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24晩目 ホースケさんのダンジョン調査後日談
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「あらん シャアちゃん 相変わらずモフモフして可愛いわね」
マキマは、シャアを見る度抱きしめてふわふわの首元に顔を埋める。
シャアと名付けられたのは、ホースケの尻尾を依代にして身体を得ることができたカーバンクルの子どもだ。
「俺の故郷の《赤い彗星》の二つ名を持つ英雄の名前だ カッコいいだろ?」
ダンジョンから一緒に帰ってきたシャアは、瞬く間にマンキー亭のアイドルになった。シャアのお陰で、ホースケの尻尾が無くなったことにお咎めもなくて、ほっとしている。
ただ、お尻に尻尾が千切れた穴が開き、中身の綿が丸見えになってしまった為、ホースケの身体は否応が無しにリニューアルをされた。
「ホースケもモフモフで可愛いの!」
ぎゅっとホースケを抱きしめるのは、マンキー亭の一人娘、ミーシャだ。シャアを見て創作意欲の湧いたマキマは、ホースケの首元にもお揃いのふわふわの首巻きみたいな体毛を付け加えた。
ダンジョン調査が無事に終わり、その評価からシズルとツカサは、Cランクに上がったのだが、おまけも付いてきた。
「アイツら子どもができたらしくてよ 結婚する事にしたんだとよ」
「一緒に暮らしてたんだから、もっと早く結婚すればって言ってたんだけどね」
マンキーとマキマから二人の昇格と結婚の知らせを聞き、慶事ではあるが少し複雑な思いも巡る。
「シズル、おめでとさん んで、子供も出来たんだって?」
「ありがとうっす 弟妹を養うからって今まで首を縦に振ってくれなかったんすけどね、腹ん中に俺たちの子が出来ちゃったんで諦めがついたって言われたっす」
照れ臭そうに頬を掻きながら、嬉しそうな表情を見せた。そして、周りをキョロキョロした後、ホースケに近寄り耳打ちをしてきた。
「これもホースケのおかげっす あの晩、避妊しなかったんすよね」
「んあ、ま、まさか あの晩?」
まさかのダンジョン調査の初日にシズルが、やらかした例のお楽しみがきっかけだったとは、ホースケは知りたくなかった。
「ずっと良い返事貰えなかったんすけど、お陰様で覚悟決めてくれたんすよ」
嬉しそうに笑顔でシズルは、ホースケに「感謝しても仕切れないっす」と告げた。
さらに数日後、ホースケは、マンキーに呼び出された。
「ホースケ、今日からオメエもDランクに昇格するからな」
「え!?EじゃなくてD?」
実は、前回のダンジョン調査は、ホースケの昇格試験でもあったらしい。見習いのFランクは、上級ランクと一緒に依頼を受ける事で、適性などを評価されるらしい。
「アンデット化したカーバンクルの討伐にダンジョン調査の報告、ついでにカーバンクルを仲間にしたんだ それくらい当たり前だろ」
ホースケの頭をワシワシと擦り切れそうな勢いで撫でてきた。
新しいプレートにホースケの名前とDの文字が刻まれ、マンキーから手渡される。
「ホースケ兄ちゃん!スゲェ カッコいい」
「シャア?」
くるんくるんと嬉しそうにシャアはホースケの周りを飛び跳ねている。新しく首にかけてもらったDランクの証明をホースケは、そっと指でなぞった。
「俺、本当に冒険者になったんだな」
「何言ってんだ これからも頼むぜ」
たったひとりぼっちだったオバケは、愉快な仲間達に恵まれて、今日も新しい冒険に出かけるのだった。
マキマは、シャアを見る度抱きしめてふわふわの首元に顔を埋める。
シャアと名付けられたのは、ホースケの尻尾を依代にして身体を得ることができたカーバンクルの子どもだ。
「俺の故郷の《赤い彗星》の二つ名を持つ英雄の名前だ カッコいいだろ?」
ダンジョンから一緒に帰ってきたシャアは、瞬く間にマンキー亭のアイドルになった。シャアのお陰で、ホースケの尻尾が無くなったことにお咎めもなくて、ほっとしている。
ただ、お尻に尻尾が千切れた穴が開き、中身の綿が丸見えになってしまった為、ホースケの身体は否応が無しにリニューアルをされた。
「ホースケもモフモフで可愛いの!」
ぎゅっとホースケを抱きしめるのは、マンキー亭の一人娘、ミーシャだ。シャアを見て創作意欲の湧いたマキマは、ホースケの首元にもお揃いのふわふわの首巻きみたいな体毛を付け加えた。
ダンジョン調査が無事に終わり、その評価からシズルとツカサは、Cランクに上がったのだが、おまけも付いてきた。
「アイツら子どもができたらしくてよ 結婚する事にしたんだとよ」
「一緒に暮らしてたんだから、もっと早く結婚すればって言ってたんだけどね」
マンキーとマキマから二人の昇格と結婚の知らせを聞き、慶事ではあるが少し複雑な思いも巡る。
「シズル、おめでとさん んで、子供も出来たんだって?」
「ありがとうっす 弟妹を養うからって今まで首を縦に振ってくれなかったんすけどね、腹ん中に俺たちの子が出来ちゃったんで諦めがついたって言われたっす」
照れ臭そうに頬を掻きながら、嬉しそうな表情を見せた。そして、周りをキョロキョロした後、ホースケに近寄り耳打ちをしてきた。
「これもホースケのおかげっす あの晩、避妊しなかったんすよね」
「んあ、ま、まさか あの晩?」
まさかのダンジョン調査の初日にシズルが、やらかした例のお楽しみがきっかけだったとは、ホースケは知りたくなかった。
「ずっと良い返事貰えなかったんすけど、お陰様で覚悟決めてくれたんすよ」
嬉しそうに笑顔でシズルは、ホースケに「感謝しても仕切れないっす」と告げた。
さらに数日後、ホースケは、マンキーに呼び出された。
「ホースケ、今日からオメエもDランクに昇格するからな」
「え!?EじゃなくてD?」
実は、前回のダンジョン調査は、ホースケの昇格試験でもあったらしい。見習いのFランクは、上級ランクと一緒に依頼を受ける事で、適性などを評価されるらしい。
「アンデット化したカーバンクルの討伐にダンジョン調査の報告、ついでにカーバンクルを仲間にしたんだ それくらい当たり前だろ」
ホースケの頭をワシワシと擦り切れそうな勢いで撫でてきた。
新しいプレートにホースケの名前とDの文字が刻まれ、マンキーから手渡される。
「ホースケ兄ちゃん!スゲェ カッコいい」
「シャア?」
くるんくるんと嬉しそうにシャアはホースケの周りを飛び跳ねている。新しく首にかけてもらったDランクの証明をホースケは、そっと指でなぞった。
「俺、本当に冒険者になったんだな」
「何言ってんだ これからも頼むぜ」
たったひとりぼっちだったオバケは、愉快な仲間達に恵まれて、今日も新しい冒険に出かけるのだった。
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