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第二章 シフォン子爵領とダンジョン事情
第60話 名物のシフォンケーキ
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「カイン起きるにゃ~!!」
「おお!!!どうしたラック!?何かあったのか?」
「何言ってるにゃ?それより早く準備するにゃ。早く行かないとシフォンケーキが売り切れちゃうにゃ。」
(なるほど・・・シフォンケーキを早く食べたいから早起きして俺を起こしたんだな。前デートした時は、気持ちよさそうに寝てるから起こさなかったって言ってたくせに現金なヤツだな。まあ俺もシフォンケーキもそうだけど、シフォンの町は楽しみだから起こしてくれて助かったといえば助かったけど。)
「わかったわかった。すぐに準備するから待ってろよ。」
「40秒で支度するにゃ。」
「いやいやラック。そのネタを使うのはいいけど、普通に考えてみてくれ。顔洗って歯を磨いて、服を着てって、絶対40秒じゃ無理だろ。」
「ラッパ吹きの少年はやってたにゃ。それにカインならできるにゃ。しゃべってないで体を動かすにゃ。1秒も無駄にしたらダメにゃ。」
「はいはい。」
カインはラックに急かされながら大急ぎで出かける準備をした。
「場所はわかってるよな?」
「もちろんにゃ。昨日ヴィッツに何度も聞いたから問題ないにゃ。それに近づけばアタシの鼻ですぐにわかるはずにゃ。」
(いやいやあなたは猫でしょ。犬じゃないんだから・・・)
「まあ行列を作ってるって話だからわからなければ、歩いてる人に聞けばわかるだろうし、行列を見つければそれがシフォンケーキの店だと思うから大丈夫か。」
「早く行くにゃ。行列を作ってるなら早く行かないと売り切れちゃうにゃ。並ぶのはしょうがないとしても、行くのが遅かったらアタシ達の前に売り切れる可能性があるにゃ。少しでも早く並ぶにゃ。」
カインとラックは、昨日ヴィッツに聞いたシフォンの名物であるシフォンケーキのお店へと向かった。すると案の定、店に辿り着く前に行列が目に入った。
「もうけっこう並んでるんだな。オープン前に来たっていうのにすごいな・・・」
「早く並ぶにゃ。」
カインとラックは、最後尾に並ぶ。
「ここがシフォンケーキの店の列で間違いないですか?」
「そうよ。」
「ありがとうございます。昨日来たばっかりで、話を聞いて来てみたんですが、すごい行列ですね。」
「あら昨日きたばっかりなのね。ならここのシフォンケーキは絶対おススメよ。」
「だから朝早く来たにゃ。売切れたら困るにゃ。」
「それは大丈夫よ。まだまだ行列は増えていくと思うけど、問題なく購入できるもの。」
(すでに50人ぐらいいるのか?すごい人気なんだな。店の外で10名ぐらい並んでる人気ラーメン店なら見た事あるけど、なかなか50人並んでる所なんて見た事ないぞ。)
「シフォンケーキにも色々種類があるって聞いたにゃ。お姉さんはどれを買いに来たにゃ。」
「私は定番のシフォンケーキね。イチゴやリンゴ、バナナにミルクとバリエーションが多いけど、普通のヤツが一番好きなのよね。それにあの店で一番人気は定番のプレーンよ。」
「なるほどにゃ。どれもおいしそうにゃ。アタシは全部買うにゃ。」
「ふふふ。それは無理よ。多くの人が買いに来るから一人3個までしか買えないのよ。大量に購入できてしまうと、前に並んでる人がたくさん買っちゃってすぐに売り切れちゃうもの。」
「そうなのかにゃ?全部買えないのは残念にゃ。だけどそう言う事なら納得にゃ。売切れで買えないと悲しいにゃ。折角並んだんだから絶対買いたいにゃ。カイン。色々食べたいからアタシとカインで違う種類のシフォンケーキを買うにゃ。」
「そうだな。どんなメニューがあるか気になる所だけど、俺はお姉さんが言ってたプレーンの定番が気になるかな。」
「ふふふ。私のおススメよ。定番だから数も多く作ってるし、来るのが遅れてもちゃんと残ってるから安心できるのよね。他の味がほしい人ってその味のシフォンケーキが売切れてたらショックじゃない?プレーンならそれがないからいいのよね。」
(たしかにほしいヤツがなかったらがっかりするよな。それにしてもそれ程人気なんだな・・・)
カインとラックは、前に並んでる女性にシフォンケーキの事や町の事を色々聞きながら、店がオープンするのを待った。30分程待つとお店がオープンし、行列は進んで行った。
並ぶ人達はどのシフォンケーキを買うのかすでに決まってるのか、列が進むスピードは速い。
(ラーメン屋で並ぶより圧倒的に回転が速いな。これならすぐに購入できそうだ。これ販売してる人達相当大変だな。それにこの店って売り上げもヤバい事になりそうだな。シフォンケーキが1個金貨一枚だろ。一人3個買うとして一日1000人きたら金貨3000枚か・・・一日で3000枚も稼げたら神の奇跡を開放し放題だな・・・内政チートで爆発したら冒険者よりもうかりそうだな。前世の知識を活かしての内政チートか・・・後々の神の奇跡開放の為には考える必要がありそうだな。)
行列はドンドン進んでいき、カインとラックは無事にこの町で人気のシフォンケーキを購入する事が出来たのだった。ただ・・・後ろに並ぶ人の事が気になってあまり選ぶ時間が取れなかった為、吟味する間もなく売れ筋商品を1位から6位まで購入する事になったのだった。
「おお!!!どうしたラック!?何かあったのか?」
「何言ってるにゃ?それより早く準備するにゃ。早く行かないとシフォンケーキが売り切れちゃうにゃ。」
(なるほど・・・シフォンケーキを早く食べたいから早起きして俺を起こしたんだな。前デートした時は、気持ちよさそうに寝てるから起こさなかったって言ってたくせに現金なヤツだな。まあ俺もシフォンケーキもそうだけど、シフォンの町は楽しみだから起こしてくれて助かったといえば助かったけど。)
「わかったわかった。すぐに準備するから待ってろよ。」
「40秒で支度するにゃ。」
「いやいやラック。そのネタを使うのはいいけど、普通に考えてみてくれ。顔洗って歯を磨いて、服を着てって、絶対40秒じゃ無理だろ。」
「ラッパ吹きの少年はやってたにゃ。それにカインならできるにゃ。しゃべってないで体を動かすにゃ。1秒も無駄にしたらダメにゃ。」
「はいはい。」
カインはラックに急かされながら大急ぎで出かける準備をした。
「場所はわかってるよな?」
「もちろんにゃ。昨日ヴィッツに何度も聞いたから問題ないにゃ。それに近づけばアタシの鼻ですぐにわかるはずにゃ。」
(いやいやあなたは猫でしょ。犬じゃないんだから・・・)
「まあ行列を作ってるって話だからわからなければ、歩いてる人に聞けばわかるだろうし、行列を見つければそれがシフォンケーキの店だと思うから大丈夫か。」
「早く行くにゃ。行列を作ってるなら早く行かないと売り切れちゃうにゃ。並ぶのはしょうがないとしても、行くのが遅かったらアタシ達の前に売り切れる可能性があるにゃ。少しでも早く並ぶにゃ。」
カインとラックは、昨日ヴィッツに聞いたシフォンの名物であるシフォンケーキのお店へと向かった。すると案の定、店に辿り着く前に行列が目に入った。
「もうけっこう並んでるんだな。オープン前に来たっていうのにすごいな・・・」
「早く並ぶにゃ。」
カインとラックは、最後尾に並ぶ。
「ここがシフォンケーキの店の列で間違いないですか?」
「そうよ。」
「ありがとうございます。昨日来たばっかりで、話を聞いて来てみたんですが、すごい行列ですね。」
「あら昨日きたばっかりなのね。ならここのシフォンケーキは絶対おススメよ。」
「だから朝早く来たにゃ。売切れたら困るにゃ。」
「それは大丈夫よ。まだまだ行列は増えていくと思うけど、問題なく購入できるもの。」
(すでに50人ぐらいいるのか?すごい人気なんだな。店の外で10名ぐらい並んでる人気ラーメン店なら見た事あるけど、なかなか50人並んでる所なんて見た事ないぞ。)
「シフォンケーキにも色々種類があるって聞いたにゃ。お姉さんはどれを買いに来たにゃ。」
「私は定番のシフォンケーキね。イチゴやリンゴ、バナナにミルクとバリエーションが多いけど、普通のヤツが一番好きなのよね。それにあの店で一番人気は定番のプレーンよ。」
「なるほどにゃ。どれもおいしそうにゃ。アタシは全部買うにゃ。」
「ふふふ。それは無理よ。多くの人が買いに来るから一人3個までしか買えないのよ。大量に購入できてしまうと、前に並んでる人がたくさん買っちゃってすぐに売り切れちゃうもの。」
「そうなのかにゃ?全部買えないのは残念にゃ。だけどそう言う事なら納得にゃ。売切れで買えないと悲しいにゃ。折角並んだんだから絶対買いたいにゃ。カイン。色々食べたいからアタシとカインで違う種類のシフォンケーキを買うにゃ。」
「そうだな。どんなメニューがあるか気になる所だけど、俺はお姉さんが言ってたプレーンの定番が気になるかな。」
「ふふふ。私のおススメよ。定番だから数も多く作ってるし、来るのが遅れてもちゃんと残ってるから安心できるのよね。他の味がほしい人ってその味のシフォンケーキが売切れてたらショックじゃない?プレーンならそれがないからいいのよね。」
(たしかにほしいヤツがなかったらがっかりするよな。それにしてもそれ程人気なんだな・・・)
カインとラックは、前に並んでる女性にシフォンケーキの事や町の事を色々聞きながら、店がオープンするのを待った。30分程待つとお店がオープンし、行列は進んで行った。
並ぶ人達はどのシフォンケーキを買うのかすでに決まってるのか、列が進むスピードは速い。
(ラーメン屋で並ぶより圧倒的に回転が速いな。これならすぐに購入できそうだ。これ販売してる人達相当大変だな。それにこの店って売り上げもヤバい事になりそうだな。シフォンケーキが1個金貨一枚だろ。一人3個買うとして一日1000人きたら金貨3000枚か・・・一日で3000枚も稼げたら神の奇跡を開放し放題だな・・・内政チートで爆発したら冒険者よりもうかりそうだな。前世の知識を活かしての内政チートか・・・後々の神の奇跡開放の為には考える必要がありそうだな。)
行列はドンドン進んでいき、カインとラックは無事にこの町で人気のシフォンケーキを購入する事が出来たのだった。ただ・・・後ろに並ぶ人の事が気になってあまり選ぶ時間が取れなかった為、吟味する間もなく売れ筋商品を1位から6位まで購入する事になったのだった。
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