30 / 42
美春の狂気
しおりを挟む
「――美春、もうやめない。貴方がいくら脅そうが、泣こうが、怒ろうが、私の気持ちは変わらない。この世から『花音』は消える」
「じゃあ、なに? お姉ちゃんは全て私に押し付けて逃げるって言うの」
「誰も逃げるなんて言っていない。そもそも、美春にとって『花音』って、どんな存在なの?」
「大っ嫌いよ……、みんな花音、花音ってなんなのよ! 鏡レンナとしてデビューしたって、どんなに知名度をあげようと、いつになっても、花音の中の人って言われる。たまったもんじゃないわよ!!」
「だったら、なぜ美春は花音の引退を受け入れないの? 花音がこの世から消えれば、今より活動はしやすくなる。始めは花音の引退で色々言われるかもしれない。でも、そんなのいっ時のこと。すぐ花音の存在なんて、みんな忘れる。芸能界にいれば、わかるでしょ」
目の前に座る美春の顔が苦しげに歪む。
彼女もわかっているのだ。花音が消えた方が、鏡レンナは活動しやすくなると。ただ、それを受け入れられない理由が美春にはある。
「美春が、花音の引退を受け入れられないのは私の存在があるからでしょ。美春はいつまで両親の死を引きずっているの? 私は美春の母親でも、父親でもない。私は貴方の姉であって、親ではないの」
「そんなことわかっている、わかっているわよ……」
「わかっているなら私を美春から解放して。美春、私の人生を返して――」
美春の瞳に涙がたまり、あふれ出す。
子供のようにしゃっくりをあげ泣く美春を見ても心は動かない。
あの日から、私も美春も変わっていないのかもしれない。
両親の死を前に泣きじゃくる美春と、そんな幼い彼女を抱きしめ泣くことを耐えていた幼い私。あの時から、ふたりの時間は止まったままだ。
「ねぇ、美春……、変わらなきゃ。美春には美春の人生があるように、私には私の人生があるの」
「……そんなの嫌よ。お姉ちゃんまで、いなくなるなんて……、いやぁ……」
「美春、私はいなくなったりしない。花音をやめても、美春の姉をやめる訳じゃない。お互いに自立して、普通の姉妹のような関係になるだけよ」
「そんなの絶対にあり得ない。お姉ちゃんは、私の前からいなくなる。だって……、お姉ちゃんは、私のこと憎んでいるでしょ」
「――っ!?」
美春の問いに言葉が出なかった。
すぐにでも、憎んでないと告げるべきだと頭ではわかっているのに、言葉が出ない。心が納得しないのだ。
長い年月を経て積み重なった心の澱みは、自分が想像する以上に深く濁っているのかもしれない。どんなに詭弁を吐いたところで、心は納得しない。
もう、普通の姉妹のようにはなれないと自分でもわかっている。
「そうね……、美春のこと憎いかって言われたら、憎いよ。だって、そうでしょ。今まで、美春に奪われてきたものを考えれば憎くもなるよ。友達、恋人……、それだけじゃないよね。仕事だって、私生活だって、すべて美春の都合に合わせて来た。私の今までの人生すべて美春に捧げてきた」
「だって、それは……、お姉ちゃんの代わりに『鏡レンナ』としてデビューしたんだから、協力するのは当たり前じゃない。私だって、お姉ちゃんのために自分の人生、犠牲にしている」
「私のために美春の人生が犠牲になった? 馬鹿言わないで。誰が美春に『鏡レンナ』としてデビューしてって頼んだのよ。最終的に決断したのは美春よね。都合が悪くなるといつもそう言って、私に罪の意識をすり込んでいた。その言葉がどれだけ私を追いつめていたかなんて、考えもしなかったでしょ」
