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10第一騎士団へ入団する事になりました
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「そうか。では、明日から第一騎士団の所属とする。第一騎士団の方には今日中に話は通しておくから。それと、今日はアルフィー殿下に騎士団内を案内して貰うと良い。本来なら新人騎士の入団初日に見て回るんだが、生憎と今時間が割ける人材がいないんだ。休日の所申し訳ないですが、良いですよねアルフィー殿下」
ハイン騎士団長はニコリとアルフィー殿下を見て言うけど……今のって命令だよね?
拒否権ないよね?
それに、さっきの言い回しだと既に決定事項のようだったし。
アルフィー殿下はこれでも一応王子なのに、良いのかなぁ?
そう思ってアルフィー殿下の方を見れば
「了解致しました」
と、アルフィー殿下は優雅にお辞儀をする。
まぁ、王妃様にゴリ押しされた時点で逃げれないのは明白だったけどさぁ。
アルフィー田楽はハイン騎士団長に一礼すると
「ルーク行くぞ」
と私を促した。
「えっ、ちょっと待ってね」
まだ大事な事を聞いていない。
「あの、禄はいつ頃入るのでしょうか?」
それが一番大事な事だ。
私の質問にハインは目を大きく見開いた。
「ああ。禄の話がまだだったね。月末締めの翌月5日支払いになる。今月の分は日割り計算で禄が発生するから、今日からの勤務と思ってくれて構わない。ついでだから職場の雰囲気を味わう為にも夕食も食べていくか?」
多分、何気ないお誘いだったのだろう。
「勿論それで良いです。お願いします」
やった~晩飯代浮いたよ。
思わず嬉しくなってしまった。
そんな私に深いため息を吐いたアルフィー殿下は
「ほら、行くぞ」
と、再度私を促した。
勿論スキップして追いかけたい位だ。
ーーーーーーー
二人が去った後。
ハイン・リトーは深いため息を吐いていた。
それと言うのも「まさか……女だったとは……」
手に触れれば男が女かは判る。
ベスは昔から悪戯好きで色々やらかしていた。
良く陛下に見初められて王妃になれたものだと、昔から思っていた位だ。
ルーク・ゼファと言うのはきっと偽名だろう。
あの娘もベスに何を言われたのやら……しかし、先程触れた手から伝わって来たのは紛れもなく竜使いの物だった。
竜には竜独特の魔力がある。
それも、パートナーになる程の絆で結ばれた竜ならば、その魔力をまるで動物が気に入った相手にマーキングするかのように相手の体にまとわりつかせる。
「それも、よほど長い間馴染んでいる。魔力もあるみたいだし。何より」
商魂逞しい。
「昔からとんでもない事をしてくれるベスだけど、今回は乗ってやるよ」
何せ、人嫌い、女嫌いのアルフィー殿下にお世話役を押し付けたのだ。
「殿下も変わってくれると助かるんだが」
正直、あの取っ付きにくさが横の連携に支障をきたしている。
「リリィーの忘れ形見だからな……」
私達の幼なじみ。
訳あってベスの家で侍女のような真似事をしていたけど……。
もう賽は投げられたのだ。
「これが吉と出るか……もしくは……」
頭を振り最後に考えた思いをかき消す。
そうして、先程ベスから貰った応募用紙に決裁のサインを入れたのだった。
ハイン騎士団長はニコリとアルフィー殿下を見て言うけど……今のって命令だよね?
拒否権ないよね?
それに、さっきの言い回しだと既に決定事項のようだったし。
アルフィー殿下はこれでも一応王子なのに、良いのかなぁ?
そう思ってアルフィー殿下の方を見れば
「了解致しました」
と、アルフィー殿下は優雅にお辞儀をする。
まぁ、王妃様にゴリ押しされた時点で逃げれないのは明白だったけどさぁ。
アルフィー田楽はハイン騎士団長に一礼すると
「ルーク行くぞ」
と私を促した。
「えっ、ちょっと待ってね」
まだ大事な事を聞いていない。
「あの、禄はいつ頃入るのでしょうか?」
それが一番大事な事だ。
私の質問にハインは目を大きく見開いた。
「ああ。禄の話がまだだったね。月末締めの翌月5日支払いになる。今月の分は日割り計算で禄が発生するから、今日からの勤務と思ってくれて構わない。ついでだから職場の雰囲気を味わう為にも夕食も食べていくか?」
多分、何気ないお誘いだったのだろう。
「勿論それで良いです。お願いします」
やった~晩飯代浮いたよ。
思わず嬉しくなってしまった。
そんな私に深いため息を吐いたアルフィー殿下は
「ほら、行くぞ」
と、再度私を促した。
勿論スキップして追いかけたい位だ。
ーーーーーーー
二人が去った後。
ハイン・リトーは深いため息を吐いていた。
それと言うのも「まさか……女だったとは……」
手に触れれば男が女かは判る。
ベスは昔から悪戯好きで色々やらかしていた。
良く陛下に見初められて王妃になれたものだと、昔から思っていた位だ。
ルーク・ゼファと言うのはきっと偽名だろう。
あの娘もベスに何を言われたのやら……しかし、先程触れた手から伝わって来たのは紛れもなく竜使いの物だった。
竜には竜独特の魔力がある。
それも、パートナーになる程の絆で結ばれた竜ならば、その魔力をまるで動物が気に入った相手にマーキングするかのように相手の体にまとわりつかせる。
「それも、よほど長い間馴染んでいる。魔力もあるみたいだし。何より」
商魂逞しい。
「昔からとんでもない事をしてくれるベスだけど、今回は乗ってやるよ」
何せ、人嫌い、女嫌いのアルフィー殿下にお世話役を押し付けたのだ。
「殿下も変わってくれると助かるんだが」
正直、あの取っ付きにくさが横の連携に支障をきたしている。
「リリィーの忘れ形見だからな……」
私達の幼なじみ。
訳あってベスの家で侍女のような真似事をしていたけど……。
もう賽は投げられたのだ。
「これが吉と出るか……もしくは……」
頭を振り最後に考えた思いをかき消す。
そうして、先程ベスから貰った応募用紙に決裁のサインを入れたのだった。
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