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そのままの自分を受け入れて
しおりを挟む長女は、高校時代演劇部に所属していた。
照明を担当していた。
そして、少しの期間、
舞台照明の仕事もしていたことがある。
同じテレビを見ていても
見ているところが全然違って
驚いたことがある。
「今の照明かっこよかったね!!!」
と、興奮気味に言っていた。
えっ!?
私は、照明?全く見てなかった。
ステージで歌い踊る人達に夢中だったのだ。
それからは
少し、照明を気にするようになった。
ライブなどを見に行った時は
照明の担当の人はどこにいるのだろう。
と、気になるようになった。
長女が亡くなったあと
ライブ会場に行くと
もしかして、
どこかに長女がいるのではないかと
探している自分がいる。
長女が好きだった桜を見ると
長女もどこからか見ているのよね
思っている自分がいる。
長女が好きだったものに出会うと
長女が出会わせてくれたんだなと
思っている自分がいる。
長女が好きだった食べ物を買ってきて
長女と一緒に食べている気持ちになっている
自分がいる。
どうして、
私の目の前からいなくなっちゃったの?
今、君はどこにいるの?
暗い自分を受け入れたことで
少し、前を向けるようになったみたいだ。
強がらずに
その時その時の自分を受け入れて
生きていこう。
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