「違う、違う……、そんなつもりなかった。お姉ちゃんだって、私が『鏡レンナ』としてデビューしてなかったら二人で暮らすなんて無理だった。伊勢谷のおじさん達のお世話になって、今より自由な生活なんて出来なかったはずよ。そうよ……、そう、感謝されこそすれ、恨まれる筋合いなんてない!」
そう言って笑い出した妹はきっと、勝ちを確信したのだろう。いつもと同じように、私を言い負かし、自分の思い描く結末を迎えられると。
ただ、彼女はまだ知らない。
私が美春の稼ぎに頼ったことが、一度たりともないと言うことを。
「確かに『鏡レンナ』デビュー当時は、美春の稼ぎが無ければ、二人で暮らすなんて無理だったかもしれない。ただね、それは美春、貴方にも言えることなのよ。当時、『花音』としての活動を私が続けていなければ、二人での生活は出来なかった。いいえ、鏡レンナデビュー当時、二人の生活費をまかなっていたのは、美春じゃない。私よ」
「そそ、それは……、デビュー当時の話でしょ!! 鏡レンナの知名度が上がってからは違ったはずよ!」
「じゃあ、聞くけど。美春は、一度でも生活費を払ったことがあった? 家賃、光熱費、食費……、二人で生活していくための諸々のお金、美春は一度でも出したことがあった?」
私の指摘に、美春の大きな瞳がさらに見開かれる。今やっと、私が言わんとしていることを、美春は本当の意味で理解したのだろう。
今まで自分が脅しに使っていた『言葉』が、なんの意味も持たなかったということを。
「そんなことない!! お金の管理をしているのはお姉ちゃんじゃない。そんなこと言って、私の口座から勝手に生活費引き出しているんでしょ。調べれば、わか――」
「そうね、調べればわかる。美春が稼いだお金に、私が一切手をつけていないとね。それだけじゃない。美春は一度でも、二人で暮らすための家事、したことがあった? 生活する上で必要な家事全般、すべて私に押し付けていたよね。そんな当たり前のことすら、私に言われなければ気づきもしなかったでしょ」
とうとう言葉を発しなくなった美春を見つめ、静かに言葉を紡ぐ。
「美春にとっての私って、なに? 何でも言うことを聞く都合のいい母親と一緒?」
「……ち、ちが――」
「違くないでしょ。美春だけが悪いとは言わない。貴方のわがままをすべて受け入れてきた私も悪い。両親が亡くなって、美春を守らなきゃって必死だった。自分がお父さんやお母さんの代わりにならなきゃって。お姉ちゃんなんだからワガママを言っちゃだめ、自分が我慢すればすべてが丸く収まる。そうやって、ずっと我慢してきた。でも、それじゃダメなんだって、気づかせてくれた人がいた」
颯真さんの顔が脳裏を過ぎり、自然と笑みが浮かぶ。
彼との出会いがすべてを変えた。そして、彼の言葉が、私に一歩踏み出す勇気をくれた。
「――それが、あの男だった。とでも、言いたいの! それでなに!? お姉ちゃんは、花音をやめて、私を捨てて、あの男の元へ行くの。そんなの許せるわけないじゃない!! 私から離れるなんて、絶対に許さない!」
仄暗い目をして、こちらを睨む美春の狂気に晒され、背が震える。
今までの美春とは何かが違う。そんな予感が頭をかすめ、落ち着かない。
美春にとっての私とは、死んだ両親の代わり。
ずっと、そう思ってきたが、その考え自体が間違っていたとしたら――
「じゃあ、なに? お姉ちゃんは全て私に押し付けて逃げるって言うの」
「誰も逃げるなんて言っていない。そもそも、美春にとって『花音』って、どんな存在なの?」
「大っ嫌いよ……、みんな花音、花音ってなんなのよ! 鏡レンナとしてデビューしたって、どんなに知名度をあげようと、いつになっても、花音の中の人って言われる。たまったもんじゃないわよ!!」
