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第四部二章 会議
会議
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会議会場に着くと、きっちりとした服装をしているがスーツの人はいなくて、全員魔界の上位に君臨している人物だ。
例えば西 フリンス王国直属部隊、隊長ルミナが座っていたり、フリンス王国の次に大きな国、東 魔界リムル都市法治国家の王クリスタル・リムルが座っていたりした。
クリスタルは、私が知る限り戦闘が得意でない。ただ頭の良さに長けており、その頭の良さから最北端 魔界軍事学都市の王も務めている。
とても心強い人物である。
とりあえず、すごい大物は二人というわけである。いやプランスの方が偉い魔族であった。なんたって魔界を仕切っているのは全てプランスなのだから。
でもまあ、大物がいることには変わりない。
「プランス様、ミア様」
さすがというべきなのか、目上の人物には敬意を払っている。だけど、お気持ちだけ受け取りたいところである。
あまり、そう敬意を払って気を遣われると私も気を遣ってしまう。それがいつも私は不満である、この立場になってくるとそういうことに敏感になってしまうしね。
「まあ、今日は平等の会議だ。気を遣うな、自由な案を出してくれ」
プランスは椅子に座る。そして私も椅子に座ると、護衛の人物がいなくなって、プランス、シルバー、アン、ルミナ、クリスタル、私だけとなった。
確かに島の大物もいるが今回の件には不要で、戦闘経験に豊富な人材と脳に長けている者を集めた。
学者はクリスタルだけでいい。
「では、これよりルカ討伐作戦を開始する。そのためミア様がルカの情報を提供してもらう必要があります」
クリスタルが言った。
どうしてここにシルバーとアンが居るかというと、ルカの魔力をこの身で感じていたかららしい。少しでも手掛かりが欲しい状況では本人が望まなくとも会議に参加させる状況である。
「かしこまりました。今現在ルカが居る場所は間違いなくゼレーナ王国です」どうして言い切れるかというと、プランスが生き返った今、緊急事態だから、一番安全な場所に行くはずだ。
ルカは脳筋のように戦いに行くような者ではない、ちゃんと状況判断もできる強者だ。頭が切れるのはあちらも同じだろう「理由としてあげれますのが、非常に判断能力が長けていますので、プランスが生き返ったという緊急事態には必ず一番安全な場所に身を置くことでしょう。その場所というのが兵士も多い自分の国ゼレーナ王国でございます・・・」
長々と話すとこの場がシーンとした。沈黙の時間という感じだ。
この時間は考える時間でもあるから大いに役立つ。でもたまに誰も喋り出さない場合もあるので要注意。最悪に場合なんてただシーンとしているだけの場合までありうる。
そうなってしまったら流石の私もメンタル故障してしまう。
「うむ、有力な情報をどうも・・・・・」
クリスタルが一言言ってまた沈黙した。その顔は険しい顔をしており、戦略が難しいという顔をしている。
戦場に出ていないけど、ある程度想像がつくのだろう。
私には負ける想像しかつかない。魔力はイメージの世界。
イメージが出来なければ一巻の終わりと言っていいだろう。
「では、私の部隊を送るというのはどうでしょう? スパイのような行為もできる者もいます」
ルミナが言うがそれだと厳重に警備されているだろう、ゼレーナ王国にバレずに侵入する基地は不可能と言っていいだろう。
理由として、今はゼレーナ王国に出入りを禁止てしているだろうからだ。しかも強力な結界も張っているだろうから埃すらも通さないだろう。
だから今は食料不足なのかもしれない。だけど、皆が異世界袋を持っているから食料には困っていないかもしれない。
だから下手に攻めない方が良いだろう。それに永遠に結界を張れるわけでもあるまい。魔力が消費するのもあるが、何夜食料不足になってしまうことだろう。
「それはやめた方がよいと思われますぞ、ルミナ殿」
「ですがそれ以外に手があるのでしょうか?」ルミナはどこか未来を見ているように言った。「もしも私たちがこうして会議をしている間にルカが攻めてきたらどうしますか? 全面戦争になれば女神族、天使、妖精、巨人族、精霊、鬼、その他もろもろが攻めてくることになります。いくら、死者蘇生の呪文があるからといって、ミア様を失ったらもう終わりでございます」
確かに、ルミナの言うことには一理あるが、こちらには魔物魔獣が大量にいる。そして、魔族は凄まじい魔力を持つ。
そして何より魔族の神という、歴代の魔王様が死体のまま保管されている。魔王の死体を蘇らせなかったのは、暴れ出したら止められないからだ。
それと、いつでも蘇らせれるし、急に膨大な魔力を検知したらルカもすぐさま特攻してくるだろう。
理由は攻められて勝てるはずがないからだ。なら全面戦争を仕掛けてゆっくり消耗戦にし、魔界で戦うことによって不利になるがどれだけ本気で戦ったとしても自分の国が滅ぶわけでもないので好き勝手に必殺技を繰り出せるのだ。
それではなぜ今その行為をしないかだ。
それは至って単純で、そんなことをする必要がないのだ。確かに勝てるかもしれないけれど、何が待ち構えているか分からない状況で無防備な攻めはやめた方が良い。
