最強勇者の最弱物語

暗黒魔界大帝国王リク@UNKnown_P

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第一章~魔王討伐編~

プロローグ

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 「あ、もうそろそろかな?」
と、獣。というより猫の耳と尻尾を生やした少女は静かに呟いた。
「そうかも...知れないな......」
俺は普段、パーティーメンバーとの会話は弾ませることが多いが、なぜだか今は即座に会話を切り上げていた。

 その理由は目の前にある。
 おそらく奴の部屋と思われる扉の横の不自然に、そして意図的に置かれたであろう巨大な木の板がある。
「勇者様、これはいったい...?」
俺の背後から声が聞こえた。

 「俺も気になっていたところだ。時間はまだまだあるしどかしてみようか。」
俺がそういうと、パーティーメンバー三人は木の板をどかし始めた。
 「......抜け穴か...?」
「私が...行ってくるよ!」
猫耳少女は静かにそう言い、俺の前に立った。
 「ホントに?何がおかるかわからんぞ。」
「大丈夫、大丈夫よ。」
俺の忠告をガン無視しずかずかと進んでいく猫耳少女。そじて、ほかのパーティーメンバー二人もそれに続く。
「ええ!?少しは警戒しろよ!!!」


 それから、少しだけ刻が過ぎた気がする。

 「ニャんですか!?これ...。」

中は広いのだろうか。誰かの声が大きく響く。
「勇者様!ちょっとこっちに来てください!!」
誰かが俺を呼ぶ。
「はいはい。今行きますよ!」
 俺が空洞を奥へと進むと三人。...いや、四人が固まっていた。
 一人は微動だにしていない。なぜなら...死んでいるからだ。

   剣と共に。


...これは少し未来の話だ。そして、俺が最強勇者となる直前でもあった。
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