「だったら、なぜ美春は花音の引退を受け入れないの? 花音がこの世から消えれば、今より活動はしやすくなる。始めは花音の引退で色々言われるかもしれない。でも、そんなのいっ時のこと。すぐ花音の存在なんて、みんな忘れる。芸能界にいれば、わかるでしょ」
目の前に座る美春の顔が苦しげに歪む。
彼女もわかっているのだ。花音が消えた方が、鏡レンナは活動しやすくなると。ただ、それを受け入れられない理由が美春にはある。
「美春が、花音の引退を受け入れられないのは私の存在があるからでしょ。美春はいつまで両親の死を引きずっているの? 私は美春の母親でも、父親でもない。私は貴方の姉であって、親ではないの」
「そんなことわかっている、わかっているわよ……」
「わかっているなら私を美春から解放して。美春、私の人生を返して――」
美春の瞳に涙がたまり、あふれ出す。
子供のようにしゃっくりをあげ泣く美春を見ても心は動かない。
あの日から、私も美春も変わっていないのかもしれない。
両親の死を前に泣きじゃくる美春と、そんな幼い彼女を抱きしめ泣くことを耐えていた幼い私。あの時から、ふたりの時間は止まったままだ。
「ねぇ、美春……、変わらなきゃ。美春には美春の人生があるように、私には私の人生があるの」
「……そんなの嫌よ。お姉ちゃんまで、いなくなるなんて……、いやぁ……」
「美春、私はいなくなったりしない。花音をやめても、美春の姉をやめる訳じゃない。お互いに自立して、普通の姉妹のような関係になるだけよ」
「そんなの絶対にあり得ない。お姉ちゃんは、私の前からいなくなる。だって……、お姉ちゃんは、私のこと憎んでいるでしょ」
「――っ!?」
美春の問いに言葉が出なかった。
すぐにでも、憎んでないと告げるべきだと頭ではわかっているのに、言葉が出ない。心が納得しないのだ。
長い年月を経て積み重なった心の澱みは、自分が想像する以上に深く濁っているのかもしれない。どんなに詭弁を吐いたところで、心は納得しない。
もう、普通の姉妹のようにはなれないと自分でもわかっている。
「そうね……、美春のこと憎いかって言われたら、憎いよ。だって、そうでしょ。今まで、美春に奪われてきたものを考えれば憎くもなるよ。友達、恋人……、それだけじゃないよね。仕事だって、私生活だって、すべて美春の都合に合わせて来た。私の今までの人生すべて美春に捧げてきた」
「だって、それは……、お姉ちゃんの代わりに『鏡レンナ』としてデビューしたんだから、協力するのは当たり前じゃない。私だって、お姉ちゃんのために自分の人生、犠牲にしている」
「私のために美春の人生が犠牲になった? 馬鹿言わないで。誰が美春に『鏡レンナ』としてデビューしてって頼んだのよ。最終的に決断したのは美春よね。都合が悪くなるといつもそう言って、私に罪の意識をすり込んでいた。その言葉がどれだけ私を追いつめていたかなんて、考えもしなかったでしょ」
「違う、違う……、そんなつもりなかった。お姉ちゃんだって、私が『鏡レンナ』としてデビューしてなかったら二人で暮らすなんて無理だった。伊勢谷のおじさん達のお世話になって、今より自由な生活なんて出来なかったはずよ。そうよ……、そう、感謝されこそすれ、恨まれる筋合いなんてない!」
そう言って笑い出した妹はきっと、勝ちを確信したのだろう。いつもと同じように、私を言い負かし、自分の思い描く結末を迎えられると。
ただ、彼女はまだ知らない。
私が美春の稼ぎに頼ったことが、一度たりともないと言うことを。
