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1章 絆
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ベッドルームっていうか、これがベッドなの?部屋のど真ん中に鎮座しているというか、僕の部屋よりも大きいんじゃないかな、このベッド。開いた口が塞がらないって、本当に、実際に起きる現象だったんだ。
「何これ…」
「ベッドだよ?」
「うん、ベッドなのはわかるけど…デカくない?」
「キングサイズだもん、大きいよ」
あっけらかんと答える雪ちゃんだけど、一人で寝るには大きすぎるでしょ。ってことは、わざわざベッドルームに連れてきたってことは…。
「僕は、ソファーで良いよ?」
「お客様をソファーで寝かせられないっていうか、二人ぐらい余裕の広さだから一緒に寝ようね」
やっぱりそうなるよね…。まぁ、普段からトウちゃんと同じ布団で寝ているんだけど、というかトウちゃんが勝手に入り込んでくるんだけど、こんな凄いベッドで寝たら、家に戻ったら自分の煎餅布団で寝付けなくなるんじゃないのかな?
それからもお風呂、トイレ、キッチンと一通り部屋の設備の使い方や説明を教えてもらった。僕の荷物はウォークインクローゼットの一画を使って良いって言われたけど、またこのクローゼットも広過ぎじゃない?
「洗濯物は、そこのランドリーボックスに入れてくれれば良いから、2~3日で仕上がる契約だから」
「契約?」
「専属のクリーニング店だけど?」
「クリーニング?雪ちゃん、下着とかもクリーニングに出してるの?」
思わず出た僕の質問に対して、バツの悪そうな表情を雪ちゃんは見せた。そうなると、いろいろなことが気になり出すのは仕方がないよね。
「雪ちゃん、僕は自分のパンツまで、クリーニングに出しません。まして、これからお世話になる身でもありますので、僕がいる間は、炊事洗濯その他もろもろ家事を全て引き受けます。よろしく!」
雪ちゃんが、家事全般が壊滅的だと判明した瞬間でした。
「何これ…」
「ベッドだよ?」
「うん、ベッドなのはわかるけど…デカくない?」
「キングサイズだもん、大きいよ」
あっけらかんと答える雪ちゃんだけど、一人で寝るには大きすぎるでしょ。ってことは、わざわざベッドルームに連れてきたってことは…。
「僕は、ソファーで良いよ?」
「お客様をソファーで寝かせられないっていうか、二人ぐらい余裕の広さだから一緒に寝ようね」
やっぱりそうなるよね…。まぁ、普段からトウちゃんと同じ布団で寝ているんだけど、というかトウちゃんが勝手に入り込んでくるんだけど、こんな凄いベッドで寝たら、家に戻ったら自分の煎餅布団で寝付けなくなるんじゃないのかな?
それからもお風呂、トイレ、キッチンと一通り部屋の設備の使い方や説明を教えてもらった。僕の荷物はウォークインクローゼットの一画を使って良いって言われたけど、またこのクローゼットも広過ぎじゃない?
「洗濯物は、そこのランドリーボックスに入れてくれれば良いから、2~3日で仕上がる契約だから」
「契約?」
「専属のクリーニング店だけど?」
「クリーニング?雪ちゃん、下着とかもクリーニングに出してるの?」
思わず出た僕の質問に対して、バツの悪そうな表情を雪ちゃんは見せた。そうなると、いろいろなことが気になり出すのは仕方がないよね。
「雪ちゃん、僕は自分のパンツまで、クリーニングに出しません。まして、これからお世話になる身でもありますので、僕がいる間は、炊事洗濯その他もろもろ家事を全て引き受けます。よろしく!」
雪ちゃんが、家事全般が壊滅的だと判明した瞬間でした。
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