それよりかは作戦を立てて、作戦通りに戦争を起こす方がいいのだ。
まさに効率を重視した、戦い方だ。
例えば西 フリンス王国直属部隊、隊長ルミナが座っていたり、フリンス王国の次に大きな国、東 魔界リムル都市法治国家の王クリスタル・リムルが座っていたりした。
クリスタルは、私が知る限り戦闘が得意でない。ただ頭の良さに長けており、その頭の良さから最北端 魔界軍事学都市の王も務めている。
とても心強い人物である。
とりあえず、すごい大物は二人というわけである。いやプランスの方が偉い魔族であった。なんたって魔界を仕切っているのは全てプランスなのだから。
でもまあ、大物がいることには変わりない。
「プランス様、ミア様」
さすがというべきなのか、目上の人物には敬意を払っている。だけど、お気持ちだけ受け取りたいところである。
あまり、そう敬意を払って気を遣われると私も気を遣ってしまう。それがいつも私は不満である、この立場になってくるとそういうことに敏感になってしまうしね。
「まあ、今日は平等の会議だ。気を遣うな、自由な案を出してくれ」
プランスは椅子に座る。そして私も椅子に座ると、護衛の人物がいなくなって、プランス、シルバー、アン、ルミナ、クリスタル、私だけとなった。
確かに島の大物もいるが今回の件には不要で、戦闘経験に豊富な人材と脳に長けている者を集めた。
学者はクリスタルだけでいい。
「では、これよりルカ討伐作戦を開始する。そのためミア様がルカの情報を提供してもらう必要があります」
クリスタルが言った。
どうしてここにシルバーとアンが居るかというと、ルカの魔力をこの身で感じていたかららしい。少しでも手掛かりが欲しい状況では本人が望まなくとも会議に参加させる状況である。
「かしこまりました。今現在ルカが居る場所は間違いなくゼレーナ王国です」どうして言い切れるかというと、プランスが生き返った今、緊急事態だから、一番安全な場所に行くはずだ。
ルカは脳筋のように戦いに行くような者ではない、ちゃんと状況判断もできる強者だ。頭が切れるのはあちらも同じだろう「理由としてあげれますのが、非常に判断能力が長けていますので、プランスが生き返ったという緊急事態には必ず一番安全な場所に身を置くことでしょう。その場所というのが兵士も多い自分の国ゼレーナ王国でございます・・・」
長々と話すとこの場がシーンとした。沈黙の時間という感じだ。
この時間は考える時間でもあるから大いに役立つ。でもたまに誰も喋り出さない場合もあるので要注意。最悪に場合なんてただシーンとしているだけの場合までありうる。
そうなってしまったら流石の私もメンタル故障してしまう。
「うむ、有力な情報をどうも・・・・・」
クリスタルが一言言ってまた沈黙した。その顔は険しい顔をしており、戦略が難しいという顔をしている。
戦場に出ていないけど、ある程度想像がつくのだろう。
私には負ける想像しかつかない。魔力はイメージの世界。
イメージが出来なければ一巻の終わりと言っていいだろう。
「では、私の部隊を送るというのはどうでしょう? スパイのような行為もできる者もいます」
ルミナが言うがそれだと厳重に警備されているだろう、ゼレーナ王国にバレずに侵入する基地は不可能と言っていいだろう。
理由として、今はゼレーナ王国に出入りを禁止てしているだろうからだ。しかも強力な結界も張っているだろうから埃すらも通さないだろう。
だから今は食料不足なのかもしれない。だけど、皆が異世界袋を持っているから食料には困っていないかもしれない。
だから下手に攻めない方が良いだろう。それに永遠に結界を張れるわけでもあるまい。魔力が消費するのもあるが、何夜食料不足になってしまうことだろう。
「それはやめた方がよいと思われますぞ、ルミナ殿」
「ですがそれ以外に手があるのでしょうか?」ルミナはどこか未来を見ているように言った。「もしも私たちがこうして会議をしている間にルカが攻めてきたらどうしますか? 全面戦争になれば女神族、天使、妖精、巨人族、精霊、鬼、その他もろもろが攻めてくることになります。いくら、死者蘇生の呪文があるからといって、ミア様を失ったらもう終わりでございます」
確かに、ルミナの言うことには一理あるが、こちらには魔物魔獣が大量にいる。そして、魔族は凄まじい魔力を持つ。
そして何より魔族の神という、歴代の魔王様が死体のまま保管されている。魔王の死体を蘇らせなかったのは、暴れ出したら止められないからだ。
それと、いつでも蘇らせれるし、急に膨大な魔力を検知したらルカもすぐさま特攻してくるだろう。
理由は攻められて勝てるはずがないからだ。なら全面戦争を仕掛けてゆっくり消耗戦にし、魔界で戦うことによって不利になるがどれだけ本気で戦ったとしても自分の国が滅ぶわけでもないので好き勝手に必殺技を繰り出せるのだ。
それではなぜ今その行為をしないかだ。
それは至って単純で、そんなことをする必要がないのだ。確かに勝てるかもしれないけれど、何が待ち構えているか分からない状況で無防備な攻めはやめた方が良い。
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まさに効率を重視した、戦い方だ。
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