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第23話 4-2日目 テントの中って・・・我慢するしかないか。
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初級ダンジョンに入ったユウヤとルリとエミリ。地図を頼りにサクサク進み今は2階層が終わり3階層に向かおうとしていた。
「ユウヤ様。ダンジョンの魔物って全然強くないですね。なんか昨日も森の魔物の方が強かった気がします。」
ルリが魔物を簡単に倒して進んでいくので、ダンジョン探索は今の所楽々進めていた。
それもそのはず、
ダンジョンは2階層事に魔物のレベルが上がる。
1階層~2階層の魔物のレベルは1
10階層でレベル5の中ボス
11階層~12階層の魔物のレベルは6
19階層の魔物のレベルは10だが、20階層の中ボスはレベル15
21階層~22階層の魔物のレベルは11
29階層の魔物のレベルは15で、30階層の大ボスのレベルは20である。
初級ダンジョンは初心者から挑戦できるダンジョンで人気が高い。ルリとエミリの実力なら10階層までは楽々進めるレベルである。
「ああ。このダンジョンは下に降りる度に魔物のレベルが上がるんだ。今は2階層だから魔物のレベルは1だな。3階層からはレベル2の魔物になる。ルリは今レベル7だから楽勝に感じるんだろ。でも気を付けろよ。30階層の大ボスのレベルは20だからな。ここでレベルを上げておかないとボスは倒せないぞ。」
「ユウヤ様は私のレベルがわかるんですか?」
「ああ。鑑定が使えるからな。」
「ユウヤ様、鑑定が使えるって本当ですか?鑑定って教会の偉い人しか使えないって聞いたことがありますが・・・ユウヤ様って神様ですか?」
エミリがまたもやユウヤを神扱いしてきた。
「俺は神様じゃないって。偶然鑑定が使えるんだ。ちなみにエミリはレベル8だよ。」
「「ユウヤ様、すごい」」
奴隷二人が目をきらきらさせている。
(鑑定ってレアスキルなんだな。まあ異世界の定番だよな。)
「俺は鑑定が使えるから二人がレベルが上がったらわかる。だから今日は10階層まで行って二人のレベルを10まで上げたいと思う。10階層の中ボスのレベルは5だけど数を倒せばレベルは上がると思う。強い魔物を倒した方が早くレベルは上がるんだろうけど、地道にコツコツ行った方が安全だし戦闘を重ねたらスキルとか能力以外の所も成長するだろうからな。」
ルリとエミリをレベル10にする為にダンジョン探索しながら積極的に魔物を狩って行った。ルリが魔物を察知し突撃する。短剣を持ったルリはそのスピードで一瞬で魔物に駆け寄り首をはねる。2体以上いる時はエミリが後衛から弓を放ち、片方の魔物を倒す。ユウヤの出番は全くなかった。
「よ~し。順調だな。俺が全く魔物を倒せてないが、2人が積極的に魔物を倒してくれるレベルも順調に上がってるよ。それであっちの部屋なんだが、多分魔物部屋だ。かなり多くの魔物の気配がする。行ってみようと思うんだがいけるか??」
「「もちろんです。ユウヤ様」」
「じゃあ部屋に入ったらエミリは風魔法を連発してくれ。今までMPを温存していたが、ここが終われば次はボスだ。使い切るぐらいの感じで行ってもいい。ルリは囲まれないように端から順に倒して行け。俺は二人をサポートする。」
「「はい。」」
「行くぞ」
魔物部屋を開けると大量のゴブリンとオークが居た。部屋を埋め尽くすほどだ。
グギャグギャ。ギャギャギャとうるさい。
「エミリ。魔法を」
「はい。ウインドカッター。ウインドカッター。ウインドカッター」
