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(あ、わすれてた)
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恋人同士のように、と頼んだが、口付けの後は順番を飛ばす必要がある。
「その、いきなりだけど。下、脱がしていい?」
「は、はぃっ!?」
リナリは、びくりと体を跳ねさせるが、おずおずと頷いた。
(い、いいのか……ほんとに大丈夫か、この子……)
そう思いつつハルトリードは止めない。
(あ、そうか、僕が好きだか、っ……)
ただでさえ熱い全身に血液が巡っていく。
「あ、体、寝かせて、そう」
言われながら、リナリはゆっくり上体を後ろに倒した。目線だけは不安まじりに、しかし好意を伴ってハルトリードを見ている。
何だかんだ、二人とも成人だ。互いが同意してそういう行為に及んだのなら、誰も文句は言えない。
ハルトリードは先程から生唾を嚥下してばかり。
今リナリが着ているのはバスローブ。着ていたドレスに万が一があってはいけない、と用意したもの。
ハルトリードは動悸を全身から放ちながら、ローブの下部の合わせ目に、手をするりと入れた。感触だけで下着を探り当てる。
両手で、下着を下ろしていく。
「あ、あぅ」
真っ赤な顔を両手で隠し、リナリはされるがままだった。
視線が外れこれ幸いとハルトリードは、脱がせたばかりの熱が残っている下着をじっと見る。
(え、意外とエッ……こういうの履くんだ……かわいい)
そして、傍にそっと置いた。
「……見たい。ここ」
「えっ」
リナリは驚いて足元のハルトリードを窺い見るが、彼の目は瞳孔が開いたかのような、何を映しているのか分からない何かが広がっている。
視線の先は、リナリの下腹部。
「見っ……それ、が必要、なら」
「必要と言えば必要だけど……ただ、僕があなたの、を見たいだけ」
「ひ、ぇ……見た、なんで」
「リナリの、見たい」
顔はむっつりと変わらないのに、頬は上気して、目は懇願するように縋り付く。
「え、あの、ぅ、うう……」
いいとも悪いとも言えなさそうで、しかし抵抗はしていない。
(可愛い、見たい、リナリ……)
待っていられず、ハルトリードは、内に縮こまる両膝を掴み、ぐ、と力を入れた。
「あ、あっ、まっ……ハルトリード様……っ」
「ハルト、だって」
容赦なく、両膝を左右に広げていく。
リナリは観念したのか膝の力を抜き、真っ赤な顔を逸らせ固く目を閉じている。
大きく広げた脚の間に顔を近づけ、ハルトリードは、しっかりとリナリのそこを見た。
「リ、リナリ……」
掠れた、熱に浮かされた声だった。
(え、真っ白……? いや、ピンク……っ、なんで、毛穴、とかないんだ? つるつるして、これ、処理してる? こんなきれいに)
確かに魔道具は無駄毛を処理するものもあるが、これほど綺麗にはならない。元々が綺麗であるなら可能だが。つまり。
じっと、黙ったまま凝視しているハルトリードに、リナリが震えた。
「ハ、ハルトリードさまっ……! な、どうし……っ、へん、ですか……?」
「っ! 変!? どこが!」
目線を外さないまま何故か逆に問われて、リナリは羞恥に震えている。
「ぅ、ううっ、あんまり、みないで、くださ……っ」
「いやだ」
「えっ」
即拒否して、ハルトリードはじっと見たまま、閉じた陰唇を左右に拡げた。
「え、ええっ! なにをして、るんですか」
「中、見てる」
「ひ、ぇ」
(綺麗で、閉じ……処女、だ、多分。目に焼き付けとこう)
確証はなかったが、調べた限りでのリナリの様子などからもそのような気配はなかった。
「リナリ、まだ、誰にも……?」
「は、ぃ」
リナリはよく分からないまでも返事をした。
(……奇跡だろ)
