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1章-1節.薬師の名門ブレルスクに入学した私は…
3.読破するまで通います。
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私はアレク。この春から、この薬師の学園に通い始めた。
待ちに待った初授業の日、多少なり期待に胸を膨らませて登校した。
どんな授業なのだろうか?やはり、まずは薬師としての心構えからだろうか?それとも、いきなり授業を始めるのだろうか?かなり厳しかったりペースが早くても良い。
そんな事を考えながら登校した。
そして、念願叶って初授業を受けた私の胸の内は……
「…………(テクテク)」
期待の代わりに不安が占めていた。
まず、教員らしき人物が現れて、延々と自慢話をされた。
しかも、同じ様な話を授業の時間いっぱい延々と繰り返された。
他の教員の授業に代わっても、それは同じだった。
この教員達、前世のあれに似てるんだよなぁ。
まぁ、初日だし教員達の人となりを知る時間だったと割り切れば良いだろう。
「………(テクテク)」
そうこうしているうちに、気が付けば入学式から1週間が経っていた。
ここ最近は、流石に授業を行う様になった様だ。
……いいや、厳密には授業らしきものだ。今しがた、その授業らしきものを受けて来た。
「………(テクテク)」
まぁ、何が言いたいかと言うと……私ならあれを授業とは呼ばない。
強いて言えば公演だろう。それも退屈な公演だった。
教科書に書かれている事を読み上げるばかりで補足も説明もない。所謂、完全な詰め込み式で非合理極まりない。
おまけに隙あらば自慢を差し込んで来る。
典型的なダメ教師の一例……しかも、あの教師達…所々内容を理解してない事が窺えて尚のこと酷い。
今日みたいに、公演を聞き流していたら、気が付けば放課後になっていたなんて事も珍しくない。
これ……学園に通う意味無くね?
そんな考えが私の頭をよぎった。
正直、王都の学園の授業がこんなに酷いとは思わなかった。
今からでも、故郷に帰るべきかな。
《やるからには、全力を尽くせよ?》
「………(ザッ)」
まぁ、この学園で出来る事ならまだある。
「……ここだな。」
そのためにここへ来た。
多くの蔵書を抱える棚が並ぶ空間……図書館だ。
前世でもよく使った手だ。授業で足りない分を自習で賄う。
……いや、この場合は補うと言った方が良いか。授業で採れる知識が少な過ぎる。
「(スッ)」
さて、じゃあ早速始めるかな。
「(パラッ)……(パラパラッ)…………(スッ)」
これ、読んだ事ある本だわ。
「(スッ)」
出だしから空振りなんて冴先悪いな。
「(パラッ)……(パラパラッ)…………(スッ)」
これもかよ。
「(スッ)」
まぁ、三度目は流石に……
「(パラッ)……(パラパラッ)…………(スッ)」
何故だ。この本も、この本も、この本も、前に読んだ記憶がある。
どれもこれも、読んだ覚えがある本ばかりだ。
だが、いつ読んだかまではわからない。
本の表紙を見るだけで、どんな内容かがなんとなくわかってしまうのだ。
そもそも、この図書館までどうやって来た?
この学園内は迷路の様に入り組んでいる。
案内板も見ずにここまで迷う事なく来れたのは何故だ?
「………」
考えても仕方ない。取り敢えず、読んだ覚えの無い本を探すか。流石に一冊くらいならあるだろう。
ー数十分後
「………(テクテク)」
一冊も無かった。
どの本も、読む前から内容を知っていた。
どういう訳かはわからない。
だが、これだけははっきりしている。
今しがた、私は学園に通う理由をまた一つ失った。
「………」
今後については道中考えるとして、とりあえず今日の所は帰る事にした。
待ちに待った初授業の日、多少なり期待に胸を膨らませて登校した。
どんな授業なのだろうか?やはり、まずは薬師としての心構えからだろうか?それとも、いきなり授業を始めるのだろうか?かなり厳しかったりペースが早くても良い。
そんな事を考えながら登校した。
そして、念願叶って初授業を受けた私の胸の内は……
「…………(テクテク)」
期待の代わりに不安が占めていた。
まず、教員らしき人物が現れて、延々と自慢話をされた。
しかも、同じ様な話を授業の時間いっぱい延々と繰り返された。
他の教員の授業に代わっても、それは同じだった。
この教員達、前世のあれに似てるんだよなぁ。
まぁ、初日だし教員達の人となりを知る時間だったと割り切れば良いだろう。
「………(テクテク)」
そうこうしているうちに、気が付けば入学式から1週間が経っていた。
ここ最近は、流石に授業を行う様になった様だ。
……いいや、厳密には授業らしきものだ。今しがた、その授業らしきものを受けて来た。
「………(テクテク)」
まぁ、何が言いたいかと言うと……私ならあれを授業とは呼ばない。
強いて言えば公演だろう。それも退屈な公演だった。
教科書に書かれている事を読み上げるばかりで補足も説明もない。所謂、完全な詰め込み式で非合理極まりない。
おまけに隙あらば自慢を差し込んで来る。
典型的なダメ教師の一例……しかも、あの教師達…所々内容を理解してない事が窺えて尚のこと酷い。
今日みたいに、公演を聞き流していたら、気が付けば放課後になっていたなんて事も珍しくない。
これ……学園に通う意味無くね?
そんな考えが私の頭をよぎった。
正直、王都の学園の授業がこんなに酷いとは思わなかった。
今からでも、故郷に帰るべきかな。
《やるからには、全力を尽くせよ?》
「………(ザッ)」
まぁ、この学園で出来る事ならまだある。
「……ここだな。」
そのためにここへ来た。
多くの蔵書を抱える棚が並ぶ空間……図書館だ。
前世でもよく使った手だ。授業で足りない分を自習で賄う。
……いや、この場合は補うと言った方が良いか。授業で採れる知識が少な過ぎる。
「(スッ)」
さて、じゃあ早速始めるかな。
「(パラッ)……(パラパラッ)…………(スッ)」
これ、読んだ事ある本だわ。
「(スッ)」
出だしから空振りなんて冴先悪いな。
「(パラッ)……(パラパラッ)…………(スッ)」
これもかよ。
「(スッ)」
まぁ、三度目は流石に……
「(パラッ)……(パラパラッ)…………(スッ)」
何故だ。この本も、この本も、この本も、前に読んだ記憶がある。
どれもこれも、読んだ覚えがある本ばかりだ。
だが、いつ読んだかまではわからない。
本の表紙を見るだけで、どんな内容かがなんとなくわかってしまうのだ。
そもそも、この図書館までどうやって来た?
この学園内は迷路の様に入り組んでいる。
案内板も見ずにここまで迷う事なく来れたのは何故だ?
「………」
考えても仕方ない。取り敢えず、読んだ覚えの無い本を探すか。流石に一冊くらいならあるだろう。
ー数十分後
「………(テクテク)」
一冊も無かった。
どの本も、読む前から内容を知っていた。
どういう訳かはわからない。
だが、これだけははっきりしている。
今しがた、私は学園に通う理由をまた一つ失った。
「………」
今後については道中考えるとして、とりあえず今日の所は帰る事にした。
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