背徳の調教 続ある調教物語

あさき のぞみ

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連絡先

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術台の上で、田山は目を閉じていた。
彼が時間通りに来たことは、まゆみの心に静かな満足を与えた。いつものように、彼女は細心の注意を払って彼の筋肉を解していく。指先が背中を滑るその動きは、まるで音楽のようだった。
そして、不意に、田山の呼吸が変わった。静かに、深く、リズムを刻む音。完全に力が抜けたその身体に、まゆみは確信した。
(……寝た)
時計に目をやる。まだ5分も経っていない。しかし、その深い寝息は、彼が完全にリラックスし、彼女に心を開いている証拠だった。この人には、強引な駆け引きはいらない。ただ、静かに、**「ここにいる」**と伝えるだけでいい。
まゆみは動きを止め、そっと手元にあったメモ帳とペンを取った。
あらゆる連絡手段を記した。
• 携帯番号
• メールアドレス
• LINE ID
誰もがアクセスしやすいように、そして、彼が最も使いやすい方法を選べるように。まるで、静かに待ち構える罠のように、その情報は簡潔に、しかし明確に、紙の上に並んだ。
田山が目覚めたとき、このメモがそっと施術台の横に置かれているだろう。
まゆみは再び施術に戻る。彼女の心は静かな勝利に満たされていた。
(さあ、どうする?)
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