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第四部第五章 久しぶりの人間界
悪魔の王
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プランスは呪文をとな始めた。すると黒い紋様が地面に出てきた。
その度に自分の血を地面に浴びせる。どうしてここまでするのか、私には理解できなかった。
シルバーとアンが来たはいいが、この光景を見ていて相当辛いだろう。
私も相当辛いから分かる。なんでこんなにも辛いのか、それは、プランスが傷ついているからだ。なんで、毎回プランスが傷つかないと駄目なんだ。
しかも私のせいで。体すごく熱くなった。
自分への怒りが爆発したような熱を感じる。今まで感じたことのない、感覚だ。
どんな感覚? って聞かれても分からない。それが自分への怒りだろう。
全身が燃えるように熱くなって、消滅してしまうように体が熱くなって、内部に潜む魔力が沸騰して興奮状態になっている。
額に紋様のようなものが出てきた、気がする。でもそんなことはない。
でもでもでも、魔力が体を覆っているのが分かる。これは自分への憎悪でこうなっている・・・・・。
髪が逆立つことがわかった。この髪はショートヘアーなのに。
「どうした。お姉ちゃん」
妹のアンに抱きしめられた。この愛は家族愛で、プランスからの愛とはまた違う愛・・・。
この愛に抱きしめられた私はどこかで安堵した。まるで、草原に寝転がっているような安堵感。草原は今いる場所だけど、もっと平和な匂いがして、蝗とかが飛んで、蝶々も飛んでいて人間の姿は笑っている顔の人々だけ。
まるで夢物語が叶ったような光景が目に映ったような安堵感。無限に広がる草原を眺めているようだ。
「お姉ちゃんどうしたの? いつも見たいに優しくない感じがしたけど?」
アンは少し、悲しいような顔をしている。それも仕方ないだろう。
「ごめんね。少し私は引くよ」
私は、プランスから離れた。少し自分の心を整えたかったし、そんな光景を見てられなかった。あんなふうになった理由は私だから暴走しそうになっていたのだ。
私がもっと力があればよかったのに。そうすれば、プランスが自分を傷つけることをしなくてよかった。
そんなことばかり考えていると、プランスがこっちに来た。でも、その後ろには妖気を司る蛇がいた。すごい魔力質量だ。それなのに、プランスを攻撃しない。
「ミア・・・・・今回のこともこれからのことも決して君のせいじゃないのさ。俺が悪いんだ。君は悪くないそう自分に言えるだろ? だって今までだって俺のせいで死んでしまったりしてたじゃないか? だから俺のせいなんだ、今ここに立っている理由も俺のせいだろ?」
プランスは私の肩を握るが、後ろの蛇に気が行くからプランスのことを直視できなかった。そのせいなのか、プランスの手は冷や汗をかいていることに気づいた。
やっぱり何か、反応すべきなのだろう。でも言葉を失いかけている私には難しいことだった。
「ミア、後ろのあの蛇は、悪魔の王・・・・・」
私の近くにやってくるのは、悪魔の王・・・そう考えると少し怖い。でもプランスがいるから大丈夫だ。声も出せれる。
「そうなのね・・・・・なら、魔界に帰りましょう。それで本当に手懐けれたの?」
「お前さんが女王か・・・そこまで強くない感じか」
悪魔の王が私に声をかけてきたが、いぜこの目に映すとそこまで強く見えなかったし、プランスが近くにいるということもあり、おそれを覚えることなかった。
やはり、プランスがいなければ始まらないな。全ては私が愛している、プランスが私を動かす。平和にするのじゃ彼だけだ。
確かにアン達も必要不可欠だけど、プランスはまた別の存在で必要となっている。
「貴方が、悪魔の王ですか・・・・・? 貴方こそあまり強くないようですね」
私は煽るような言葉をかけたが、悪魔の王はそこまで怒らないようだった。それは悪魔なりの愛情なのかもしれない。
悪魔は意外な一面もあるかもしれない。
「そうですか、あまり強くない・・・まあまあ、傷つくのですが、まあ私の方が強いに決まってあろう」
この悪魔は少し離れた。たぶんそこまで、強くないのかもしれない。魔力は伊達で、そこまで強くないのが悪魔の王なのかもしれない。
いや、殺し合いではつよいだろう。
災害の魔法も使いそうだ。それに妖気を感じたからまたおかしな魔術でも使うのだろう。
まるで妖怪だ。でも、悪魔なんだよね?
