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2章-2節.ヘルデス家の争続に巻き込まれた私は…
26.再び度肝を抜かれます。
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「オルブ、ありがとな。服とか色々貸してくれて。」
「お前が服を持って無かったら相当やばかったわ。これも商品なのか?」
「いえ、僕の私物です。」
「私物?」
「えぇ、迷宮に潜ると汚れるので。」
「……あぁ~」
「なるほど。」
となると、ロープとか諸々の道具もその準備か。にしても、随分と気を許して貰えたもんだな。
「それにしても、何とかなったな。」
「あぁ、うまくいったな。無事に全員で脱出出来た。」
「生きて戻れただけで、僕は満足ですよ。」
「それにしても、開放されるまで半日以上かかるとはな。」
「けど、これでテルマは晴れて自由の身だな。」
「おう、ありがとな!アレク!オルブ!」
「いえいえ、こちらこそ色々勉強になりました。ありがとうございました。」
とはいえ、油断は禁物だ。連中が私たちと件の3人の関係を結びつけられる可能性もある。しばらくは、外出を控えた方が良いな。
「(クゥゥゥ)……ハラ、減ったな。」
「そういえば、昼食を食べ損ねていたな。帰ったら早速作るか。」
「てなると……やっぱりアレを料理するのか?」
「もちろん。不満か?」
「いいや?寧ろ楽しみだ。そうだ!オルブも一緒にどうだ?」
「えっ?良いんですか?」
「良いも何も、一緒に迷宮を乗り越えた仲間だろ?遠慮しなくて良い。なぁ、アレク?」
「もちろんだ。食卓を囲む人数が増えれば私も嬉しい。まぁ、無理にという訳では……」
「ありがとうございます!!」
「よし、決まりだな。」
相当楽しみみたいだな。やっぱり、魔物の肉を食べる習慣自体はあるんだろうか。
「あ………ちょっとその前に寄り道しても良いですか?」
「何処へだ?」
「うちの商会です。事のあらましや夕食の件を兄に伝えたほうが良いかなと思いまして。」
「あぁ、それなら俺たちも一緒に行くか、なぁ?アレク。」
「え?」
「そうだな。道中で金の亡者が蔓延ってるかもしれないしな。付き合うよ。」
「助かります。是非ともお願いします。」
「さて、そうと決まったらさっそく……」
「「「(ドンガラガッシャァァァァァァンッ)」」」
「「「え゛ぁ゛っ!?」」」
突然、天井が崩れ落ちて来た。
「ってて……何度目だよこれ。」
「いっ……つぅ……(ガララッ)古いスクロールなんて使うんじゃなかった。」
「しゃーないだろ?新品は高いんだからよ。出られるだけマシだ。」
瓦礫の中から現れたのは3人の子供。全員同い年の様だ。しかも、見覚えがある。昨日、テルマを追っていたヘルデス家の徒弟だ。
「あれ?」
「ん?どうし…あぁ。」
「何だ?面白いもんでも……おお。」
変装を解くのが早過ぎた。やはり、焦りは禁物だな。
「邂逅……っていうんだよな?こういうの。」
「だな。俺らがここに降って来たのはたまたまだってのに。」
「何ともまぁ……」
「………」
本当に、何でこうも難易度跳ね上がっちゃうかな。もう良いだろ?大人しく帰らせてくれよ。
それはさておき、どうしたものか。
取り敢えず、相手の出方を見るか。もし危害を加えて来る様なら……
「「「オルブ!!」」」
「やあ、みんな。随分と派手な登場だね。」
「「………へ?」」
「いやぁ参ったぜ。やっぱ帰還用のスクロールはケチらない方が良いな。」
「それよりどうした?こんなところで?」
「今日は用事があるとか言って無かったか?」
「その用事先でちょっとあってね。」
何だか、思ってた展開と違うな。
「あー、オルブ?知り合いか?」
「えぇ…まぁ………知った仲です。」
「おいおい、そいつはちょっと冷てぇなぁ?」
「俺たちゃ、お前ら兄弟には本当に感謝してんだぜ?」
「何せ俺らみたいなのとも、まともに取引してくれるのはお前らぐらいだ…し……は!?テルマ?!」
「お、おいマジか!?」
「何でこんな所に?!」
今更かよ。気付くのが遅いよ。
「お前が服を持って無かったら相当やばかったわ。これも商品なのか?」
「いえ、僕の私物です。」
「私物?」
「えぇ、迷宮に潜ると汚れるので。」
「……あぁ~」
「なるほど。」
となると、ロープとか諸々の道具もその準備か。にしても、随分と気を許して貰えたもんだな。
「それにしても、何とかなったな。」
「あぁ、うまくいったな。無事に全員で脱出出来た。」
「生きて戻れただけで、僕は満足ですよ。」
「それにしても、開放されるまで半日以上かかるとはな。」
「けど、これでテルマは晴れて自由の身だな。」
「おう、ありがとな!アレク!オルブ!」
「いえいえ、こちらこそ色々勉強になりました。ありがとうございました。」
とはいえ、油断は禁物だ。連中が私たちと件の3人の関係を結びつけられる可能性もある。しばらくは、外出を控えた方が良いな。
「(クゥゥゥ)……ハラ、減ったな。」
「そういえば、昼食を食べ損ねていたな。帰ったら早速作るか。」
「てなると……やっぱりアレを料理するのか?」
「もちろん。不満か?」
「いいや?寧ろ楽しみだ。そうだ!オルブも一緒にどうだ?」
「えっ?良いんですか?」
「良いも何も、一緒に迷宮を乗り越えた仲間だろ?遠慮しなくて良い。なぁ、アレク?」
「もちろんだ。食卓を囲む人数が増えれば私も嬉しい。まぁ、無理にという訳では……」
「ありがとうございます!!」
「よし、決まりだな。」
相当楽しみみたいだな。やっぱり、魔物の肉を食べる習慣自体はあるんだろうか。
「あ………ちょっとその前に寄り道しても良いですか?」
「何処へだ?」
「うちの商会です。事のあらましや夕食の件を兄に伝えたほうが良いかなと思いまして。」
「あぁ、それなら俺たちも一緒に行くか、なぁ?アレク。」
「え?」
「そうだな。道中で金の亡者が蔓延ってるかもしれないしな。付き合うよ。」
「助かります。是非ともお願いします。」
「さて、そうと決まったらさっそく……」
「「「(ドンガラガッシャァァァァァァンッ)」」」
「「「え゛ぁ゛っ!?」」」
突然、天井が崩れ落ちて来た。
「ってて……何度目だよこれ。」
「いっ……つぅ……(ガララッ)古いスクロールなんて使うんじゃなかった。」
「しゃーないだろ?新品は高いんだからよ。出られるだけマシだ。」
瓦礫の中から現れたのは3人の子供。全員同い年の様だ。しかも、見覚えがある。昨日、テルマを追っていたヘルデス家の徒弟だ。
「あれ?」
「ん?どうし…あぁ。」
「何だ?面白いもんでも……おお。」
変装を解くのが早過ぎた。やはり、焦りは禁物だな。
「邂逅……っていうんだよな?こういうの。」
「だな。俺らがここに降って来たのはたまたまだってのに。」
「何ともまぁ……」
「………」
本当に、何でこうも難易度跳ね上がっちゃうかな。もう良いだろ?大人しく帰らせてくれよ。
それはさておき、どうしたものか。
取り敢えず、相手の出方を見るか。もし危害を加えて来る様なら……
「「「オルブ!!」」」
「やあ、みんな。随分と派手な登場だね。」
「「………へ?」」
「いやぁ参ったぜ。やっぱ帰還用のスクロールはケチらない方が良いな。」
「それよりどうした?こんなところで?」
「今日は用事があるとか言って無かったか?」
「その用事先でちょっとあってね。」
何だか、思ってた展開と違うな。
「あー、オルブ?知り合いか?」
「えぇ…まぁ………知った仲です。」
「おいおい、そいつはちょっと冷てぇなぁ?」
「俺たちゃ、お前ら兄弟には本当に感謝してんだぜ?」
「何せ俺らみたいなのとも、まともに取引してくれるのはお前らぐらいだ…し……は!?テルマ?!」
「お、おいマジか!?」
「何でこんな所に?!」
今更かよ。気付くのが遅いよ。
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