大量の魔物はいるが、魔物のレベルは5だ。油断しなければ魔法で瞬殺できる。エミリが魔法を使ってる間にルリは壁を背に魔物を切り裂いていた。
「ルリ、ナイスだ。そのまま魔物の数を減らしてくれ。」
「は~い。」
苦戦する事なく、魔物はどんどん減っていき、魔物部屋の魔物は全て死んでいった。
「よし。大丈夫だったな。魔物をアイテムボックスに入れるからこっちに集めてくれ。」
ルリとエミリは魔物の死体をユウヤの元に運ぶ。
「多かったな~50体ぐらいか。攻略した後の換金が楽しみだな。二人とも大丈夫か。このままボス戦いけるか?」
「はい。全然大丈夫です。」
「私もまだ魔法を使えると思うのであと1戦ぐらいなら大丈夫です。」
(ルリはすごい元気だな。獣人ってみんなこうなのかな。それに表情も明るくなった。慣れてきたって感じだな。エミリは逆に落ち着いている。30歳だしお姉さんって感じだな。やっぱりパーティっていいな。ソロを早めに卒業して本当によかった。)
「疲れてるなら正直に言ってくれよ。力が出せずに死んだら意味ないんだからな。俺は二人には死んでほしくないし、ずっと一緒に居たいんだからな。」
「「はい。ありがとうございます。」」
早々に魔物部屋を後にし3人は10階層の中ボスに挑んだ。
ボスと言ってもレベルは5のゴブリンリーダー、ゴブリンアーチャー、ゴブリンメイジ、ゴブリンソルジャーだけなので、入った瞬間にエミリが魔法でゴブリンソルジャーを瞬殺し、その間にルリがゴブリンリーダーに近づいて瞬殺する。残り2体は行動する間もなく、ルリの短剣とエミリの弓で倒されていった。
「ユウヤ様、楽勝でしたね。まだまだ戦えますよ。私は」
「私はちょっと疲れました。魔法ももう使えないと思います。」
「ああ二人ともよくやった。今日はここで休む予定だから、無理せず出たところの安全地帯で休もう。」
ユウヤはここで気づく。テントの中は3人は入れるがちょっと狭いという事に。逆に言えば密着するという事に。
ダンジョンの中ではさすがにできない。と思ったユウヤは我慢する事にした。二人は戦闘の疲れからか熟睡していたが、ユウヤは二人の事が気になってなかなか眠る事ができなかった。
「ユウヤ様。ダンジョンの魔物って全然強くないですね。なんか昨日も森の魔物の方が強かった気がします。」
ルリが魔物を簡単に倒して進んでいくので、ダンジョン探索は今の所楽々進めていた。
それもそのはず、
ダンジョンは2階層事に魔物のレベルが上がる。
1階層~2階層の魔物のレベルは1
10階層でレベル5の中ボス
11階層~12階層の魔物のレベルは6
19階層の魔物のレベルは10だが、20階層の中ボスはレベル15
21階層~22階層の魔物のレベルは11
29階層の魔物のレベルは15で、30階層の大ボスのレベルは20である。
初級ダンジョンは初心者から挑戦できるダンジョンで人気が高い。ルリとエミリの実力なら10階層までは楽々進めるレベルである。
「ああ。このダンジョンは下に降りる度に魔物のレベルが上がるんだ。今は2階層だから魔物のレベルは1だな。3階層からはレベル2の魔物になる。ルリは今レベル7だから楽勝に感じるんだろ。でも気を付けろよ。30階層の大ボスのレベルは20だからな。ここでレベルを上げておかないとボスは倒せないぞ。」
「ユウヤ様は私のレベルがわかるんですか?」
「ああ。鑑定が使えるからな。」
「ユウヤ様、鑑定が使えるって本当ですか?鑑定って教会の偉い人しか使えないって聞いたことがありますが・・・ユウヤ様って神様ですか?」
エミリがまたもやユウヤを神扱いしてきた。
「俺は神様じゃないって。偶然鑑定が使えるんだ。ちなみにエミリはレベル8だよ。」
「「ユウヤ様、すごい」」
奴隷二人が目をきらきらさせている。
(鑑定ってレアスキルなんだな。まあ異世界の定番だよな。)
「俺は鑑定が使えるから二人がレベルが上がったらわかる。だから今日は10階層まで行って二人のレベルを10まで上げたいと思う。10階層の中ボスのレベルは5だけど数を倒せばレベルは上がると思う。強い魔物を倒した方が早くレベルは上がるんだろうけど、地道にコツコツ行った方が安全だし戦闘を重ねたらスキルとか能力以外の所も成長するだろうからな。」
ルリとエミリをレベル10にする為にダンジョン探索しながら積極的に魔物を狩って行った。ルリが魔物を察知し突撃する。短剣を持ったルリはそのスピードで一瞬で魔物に駆け寄り首をはねる。2体以上いる時はエミリが後衛から弓を放ち、片方の魔物を倒す。ユウヤの出番は全くなかった。
「よ~し。順調だな。俺が全く魔物を倒せてないが、2人が積極的に魔物を倒してくれるレベルも順調に上がってるよ。それであっちの部屋なんだが、多分魔物部屋だ。かなり多くの魔物の気配がする。行ってみようと思うんだがいけるか??」
「「もちろんです。ユウヤ様」」
「じゃあ部屋に入ったらエミリは風魔法を連発してくれ。今までMPを温存していたが、ここが終われば次はボスだ。使い切るぐらいの感じで行ってもいい。ルリは囲まれないように端から順に倒して行け。俺は二人をサポートする。」
「「はい。」」
「行くぞ」
魔物部屋を開けると大量のゴブリンとオークが居た。部屋を埋め尽くすほどだ。
グギャグギャ。ギャギャギャとうるさい。
「エミリ。魔法を」
「はい。ウインドカッター。ウインドカッター。ウインドカッター」
大量の魔物はいるが、魔物のレベルは5だ。油断しなければ魔法で瞬殺できる。エミリが魔法を使ってる間にルリは壁を背に魔物を切り裂いていた。
「ルリ、ナイスだ。そのまま魔物の数を減らしてくれ。」
「は~い。」
苦戦する事なく、魔物はどんどん減っていき、魔物部屋の魔物は全て死んでいった。
「よし。大丈夫だったな。魔物をアイテムボックスに入れるからこっちに集めてくれ。」
ルリとエミリは魔物の死体をユウヤの元に運ぶ。
「多かったな~50体ぐらいか。攻略した後の換金が楽しみだな。二人とも大丈夫か。このままボス戦いけるか?」
「はい。全然大丈夫です。」
「私もまだ魔法を使えると思うのであと1戦ぐらいなら大丈夫です。」
(ルリはすごい元気だな。獣人ってみんなこうなのかな。それに表情も明るくなった。慣れてきたって感じだな。エミリは逆に落ち着いている。30歳だしお姉さんって感じだな。やっぱりパーティっていいな。ソロを早めに卒業して本当によかった。)
「疲れてるなら正直に言ってくれよ。力が出せずに死んだら意味ないんだからな。俺は二人には死んでほしくないし、ずっと一緒に居たいんだからな。」
「「はい。ありがとうございます。」」
早々に魔物部屋を後にし3人は10階層の中ボスに挑んだ。
ボスと言ってもレベルは5のゴブリンリーダー、ゴブリンアーチャー、ゴブリンメイジ、ゴブリンソルジャーだけなので、入った瞬間にエミリが魔法でゴブリンソルジャーを瞬殺し、その間にルリがゴブリンリーダーに近づいて瞬殺する。残り2体は行動する間もなく、ルリの短剣とエミリの弓で倒されていった。
「ユウヤ様、楽勝でしたね。まだまだ戦えますよ。私は」
「私はちょっと疲れました。魔法ももう使えないと思います。」
「ああ二人ともよくやった。今日はここで休む予定だから、無理せず出たところの安全地帯で休もう。」
ユウヤはここで気づく。テントの中は3人は入れるがちょっと狭いという事に。逆に言えば密着するという事に。
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