[200万PV達成]それを捨てるなんてとんでもない!〜童貞を捨てる度に過去に戻されてしまう件〜おまけに相手の記憶も都合よく消えてる!?

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ep5.5

ep5.5『TALKING ABOUT SEX(again)』 いろんな種類の痛み

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「……だって毎月大量に出血するし痛みも酷いんだろう?」

キクコも毎月辛そうだし、と御月は考え込むように言った。

まあ確かに─────

忘れてたけど女子の方がダメージがクソデカいんだよな。

「あー。言われてみればそうだよな。小泉も毎回貧血気味だし、生理痛が酷いって言ってるしな」

俺は頷いた。

「……男子はそういうダメージはないからまだマシなんじゃないだろうか」

「そっか……だよなぁ。なんか俺、自分で自分が汚い気がして嫌になってたんだけど─────」

世界中で自分だけが痛みや苦しみを背負っているような気がしていた俺はハッとした。

「……女子は毎月大出血で……多い日は下着もスカートもシーツも汚れたりして困っていると聞くし」

男子は男子で色々あるだろうが、女子もなかなか大変だしどちらがどうとかはないんじゃないか、と御月は言った。

「確かになあ。白いネトネトしたモンが出てくるとか汚いって思っちまったけど……大出血の方が辛いし本人も嫌だよな─────」

俺はなんとなく頷いた。

それに、と御月は付け加える。

……佐藤が汚いって言うならそれはおれだって同じじゃないか、と御月は少し心配そうな表情を浮かべながら言った。

「そんな!そんなんじゃねぇし!」

俺はブンブンと首を振った。

「お前ほどストイックな男なんて居ねぇだろ?!彼女の身体を大切にする為に童貞を貫くとか─────」

そこらの男じゃ束になっても敵わねぇくらい立派じゃねぇか、と俺はそれを否定した。

「……?なんでそれを知ってるんだ佐藤?」

御月が不思議そうに俺の顔を見た。

しまった。

時間を戻る前─────前々回、確かに御月と親しくしてて色んな話を聞いたが……

今回はまだそこまで踏み込んだ会話はしてないんだった。

「え?御月、前に話してくれたじゃん?」

俺はなんとか誤魔化そうとした。

そうだったっけ?と御月は首を傾げる。

「それよりさ、彼女の為にそこまで徹底するとかマジでスゲェよ。俺だったら我慢出来そうも無ぇかも」

俺は明らかに矛盾した事を言っているのだが、御月は気付かない。

「……いや、佐藤が考えてるような状況とはちょっと違うかもしれないんだが」

長時間湯船に浸かってのぼせたんだろうか?御月は顔を赤らめながら言葉を濁す。

「え?どういうこと?もうキスとかした?」

調子に乗って俺はつい踏み込んだ事を聞いてみる。

「……まあ……それなりには……」

御月はさらに顔を赤くして俯く。

「え?何それ?もしかしてそれ以上のこともしたとか?」

俺の質問に対し、御月は無言のままブクブクと湯船に沈んでいく。

え?

は?

何そのリアクション?










─────もしかして御月の方が先に童貞捨ててるとか言わないよな?

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