148 / 170
第五部第四章 決断の時
他種族襲来
しおりを挟む
そして、ルミが来てから、すぐに多数の魔力を同時に感じ取った。ある者は地面を蹴って走っているのか、魔力が分散しているように感じたが、それはたぶん巨人族だろう。
まあ、空を飛んでいるとは想像できない。たとえ空が飛べたとしても不自然でしかない。だけど、歩いているということは当然、魔獣や魔族に出会すこともあるだろう。
それで口論にならなければいいが・・・・・?
魔獣に関しては、うちの最終兵器だから、あまり殺してほしくはない。けれど、耳を貸してくれるような、性格でないことは明白だ。
巨人族という生物は、傲慢だ。傲慢以外で表せる言葉はないと、言われるほどだ。だけど、それは自分達より貧弱な者にだけ見せる行為らしい。つまり、目上の方々には傲慢的な態度はしないらしい?
でも、魔族は目上の存在なのだろうか? そこで、今回問題が起こるか起こらないか、判明するということなのだ。
私としては、同じ目線で接したいけど、そうはいかない相手なのだ。全く傲慢としか言いようがない・・・・・・?
「もしかして、巨人族のこと心配してる?」
・・・・・今なんて言った?
目の前に立つのは、ルミだった。なぜ、心を読んでいるような感じなんだろうか? この感覚は今感じたものではない卦度、彼女の言葉は一歩先に行く。
もしかして、彼女のユニークスキルは・・・・・・未来予知?
未来、私が相談するのを予知したのか? だって、心を読めなんでしょ? だけど、それが嘘だとしたら・・・・・・。良栄な裏切りになりかねてしまう。これは、未来的にそうなってしまうというのもあるけど、信用をなくしてしまう。
まあそれは、もしもの可能性だから、確実じゃない?
「あ、もしかして図星? だけど、大丈夫。巨人の方々も馬鹿じゃない・・・・・・。誰に喧嘩を売っては駄目なのかよくわかってる。意外と物分かりがいい。まあ慥かにやりすぎなところは多いよ」
彼女の顔を見ていると、そんな心配は特になくなった。これは確率でしかない。
可能性の一部でしかない。
だから、彼女は敵じゃない! そう信じていい。
私の勘が言ってるから。
「そうなのね・・・・・・。まあそれなら心配入らなそうね!」
だとしたら、次の問題は妖怪だ。頭は良いものの、敵と判断されたら徹底的に軽蔑されてしまう。もしかしたら、金輪際話してくれなくなってしまう?
そのような性格だから最初の印象に全てをかけなければならない。
「そうなの! だから気を抜いてリラックスしなよ!」
彼女は笑って、私の手を握った。そして、引っ張り料理を両手に持つ執事に近づいていった。
だから私も、執事に方に足が進む。彼はグラタンを両手に抱えているため、ぶつかってしまったら一大事になってしまう。まあ治癒能力で治せるのだけど、服についた汚れを除去することは難しい。お気に入りの服を汚したくない。それが本音だ。
だからここで、勢いを殺さなければならない。後ろに体を反る。そうすると少し勢いは殺せているが、先にぶつかってしまう?
「何やってるの! ストップストップ!」
私の言葉に、気がついた彼女はピタリと足を止めた・・・・・・。そのせいで彼女の背中に顔をぶつけてしまった。
そのため、ルミと私は転んでしまった。スカートを履いてたこともあり、怪我はしなかったけど、ジンジンと体が痛む。特に顔が痛い・・・・・。
耳を地面につけているから、執事たちが駆けつけてきているのがわかる。それに、兵士までも出動していて医療班も近づいてきていることが足音で気がついた。
だけど、幸い痛いだけで、体に異常はないということだ。黙って立ち上がると、ルミも立ちあがろうとしているが、肘が痛いのか、今にも泣きそうな顔で、仰向けになっている。
眼をうるうるさせている彼女はまるで子供のようだ。だけど、治癒の能力で痛みも怪我も治っておるだろうに?
もしかして、転んでしまったことに恐怖を感じてしまっているのかもしれない。
だけど、恐怖をこんな気で感じてしまうのだろうか? 戦争を起こしてもなお生きている国家なのに、こんなことで恐怖を味わっているとなると、心許ないという思いが自然と込み上がってきてしまう。
「ううううわあああああん!」
遂には泣き出してしまった? まるで子供だけど、本当は大人のなのだ。もしかして前世は子供だったとかないよね?
だとしたら状況判断能力に長けているのがおかしい。
「どうしたのお姉ちゃん? ルミまるで子供みたいなんだけど・・・・・・?」
片手にエールも持ちながら彼女言った。ってもう飲んでるの・・・・・? 流石お酒好き・・・・・・。
だとしてもだけどね?
「私子供じゃないもん! ただただ・・・・・・痛かっただけだもん」
彼女は泣き止むと顔を服で拭く。執事さん達は何がどうなっているのかわからないという顔をしている。
片足を斬られても魔族は涙を流さないだろうけど、なぜ女神族の王はこんなにも泣くのだろうか?
「べ、別に私が弱い訳じゃないんだから! 戦場では最強的に強いんだからね!
まあ、空を飛んでいるとは想像できない。たとえ空が飛べたとしても不自然でしかない。だけど、歩いているということは当然、魔獣や魔族に出会すこともあるだろう。
それで口論にならなければいいが・・・・・?
