20 / 26
20話 正義の味方へ
しおりを挟む
霧が晴れる。街を覆っていた呪いが解け。悪夢が過ぎ去っていく。
訪れた当初は狂気と喧噪に満ちていた正門前も。ただ静けさだけが残されていた。
「俺たちは失われし遺産によって幻影を見せられていたんだな……」
周囲の建物が崩れている。長年に渡って雨風に晒されていたからか。汚れが目立つ。
ベールは五年前に殺されたと言っていた。それからすぐに、街は滅ぼされたんだろう。
そして呪いの霧が当時のハーミルの街の幻影を映し出していた。
街を訪れる旅人や商人たちを、死人の仲間に引きずり込む為に。
だがその幻影も、建物の内部までは正確に再現できなかった。
ベールの家の中で見た光景は現実のもので。そこから崩れ始め、俺たちは町人が死人だと気付けたんだ。
「……仇を討ったところで。失った者は戻って来ないよな。当たり前か」
剣をフランに預けて。俺は一人ごちる。
敵を倒したというのに何も感じない。目の前の廃墟と同じだった。
協力してくれた死人たちが安らかな表情のまま消えていく。
最後に残された女性。ベールがこちらを見ていた。口を開けて何かを呟いている。
「――り―――――と―――」
俺にはそれが聞き取れなかった。
お辞儀をして彼女もまた光となって天へと昇る。
「カイルさん……貴方はこれ以上ないほど最善を尽くしました。彼女たちもきっと、救われたはずです」
「お姉ちゃんも喜んでいました! マスターが救ったんです!」
「そうだな。そうだといいな……」
月明かりの元。クレルは歌い続ける。フランも真似をしている。
少しでも安らかに逝けるように。死者たちに手向ける旅立ちの鎮魂歌。
俺はただ黙ってそれを眺めていた。
◇
失われし遺産の魔力は凄まじい。
偶然通りかかった旅人に話を聞いてみたところ。この街は五年前に滅びた事になっていた。
生き残った町民は既に他の土地に移り住み。犠牲者は最初に殺された数人だけだったらしい。
誰に聞いても同じ答えが返ってくる。廃墟で何をやっているんだと逆に怪しまれてしまった。
俺たちが死を超越せし者を倒すまで、街は過去の姿のままで残されていたというのに。
どうやら呪いは人々の記憶まで書き換えていたらしい。だが俺たちは今もしっかりと覚えている。
もしかしたら、その街にどれだけの思い入れがあるかで、効果が変わるのかもしれない。
ロクは……どうだろうか。
彼女が無事逃げ延びたと思っているのだろうか。今も彼女の手紙を待っているのだろうか。
ふと、一つだけ気になる事を思い出した。
「カイルさん……? 一体どこへ?」
「ベールの家の中に一ヵ所だけ綺麗に清掃されていた場所があったんだ」
もう一度、彼女の家に入ると記憶通りボロボロで。
ただ台所だけは綺麗なままだ。きっとここには何かが……。
「……日記だ。それにこれはロク宛ての手紙だな」
引き出しの中には日記と複数の手紙が残されていた。
日記には両親を失って孤独に苛まれてきた日々から、ロクとの出会い。
そして今まで、彼の存在にどれだけ救われてきたのかを事細かに記録されてあった。
それは、恋愛感情というよりも家族愛に近いだろうか。
弟を見守る姉の目線であり。そして……彼女の命が絶たれた日。
そこからも日記は続いている。文字が血で滲んでいた。
死人になってからも。自分が何者なのか。何をするべきなのか。
忘れてはいけない大事な物を書き留め。形として残してあった。正気を長く保てたのもこの為か。
「ベールさんは本当に強い方だったのですね。……心から敬意を表します」
「……そうだな」
日記はここに置いておこう。
手紙の方には、ロクに対する感謝の気持ちが込められていた。
姉として彼の将来を応援しているといった内容だ。何度か書き直された形跡がある。
そういえば、ここ数年ボルスタ村はリーカスたちの支配を受けていたな。
偶然だろうが、それもあってロクは彼女の元に直接会いにいけなくなった。
そして彼女もきっと彼の気持ちを知っていたから。距離を取った。手紙も送らずに隠していた。
忘れて欲しかったんだろうな。
失恋か。他人の話とはいえ……苦いな。
「小鳥に手紙を運ばせましょうか?」
「そうだな……ロクのかあちゃんに渡しておこうか。彼女の顛末も添えて……」
彼が大きくなって、真実を受け止められるようになった時に渡してもらおう。
これで一応、約束は果たされたか。……ん? 奥にもう一つだけ手紙がある。
これも血で汚れている。死人の間に書かれ手紙。
走り書きで読みづらいが。俺には理解できる。ここには絶望など無く。ただ光に溢れていた。
いつかきっと誰かが救ってくれる。だから諦めずに戦い続ける覚悟を。そして救いの主に感謝を。
これはその誰かに送られた手紙であり。最後にはこう綴られていた。
『私たちは既に死人の身です。仮に呪いが解かれてもきっと、逝くべき場所へと行くでしょう。もしかしたら、救えなかった事で。誰かが……今、この手紙を読んでいる方が悩んでいらっしゃるのかもしれません。ですが……どうか。これだけは忘れないでください。私たちは確かに、貴方のおかげで救われました。闇の呪縛から解き放たれました。直接伝える事はできませんが……ありがとう。名も知らぬ――――――正義の味方さんへ』
「……なんだよ、それ。…………ははは」
手紙を置いて俺は頭を掻く。崩れた天井を見上げて込み上げてくるものを堪える。
向いてないと思っていたんだけどな。やめようと考えていたのに。こんなの卑怯だろ。
これは未来に向けて贈られたメッセージ。そして俺を救ってくれる、希望に満ちた言葉だった。
「魔王軍に対する宣戦布告といい。この手紙といい。これで、簡単にやめられなくなりましたね?」
クレルが悪戯っぽい笑みを浮かべている。
「マスターなら絶対に正義の味方になれます! フランはそう信じています!」
フランがこれまでと変わらない信頼に満ちた瞳を向けている。
「……こんなのを書かれちまったら、今後も続けないといけなくなるじゃないか。まったく。簡単に言いやがって!」
ある意味。彼女たちに期待を背負わされた。願いを託された。
そういうのは苦手だったはずなんだが。今は、それでも構わないと思っている。
生まれて初めて感じる充実感があった。悲しいはずなのに何故か嬉しくて。ただ空を見上げる。
「オートクレールはデュラハンという者の元に送り届けられたと聞きました。カイルさんの傍にいれば。いずれその者とも邂逅する機会が訪れるはず。……今後も長い付き合いになりそうですね」
「もちろんフランも。クレルお姉ちゃんと一緒に頑張ります! なんたって相棒ですから!」
心強い仲間たちが手を握ってくれる。
そうだな。俺も……応えてやるさ。その期待に。
訪れた当初は狂気と喧噪に満ちていた正門前も。ただ静けさだけが残されていた。
「俺たちは失われし遺産によって幻影を見せられていたんだな……」
周囲の建物が崩れている。長年に渡って雨風に晒されていたからか。汚れが目立つ。
ベールは五年前に殺されたと言っていた。それからすぐに、街は滅ぼされたんだろう。
そして呪いの霧が当時のハーミルの街の幻影を映し出していた。
街を訪れる旅人や商人たちを、死人の仲間に引きずり込む為に。
だがその幻影も、建物の内部までは正確に再現できなかった。
ベールの家の中で見た光景は現実のもので。そこから崩れ始め、俺たちは町人が死人だと気付けたんだ。
「……仇を討ったところで。失った者は戻って来ないよな。当たり前か」
剣をフランに預けて。俺は一人ごちる。
敵を倒したというのに何も感じない。目の前の廃墟と同じだった。
協力してくれた死人たちが安らかな表情のまま消えていく。
最後に残された女性。ベールがこちらを見ていた。口を開けて何かを呟いている。
「――り―――――と―――」
俺にはそれが聞き取れなかった。
お辞儀をして彼女もまた光となって天へと昇る。
「カイルさん……貴方はこれ以上ないほど最善を尽くしました。彼女たちもきっと、救われたはずです」
「お姉ちゃんも喜んでいました! マスターが救ったんです!」
「そうだな。そうだといいな……」
月明かりの元。クレルは歌い続ける。フランも真似をしている。
少しでも安らかに逝けるように。死者たちに手向ける旅立ちの鎮魂歌。
俺はただ黙ってそれを眺めていた。
◇
失われし遺産の魔力は凄まじい。
偶然通りかかった旅人に話を聞いてみたところ。この街は五年前に滅びた事になっていた。
生き残った町民は既に他の土地に移り住み。犠牲者は最初に殺された数人だけだったらしい。
誰に聞いても同じ答えが返ってくる。廃墟で何をやっているんだと逆に怪しまれてしまった。
俺たちが死を超越せし者を倒すまで、街は過去の姿のままで残されていたというのに。
どうやら呪いは人々の記憶まで書き換えていたらしい。だが俺たちは今もしっかりと覚えている。
もしかしたら、その街にどれだけの思い入れがあるかで、効果が変わるのかもしれない。
ロクは……どうだろうか。
彼女が無事逃げ延びたと思っているのだろうか。今も彼女の手紙を待っているのだろうか。
ふと、一つだけ気になる事を思い出した。
「カイルさん……? 一体どこへ?」
「ベールの家の中に一ヵ所だけ綺麗に清掃されていた場所があったんだ」
もう一度、彼女の家に入ると記憶通りボロボロで。
ただ台所だけは綺麗なままだ。きっとここには何かが……。
「……日記だ。それにこれはロク宛ての手紙だな」
引き出しの中には日記と複数の手紙が残されていた。
日記には両親を失って孤独に苛まれてきた日々から、ロクとの出会い。
そして今まで、彼の存在にどれだけ救われてきたのかを事細かに記録されてあった。
それは、恋愛感情というよりも家族愛に近いだろうか。
弟を見守る姉の目線であり。そして……彼女の命が絶たれた日。
そこからも日記は続いている。文字が血で滲んでいた。
死人になってからも。自分が何者なのか。何をするべきなのか。
忘れてはいけない大事な物を書き留め。形として残してあった。正気を長く保てたのもこの為か。
「ベールさんは本当に強い方だったのですね。……心から敬意を表します」
「……そうだな」
日記はここに置いておこう。
手紙の方には、ロクに対する感謝の気持ちが込められていた。
