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第一部 三章 仲間を確保する
聖騎士から逃げると
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プランスが冷めたように言った。
♢♢♢
シルバーに乗って再び地面を走ると、地平線が見えて、地平線以上遠くのところはどうなっているのだろう。と咄嗟に頭の中に入った。
子供のような疑問かもしれないけど、私には何故か重要な疑問で考え込む。
地平線より遠くは、ないのではないか? それとも、未知の世界に繋がる空間に入るのかもしれない。
そう考えると、逆に色々な例が頭の中で浮かんで、二択から三択と増えて行く。
もうこれは正解などないのが、正解なのかもしれない。
この世は全て自分で作っているのかもしれない。
ふと、数年前の記憶が今になって蘇る。
『魔力はな、自由に作ることが可能なんや、それに世界はただ一人の物だよ』
この記憶をいつの記憶だろうか。
お年寄りのような声で、話すから、誰かが分からなかった。
「どうした」
彼が私の考える顔を見たのか、怪訝な顔で振り向いた。
特に具合悪くないので、ちょっと考えすぎだったかな? と微笑みで返すと「そうか」とまた前を向いた。
なんでこんな仕草で私の心を打つのだろう。プランスの顔が心の隙間をうめてしまう。
ああ、苦しいようで心地いい。他に何も想えないって本当に良いことなんだ。
「シルバー、はいこれ」
プランスが走っているシルバーに林檎を食べさした。
「プランス、走ってるシルバーにそんな食べさし方していいの?」
つい疑問に思ったことは、なぜか彼に訊いてしまう。
それだけ、彼のことを信用しているのだろう。なんで彼を信用してしまうの? ただただ助けてくれた人を。
「当たり前だ。でも、ちょうどいいところで食べさしてあげないとダメだけどな」
プランスは林檎を齧りながら言った。
「あっ君も食べたい?」
林檎を私に渡してくれた。まあ三時のおやつ感覚で、食べれば美味しいだろうな。
林檎を齧ると、瑞々しい甘い水が口に入ってきた。早々に喉からお腹に入っていき、空腹感が和らぐような気がした。
「美味しいね!」
そして、もう一口とどんどん食べてしまい、屋敷の頃の自分はもういないらしい。でも、あの頃の私は私が消した。
今までは社交辞令で、綺麗に礼儀正しくし、人の目には自分が特別な人間と見せてきた。
それで、周りからは美人な王妃として、認識されて優しく、あの人が生む子こそが、世界一の王認識輝くと見られていた。
結果としてはそんな夢、頑なに叶わなかったけど。
「当たり前だ。ここの林檎は美味しいだ」
プランスはもう林檎を食べ終わったらしく、林檎のゴミはそこら辺に捨てた。
♢♢♢
シルバーに乗って再び地面を走ると、地平線が見えて、地平線以上遠くのところはどうなっているのだろう。と咄嗟に頭の中に入った。
子供のような疑問かもしれないけど、私には何故か重要な疑問で考え込む。
地平線より遠くは、ないのではないか? それとも、未知の世界に繋がる空間に入るのかもしれない。
そう考えると、逆に色々な例が頭の中で浮かんで、二択から三択と増えて行く。
もうこれは正解などないのが、正解なのかもしれない。
この世は全て自分で作っているのかもしれない。
ふと、数年前の記憶が今になって蘇る。
『魔力はな、自由に作ることが可能なんや、それに世界はただ一人の物だよ』
この記憶をいつの記憶だろうか。
お年寄りのような声で、話すから、誰かが分からなかった。
「どうした」
彼が私の考える顔を見たのか、怪訝な顔で振り向いた。
特に具合悪くないので、ちょっと考えすぎだったかな? と微笑みで返すと「そうか」とまた前を向いた。
なんでこんな仕草で私の心を打つのだろう。プランスの顔が心の隙間をうめてしまう。
ああ、苦しいようで心地いい。他に何も想えないって本当に良いことなんだ。
「シルバー、はいこれ」
プランスが走っているシルバーに林檎を食べさした。
「プランス、走ってるシルバーにそんな食べさし方していいの?」
つい疑問に思ったことは、なぜか彼に訊いてしまう。
それだけ、彼のことを信用しているのだろう。なんで彼を信用してしまうの? ただただ助けてくれた人を。
「当たり前だ。でも、ちょうどいいところで食べさしてあげないとダメだけどな」
プランスは林檎を齧りながら言った。
「あっ君も食べたい?」
林檎を私に渡してくれた。まあ三時のおやつ感覚で、食べれば美味しいだろうな。
林檎を齧ると、瑞々しい甘い水が口に入ってきた。早々に喉からお腹に入っていき、空腹感が和らぐような気がした。
「美味しいね!」
そして、もう一口とどんどん食べてしまい、屋敷の頃の自分はもういないらしい。でも、あの頃の私は私が消した。
今までは社交辞令で、綺麗に礼儀正しくし、人の目には自分が特別な人間と見せてきた。
それで、周りからは美人な王妃として、認識されて優しく、あの人が生む子こそが、世界一の王認識輝くと見られていた。
結果としてはそんな夢、頑なに叶わなかったけど。
「当たり前だ。ここの林檎は美味しいだ」
プランスはもう林檎を食べ終わったらしく、林檎のゴミはそこら辺に捨てた。
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