ハルトリードは激しい心臓の運動による息切れをした。下腹部を走る独特の感覚が欲を引き上げるが、どれだけ欲情しても、勃たない。そういう術だ。
今から試す魔性具は、処女を対象とした道具だった。
「女性は処女性が求められる事が多い。だから世の女性たちは、一線を越えずに快楽を得る方法を探す」
「あ、ぁ……こ、これが、そう……?」
ベッドに放り投げられた、試作品。製作者の指を模した欲望と願望が詰まった魔性具。
リナリは説明書を一通り読んだ筈だが、すっぽりと内容が抜けてしまったようだ。
「男性器を模したものが主流だけど、処女にはキツい。だから、指」
「は、はい」
リナリは逆上せているようで、息も絶え絶えだ。
「でも、指でもいきなりは痛い。と、思う。だから」
「だ、だから」
「ほぐす」
驚きに、か細く息を吸い込んだリナリ。今から何をされるのか本能的に理解している。
「急いて傷、つけたくない、から、舐める」
息も絶え絶えなのはハルトリードも同じだった。
「な、め……」
リナリはすでに脳の処理が追い付いていない。
真っ赤な顔をとろんとさせ、ベッドに身を投げている。足を大きく開かれたまま。
(クる、その顔)
ハルトリードは煽ってくる視線から逃げるように、開かれた中心へ、かぶりつくように、顔を埋めた。
「あ、っ、うそ、ほんと、に、くち……舐めて……っ!?」
ハルトリードの息は荒かった。
最初は、割れ目に沿って下から上へ、何度も舐め上げる。何度も、何度も。
唾液と舌の動きで、徐々に小さく水音が鳴り出す。
リナリは条件反射で両足を閉じようとするが、しっかり押さえられていて叶わなかった。
「ぅう、ハルト、リードさ、ま」
(これがリナリの味……)
ハルトリードは夢中で舌を動かし、貪った。
そして。
「ひ、ぅ、あ、あぁ、そこ、は」
中心、愛液がじわりと漏れる、蜜壺。ぎゅっと閉じたそこに、舌を尖らせてぐっ、と捻じ込む。
(せまい……あ、いま、ヒクってし、っ……かんじて、る)
ぐりぐりと舌を入れ、引き。周りを撫で回すように動かす。そうすると気付いた。
(あ、これ、もしかして、しょ……っ)
未通の証。
きゅっと閉じた、正に膜のような狭い門。
ハルトリードは一心に、それごと入口を舌で愛した。
先程より大きく淫猥な水音が鳴る。明らかに目に見える、女性が快感を得た証左。
ハルトリードはたまらず、勢いをつけて舌を動かし、そして、口をすぼめて、思いっきり吸い込んだ。
未だかつてない、はしたない音が部屋に響く。
「や、やあっ、ハルト、リードさま! や、や」
跳ねるように体を反らせたリナリ。感じているのは明白だった。
「はー、はー……っ」
息を荒くし何度も舐めながら、吸い、そして、一番上の芽を出してやろうと指であらわにする。
(かわいい、濃いピンク……ぷっくりして、これ、舐めたら、どうなる)
最初は、ゆっくりと、たっぷり唾液を纏った舌で触れる。
「ひ、やぁ、っ、なに、それっ……」
思った以上の反応にハルトリードは張り切った。一心不乱に、立ち上がる芽をゆっくり舌で愛した。
「やっ、ハルトリード、さまっ、やめ、っ、あ、っ」
脚を痙攣させ、びくりびくりと体を跳ねさせるリナリは、官能的だった。
「リナリ。声、もっと……かわいい」
「あ、あぁっ、そ、んな、やっ……!」
ハルトリードのその言葉に反応するように、大きく体が跳ねた。その後、小さく痙攣して、リナリは達した。
その様子を、ハルトリードは感慨深く、興奮の面持ちで具に見ていた。
(イった……リナリが。かわいい)
短い呼吸を繰り返すリナリを見下ろすように、覆い被さる。
「……可愛い」
びくりと反応したリナリは、見開いた目に絶頂の余韻を残し、ハルトリードを見上げた。
震える小さな口が、開く。
ローブが肌蹴そうでその肌色に目が釘付けとなるが、リナリの言葉がハルトリードの意識を引き寄せた。