姉として彼の将来を応援しているといった内容だ。何度か書き直された形跡がある。
そういえば、ここ数年ボルスタ村はリーカスたちの支配を受けていたな。
偶然だろうが、それもあってロクは彼女の元に直接会いにいけなくなった。
そして彼女もきっと彼の気持ちを知っていたから。距離を取った。手紙も送らずに隠していた。
忘れて欲しかったんだろうな。
失恋か。他人の話とはいえ……苦いな。
「小鳥に手紙を運ばせましょうか?」
「そうだな……ロクのかあちゃんに渡しておこうか。彼女の顛末も添えて……」
彼が大きくなって、真実を受け止められるようになった時に渡してもらおう。
これで一応、約束は果たされたか。……ん? 奥にもう一つだけ手紙がある。
これも血で汚れている。死人の間に書かれ手紙。
走り書きで読みづらいが。俺には理解できる。ここには絶望など無く。ただ光に溢れていた。
いつかきっと誰かが救ってくれる。だから諦めずに戦い続ける覚悟を。そして救いの主に感謝を。
これはその誰かに送られた手紙であり。最後にはこう綴られていた。
『私たちは既に死人の身です。仮に呪いが解かれてもきっと、逝くべき場所へと行くでしょう。もしかしたら、救えなかった事で。誰かが……今、この手紙を読んでいる方が悩んでいらっしゃるのかもしれません。ですが……どうか。これだけは忘れないでください。私たちは確かに、貴方のおかげで救われました。闇の呪縛から解き放たれました。直接伝える事はできませんが……ありがとう。名も知らぬ――――――正義の味方さんへ』
「……なんだよ、それ。…………ははは」
手紙を置いて俺は頭を掻く。崩れた天井を見上げて込み上げてくるものを堪える。
向いてないと思っていたんだけどな。やめようと考えていたのに。こんなの卑怯だろ。
これは未来に向けて贈られたメッセージ。そして俺を救ってくれる、希望に満ちた言葉だった。
「魔王軍に対する宣戦布告といい。この手紙といい。これで、簡単にやめられなくなりましたね?」
クレルが悪戯っぽい笑みを浮かべている。
「マスターなら絶対に正義の味方になれます! フランはそう信じています!」
フランがこれまでと変わらない信頼に満ちた瞳を向けている。
「……こんなのを書かれちまったら、今後も続けないといけなくなるじゃないか。まったく。簡単に言いやがって!」
ある意味。彼女たちに期待を背負わされた。願いを託された。
そういうのは苦手だったはずなんだが。今は、それでも構わないと思っている。
生まれて初めて感じる充実感があった。悲しいはずなのに何故か嬉しくて。ただ空を見上げる。
「オートクレールはデュラハンという者の元に送り届けられたと聞きました。カイルさんの傍にいれば。いずれその者とも邂逅する機会が訪れるはず。……今後も長い付き合いになりそうですね」
「もちろんフランも。クレルお姉ちゃんと一緒に頑張ります! なんたって相棒ですから!」
心強い仲間たちが手を握ってくれる。
そうだな。俺も……応えてやるさ。その期待に。
0
あなたにおすすめの小説
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
【完結】魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、お前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~
柊彼方
ファンタジー
「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」
テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。
この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。
誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。
しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。
その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。
だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。
「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」
「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」
これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語
2月28日HOTランキング9位!
3月1日HOTランキング6位!
本当にありがとうございます!
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる