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2章-4節. 停学期間を折り返した私は…
28.目を逸らす訳を問いただします。
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〈ヴォン〉
「早速探知を始める。(スン)」
「おう、頼む。」
「………手早いですね。」
「で、見つけ次第速攻だな。」
「あぁ、多分ここにもいるだろうしさっきみたいに私が先行する。」
「………今度は何でしょうかね?」
「わからないけど、ヤる事は変わらないからな。」
「すっかり手慣れたもんだな。」
そりゃあ、これで7回目だからな。
「にしても……こりゃ随分と広いな。」
「一応、上も探ってくれ。ここは大分天井が高い。」
「あぁ……取り敢えず、1キロくらいで良いか?」
「順当だ。」
「………索敵能力持ちが2人というのは、非常にありがたいですね。」
それはそれとして……何でさっきから2人とも目を合わせないんだろう?しかも、オルブに至っては口数が少ないし。
やっぱり、さっきの事が気になるのだろうか?
「オルブ?」
「……」
「おい!オルブ!!」
「んぇっ!?…あ、はい。何でしょう?」
「言いたい事があるなら、はっきり言ってくれ。」
「…言いたい事?って、何の事でしょうか?」
「変に誤魔化さなくても良い。見たんだろ?」
私が、毒を浴びる所を。
「………」
沈黙は是也ってな。図星か。
「やっぱり見たのか。私が…」
「いえ!ギリギリ見えませんでした!!…完全に、見える前に…目を……逸らしたので。」
「同じ事だよ。少なくとも、その態度を見る限りはな。」
「……すみません。」
「何故謝る?寧ろ謝るなら私の方だろう。悪かったな。見苦しいものを見せて。」
毒を浴びる所なんて、見てて気分が悪いだろうしな。
「いえ、そんな事はありません!少なくとも、綺麗だったと思いますよ?」
「綺麗……?綺麗だと、思ったのか?随分と特殊な思考をしてるんだなぁ?」
「えぇまぁ……そうかもしれません。」
「テルマ?お前はどう思う?」
「んぇっ!?えっ……と………」
何だか上の空だなぁ。それに、何だか話が食い違っている気もする。
《御二方、溶けた衣服でしたら補修しております。ご安心ください。》
「「えっ?マジで?」」
「溶けた…衣服?」
「あっ…ほんとだ。」
「細かい細工まで……すげぇな、お前の従魔。」
あ、なるほど。さっきの毒で服がデロデロになってたから目を逸らしてたのか。言ってくれれば良かったのに。
「だろう?自慢の相棒だよ。」
《お褒めに預かり光栄です。》
てなると、さっきからずっとそのことを言ってたのか。気付かなかったな……って、あれ?
「お前さっき、綺麗とか言ってたよな?」
「えっ?…えぇ、まぁ……」
「アレク、もう言いだろ?この話は…っ!」
「っ!!」
右斜め上方。距離800…500…
「テルマ!」
「おう!(ダダッ)」
私の合図で大きく距離を取る。どうやら、テルマもあれを検知出来たみたいだな。
“「(ズドォォォンッ)」“
何かがさっきまで立ってた場所に突っ込んだ。どうやら、待ち伏せするばかりではないみたいだな。
それにしても、取り込み中に突撃してくるとは何とも無粋な魔物だな。………いや、それはどちらかというと連中の縄張りで騒いでる私たちの方か。
“「ピヒャァァァァァァッ!!(バサッバサッ…)」“
立ち込める土煙の中から見えたその姿は……赤々とした羽に包まれた華美な彩りの巨鳥だった。
「早速探知を始める。(スン)」
「おう、頼む。」
「………手早いですね。」
「で、見つけ次第速攻だな。」
「あぁ、多分ここにもいるだろうしさっきみたいに私が先行する。」
「………今度は何でしょうかね?」
「わからないけど、ヤる事は変わらないからな。」
「すっかり手慣れたもんだな。」
そりゃあ、これで7回目だからな。
「にしても……こりゃ随分と広いな。」
「一応、上も探ってくれ。ここは大分天井が高い。」
「あぁ……取り敢えず、1キロくらいで良いか?」
「順当だ。」
「………索敵能力持ちが2人というのは、非常にありがたいですね。」
それはそれとして……何でさっきから2人とも目を合わせないんだろう?しかも、オルブに至っては口数が少ないし。
やっぱり、さっきの事が気になるのだろうか?
「オルブ?」
「……」
「おい!オルブ!!」
「んぇっ!?…あ、はい。何でしょう?」
「言いたい事があるなら、はっきり言ってくれ。」
「…言いたい事?って、何の事でしょうか?」
「変に誤魔化さなくても良い。見たんだろ?」
私が、毒を浴びる所を。
「………」
沈黙は是也ってな。図星か。
「やっぱり見たのか。私が…」
「いえ!ギリギリ見えませんでした!!…完全に、見える前に…目を……逸らしたので。」
「同じ事だよ。少なくとも、その態度を見る限りはな。」
「……すみません。」
「何故謝る?寧ろ謝るなら私の方だろう。悪かったな。見苦しいものを見せて。」
毒を浴びる所なんて、見てて気分が悪いだろうしな。
「いえ、そんな事はありません!少なくとも、綺麗だったと思いますよ?」
「綺麗……?綺麗だと、思ったのか?随分と特殊な思考をしてるんだなぁ?」
「えぇまぁ……そうかもしれません。」
「テルマ?お前はどう思う?」
「んぇっ!?えっ……と………」
何だか上の空だなぁ。それに、何だか話が食い違っている気もする。
《御二方、溶けた衣服でしたら補修しております。ご安心ください。》
「「えっ?マジで?」」
「溶けた…衣服?」
「あっ…ほんとだ。」
「細かい細工まで……すげぇな、お前の従魔。」
あ、なるほど。さっきの毒で服がデロデロになってたから目を逸らしてたのか。言ってくれれば良かったのに。
「だろう?自慢の相棒だよ。」
《お褒めに預かり光栄です。》
てなると、さっきからずっとそのことを言ってたのか。気付かなかったな……って、あれ?
「お前さっき、綺麗とか言ってたよな?」
「えっ?…えぇ、まぁ……」
「アレク、もう言いだろ?この話は…っ!」
「っ!!」
右斜め上方。距離800…500…
「テルマ!」
「おう!(ダダッ)」
私の合図で大きく距離を取る。どうやら、テルマもあれを検知出来たみたいだな。
“「(ズドォォォンッ)」“
何かがさっきまで立ってた場所に突っ込んだ。どうやら、待ち伏せするばかりではないみたいだな。
それにしても、取り込み中に突撃してくるとは何とも無粋な魔物だな。………いや、それはどちらかというと連中の縄張りで騒いでる私たちの方か。
“「ピヒャァァァァァァッ!!(バサッバサッ…)」“
立ち込める土煙の中から見えたその姿は……赤々とした羽に包まれた華美な彩りの巨鳥だった。
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