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脂質が気になる方は医療機関にご相談を
しおりを挟む1.健康診断における脂質検査
定期健康診断における「脂質検査」は、多くの方が所見有と診断される項目の一つです。「脂質検査」は、血液中の総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロールの検査があり、基準値を超えている場合は脂質異常症(高脂血症)の疑いがあります。脂質異常症になると、動脈硬化を起こしやすくなり、心筋梗塞や脳卒中等の命に係わる病気に繋がります。
脂質異常症は自覚症状がないのが一般的ですので、必ずご自身の健康診断結果を確認してください。
2.加齢と脂質
脂質と年齢が大きく関係しています。これは、加齢により基礎代謝が低下し、エネルギーの消費量が減少する事が原因です。また、女性の場合ホルモンバランスの変化により、50代以降コレステロール値が上昇する傾向にあります。
3.脂質異常症の予防
脂質異常症の予防は生活習慣の改善が重要です。食事においては脂身の多い肉や加工品を避け、食物繊維を多く接種するようにしましょう。色の濃い野菜類には抗酸化物質が含まれており、LDLコレステロールの酸化を防ぐ効果がありますので、積極的に食べるようにしてください。
運動習慣も大切です。1日30分以上または週180分以上の運動が望ましいと言われています。しかし、運動の許容範囲はその人の基礎疾患や合併症の有無によって変わります。治療中の場合は、医師と相談しながら運動の量を検討しましょう。
また、脂質異常症と診断され病院で薬物治療を行う場合も生活習慣の改善が不要になるわけではありません。まずは、ご自身の生活習慣を見直す事を大前提にしてください。
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