「確かに『鏡レンナ』デビュー当時は、美春の稼ぎが無ければ、二人で暮らすなんて無理だったかもしれない。ただね、それは美春、貴方にも言えることなのよ。当時、『花音』としての活動を私が続けていなければ、二人での生活は出来なかった。いいえ、鏡レンナデビュー当時、二人の生活費をまかなっていたのは、美春じゃない。私よ」
「そそ、それは……、デビュー当時の話でしょ!! 鏡レンナの知名度が上がってからは違ったはずよ!」
「じゃあ、聞くけど。美春は、一度でも生活費を払ったことがあった? 家賃、光熱費、食費……、二人で生活していくための諸々のお金、美春は一度でも出したことがあった?」
私の指摘に、美春の大きな瞳がさらに見開かれる。今やっと、私が言わんとしていることを、美春は本当の意味で理解したのだろう。
今まで自分が脅しに使っていた『言葉』が、なんの意味も持たなかったということを。
「そんなことない!! お金の管理をしているのはお姉ちゃんじゃない。そんなこと言って、私の口座から勝手に生活費引き出しているんでしょ。調べれば、わか――」
「そうね、調べればわかる。美春が稼いだお金に、私が一切手をつけていないとね。それだけじゃない。美春は一度でも、二人で暮らすための家事、したことがあった? 生活する上で必要な家事全般、すべて私に押し付けていたよね。そんな当たり前のことすら、私に言われなければ気づきもしなかったでしょ」
とうとう言葉を発しなくなった美春を見つめ、静かに言葉を紡ぐ。
「美春にとっての私って、なに? 何でも言うことを聞く都合のいい母親と一緒?」
「……ち、ちが――」
「違くないでしょ。美春だけが悪いとは言わない。貴方のわがままをすべて受け入れてきた私も悪い。両親が亡くなって、美春を守らなきゃって必死だった。自分がお父さんやお母さんの代わりにならなきゃって。お姉ちゃんなんだからワガママを言っちゃだめ、自分が我慢すればすべてが丸く収まる。そうやって、ずっと我慢してきた。でも、それじゃダメなんだって、気づかせてくれた人がいた」
颯真さんの顔が脳裏を過ぎり、自然と笑みが浮かぶ。
彼との出会いがすべてを変えた。そして、彼の言葉が、私に一歩踏み出す勇気をくれた。
「――それが、あの男だった。とでも、言いたいの! それでなに!? お姉ちゃんは、花音をやめて、私を捨てて、あの男の元へ行くの。そんなの許せるわけないじゃない!! 私から離れるなんて、絶対に許さない!」
仄暗い目をして、こちらを睨む美春の狂気に晒され、背が震える。
今までの美春とは何かが違う。そんな予感が頭をかすめ、落ち着かない。
美春にとっての私とは、死んだ両親の代わり。
ずっと、そう思ってきたが、その考え自体が間違っていたとしたら――
0
あなたにおすすめの小説
夜の帝王の一途な愛
ラヴ KAZU
恋愛
彼氏ナシ・子供ナシ・仕事ナシ……、ないない尽くしで人生に焦りを感じているアラフォー女性の前に、ある日突然、白馬の王子様が現れた! ピュアな主人公が待ちに待った〝白馬の王子様"の正体は、若くしてホストクラブを経営するカリスマNO.1ホスト。「俺と一緒に暮らさないか」突然のプロポーズと思いきや、契約結婚の申し出だった。
ところが、イケメンホスト麻生凌はたっぷりの愛情を濯ぐ。
翻弄される結城あゆみ。
そんな凌には誰にも言えない秘密があった。
あゆみの運命は……
シンデレラは王子様と離婚することになりました。
及川 桜
恋愛
シンデレラは王子様と結婚して幸せになり・・・
なりませんでした!!
【現代版 シンデレラストーリー】
貧乏OLは、ひょんなことから会社の社長と出会い結婚することになりました。
はたから見れば、王子様に見初められたシンデレラストーリー。
しかしながら、その実態は?