「よし、じゃあ魔界で会議を開くとしよう。だからテレポーション魔力を発動する」
プランスは再び指を鳴らした。するとまた、視界が真っ暗になって虚ろに眼を閉じた。意味なんてない。そして、眩い光が瞼を抜けて見えたから、眼を開ける。するとそこはさっきと同様、会議室だった。
テレポーション魔力はとても魔力を消費するが、その分メリットがある。
「ほう・・・・・さすがですじゃ、これだけの量を一瞬にして移動させるとは」
悪魔の王は笑いながら言った。でも蛇の見た目だから、表情はイマイチ分からない。つまり表情と勘で判断しなくてはならない。
「まあ、改めて私の名前はデス・クスチャードです。どうかお手柔らかに、死刑してください」
その度に自分の血を地面に浴びせる。どうしてここまでするのか、私には理解できなかった。
シルバーとアンが来たはいいが、この光景を見ていて相当辛いだろう。
私も相当辛いから分かる。なんでこんなにも辛いのか、それは、プランスが傷ついているからだ。なんで、毎回プランスが傷つかないと駄目なんだ。
しかも私のせいで。体すごく熱くなった。
自分への怒りが爆発したような熱を感じる。今まで感じたことのない、感覚だ。
どんな感覚? って聞かれても分からない。それが自分への怒りだろう。
全身が燃えるように熱くなって、消滅してしまうように体が熱くなって、内部に潜む魔力が沸騰して興奮状態になっている。
額に紋様のようなものが出てきた、気がする。でもそんなことはない。
でもでもでも、魔力が体を覆っているのが分かる。これは自分への憎悪でこうなっている・・・・・。
髪が逆立つことがわかった。この髪はショートヘアーなのに。
「どうした。お姉ちゃん」
妹のアンに抱きしめられた。この愛は家族愛で、プランスからの愛とはまた違う愛・・・。
この愛に抱きしめられた私はどこかで安堵した。まるで、草原に寝転がっているような安堵感。草原は今いる場所だけど、もっと平和な匂いがして、蝗とかが飛んで、蝶々も飛んでいて人間の姿は笑っている顔の人々だけ。
まるで夢物語が叶ったような光景が目に映ったような安堵感。無限に広がる草原を眺めているようだ。
「お姉ちゃんどうしたの? いつも見たいに優しくない感じがしたけど?」
アンは少し、悲しいような顔をしている。それも仕方ないだろう。
「ごめんね。少し私は引くよ」
私は、プランスから離れた。少し自分の心を整えたかったし、そんな光景を見てられなかった。あんなふうになった理由は私だから暴走しそうになっていたのだ。
私がもっと力があればよかったのに。そうすれば、プランスが自分を傷つけることをしなくてよかった。
そんなことばかり考えていると、プランスがこっちに来た。でも、その後ろには妖気を司る蛇がいた。すごい魔力質量だ。それなのに、プランスを攻撃しない。
「ミア・・・・・今回のこともこれからのことも決して君のせいじゃないのさ。俺が悪いんだ。君は悪くないそう自分に言えるだろ? だって今までだって俺のせいで死んでしまったりしてたじゃないか? だから俺のせいなんだ、今ここに立っている理由も俺のせいだろ?」
プランスは私の肩を握るが、後ろの蛇に気が行くからプランスのことを直視できなかった。そのせいなのか、プランスの手は冷や汗をかいていることに気づいた。
やっぱり何か、反応すべきなのだろう。でも言葉を失いかけている私には難しいことだった。
「ミア、後ろのあの蛇は、悪魔の王・・・・・」
私の近くにやってくるのは、悪魔の王・・・そう考えると少し怖い。でもプランスがいるから大丈夫だ。声も出せれる。
「そうなのね・・・・・なら、魔界に帰りましょう。それで本当に手懐けれたの?」
「お前さんが女王か・・・そこまで強くない感じか」
悪魔の王が私に声をかけてきたが、いぜこの目に映すとそこまで強く見えなかったし、プランスが近くにいるということもあり、おそれを覚えることなかった。
やはり、プランスがいなければ始まらないな。全ては私が愛している、プランスが私を動かす。平和にするのじゃ彼だけだ。
確かにアン達も必要不可欠だけど、プランスはまた別の存在で必要となっている。
「貴方が、悪魔の王ですか・・・・・? 貴方こそあまり強くないようですね」
私は煽るような言葉をかけたが、悪魔の王はそこまで怒らないようだった。それは悪魔なりの愛情なのかもしれない。
悪魔は意外な一面もあるかもしれない。
「そうですか、あまり強くない・・・まあまあ、傷つくのですが、まあ私の方が強いに決まってあろう」
この悪魔は少し離れた。たぶんそこまで、強くないのかもしれない。魔力は伊達で、そこまで強くないのが悪魔の王なのかもしれない。
いや、殺し合いではつよいだろう。
災害の魔法も使いそうだ。それに妖気を感じたからまたおかしな魔術でも使うのだろう。
まるで妖怪だ。でも、悪魔なんだよね?
「よし、じゃあ魔界で会議を開くとしよう。だからテレポーション魔力を発動する」
プランスは再び指を鳴らした。するとまた、視界が真っ暗になって虚ろに眼を閉じた。意味なんてない。そして、眩い光が瞼を抜けて見えたから、眼を開ける。するとそこはさっきと同様、会議室だった。
テレポーション魔力はとても魔力を消費するが、その分メリットがある。
「ほう・・・・・さすがですじゃ、これだけの量を一瞬にして移動させるとは」
悪魔の王は笑いながら言った。でも蛇の見た目だから、表情はイマイチ分からない。つまり表情と勘で判断しなくてはならない。
「まあ、改めて私の名前はデス・クスチャードです。どうかお手柔らかに、死刑してください」
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