魔獣に関しては、うちの最終兵器だから、あまり殺してほしくはない。けれど、耳を貸してくれるような、性格でないことは明白だ。
巨人族という生物は、傲慢だ。傲慢以外で表せる言葉はないと、言われるほどだ。だけど、それは自分達より貧弱な者にだけ見せる行為らしい。つまり、目上の方々には傲慢的な態度はしないらしい?
でも、魔族は目上の存在なのだろうか? そこで、今回問題が起こるか起こらないか、判明するということなのだ。
私としては、同じ目線で接したいけど、そうはいかない相手なのだ。全く傲慢としか言いようがない・・・・・・?
「もしかして、巨人族のこと心配してる?」
・・・・・今なんて言った?
目の前に立つのは、ルミだった。なぜ、心を読んでいるような感じなんだろうか? この感覚は今感じたものではない卦度、彼女の言葉は一歩先に行く。
もしかして、彼女のユニークスキルは・・・・・・未来予知?
未来、私が相談するのを予知したのか? だって、心を読めなんでしょ? だけど、それが嘘だとしたら・・・・・・。良栄な裏切りになりかねてしまう。これは、未来的にそうなってしまうというのもあるけど、信用をなくしてしまう。
まあそれは、もしもの可能性だから、確実じゃない?
「あ、もしかして図星? だけど、大丈夫。巨人の方々も馬鹿じゃない・・・・・・。誰に喧嘩を売っては駄目なのかよくわかってる。意外と物分かりがいい。まあ慥かにやりすぎなところは多いよ」
彼女の顔を見ていると、そんな心配は特になくなった。これは確率でしかない。
可能性の一部でしかない。
だから、彼女は敵じゃない! そう信じていい。
私の勘が言ってるから。
「そうなのね・・・・・・。まあそれなら心配入らなそうね!」
だとしたら、次の問題は妖怪だ。頭は良いものの、敵と判断されたら徹底的に軽蔑されてしまう。もしかしたら、金輪際話してくれなくなってしまう?
そのような性格だから最初の印象に全てをかけなければならない。
「そうなの! だから気を抜いてリラックスしなよ!」
彼女は笑って、私の手を握った。そして、引っ張り料理を両手に持つ執事に近づいていった。
だから私も、執事に方に足が進む。彼はグラタンを両手に抱えているため、ぶつかってしまったら一大事になってしまう。まあ治癒能力で治せるのだけど、服についた汚れを除去することは難しい。お気に入りの服を汚したくない。それが本音だ。
だからここで、勢いを殺さなければならない。後ろに体を反る。そうすると少し勢いは殺せているが、先にぶつかってしまう?
「何やってるの! ストップストップ!」
私の言葉に、気がついた彼女はピタリと足を止めた・・・・・・。そのせいで彼女の背中に顔をぶつけてしまった。
そのため、ルミと私は転んでしまった。スカートを履いてたこともあり、怪我はしなかったけど、ジンジンと体が痛む。特に顔が痛い・・・・・。
耳を地面につけているから、執事たちが駆けつけてきているのがわかる。それに、兵士までも出動していて医療班も近づいてきていることが足音で気がついた。
だけど、幸い痛いだけで、体に異常はないということだ。黙って立ち上がると、ルミも立ちあがろうとしているが、肘が痛いのか、今にも泣きそうな顔で、仰向けになっている。
眼をうるうるさせている彼女はまるで子供のようだ。だけど、治癒の能力で痛みも怪我も治っておるだろうに?
もしかして、転んでしまったことに恐怖を感じてしまっているのかもしれない。
だけど、恐怖をこんな気で感じてしまうのだろうか? 戦争を起こしてもなお生きている国家なのに、こんなことで恐怖を味わっているとなると、心許ないという思いが自然と込み上がってきてしまう。
「ううううわあああああん!」
遂には泣き出してしまった? まるで子供だけど、本当は大人のなのだ。もしかして前世は子供だったとかないよね?
だとしたら状況判断能力に長けているのがおかしい。
「どうしたのお姉ちゃん? ルミまるで子供みたいなんだけど・・・・・・?」
片手にエールも持ちながら彼女言った。ってもう飲んでるの・・・・・? 流石お酒好き・・・・・・。
だとしてもだけどね?
「私子供じゃないもん! ただただ・・・・・・痛かっただけだもん」
彼女は泣き止むと顔を服で拭く。執事さん達は何がどうなっているのかわからないという顔をしている。
片足を斬られても魔族は涙を流さないだろうけど、なぜ女神族の王はこんなにも泣くのだろうか?
「べ、別に私が弱い訳じゃないんだから! 戦場では最強的に強いんだからね!
10
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
三年の想いは小瓶の中に
月山 歩
恋愛
結婚三周年の記念日だと、邸の者達がお膳立てしてくれた二人だけのお祝いなのに、その中心で一人夫が帰らない現実を受け入れる。もう彼を諦める潮時かもしれない。だったらこれからは自分の人生を大切にしよう。アレシアは離縁も覚悟し、邸を出る。
※こちらの作品は契約上、内容の変更は不可であることを、ご理解ください。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。
Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。
そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。
そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。
これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる