[200万PV達成]それを捨てるなんてとんでもない!〜童貞を捨てる度に過去に戻されてしまう件〜おまけに相手の記憶も都合よく消えてる!?

SPD

文字の大きさ
76 / 1,153
ep1.

ep1.「呪いの宣告」 女とヤリ放題の呪いとスキル?

しおりを挟む



どうやら俺は既に童貞を捨てていたという事が判明した。

急にそんな事言われても。








◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆







 「短刀直入に言おう。お前は呪われている」

副担任の教師、小泉に美術準備室に呼び出された俺は耳を疑った。意味がわからない。

そもそも放課後に呼び出しがあったのも何かのお説教だと思っていた。

新手の嫌がらせだろうか。

悪いことをする子どもに『お化けが出るぞ』『バチが当たるぞ』と言って脅して宥めすかせる手法だろうか。

だとしたら程度が低すぎる。そもそも俺はそこまで子どもじゃあない。

もう14だしそんなお化けだの怪談だのにビビるような年齢でもない。

 「用事はそれだけか?帰っていいか?」

うんざりして帰りかけた俺に小泉が追い討ちをかけるように宣告する。

 「お前は忌み子だ。ちゃんと記録でも調べて裏取りもした。間違ってない」

小泉は古びた書物のような物を手に真っ直ぐに俺を見ている。

今年の春に短大を卒業したばかり、まだ二十歳そこそこの女教師である小泉は俺にとって苦手な存在だった。

いつも俺に対して睨みつけるような険しい視線を向けてくる。

忌み子だの呪いだの言われてもピンと来ないし何の興味も湧かなかった。

 「じゃあ先生の神社でお祓いでも除霊でもやっといてくれよ。出来るんだろ?」

小泉が家業の手伝いとかで毎週日曜日は神社で巫女の手伝いをしているのは知っていた。

(公務員が副業してもいいのかどうか知らないが、家業の手伝いはセーフらしい)

 「うちの神社では除霊はやっとらんぞ」

まあ聞け、と小泉はため息をついた。

 「話は長くなるからな。まあ座れ。これでも飲め」

小泉は小型冷蔵庫から冷えたスポーツドリンクを取り出して俺の目の前に置いた。

美術準備室は本来なら倉庫のような役割の部屋のはずだが、小泉は冷蔵庫やら私物やらを勝手に持ち込んで自由に私物化していた。

快適にカスタマイズされたこの一室は完璧に小泉のマイルームとなっていた。

アニメのフィギュアやグッズが飾られた部屋を眺めながら俺はスポーツドリンクに口を付けた。

 「佐藤、お前は夏休みに童貞捨ててるな?」

俺は盛大に口に含んだスポーツドリンクを吹き出した。

 「は!???」

スポーツドリンクは目の前に居た小泉の顔に派手に掛かってしまった。

 「目に入ったろうが。気をつけろ」

小泉が俺を睨みつけながらタオルで顔を拭く。

俺は全力で首を横に振った。

 「いやいやいやいや……やってない!やってない!」

小泉が俺を制止する。

 「だから聞け。呪いだって言ってるだろう」

小泉は手に持っている書物のような物をパラパラとめくった。

時代劇とかゲームにも出てきそうな和綴じの古びた書物だった。

 「童貞を捨てる度に強制的に時間が戻されてしまう。それがお前の呪いだ」

意味がわからなかった。

そんな話は聞いたことがない。小泉は何を言ってるのだろう。

 「俺が一回童貞捨てて時間を戻って来たって言いたいわけか?」

小泉は黙って頷いた。

 「正確には一回どころじゃないかもな」

意味がわからない。俺が何度も時間を行き来してるとでも?

 「じゃあ何か?俺は知らない間に非童貞になってるって?」

 「そうじゃない。何せ事後から数日間の時間を戻ってるんだからな。結局童貞のままだろう」

だが、と小泉は続けた。

「童貞を捨てる度に相手の記憶が消えて時間を戻せるというのは呪いという名のスキルかもしれんな」

 「……はあ、スキルねぇ」

なぜ小泉がこんな奇妙な話を俺に聞かせるのか。

にわかには信じがたい話ではある。しかし、なんとなくだが心当たりはあった。



俺は三日前の事をぼんやりと思い出していた。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

一夏の性体験

風のように
恋愛
性に興味を持ち始めた頃に訪れた憧れの年上の女性との一夜の経験

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

処理中です...