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2次選考開始
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エダといっしょに学園に戻ってきた。
学園に移動すると、必ず森からはじまる。エンドポイントがこの森だからだ。
セミの鳴き声が、かまびすしくノウノのことを出迎えてくれた。
一度、部屋に戻ろうかと思っていた。緊張から解放されて、ちょっとユックリしたい。しかし、ノウノの考えとは裏腹に、あわただしくクリナが駆け寄ってきた。
「あー。良かった。ノウノさん。セキュリティ会社に引っ張られて行ってから、戻って来ないんで心配しましたよ」
「なんか変な疑いをかけられちゃったみたい」
「エルシノア嬢のアカウントが動いたからでしょう。学園でも騒ぎになっていましたから、ノウノさんの中身が、エルシノア嬢なんじゃないか――って」
「違うわよ」
と、一蹴しておいた。
クリナも、疑わしげにノウノのことを見ていた。
「とにかく、急いでください。1選考の通過者が、グラウンドに集められてるんで」
「私、一度部屋に戻って休みたいんだけど」
「それどころじゃないですって」
と、クリナはノウノの腕を引っ張ってきた。
あやうくエダのことを落っことしそうになった。
クリナに引かれて、森を出た。広葉樹の傘を抜けたところには9人のアバターが整列していた。その9人を取り囲むように、ほかの生徒が群れをつくっていた。
クリナは、ノウノの背中を押して、その9人のVDOOLたちのもとに突き出した。「おろおろ」とよろめきながら、ノウノはその9人の列にまじった。
そしてクリナはというと、生徒の群れへと入っていった。
「お前、捕まったんじゃねェのかよ」「尻尾巻いて逃げたんかと思うたで」と、9人のうちの2人が声をかけてきた。
赤毛と青毛のアバター。たしか赤毛のほうがアルファ。青毛のほうが、ベェタだったか。すこし前まで、ノウノのことを尾行していた2人だ。2人とも、ロジカルン製のアバターである。
「なに、これ?」
「なにって、これから2次選考だろうが」
と、アルファが素っ気なく答えた。
「2次?」
「せや、女王とバトルできる権利を獲得するための選考やないか。2次選考はバトルロワイヤルやで。しっかりしぃや、1位通過さん」
と、ベェタが、ノウノの背中をたたいた。
「1位通過……?」
「せやろ。入学してからたったの10日で、フォロワー数280万まで上り詰めた怪物。魔女の隠し子」
「魔女の隠し子?」
「そう呼ばれとるで。マジ衝撃的やったからな。封印されとるはずの魔女のアカウントが動き出した。そのせいで大騒ぎや。女王についで2位やったアルファと、3位やった私のフォロワーをぶち抜いて、いっきにランキング2位に躍り出たんや。悔しいけど、みんなお前に注目しとるんや」
周囲を見渡した。
生徒たちが、好奇心に満ちた目を向けている。生徒たちは選ばれし10人を見ているのだ。
そして、特にノウノに注目している。セキュリティ会社にしょっ引かれていた疲労が吹っ飛んだ。
これじゃあまるで――。
一流のインフルエンサーである。
いや。
事実、ノウノは一流のインフルエンサーなのだ。
世界最強と呼ばれる女王に次いで、2位。フォロワー数280万。これがノウノが憧れていた景色。心の底から、昂ぶる「ESTEEM」。こみ上げる悦楽。
「う、うわぁ。興奮してきた」
「今更かい。でも、ある意味、お前にとっては最悪のタイミングやったな」
「何が?」
「このままやったら、お前が、女王のフォロワーを抜いてたかもしれん。でも、このタイミングで2次選考や。ここで負けてみぃ。注目されてるなかで負けたら、フォロワー数ガン下がりやで。飛び出てきた杭を、ぶっ叩くチャンスや」
「そりゃそうかもしれないけど、負けなければ良いだけじゃない」
「残念やったな。この2次選考は、私とアルファが死守するから、お前を通すつもりはないで。私とアルファの役目は、この2次選考で、誰も通さへんことや」
「っていうか、あんたたち2人とも、ロジカルン製品なんでしょ。女王だってロジカルン製品だし、同じ企業から、何人も出てくるって、どうなわけ?」
ノウノのその質問には、アルファが答えた。
「ゴチャゴチャと、さっきからうるせェなァ。同じ企業から1人しか出せないなんて、ルールはねェよ」
「そりゃそうだけど」
「VDOOLはたしかに企業の宣伝のためのマネキンだ。でも、それだけじゃねェ。アバターだけが人間じゃねェ。意識モデルも合わせて、人間なんだよ。女王をぶっ飛ばしたいと思っているのは、てめェだけじゃねェ」
赤毛をショートボブにしているアルファは、八重歯というには鋭利すぎる牙を剥き出してそう言った。
まるで赤毛の獅子である。
アルファの言いたいことは、ノウノにも理解できた。アバターの宣伝のためだけじゃない。誰しもが、心のなかに「ESTEEM」を持っているのだ。
1位になりたいと、アルファとベータも、そして選ばれた他の7人も思っているのだろう。
他7人――。
知らない人たちだなぁ、なんて思っていたら、思わず咳き込みそうになった。
1人。ノウノの良く知っているVDOOLがいた。
「やあ」
と、その男は気さくに手を振ってきた。
「あ……あ……あんた、どうして、ここにいるのよ」
「そりゃ俺だって、ランキング10位以内に入っているからね」
猫耳のついた黒いフード。黒いレインコートのような服を着ている。黒猫丸である。いや。黒猫丸というのは、あくまで通り名か。違法アップロードを行っているあれは、別アカウントなのだろう。
「本名は?」
「クロだ」
「あんたもランキングに入ってるなんて、思ってもなかったわ」
「姫のほうこそ。もしかして1次選考から脱落するかと思って、ヒヤヒヤしたよ。でも、あんな奥の手を用意していたとはね。自分がエルシノア嬢だと申告しているようなものだ」
「だから、私はエルシノア嬢じゃないってば」
「なら、魔女の隠し子とでもしておこうか。俺は、女王にはあまり興味はない。興味があるのは姫だけだ。悪いけど、この2次選考では手は貸せないよ。全力で姫とやりあってみたい。俺が欲しいのは、君の意識モデルだけだからね」
相変わらずである。
「手加減なしってわけね」
「お互いにね」
それでは2次選考についての解説をするわよ――と、生徒の群れの中から、女王が出てきた。
女王が出てきたというよりも、歩いてきた女王のために、生徒たちが自分から道を開けていた。
「フォロワーランキング2位から11位。その10人でバトルしてもらう。形式はバトルロワイヤルよ」
1次選考は、フォロワー数の勝負だった。その手段として、バトルがあった。
しかし2次選考は、バトルロワイヤル。
勝てば良いのだ。ノウノとしては、そのほうが安直でやりやすい。
学園に移動すると、必ず森からはじまる。エンドポイントがこの森だからだ。
セミの鳴き声が、かまびすしくノウノのことを出迎えてくれた。
一度、部屋に戻ろうかと思っていた。緊張から解放されて、ちょっとユックリしたい。しかし、ノウノの考えとは裏腹に、あわただしくクリナが駆け寄ってきた。
「あー。良かった。ノウノさん。セキュリティ会社に引っ張られて行ってから、戻って来ないんで心配しましたよ」
「なんか変な疑いをかけられちゃったみたい」
「エルシノア嬢のアカウントが動いたからでしょう。学園でも騒ぎになっていましたから、ノウノさんの中身が、エルシノア嬢なんじゃないか――って」
「違うわよ」
と、一蹴しておいた。
クリナも、疑わしげにノウノのことを見ていた。
「とにかく、急いでください。1選考の通過者が、グラウンドに集められてるんで」
「私、一度部屋に戻って休みたいんだけど」
「それどころじゃないですって」
と、クリナはノウノの腕を引っ張ってきた。
あやうくエダのことを落っことしそうになった。
クリナに引かれて、森を出た。広葉樹の傘を抜けたところには9人のアバターが整列していた。その9人を取り囲むように、ほかの生徒が群れをつくっていた。
クリナは、ノウノの背中を押して、その9人のVDOOLたちのもとに突き出した。「おろおろ」とよろめきながら、ノウノはその9人の列にまじった。
そしてクリナはというと、生徒の群れへと入っていった。
「お前、捕まったんじゃねェのかよ」「尻尾巻いて逃げたんかと思うたで」と、9人のうちの2人が声をかけてきた。
赤毛と青毛のアバター。たしか赤毛のほうがアルファ。青毛のほうが、ベェタだったか。すこし前まで、ノウノのことを尾行していた2人だ。2人とも、ロジカルン製のアバターである。
「なに、これ?」
「なにって、これから2次選考だろうが」
と、アルファが素っ気なく答えた。
「2次?」
「せや、女王とバトルできる権利を獲得するための選考やないか。2次選考はバトルロワイヤルやで。しっかりしぃや、1位通過さん」
と、ベェタが、ノウノの背中をたたいた。
「1位通過……?」
「せやろ。入学してからたったの10日で、フォロワー数280万まで上り詰めた怪物。魔女の隠し子」
「魔女の隠し子?」
「そう呼ばれとるで。マジ衝撃的やったからな。封印されとるはずの魔女のアカウントが動き出した。そのせいで大騒ぎや。女王についで2位やったアルファと、3位やった私のフォロワーをぶち抜いて、いっきにランキング2位に躍り出たんや。悔しいけど、みんなお前に注目しとるんや」
周囲を見渡した。
生徒たちが、好奇心に満ちた目を向けている。生徒たちは選ばれし10人を見ているのだ。
そして、特にノウノに注目している。セキュリティ会社にしょっ引かれていた疲労が吹っ飛んだ。
これじゃあまるで――。
一流のインフルエンサーである。
いや。
事実、ノウノは一流のインフルエンサーなのだ。
世界最強と呼ばれる女王に次いで、2位。フォロワー数280万。これがノウノが憧れていた景色。心の底から、昂ぶる「ESTEEM」。こみ上げる悦楽。
「う、うわぁ。興奮してきた」
「今更かい。でも、ある意味、お前にとっては最悪のタイミングやったな」
「何が?」
「このままやったら、お前が、女王のフォロワーを抜いてたかもしれん。でも、このタイミングで2次選考や。ここで負けてみぃ。注目されてるなかで負けたら、フォロワー数ガン下がりやで。飛び出てきた杭を、ぶっ叩くチャンスや」
「そりゃそうかもしれないけど、負けなければ良いだけじゃない」
「残念やったな。この2次選考は、私とアルファが死守するから、お前を通すつもりはないで。私とアルファの役目は、この2次選考で、誰も通さへんことや」
「っていうか、あんたたち2人とも、ロジカルン製品なんでしょ。女王だってロジカルン製品だし、同じ企業から、何人も出てくるって、どうなわけ?」
ノウノのその質問には、アルファが答えた。
「ゴチャゴチャと、さっきからうるせェなァ。同じ企業から1人しか出せないなんて、ルールはねェよ」
「そりゃそうだけど」
「VDOOLはたしかに企業の宣伝のためのマネキンだ。でも、それだけじゃねェ。アバターだけが人間じゃねェ。意識モデルも合わせて、人間なんだよ。女王をぶっ飛ばしたいと思っているのは、てめェだけじゃねェ」
赤毛をショートボブにしているアルファは、八重歯というには鋭利すぎる牙を剥き出してそう言った。
まるで赤毛の獅子である。
アルファの言いたいことは、ノウノにも理解できた。アバターの宣伝のためだけじゃない。誰しもが、心のなかに「ESTEEM」を持っているのだ。
1位になりたいと、アルファとベータも、そして選ばれた他の7人も思っているのだろう。
他7人――。
知らない人たちだなぁ、なんて思っていたら、思わず咳き込みそうになった。
1人。ノウノの良く知っているVDOOLがいた。
「やあ」
と、その男は気さくに手を振ってきた。
「あ……あ……あんた、どうして、ここにいるのよ」
「そりゃ俺だって、ランキング10位以内に入っているからね」
猫耳のついた黒いフード。黒いレインコートのような服を着ている。黒猫丸である。いや。黒猫丸というのは、あくまで通り名か。違法アップロードを行っているあれは、別アカウントなのだろう。
「本名は?」
「クロだ」
「あんたもランキングに入ってるなんて、思ってもなかったわ」
「姫のほうこそ。もしかして1次選考から脱落するかと思って、ヒヤヒヤしたよ。でも、あんな奥の手を用意していたとはね。自分がエルシノア嬢だと申告しているようなものだ」
「だから、私はエルシノア嬢じゃないってば」
「なら、魔女の隠し子とでもしておこうか。俺は、女王にはあまり興味はない。興味があるのは姫だけだ。悪いけど、この2次選考では手は貸せないよ。全力で姫とやりあってみたい。俺が欲しいのは、君の意識モデルだけだからね」
相変わらずである。
「手加減なしってわけね」
「お互いにね」
それでは2次選考についての解説をするわよ――と、生徒の群れの中から、女王が出てきた。
女王が出てきたというよりも、歩いてきた女王のために、生徒たちが自分から道を開けていた。
「フォロワーランキング2位から11位。その10人でバトルしてもらう。形式はバトルロワイヤルよ」
1次選考は、フォロワー数の勝負だった。その手段として、バトルがあった。
しかし2次選考は、バトルロワイヤル。
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