生活を送りながら絵本製作に取り組んでいく過程が描かれました。
それ以外にも多く見どころはありますが、この三つのフェイズに分ける事が出来るかと思います。
桜井往人と再会するまでの流れはこだわりたいと思ったいたので色んな伏線を序盤から入れながら第五章の盛り上がりまで持っていきました。
普通であればもっとあっさりと再会までを描くところですが、”ミスコン”や”画家”それに”喫茶さきがけ”といった本作で欠かすこと出来ない要素を取り入れながら描いていきました。この辺りの伏線張りは短編小説では出来ない所なので、とてもやり甲斐のある工程でした。
ミスコングランプリが物語に関わるところは最初から決めていましたが、時代的な背景も考えて非公式の開催として描きました。
郁恵が自分の外見について考えていく描写はあまり想定していなかったですが物語に深みを出せたのではと思います。
次に本作全体を考える上で前作ともつながりがある三つの重要な要素について少し語りたいと思います。
①砂絵に隠された謎
前田吾郎からプレゼントされた砂絵が実は運命の人、往人の母親、桜井深愛が描いた遺作の砂絵であるということですね。
これに合わせてプロローグから往人は郁恵を見て既視感を感じる描写を入れています。
②郁恵の本当の母親、及び前田吾郎が郁恵と一緒に暮らさなかった真相。
こちらは前作で触れて来なかったので、思い切って理由付けをすることになりました。
前田吾郎が郁恵と生活を共にしなかったのは、日本で郁恵と暮らした場合、どうしても知り合いから見ると二人が似ていないと気付かれてしまうのではと恐れたためですね。
もちろんオーストラリアでの仕事が順調であることもありますが、それはいい訳にしか使えないので、理由付けとしては養子であることの方が大きいと考えます。
③郁恵の幻聴に現れる真美の真相
前作で父親である前田吾郎の結婚相手からの虐待が入院するきっかけになったことは触れられていたので、こちらはその補足になります。
最終章で前作に登場した看護師の佐々倉奈美さんを加え、真美とは一体何だったのか、郁恵の精神的な病理の部分について様々な角度から真相に触れています。
答えは一人一人違っていいのではないか、そんな想いも込められています。
次に”郁恵が往人たちと一緒に作り上げた絵本について”
元々、”空飛ぶうさぎ”の歌は私が中学生当時、非常勤で来ていた音楽の先生によって伝えてくれた歌です。
私はずっとその時の思い出が歌詞と一緒に残っていて、視覚障がいを描く本作で使いたいと思ってきました。
本作が小説である都合上、郁恵が書いた絵本そのままの文章で説明することは難しいので本作のような描き方になりました。
郁恵の砂浜での思い出とリンクさせている部分があるので最後は病院で目覚める結末にしています。もうひと捻りしたいところですが、今回はシンプルな形にしています。
最後に本当はフェロッソと再会する場面で完結を迎える予定でした。
しっとりとした終わり方を当初は目指していたからです。
しかし、実際に全盲の視覚障がいを持ちながら保育士になった方の声を聞き、保育士になった郁恵の姿を描くことにしました。
フェロッソは別の視覚障がいを持った方のパートナーとなり、郁恵には往人という大切なパートナーが出来て、保育士の夢を叶えることが出来た。
そんな結末を大切にして頂ければ幸いです。
解説は以上になります。
全体的にソフトな内容で親しみやすい作品を目指しましたが、思えば色んなことにこだわった作品でした。
視覚障がいについて、また障がい者が持っている”不自由”とは果たして何なのか。
今を生きる私達に何が出来るのか。
そんなことを考えるきっかけになれば本作に価値が生まれるのではと思います。
それでは、最後までお読み下さりありがとうございました。
次回作でまたお会いしましょう。
感想やレビューなどありましたら、短くてもよいのでお寄せください。お待ちしてます。
表紙イラストと桜井往人のイラストを描いてくださった露草ことの様から完結記念イラストを頂きましたのでこちらで紹介させていただきます。
幸せを感じるとても素敵なイラストに感謝です!
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
Lucia(ルシア)変容者たち
おまつり
恋愛
人は、ときに自分の中に「もう一人の自分」を抱えて生きている。
それがもし、感情の揺らぎや、誰かとの触れ合いによって、男女の姿を入れ替える存在だったとしたら――。
カフェ『リベラ』を営むリアと、雑誌編集者の蓮。
二人は、特定の感情を抱くと性別が変わる「性別変容者」だった。
誰にも明かせない秘密を抱えながら生きてきた彼らは、互いの存在に出会い、初めて“同類”として心を通わせていく。
愛が深まるほど、境界は曖昧になる。
身体と心の輪郭は揺らぎ、「自分とは何者なのか」という問いが、静かに迫ってくる。
一方、過去に囚われ、自分自身を強く否定し続けてきたウェディングプランナー・景子と、まっすぐすぎるほど不器用な看護学生・ユウ。
彼らもまた、変容者として「変わること」と「失うこと」の狭間で、避けられない選択を迫られていく。
これは、誰の記憶にも残らないかもしれない“もう一人の自分”と共に生きながら、
それでも確かに残る愛を探し続けた人々の、静かなヒューマンドラマ。
※毎日20時に1章ずつ更新していく予定です。
お前が愛おしい〜カリスマ美容師の純愛
ラヴ KAZU
恋愛
涼風 凛は過去の恋愛にトラウマがあり、一歩踏み出す勇気が無い。
社長や御曹司とは、二度と恋はしないと決めている。
玉森 廉は玉森コーポレーション御曹司で親の決めたフィアンセがいるが、自分の結婚相手は自分で決めると反抗している。
そんな二人が恋に落ちる。
廉は社長である事を凛に内緒でアタックを開始するが、その事がバレて、凛は距離を置こうとするが・・・
あれから十年、凛は最悪の過去をいまだに引き摺って恋愛に臆病になっている。
そんな凛の前に現れたのが、カリスマ美容師大和颯、凛はある日スマホを拾った、そのスマホの持ち主が颯だった。
二人は惹かれあい恋に落ちた。しかし凛は素直になれない、そんなある日颯からドライブに誘われる、「紹介したい人がいるんだ」そして車から降りてきたのは大和 祐、颯の息子だった。
祐は颯の本当の息子ではない、そして颯にも秘密があった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