離婚前提の結婚生活。
果たして、シンデレラは無事に王子様と離婚できるのでしょうか。
俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜
ラヴ KAZU
恋愛
二年間付き合った恋人に振られた亜紀は傷心旅行でニューヨークへ旅立つ。
そこで東條ホールディングス社長東條理樹にはじめてを捧げてしまう。結婚を約束するも日本に戻ると連絡を貰えず、会社へ乗り込むも、
理樹は亜紀の父親の会社を倒産に追い込んだ東條財閥東條理三郎の息子だった。
しかも理樹には婚約者がいたのである。
全てを捧げた相手の真実を知り翻弄される亜紀。
二人は結婚出来るのであろうか。
Blue Moon 〜小さな夜の奇跡〜
葉月 まい
恋愛
ーー私はあの夜、一生分の恋をしたーー
あなたとの思い出さえあれば、この先も生きていける。
見ると幸せになれるという
珍しい月 ブルームーン。
月の光に照らされた、たったひと晩の
それは奇跡みたいな恋だった。
‧₊˚✧ 登場人物 ✩˚。⋆
藤原 小夜(23歳) …楽器店勤務、夜はバーのピアニスト
来栖 想(26歳) …新進気鋭のシンガーソングライター
想のファンにケガをさせられた小夜は、
責任を感じた想にバーでのピアノ演奏の代役を頼む。
それは数年に一度の、ブルームーンの夜だった。
ひと晩だけの思い出のはずだったが……
貧乏大家族の私が御曹司と偽装結婚⁈
玖羽 望月
恋愛
朝木 与織子(あさぎ よりこ) 22歳
大学を卒業し、やっと憧れの都会での生活が始まった!と思いきや、突然降って湧いたお見合い話。
でも、これはただのお見合いではないらしい。
初出はエブリスタ様にて。
また番外編を追加する予定です。
シリーズ作品「恋をするのに理由はいらない」公開中です。
表紙は、「かんたん表紙メーカー」様https://sscard.monokakitools.net/covermaker.htmlで作成しました。
Melty romance 〜甘S彼氏の執着愛〜
yuzu
恋愛
人数合わせで強引に参加させられた合コンに現れたのは、高校生の頃に少しだけ付き合って別れた元カレの佐野充希。適当にその場をやり過ごして帰るつもりだった堀沢真乃は充希に捕まりキスされて……
「オレを好きになるまで離してやんない。」
お前が愛おしい〜カリスマ美容師の純愛
ラヴ KAZU
恋愛
涼風 凛は過去の恋愛にトラウマがあり、一歩踏み出す勇気が無い。
社長や御曹司とは、二度と恋はしないと決めている。
玉森 廉は玉森コーポレーション御曹司で親の決めたフィアンセがいるが、自分の結婚相手は自分で決めると反抗している。
そんな二人が恋に落ちる。
廉は社長である事を凛に内緒でアタックを開始するが、その事がバレて、凛は距離を置こうとするが・・・
あれから十年、凛は最悪の過去をいまだに引き摺って恋愛に臆病になっている。
そんな凛の前に現れたのが、カリスマ美容師大和颯、凛はある日スマホを拾った、そのスマホの持ち主が颯だった。
二人は惹かれあい恋に落ちた。しかし凛は素直になれない、そんなある日颯からドライブに誘われる、「紹介したい人がいるんだ」そして車から降りてきたのは大和 祐、颯の息子だった。
祐は颯の本当の息子ではない、そして颯にも秘密があった。
幸せの見つけ方〜幼馴染は御曹司〜
葉月 まい
恋愛
近すぎて遠い存在
一緒にいるのに 言えない言葉
すれ違い、通り過ぎる二人の想いは
いつか重なるのだろうか…
心に秘めた想いを
いつか伝えてもいいのだろうか…
遠回りする幼馴染二人の恋の行方は?
幼い頃からいつも一緒にいた
幼馴染の朱里と瑛。
瑛は自分の辛い境遇に巻き込むまいと、
朱里を遠ざけようとする。
そうとは知らず、朱里は寂しさを抱えて…
・*:.。. ♡ 登場人物 ♡.。.:*・
栗田 朱里(21歳)… 大学生
桐生 瑛(21歳)… 大学生
桐生ホールディングス 御曹司
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる