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第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第279話 魔国に向かおう・・・奴隷?ナニソレ
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「ユイを奴隷にしてください。」
クリフやセリーヌを含む嫁達を前にユイの放った言葉は衝撃の一言だった。
「ユイ様!!!」
「リンティアは黙ってて。それが一番丸く収まるの。このままじゃ魔国の人達はきっと他の大陸を侵略する。ユイの知らない所で、他国に迷惑かけた人がいるみたいだけど、ユイがそれはダメってずっと言ってたから、抑えてくれてた人もいると思うの。ユイがいなくなった事でそれがなくなったらきっと侵略活動は活発になる。」
(見た目は幼女だけど賢いな。状況をよく見ている。だけど、そんなにすぐに侵略してくるものなのか?まずは魔国をまとめたりしないんだろうか?)
「さっき食べた料理。すごくおいしかった。魔国では見たことないモノばっかりだった。それに案内されたこの家もとても綺麗で豪華。ユイは初めて他の国にきたけど、多分他の国は魔国よりもずっと栄えているんだと思う。それを昔から知ってる魔族達はきっとすぐにでも侵略してくる。ユイは人が争うのを見たくない。ならクリフさんの奴隷になってでもユイが止めないといけない。今の魔王として。」
(少し状況が見えてきたな。魔族が他国を侵略する理由が。多分魔族の連中は奪う事に特化してて、自分達で文明を築く事が苦手なんじゃないかな。なんでもかんでも奪えば手に入る。そしてその力がある。そんな所か。幸か不幸か今の魔王はそれが嫌いだという。俺は勇者として魔王を倒す使命があるらしいけど、なんで魔王を倒すのか考えた事なかった。魔王を倒すのが魔族からの侵略を止めるためなら、魔王を倒さずとも侵略を止めれるなら魔王を倒す必要はない?侵略せずとも魔国内でどうにかできるならそれもアリって感じか?)
「クリフ様?」
「クリフさん?」
「クリフ?」
嫁達がどうしようか悩んでいるクリフに声をかける。少しの静寂の後、クリフを口をあけた。
「ユイの気持ちはわかった。だけどそれは無しだ。ユイの提案は確かに魅力的だし的を得ている。と思う。だけど、ユイが元々いた場所ではみんなに慕われてたんだろ?今もリンティアだってユイ様って呼んでるし。そんな中でユイが奴隷になって知ればどう思うだろう?魔国側だって俺達を目の敵にすると思わないか?」
「それは・・・たしかにそうかもしれません。」
「魔王の核を上げる事はできないけど、力を貸すことはできる。奴隷になんかならなくてもね。正直言うと俺は勇者だ。君を、魔王を倒すように神様から言われてる。だけど、なんで魔王を倒さないといけないかの理由までは聞いていないんだ。俺の勝手な理論だけど、魔王を倒せっていうのは何かしら魔王を倒さないといけない理由があるからなんだと思う。だけど、魔王を倒さなくてもその理由が解決できるなら俺は魔王を倒さなくても良いと思ってる。現にユイとは友好的な関係を結べると思ったしね。」
「クリフさん。」
「だから一度魔国に行ってみようと思う。自分の肌でどうなってるのか感じて、解決できるように努めるよ。案内を頼めるかな?」
「クリフ殿!?本当か?クリフ殿ほどの方に来てもらえればセントラルもきっと・・・」
「クリフ様。それは危険です。魔国に行くなんて・・・」
「セリーヌ。これはこの国、いやこの世界の為でもあるんだ。もしかしたら魔国との全面戦争になるかもしれない。だけど今ならそれを止める事ができる可能性がある。ありがたい事にここにはキーとなる魔王がいて、魔王は戦争を望んでいない。魔国に乗り込んでユイがいた場所を奪還。反乱を抑えて首謀者を倒す。これで世界が平和になるならこの世界の勇者として俺は動かないといけないと思う。」
「なら私達も・・・」
「ユーナ。セリーヌとユーナが動けないのは、わかってるだろ。今は大事な時期なんだから。それにみんなにはこの国を守ってもらいたい。魔族が攻めてきたときに守りを固めてなかったら意味がないからね。」
「マスターよ。なら我がついていくぞ。」
「いやグランにこそ、この国を守ってもらいたいんだ。帝国を襲ってきた時も思ったんだけど、魔族達は転移魔法でどこにでも現れる。もちろん大量には無理だろうけど、魔物を魔法で移動する事もできる。どこに現れるかわからない。グラン達にはエターレインを、そしてこの国を守ってほしいんだ。グランならいざというときに転移で駆けつける事もできるしね。」
「それはそうじゃが・・・」
「大丈夫だよ。俺はこれでも勇者だ。正直誰が相手でも負けないと思ってる。それにこれから家族も増えるって時に死ぬわけにもいかないんだ。わかるだろ?」
「こうなったら止めても無駄ですね。はーっ。わかりました。こちらの事はまかせてください。各国の大使館もありますから情報の伝達はスピーディーに行えます。こんな大事な案件伝えないわけにもいきませんから。」
「そこはセリーヌ達にまかせるよ。俺なんかよりよっぽどうまくできると思うから。情報は念話で随時やり取りして行こう。」
「クリフさん・・・ありがとうございます。」
(よし。とりあえず準備してから魔国に乗り込むか。その前に創造神様に話を聞いた方がよさそうだな。魔国にはユイかリンティアが転移魔法で移動できるだろうからすぐに行けると思うし、それ程時間はかからないだろう。)
そうして、クリフは魔国に行くことを決意した。だがこの時クリフは知らなかった。フォルダーがユイを魔の森に転移させた時に戻ってくる事ができないように転移魔法の使えないリンティアを一緒に送った事に、そして力を封印されているユイも当然転移魔法が使えない事に・・・
クリフやセリーヌを含む嫁達を前にユイの放った言葉は衝撃の一言だった。
「ユイ様!!!」
「リンティアは黙ってて。それが一番丸く収まるの。このままじゃ魔国の人達はきっと他の大陸を侵略する。ユイの知らない所で、他国に迷惑かけた人がいるみたいだけど、ユイがそれはダメってずっと言ってたから、抑えてくれてた人もいると思うの。ユイがいなくなった事でそれがなくなったらきっと侵略活動は活発になる。」
(見た目は幼女だけど賢いな。状況をよく見ている。だけど、そんなにすぐに侵略してくるものなのか?まずは魔国をまとめたりしないんだろうか?)
「さっき食べた料理。すごくおいしかった。魔国では見たことないモノばっかりだった。それに案内されたこの家もとても綺麗で豪華。ユイは初めて他の国にきたけど、多分他の国は魔国よりもずっと栄えているんだと思う。それを昔から知ってる魔族達はきっとすぐにでも侵略してくる。ユイは人が争うのを見たくない。ならクリフさんの奴隷になってでもユイが止めないといけない。今の魔王として。」
(少し状況が見えてきたな。魔族が他国を侵略する理由が。多分魔族の連中は奪う事に特化してて、自分達で文明を築く事が苦手なんじゃないかな。なんでもかんでも奪えば手に入る。そしてその力がある。そんな所か。幸か不幸か今の魔王はそれが嫌いだという。俺は勇者として魔王を倒す使命があるらしいけど、なんで魔王を倒すのか考えた事なかった。魔王を倒すのが魔族からの侵略を止めるためなら、魔王を倒さずとも侵略を止めれるなら魔王を倒す必要はない?侵略せずとも魔国内でどうにかできるならそれもアリって感じか?)
「クリフ様?」
「クリフさん?」
「クリフ?」
嫁達がどうしようか悩んでいるクリフに声をかける。少しの静寂の後、クリフを口をあけた。
「ユイの気持ちはわかった。だけどそれは無しだ。ユイの提案は確かに魅力的だし的を得ている。と思う。だけど、ユイが元々いた場所ではみんなに慕われてたんだろ?今もリンティアだってユイ様って呼んでるし。そんな中でユイが奴隷になって知ればどう思うだろう?魔国側だって俺達を目の敵にすると思わないか?」
「それは・・・たしかにそうかもしれません。」
「魔王の核を上げる事はできないけど、力を貸すことはできる。奴隷になんかならなくてもね。正直言うと俺は勇者だ。君を、魔王を倒すように神様から言われてる。だけど、なんで魔王を倒さないといけないかの理由までは聞いていないんだ。俺の勝手な理論だけど、魔王を倒せっていうのは何かしら魔王を倒さないといけない理由があるからなんだと思う。だけど、魔王を倒さなくてもその理由が解決できるなら俺は魔王を倒さなくても良いと思ってる。現にユイとは友好的な関係を結べると思ったしね。」
「クリフさん。」
「だから一度魔国に行ってみようと思う。自分の肌でどうなってるのか感じて、解決できるように努めるよ。案内を頼めるかな?」
「クリフ殿!?本当か?クリフ殿ほどの方に来てもらえればセントラルもきっと・・・」
「クリフ様。それは危険です。魔国に行くなんて・・・」
「セリーヌ。これはこの国、いやこの世界の為でもあるんだ。もしかしたら魔国との全面戦争になるかもしれない。だけど今ならそれを止める事ができる可能性がある。ありがたい事にここにはキーとなる魔王がいて、魔王は戦争を望んでいない。魔国に乗り込んでユイがいた場所を奪還。反乱を抑えて首謀者を倒す。これで世界が平和になるならこの世界の勇者として俺は動かないといけないと思う。」
「なら私達も・・・」
「ユーナ。セリーヌとユーナが動けないのは、わかってるだろ。今は大事な時期なんだから。それにみんなにはこの国を守ってもらいたい。魔族が攻めてきたときに守りを固めてなかったら意味がないからね。」
「マスターよ。なら我がついていくぞ。」
「いやグランにこそ、この国を守ってもらいたいんだ。帝国を襲ってきた時も思ったんだけど、魔族達は転移魔法でどこにでも現れる。もちろん大量には無理だろうけど、魔物を魔法で移動する事もできる。どこに現れるかわからない。グラン達にはエターレインを、そしてこの国を守ってほしいんだ。グランならいざというときに転移で駆けつける事もできるしね。」
「それはそうじゃが・・・」
「大丈夫だよ。俺はこれでも勇者だ。正直誰が相手でも負けないと思ってる。それにこれから家族も増えるって時に死ぬわけにもいかないんだ。わかるだろ?」
「こうなったら止めても無駄ですね。はーっ。わかりました。こちらの事はまかせてください。各国の大使館もありますから情報の伝達はスピーディーに行えます。こんな大事な案件伝えないわけにもいきませんから。」
「そこはセリーヌ達にまかせるよ。俺なんかよりよっぽどうまくできると思うから。情報は念話で随時やり取りして行こう。」
「クリフさん・・・ありがとうございます。」
(よし。とりあえず準備してから魔国に乗り込むか。その前に創造神様に話を聞いた方がよさそうだな。魔国にはユイかリンティアが転移魔法で移動できるだろうからすぐに行けると思うし、それ程時間はかからないだろう。)
そうして、クリフは魔国に行くことを決意した。だがこの時クリフは知らなかった。フォルダーがユイを魔の森に転移させた時に戻ってくる事ができないように転移魔法の使えないリンティアを一緒に送った事に、そして力を封印されているユイも当然転移魔法が使えない事に・・・
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