「あ、あの、ハルトリードさま、ど、どうぐ、は」
(あ、わすれてた)
「その、いきなりだけど。下、脱がしていい?」
「は、はぃっ!?」
リナリは、びくりと体を跳ねさせるが、おずおずと頷いた。
(い、いいのか……ほんとに大丈夫か、この子……)
そう思いつつハルトリードは止めない。
(あ、そうか、僕が好きだか、っ……)
ただでさえ熱い全身に血液が巡っていく。
「あ、体、寝かせて、そう」
言われながら、リナリはゆっくり上体を後ろに倒した。目線だけは不安まじりに、しかし好意を伴ってハルトリードを見ている。
何だかんだ、二人とも成人だ。互いが同意してそういう行為に及んだのなら、誰も文句は言えない。
ハルトリードは先程から生唾を嚥下してばかり。
今リナリが着ているのはバスローブ。着ていたドレスに万が一があってはいけない、と用意したもの。
ハルトリードは動悸を全身から放ちながら、ローブの下部の合わせ目に、手をするりと入れた。感触だけで下着を探り当てる。
両手で、下着を下ろしていく。
「あ、あぅ」
真っ赤な顔を両手で隠し、リナリはされるがままだった。
視線が外れこれ幸いとハルトリードは、脱がせたばかりの熱が残っている下着をじっと見る。
(え、意外とエッ……こういうの履くんだ……かわいい)
そして、傍にそっと置いた。
「……見たい。ここ」
「えっ」
リナリは驚いて足元のハルトリードを窺い見るが、彼の目は瞳孔が開いたかのような、何を映しているのか分からない何かが広がっている。
視線の先は、リナリの下腹部。
「見っ……それ、が必要、なら」
「必要と言えば必要だけど……ただ、僕があなたの、を見たいだけ」
「ひ、ぇ……見た、なんで」
「リナリの、見たい」
顔はむっつりと変わらないのに、頬は上気して、目は懇願するように縋り付く。
「え、あの、ぅ、うう……」
いいとも悪いとも言えなさそうで、しかし抵抗はしていない。
(可愛い、見たい、リナリ……)
待っていられず、ハルトリードは、内に縮こまる両膝を掴み、ぐ、と力を入れた。
「あ、あっ、まっ……ハルトリード様……っ」
「ハルト、だって」
容赦なく、両膝を左右に広げていく。
リナリは観念したのか膝の力を抜き、真っ赤な顔を逸らせ固く目を閉じている。
大きく広げた脚の間に顔を近づけ、ハルトリードは、しっかりとリナリのそこを見た。
「リ、リナリ……」
掠れた、熱に浮かされた声だった。
(え、真っ白……? いや、ピンク……っ、なんで、毛穴、とかないんだ? つるつるして、これ、処理してる? こんなきれいに)
確かに魔道具は無駄毛を処理するものもあるが、これほど綺麗にはならない。元々が綺麗であるなら可能だが。つまり。
じっと、黙ったまま凝視しているハルトリードに、リナリが震えた。
「ハ、ハルトリードさまっ……! な、どうし……っ、へん、ですか……?」
「っ! 変!? どこが!」
目線を外さないまま何故か逆に問われて、リナリは羞恥に震えている。
「ぅ、ううっ、あんまり、みないで、くださ……っ」
「いやだ」
「えっ」
即拒否して、ハルトリードはじっと見たまま、閉じた陰唇を左右に拡げた。
「え、ええっ! なにをして、るんですか」
「中、見てる」
「ひ、ぇ」
(綺麗で、閉じ……処女、だ、多分。目に焼き付けとこう)
確証はなかったが、調べた限りでのリナリの様子などからもそのような気配はなかった。
「リナリ、まだ、誰にも……?」
「は、ぃ」
リナリはよく分からないまでも返事をした。
(……奇跡だろ)
ハルトリードは激しい心臓の運動による息切れをした。下腹部を走る独特の感覚が欲を引き上げるが、どれだけ欲情しても、勃たない。そういう術だ。
今から試す魔性具は、処女を対象とした道具だった。
