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第二章 シフォン子爵領とダンジョン事情
第58話 シフォン到着!
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「ようやく着いたにゃ。」
「ああ長かった。」
「ホントにそうにゃ。あそこで盗賊なんかに出くわさなければもっと早く着いてたはずにゃ。」
「ラックさん。そうは言っても貴方達のお陰で私達は助かったんです。」
「アタシ達が助けなくてもタント達だけでも盗賊は倒せたと思うにゃ。」
「いやいや俺達だけでも倒せてたかもしれないが、少なからず被害も出てたはずだ。カインとラックが来てくれて助かったぞ。そのおかげでこっちは被害無しで盗賊を撃退できたんだし。」
「そうだぞラック。それに助かったのは俺達の方だ。キュースさんとタントさん達と一緒にここまで来たからこそ夜だって交代で見張りが出来た訳だしな。」
「たしかにそう言われればそうにゃ。食事も大勢で楽しかったにゃ。それにカインがリンゴをくれたからアタシはここまで無事に来れたにゃ。」
カインとラックは、フロリダの町を出てシフォンの町へと向かっていた。シフォンの町はフロリダとオルスタインの町を収めているシフォン子爵の領都である。フロリダの町を出て順調に旅を続けていた二人だったが、道中で盗賊に襲われている馬車を見つけたのだ。
カインとラックは「テンプレだー。」「テンプレにゃー。」と目をキラキラさせてその場に助太刀したのだ。結果的に馬車にお姫様が乗ってる訳でもなく、貴族様の馬車でもなかった。更に言えば襲われていたが護衛の冒険者達でも十分に対処できる感じであった。
馬車の持ち主はキュースという商人で、護衛をしていたのが、タント、ミラース、ヴィッツ、イースの4人組冒険者だ。4人はCランクの冒険者で、馬車が襲われてた時も10人程いる盗賊に対し一歩も引く事なく戦闘していた。ラックの言っていたようにカイン達が助太刀しなくても最終的には、タント達が勝利はしていただろう。ただ、盗賊は10人いたので、無傷で勝利とはいかなかっただろう。
キュースの目的地がカイン達と同じシフォンだという事もあり、馬車を助けたカイン達は、キュースの護衛兼、盗賊の移送という事で、一緒にシフォンまで来る事になったのだ。
それによってカイン達は、夜の見張りの負担が軽減したのだ。タント達の冒険者パーティと交代しながら見張りをする事で、一人じゃなくて二人で見張りをする事ができた事。3交代で見張りをする事で寝る時間を確保できたのも大きかった。
ただ、それに伴う代償も大きかった。カインとラックの二人の当初の予定は、道中は走ってシフォンの町を目指すというモノだった。しかし、キュースの護衛となればそうはいかない。しかも10人の盗賊を一緒に引き付けての移動だ。一日に進める距離が大幅に短くなったのだ。
安全には変えられないとカインは思ったが、ラックはチンタラ進む事に不満を感じていた。不機嫌なラックの為の機嫌を回復する為に、アイテムボックスの中に大量に入れていたリンゴは、みるみるうちに数を減らすのだった。
(ラックが不機嫌になった時ようのお菓子とかスイーツが必要だな。せっかくフロリダでリンゴをたくさん買ったのに、残り少ないもんな。シフォンはまあこの辺で一番大きな町だから、美味しいモノもあると思うし、ラックと一緒に街ブラして探してみるか。)
「リンゴよりもおいしいモノがこの町にあるかもしれないし、ギルドに挨拶したらその辺を調べたり見て回るのもいいかもしれないな。」
「おう。それなら俺達にまかせてくれ。今日はよかったら一緒に食事しねぇか?驕る程稼いでないから、折半にはなるがうまい店に案内するぜ。」
「ホントかにゃ。タントは何でもおいしいって言いそうだから怪しいにゃ。」
「そんな事ないですよラックちゃん。タントが行くところは多分あの店だと思うから、その店は私もおススメよ。」
「ミラースが言うなら間違いないにゃ。」
「おい!なんで俺は信用できなくて、ミラースなら信用できるんだよ?」
「そんなの決まってるにゃ。日頃の行いの差にゃ。」
「タントさんすいません。うちのラックが・・・」
「カイン。謝る必要ないにゃ。タントがアタシのリンゴを食べた恨みは忘れてないにゃ。これは一生恨み続ける案件にゃ。」
「あれはすまなかったって謝っただろ!・・・あ~もうわかったよ。今日の飯は俺が驕るぜ。それでいいだろラック?」
「始めからそう言えば良いにゃ。でもまあそれで許してやるにゃ。」
「ラック・・・」
シフォンの町に入った所で、商人のキュースとは別れた。カイン達は、タントとともに冒険者ギルドへと向かった。タント達は依頼達成の報告に、カイン達はどんな依頼があるのかを見る為に。
シフォンの町のギルドも他の町と同じ作りだったが、フロリダよりも規模が大きかった。受付の数も1.5倍程で、冒険者の数も多かった。あまりにも人が多かったので、本格的な活動は明日からする事に決めて、タント達が依頼の報告を終えると、そのままギルドを後にした。
先にタント達のおススメの宿に向かい、宿の予約をした。タント達も同じ宿に泊まる事になったので、それぞれが部屋で着替えてタント達のおススメする食事処へと向かうのだった。
「ああ長かった。」
「ホントにそうにゃ。あそこで盗賊なんかに出くわさなければもっと早く着いてたはずにゃ。」
「ラックさん。そうは言っても貴方達のお陰で私達は助かったんです。」
「アタシ達が助けなくてもタント達だけでも盗賊は倒せたと思うにゃ。」
「いやいや俺達だけでも倒せてたかもしれないが、少なからず被害も出てたはずだ。カインとラックが来てくれて助かったぞ。そのおかげでこっちは被害無しで盗賊を撃退できたんだし。」
「そうだぞラック。それに助かったのは俺達の方だ。キュースさんとタントさん達と一緒にここまで来たからこそ夜だって交代で見張りが出来た訳だしな。」
「たしかにそう言われればそうにゃ。食事も大勢で楽しかったにゃ。それにカインがリンゴをくれたからアタシはここまで無事に来れたにゃ。」
カインとラックは、フロリダの町を出てシフォンの町へと向かっていた。シフォンの町はフロリダとオルスタインの町を収めているシフォン子爵の領都である。フロリダの町を出て順調に旅を続けていた二人だったが、道中で盗賊に襲われている馬車を見つけたのだ。
カインとラックは「テンプレだー。」「テンプレにゃー。」と目をキラキラさせてその場に助太刀したのだ。結果的に馬車にお姫様が乗ってる訳でもなく、貴族様の馬車でもなかった。更に言えば襲われていたが護衛の冒険者達でも十分に対処できる感じであった。
馬車の持ち主はキュースという商人で、護衛をしていたのが、タント、ミラース、ヴィッツ、イースの4人組冒険者だ。4人はCランクの冒険者で、馬車が襲われてた時も10人程いる盗賊に対し一歩も引く事なく戦闘していた。ラックの言っていたようにカイン達が助太刀しなくても最終的には、タント達が勝利はしていただろう。ただ、盗賊は10人いたので、無傷で勝利とはいかなかっただろう。
キュースの目的地がカイン達と同じシフォンだという事もあり、馬車を助けたカイン達は、キュースの護衛兼、盗賊の移送という事で、一緒にシフォンまで来る事になったのだ。
それによってカイン達は、夜の見張りの負担が軽減したのだ。タント達の冒険者パーティと交代しながら見張りをする事で、一人じゃなくて二人で見張りをする事ができた事。3交代で見張りをする事で寝る時間を確保できたのも大きかった。
ただ、それに伴う代償も大きかった。カインとラックの二人の当初の予定は、道中は走ってシフォンの町を目指すというモノだった。しかし、キュースの護衛となればそうはいかない。しかも10人の盗賊を一緒に引き付けての移動だ。一日に進める距離が大幅に短くなったのだ。
安全には変えられないとカインは思ったが、ラックはチンタラ進む事に不満を感じていた。不機嫌なラックの為の機嫌を回復する為に、アイテムボックスの中に大量に入れていたリンゴは、みるみるうちに数を減らすのだった。
(ラックが不機嫌になった時ようのお菓子とかスイーツが必要だな。せっかくフロリダでリンゴをたくさん買ったのに、残り少ないもんな。シフォンはまあこの辺で一番大きな町だから、美味しいモノもあると思うし、ラックと一緒に街ブラして探してみるか。)
「リンゴよりもおいしいモノがこの町にあるかもしれないし、ギルドに挨拶したらその辺を調べたり見て回るのもいいかもしれないな。」
「おう。それなら俺達にまかせてくれ。今日はよかったら一緒に食事しねぇか?驕る程稼いでないから、折半にはなるがうまい店に案内するぜ。」
「ホントかにゃ。タントは何でもおいしいって言いそうだから怪しいにゃ。」
「そんな事ないですよラックちゃん。タントが行くところは多分あの店だと思うから、その店は私もおススメよ。」
「ミラースが言うなら間違いないにゃ。」
「おい!なんで俺は信用できなくて、ミラースなら信用できるんだよ?」
「そんなの決まってるにゃ。日頃の行いの差にゃ。」
「タントさんすいません。うちのラックが・・・」
「カイン。謝る必要ないにゃ。タントがアタシのリンゴを食べた恨みは忘れてないにゃ。これは一生恨み続ける案件にゃ。」
「あれはすまなかったって謝っただろ!・・・あ~もうわかったよ。今日の飯は俺が驕るぜ。それでいいだろラック?」
「始めからそう言えば良いにゃ。でもまあそれで許してやるにゃ。」
「ラック・・・」
シフォンの町に入った所で、商人のキュースとは別れた。カイン達は、タントとともに冒険者ギルドへと向かった。タント達は依頼達成の報告に、カイン達はどんな依頼があるのかを見る為に。
シフォンの町のギルドも他の町と同じ作りだったが、フロリダよりも規模が大きかった。受付の数も1.5倍程で、冒険者の数も多かった。あまりにも人が多かったので、本格的な活動は明日からする事に決めて、タント達が依頼の報告を終えると、そのままギルドを後にした。
先にタント達のおススメの宿に向かい、宿の予約をした。タント達も同じ宿に泊まる事になったので、それぞれが部屋で着替えてタント達のおススメする食事処へと向かうのだった。
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