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2話-8 降って来た少女
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「どこにいるか分かる?」
『私に聞かないで。あいつは他の兵士みたいな格好の連中と違って、潜ったりなどは出来ないはずだ。なら、足でどこか移動しているはずだ』
ナルはアドバイスしてくれる。彼はどこに行くか、それを予想しないといけない。
ふと、高台から見た景色を思い出す。あの時に見えた景色に印象なる物が一箇所あった。それは風景に溶け込み、ぱっと見では何も違和感もない。
ふと自然に気になった建物だ。ここからなら、そう遠くはない。そこに一度行ってみるべきか。
走りながら、行き先と道を考えている時だった。私のちょうど後ろ辺りの建物の屋根が爆発し、そこから一人の女性が地面に落ちて来た。
爆風と屋根の一部が降る。咄嗟に顔を腕で隠し、足を止める。
止んだ後、それを見てみると他にこの世界に迷い込んだ人であった。
「いたたた」
見たことない。その少女は痛みながら、ゆっくりと起き上がる。
「遠くから爆撃をしてくるなんて、どこからあんな攻撃放ってるのよ」
少女は文句言いながら、近くに落ちていた鞭を拾い上げる。そして、こちらへと振り向く。私の姿を見た瞬間に驚き、声を上げた。
「うわぁ!?」
攻撃をする為に鞭を無我夢中に振ろうとしたが、途中で違う事に気付き、それを静止した。
「他の参加者・・・って事でいいのかな?」
「参加者・・・まあ、一応合ってる」
「良かった。他の連中は逸れたし、能力狩りもいるし、正直言って怖かったの」
彼女は安心しながら、ため息をついていた。
能力狩り、確かナルも言っていた。
『自身の能力を使って、他の人に対して攻撃を仕掛ける人物がいる。確かに強いし、油断する部分も出てくる。だが、君の能力なら無力化出来るし、私の戦闘技術があれば返り討ちにする事も出来る。だから、身に染みるまでとことん鍛えて上げる』
とかとか言っていた。そんな彼女を一度も真っ二つとかに出来なかった。むしろ、手も足も出ない相手だった。
ふと思い出しながら、彼女の話を聞く。
「ひとまず、あなたは安心出来そう・・・ですか?」
「なぜ、疑問形になるのか。私は君を殺す理由もないし、斬り伏せるつもりもないです」
ため息を吐きながら、あの騎士長を追いかける為に進んでいた方向へと振り向き、そのまま走り出す。
そんな私を見ていた彼女は私の後を追いかけ始めた。
「え・・・ちょっと待ってください!!」
そんな彼女の言葉を聞きつつ、私は能力で更に加速させながら距離を作り、切り離した。気付いた時には彼女の姿はなかった。
『私に聞かないで。あいつは他の兵士みたいな格好の連中と違って、潜ったりなどは出来ないはずだ。なら、足でどこか移動しているはずだ』
ナルはアドバイスしてくれる。彼はどこに行くか、それを予想しないといけない。
ふと、高台から見た景色を思い出す。あの時に見えた景色に印象なる物が一箇所あった。それは風景に溶け込み、ぱっと見では何も違和感もない。
ふと自然に気になった建物だ。ここからなら、そう遠くはない。そこに一度行ってみるべきか。
走りながら、行き先と道を考えている時だった。私のちょうど後ろ辺りの建物の屋根が爆発し、そこから一人の女性が地面に落ちて来た。
爆風と屋根の一部が降る。咄嗟に顔を腕で隠し、足を止める。
止んだ後、それを見てみると他にこの世界に迷い込んだ人であった。
「いたたた」
見たことない。その少女は痛みながら、ゆっくりと起き上がる。
「遠くから爆撃をしてくるなんて、どこからあんな攻撃放ってるのよ」
少女は文句言いながら、近くに落ちていた鞭を拾い上げる。そして、こちらへと振り向く。私の姿を見た瞬間に驚き、声を上げた。
「うわぁ!?」
攻撃をする為に鞭を無我夢中に振ろうとしたが、途中で違う事に気付き、それを静止した。
「他の参加者・・・って事でいいのかな?」
「参加者・・・まあ、一応合ってる」
「良かった。他の連中は逸れたし、能力狩りもいるし、正直言って怖かったの」
彼女は安心しながら、ため息をついていた。
能力狩り、確かナルも言っていた。
『自身の能力を使って、他の人に対して攻撃を仕掛ける人物がいる。確かに強いし、油断する部分も出てくる。だが、君の能力なら無力化出来るし、私の戦闘技術があれば返り討ちにする事も出来る。だから、身に染みるまでとことん鍛えて上げる』
とかとか言っていた。そんな彼女を一度も真っ二つとかに出来なかった。むしろ、手も足も出ない相手だった。
ふと思い出しながら、彼女の話を聞く。
「ひとまず、あなたは安心出来そう・・・ですか?」
「なぜ、疑問形になるのか。私は君を殺す理由もないし、斬り伏せるつもりもないです」
ため息を吐きながら、あの騎士長を追いかける為に進んでいた方向へと振り向き、そのまま走り出す。
そんな私を見ていた彼女は私の後を追いかけ始めた。
「え・・・ちょっと待ってください!!」
そんな彼女の言葉を聞きつつ、私は能力で更に加速させながら距離を作り、切り離した。気付いた時には彼女の姿はなかった。
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