「女性は処女性が求められる事が多い。だから世の女性たちは、一線を越えずに快楽を得る方法を探す」
「あ、ぁ……こ、これが、そう……?」
ベッドに放り投げられた、試作品。製作者の指を模した欲望と願望が詰まった魔性具。
リナリは説明書を一通り読んだ筈だが、すっぽりと内容が抜けてしまったようだ。
「男性器を模したものが主流だけど、処女にはキツい。だから、指」
「は、はい」
リナリは逆上せているようで、息も絶え絶えだ。
「でも、指でもいきなりは痛い。と、思う。だから」
「だ、だから」
「ほぐす」
驚きに、か細く息を吸い込んだリナリ。今から何をされるのか本能的に理解している。
「急いて傷、つけたくない、から、舐める」
息も絶え絶えなのはハルトリードも同じだった。
「な、め……」
リナリはすでに脳の処理が追い付いていない。
真っ赤な顔をとろんとさせ、ベッドに身を投げている。足を大きく開かれたまま。
(クる、その顔)
ハルトリードは煽ってくる視線から逃げるように、開かれた中心へ、かぶりつくように、顔を埋めた。
「あ、っ、うそ、ほんと、に、くち……舐めて……っ!?」
ハルトリードの息は荒かった。
最初は、割れ目に沿って下から上へ、何度も舐め上げる。何度も、何度も。
唾液と舌の動きで、徐々に小さく水音が鳴り出す。
リナリは条件反射で両足を閉じようとするが、しっかり押さえられていて叶わなかった。
「ぅう、ハルト、リードさ、ま」
(これがリナリの味……)
ハルトリードは夢中で舌を動かし、貪った。
そして。
「ひ、ぅ、あ、あぁ、そこ、は」
中心、愛液がじわりと漏れる、蜜壺。ぎゅっと閉じたそこに、舌を尖らせてぐっ、と捻じ込む。
(せまい……あ、いま、ヒクってし、っ……かんじて、る)
ぐりぐりと舌を入れ、引き。周りを撫で回すように動かす。そうすると気付いた。
(あ、これ、もしかして、しょ……っ)
未通の証。
きゅっと閉じた、正に膜のような狭い門。
ハルトリードは一心に、それごと入口を舌で愛した。
先程より大きく淫猥な水音が鳴る。明らかに目に見える、女性が快感を得た証左。
ハルトリードはたまらず、勢いをつけて舌を動かし、そして、口をすぼめて、思いっきり吸い込んだ。
未だかつてない、はしたない音が部屋に響く。
「や、やあっ、ハルト、リードさま! や、や」
跳ねるように体を反らせたリナリ。感じているのは明白だった。
「はー、はー……っ」
息を荒くし何度も舐めながら、吸い、そして、一番上の芽を出してやろうと指であらわにする。
(かわいい、濃いピンク……ぷっくりして、これ、舐めたら、どうなる)
最初は、ゆっくりと、たっぷり唾液を纏った舌で触れる。
「ひ、やぁ、っ、なに、それっ……」
思った以上の反応にハルトリードは張り切った。一心不乱に、立ち上がる芽をゆっくり舌で愛した。
「やっ、ハルトリード、さまっ、やめ、っ、あ、っ」
脚を痙攣させ、びくりびくりと体を跳ねさせるリナリは、官能的だった。
「リナリ。声、もっと……かわいい」
「あ、あぁっ、そ、んな、やっ……!」
ハルトリードのその言葉に反応するように、大きく体が跳ねた。その後、小さく痙攣して、リナリは達した。
その様子を、ハルトリードは感慨深く、興奮の面持ちで具に見ていた。
(イった……リナリが。かわいい)
短い呼吸を繰り返すリナリを見下ろすように、覆い被さる。
「……可愛い」
びくりと反応したリナリは、見開いた目に絶頂の余韻を残し、ハルトリードを見上げた。
震える小さな口が、開く。
ローブが肌蹴そうでその肌色に目が釘付けとなるが、リナリの言葉がハルトリードの意識を引き寄せた。
「あ、あの、ハルトリードさま、ど、どうぐ、は」
(あ、わすれてた)
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