異世界と現実世界を自由に過ごす〜賢者と出会い人生変わる〜

kemuri

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二章

3話

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馬車を止めて野営をする為に準備をしていた。
枯れ木を拾ったりテントを組み立てたりしていた。
準備が終わり完全に暗くなる前にご飯を食べようとしていたが、2人の食べ物を見ると干し肉と固い黒パンだけだった。
それを見て晴人は料理作ろうと思った。

「なぁ、それだけじゃ明日保たないだろ。俺が飯作るからちょっと待ってな。」

「おいおい、こんな所で料理なんて魔物が匂いで来ちまうだろ」

「安心しな、そこは結界でも張っておくから」

「結界って・・・そう言えばお前空も飛んでたよな?そんな奴見たことも聞いた事もないぞ」

「そうなのか?じゃあこれは?」

そう言って晴人は料理に使う物から食器までアイテムボックスから出した。

「な!それは、アイテムボックスか!?」

「っ!!商人だったらそれは喉から手が出るほど欲しがる物ですよ!!宜しければそれを私に譲ってくれませんか?」

「そっか、これは売る気は全くないな。それに俺にしか使えない様になってるからな。しかし、これも内緒にしとかないといけないかどうしようか」

「そうですか、残念ですが仕方がないですね」

「お前絶対に周りに見せびらかすなよ?絶対に奪おうとする奴が出てくるからな?いいか?これは俺たちだけの秘密にするからな?いいよな?ヨハネスさん」

「ええ、命の恩人ですしね。私も見なかった事にします」

「わかった。何か鞄でも買ってそこから出すようにするよ」

派手な魔法もアイテムボックスも目立つならあまり使わないようにしようと晴人は決めた。

「じゃあ、内緒にしてくれる2人には飯を豪華にしてやるよ」

そう言って晴人は料理をしだした。
作る料理は高級な肉を焼いたステーキ丼と味噌汁それから、和風ドレッシングのかかったサラダだった。
米と味噌汁とサラダは作ってアイテムボックスに入れてあったので直ぐに肉を焼いて盛り付けして2人に渡した。

「さぁ食ってくれ」

「う、美味そうだな」

「そ、そうですね」

「冷めないうちに食べないと高級な肉を使ったんだから勿体無いぞ」

そう言いながら晴人は食べ始めた。
2人も直ぐに食べ始めて一口食べると目をカッと開けて無心で食べ始めた。

「ふぅ、こんな美味い飯食った事もないぞ」

「そうですね、何の肉かもわからなかったですけど美味しかったですね。それにスープもサラダにかかってる物もわかりませんでしたし肉の下にあった白い物もですね」

「まぁ色々秘密だな!今回は特別だったから振る舞ったんだ。まぁ肉の下にあったのは米だな、材料が見つかったら作り方教えてやるよ」

「こめ?こめってあの米か!?家畜の餌にするやつか??あれがあんなに美味しいとは・・・」

「早速仕入れないといけませんね。ハルトさん今後も食べたいので米の作り方教えてくれませんか?」

「俺もって言いたいけどまだDランクの俺じゃあ生活の余裕がないから無理だなぁ」

「今度教えてやるよ。今は野営って事忘れてるだろ?」

晴人は苦笑いしながら言い2人は飯を食べる前くらいから野営をしていた事を忘れていた。

「そ、そうだったすっかり忘れてた・・・」

「私もです・・・」

「まぁ結界があるから問題なかったけどな」

「よし、見張りは俺がやるから2人はそろそろ寝てな」

「結界があるから寝ても大丈夫だぞ?」

「いや、何があるかわからないからな、念のためだな」

「そうか、じゃあお言葉に甘えて寝させて貰うよ。何かあったら起こしてくれ」

「私も休ませて貰いますね」

「あぁ、明日早く出発するからしっかり寝ときな」

そう言ってヨハネスと晴人は寝始めて、コンラートは火を管理しながら見張りをしたのだった。
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