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第一章 金貨一枚から変わる俺の異世界生活
第10話 神の奇跡『動く城君』
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新たな武器を手に入れたカインは、翌日武器の感触を確かめた。すると効果はすぐに現れた。
ホーンラビットとの戦いだ。今まではナイフを使っていたのでホーンラビットの攻撃を避けて至近距離からナイフを突き刺していたが、剣だとナイフと比べて射程距離が長い。
ホーンラビットの突進に合わせて剣を振れば向こうからの移動の力と合わさってホーンラビットを難なく狩る事ができたのだ。これによりもはや草原はカインに取って脅威ではなくなった。
「草原は脅威じゃなくなったけど、やっぱり魔物の数が少ないよな~。森か~・・・冒険者もDランクになったら森に行くみたいだけど森はな~。まだダンジョンに行く方が安全かもしれないけど、ダンジョンは他の冒険者も多いし・・・」
カインの冒険者ランクは現在Eだ。基本的にEランクの冒険者は見習い扱いなので、簡単な街の中でできるクエストか薬草採取で経験を積む。魔物はスライムやホーンラビットのような簡単に倒せる魔物を相手にする場合が多い。そこで一定以上の経験を積むとランクがDになる。
Dランクになると、主戦場は草原の先の森とダンジョンになる。森は素材の宝庫だ。薬草以外の草やキノコなどの食料になるモノ。果実などの果物類もある。それに魔物の素材もある。ゴブリンは全く使える素材はないが、ほおっておくと無数に数を増やして脅威になるので、ギルドでは常設依頼として常にゴブリン討伐の依頼が貼ってある。ちなみに1体で銀貨3枚になる。
豚の魔物のオークや猪の魔物のボア、狼の魔物のウルフが食用としては有名だ。肉がおいしいので素材が良い値段になる。他には昆虫系の魔物だ。アントやビーなども森には生息している。森は浅い所にはゴブリンが多く、深く潜ると脅威度が上がるオークなどが生息している。
冒険者ランクがEで森に行っては、又多くの人にバカにされると思い、カインはランクを上げる為に精力的に草原の薬草やホーンラビットをギルドに収める事にした。もちろんレベル上げと寄付の為のお金稼ぎをするという目的もあった。
朝起きて、草原に向かい薬草を採取しながらスライムやホーンラビットを狩る。アイテムボックスの存在を隠しているのでリュックがいっぱいになった所で一度ギルドへ戻り素材を売却する。売却したら草原に向かう。を繰り返した。
薬草50束で金貨1枚、ホーンラビット2体で金貨1枚、合計金貨2枚の報酬だ。それを3日間続けて、カインはようやくDランクの冒険者になった。カインの努力を周りの冒険者を見ていたのか、ちらほらとカインに話掛ける冒険者が出てきた。
以前は無能とバカにしていたが、毎日薬草とホーンラビットをもっている姿からやるじゃねぇかと気軽に話しかけてくるようになったのだ。
そして・・・
「ようやくDランクになったな。毎日狩りに行ってたから明日は一日休息日にして必要なモノを購入しよう。それで明後日からは森へ挑戦だな。手持ちは金貨6枚。今回は金貨2枚を寄付するとして、残り金貨4枚か。今の服じゃ耐久性が怖いから防具を買うとしてそれにはちょっと多めにお金を使ってでも良いモノを買っておいた方がいいよな。それとポーション類だな。回復ポーションに毒消しポーションなんかも必須だな。」
翌日、カインは予定通りに、まずはポーションなどのアイテム類を購入した。回復ポーション、毒消しポーション、どちらも一つ銀貨2枚だったので、5個ずつ購入した。防具は以前武器を買ったドワーフのいるお店だ。そこに行っておススメの防具を購入した。きっかり金貨2枚だった。
そして、本日のメインイベント、神の奇跡の取得だ。必要なモノを買ったカインは金貨2枚を握りしめて教会に向かった。毎日お祈りをしている教会だが、寄付する時は、女神像がいつもより微笑んでいるように見えた。
金貨2枚を寄付箱に入れて、カインは女神像に祈った。
(女神様。今回も寄付させて頂きます。神の奇跡。よろしくお願いします。)
『寄付金額が32,000ガルを突破しました。神の奇跡Fが解放されます。』
(よし!!新しい神の奇跡を手に入れたぞ。今回は何かな?魔法だったらいいな。それか魔物の位置がわかる気配察知とか。定番の転移魔法もほしいな~。)
今日はいつもの飯屋にいかずに晩御飯は自分で解体したホーンラビットを料理しようと思っていたので、教会でお祈りをした後は、家へと戻った。
家に戻るとお楽しみのステータスチェックの時間だ。
名前:カイン
年齢:10歳
種族:人
神の祝福:アルファベット(寄付金額40000ガル)
神の奇跡:A『如月花院君』、B『名探偵君』、C『戦闘民族君』、D『未来の猫ロボット君』、E『世紀末覇者君』、F『動く城君』
能力:D
成長率:SS
「動く城君??なんだ動く城ってそんなアニメあったかな?それに!?能力がDに上がってるぞ。もしかして新しい神の奇跡は能力アップ系なのか。この詳細をタップする時間は最近は一番楽しいな。」
そういってカインは神の奇跡のF欄をタップして詳細を確認するのだった。
ホーンラビットとの戦いだ。今まではナイフを使っていたのでホーンラビットの攻撃を避けて至近距離からナイフを突き刺していたが、剣だとナイフと比べて射程距離が長い。
ホーンラビットの突進に合わせて剣を振れば向こうからの移動の力と合わさってホーンラビットを難なく狩る事ができたのだ。これによりもはや草原はカインに取って脅威ではなくなった。
「草原は脅威じゃなくなったけど、やっぱり魔物の数が少ないよな~。森か~・・・冒険者もDランクになったら森に行くみたいだけど森はな~。まだダンジョンに行く方が安全かもしれないけど、ダンジョンは他の冒険者も多いし・・・」
カインの冒険者ランクは現在Eだ。基本的にEランクの冒険者は見習い扱いなので、簡単な街の中でできるクエストか薬草採取で経験を積む。魔物はスライムやホーンラビットのような簡単に倒せる魔物を相手にする場合が多い。そこで一定以上の経験を積むとランクがDになる。
Dランクになると、主戦場は草原の先の森とダンジョンになる。森は素材の宝庫だ。薬草以外の草やキノコなどの食料になるモノ。果実などの果物類もある。それに魔物の素材もある。ゴブリンは全く使える素材はないが、ほおっておくと無数に数を増やして脅威になるので、ギルドでは常設依頼として常にゴブリン討伐の依頼が貼ってある。ちなみに1体で銀貨3枚になる。
豚の魔物のオークや猪の魔物のボア、狼の魔物のウルフが食用としては有名だ。肉がおいしいので素材が良い値段になる。他には昆虫系の魔物だ。アントやビーなども森には生息している。森は浅い所にはゴブリンが多く、深く潜ると脅威度が上がるオークなどが生息している。
冒険者ランクがEで森に行っては、又多くの人にバカにされると思い、カインはランクを上げる為に精力的に草原の薬草やホーンラビットをギルドに収める事にした。もちろんレベル上げと寄付の為のお金稼ぎをするという目的もあった。
朝起きて、草原に向かい薬草を採取しながらスライムやホーンラビットを狩る。アイテムボックスの存在を隠しているのでリュックがいっぱいになった所で一度ギルドへ戻り素材を売却する。売却したら草原に向かう。を繰り返した。
薬草50束で金貨1枚、ホーンラビット2体で金貨1枚、合計金貨2枚の報酬だ。それを3日間続けて、カインはようやくDランクの冒険者になった。カインの努力を周りの冒険者を見ていたのか、ちらほらとカインに話掛ける冒険者が出てきた。
以前は無能とバカにしていたが、毎日薬草とホーンラビットをもっている姿からやるじゃねぇかと気軽に話しかけてくるようになったのだ。
そして・・・
「ようやくDランクになったな。毎日狩りに行ってたから明日は一日休息日にして必要なモノを購入しよう。それで明後日からは森へ挑戦だな。手持ちは金貨6枚。今回は金貨2枚を寄付するとして、残り金貨4枚か。今の服じゃ耐久性が怖いから防具を買うとしてそれにはちょっと多めにお金を使ってでも良いモノを買っておいた方がいいよな。それとポーション類だな。回復ポーションに毒消しポーションなんかも必須だな。」
翌日、カインは予定通りに、まずはポーションなどのアイテム類を購入した。回復ポーション、毒消しポーション、どちらも一つ銀貨2枚だったので、5個ずつ購入した。防具は以前武器を買ったドワーフのいるお店だ。そこに行っておススメの防具を購入した。きっかり金貨2枚だった。
そして、本日のメインイベント、神の奇跡の取得だ。必要なモノを買ったカインは金貨2枚を握りしめて教会に向かった。毎日お祈りをしている教会だが、寄付する時は、女神像がいつもより微笑んでいるように見えた。
金貨2枚を寄付箱に入れて、カインは女神像に祈った。
(女神様。今回も寄付させて頂きます。神の奇跡。よろしくお願いします。)
『寄付金額が32,000ガルを突破しました。神の奇跡Fが解放されます。』
(よし!!新しい神の奇跡を手に入れたぞ。今回は何かな?魔法だったらいいな。それか魔物の位置がわかる気配察知とか。定番の転移魔法もほしいな~。)
今日はいつもの飯屋にいかずに晩御飯は自分で解体したホーンラビットを料理しようと思っていたので、教会でお祈りをした後は、家へと戻った。
家に戻るとお楽しみのステータスチェックの時間だ。
名前:カイン
年齢:10歳
種族:人
神の祝福:アルファベット(寄付金額40000ガル)
神の奇跡:A『如月花院君』、B『名探偵君』、C『戦闘民族君』、D『未来の猫ロボット君』、E『世紀末覇者君』、F『動く城君』
能力:D
成長率:SS
「動く城君??なんだ動く城ってそんなアニメあったかな?それに!?能力がDに上がってるぞ。もしかして新しい神の奇跡は能力アップ系なのか。この詳細をタップする時間は最近は一番楽しいな。」
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◇
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