伊達政宗に憧れたら

慧流

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序章

歴史博物館からタイムスリップ

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私は桜真望慧流(さくまのえる)。高校二年生で世でいう歴女。歴女とはいっても1人の歴史人物にハマっていて調べている。っていう感じ
「うわぁすごいな。刀だ!」
「ちょっと望慧流~静かに!」
「ご、ごめん。月姫」
今日は、地元の博物館が歴史というテーマで色んな武将の刀や使っていたもの、時代ごとの生活用具を展示する。そんな夢のような開催に親友である大森月姫(おおもりあかり)と一緒に見に来ている。にしてもすごいなぁ
「望慧流、さっきから伊達政宗のとこしか見てないよね?他の人も見ようよ」
「うん、ちょっと待って。」
ピカン
「ん?」
耳に大きく響き渡った音は眩しくて目が開けられないほどの光を放つものだった。
「あ、月姫ーーー」
「望慧流~」
どうしよう、月姫があの光に引きずり込まれてしまった、、
「なんで、」
急激に眠たくなり、私は眠ってしまった。月姫を引きずり込んだ光に包まれながら。



「っ!」
ここは、どこ?あれは、織田信長の家紋。反対側にも、徳川家康の家紋(徳川家)、藤原道長の家紋、どうして生きる時代も違うふたりが?草むらに色んな武将の家紋、そして城。まるで戦国時代みたいだな
これは、血がついた槍だ………まさか、本物の戦国時代なんて言わないよね?
もしもここが本物だとしたら時代が入り交じってるってことになるよね?例えば、あの光。博物館にいたとき私たちを包み込んだあの光がこのタイムスリップに関わっている。あの光が原因でいろんな時代が混合してしまったのではないか。と考えてみたんだけど、、ん?
もしもタイムスリップの原因があの博物館に現れたとっても眩しい光だとしたら月姫もこの時代に、世界に来てるってことだよね?
じゃあまずは探さないと、月姫を
「あの」
「は、はい」
え、誰。ん?何か隣のクラスの地味系女子沢口凜音(さわぐちりんね)さんに似てるようなぁ?
「今日から政宗様の正室の妻となる愛姫様ですね?」
えっ
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