【R18】スパダリ幼なじみは溺愛ストーカー

湊未来

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突き放される衝動 ※


「………うっ…ふぅ…うぁぁ………」

 美咲の首筋を舐め、時折甘噛みしていた廉の唇が次第に下へ下へ降りていく。
 邪魔だと思ったのか、とうの昔に美咲のTシャツとブラジャーは真ん中で無惨に切り裂かれ、今は辛うじて腕に絡まっている状態だ。
 美咲の上に馬乗りになり好き勝手している廉からは、胸が丸見えになっていることだろう。
 羞恥心を煽られ、頬に熱が溜まり耐えきれなくなった美咲は、廉から視線を逸らした。

「本当、良い眺め……、美咲ってウエストは細いくせに胸はしっかりあるよな。さっきから、声出すの我慢しているみたいだけど、いつまでもつのか?」

 くぐもった笑い声が耳に入り、否応なしに羞恥心を煽られるが、両手を縛られた状態では抵抗らしい抵抗も出来ない。
 そんな美咲の心情を知ってか知らずか、両の乳房に手を置いた廉は、それを軽く揺さぶる。そのもどかしい感覚に美咲は、ただ身悶えるしかなかった。

「ふぅぅん……」

 鼻から息を吐き出すことで快楽をやり過ごそうと躍起になっている美咲をもてあそぶかのように、廉の指先は主張し始めた胸の頂には一切触れない。

「どうしたの? 美咲……、脚をすり合わせて、嫌いな男の愛撫にも感じてしまうなんて、とんだ淫乱だったんだね」

「そ、そんな、ことない。廉こそ、哀れな女を弄んで、優位にたって……、満足なんでしょ」

 美咲のささやかな抵抗に、あからさまな反応を示した廉に睨まれ、ズボンを足から一気に引き抜かれた。

「ひっ! やぁぁぁ……」

「美咲は嘘つきだね。ほら、下着が濡れている」

 パンツのクロッチ部分を指で強く押され、下着ごと蜜口に指を浅く入れられ激しく動かされれば、口からは叫声めいた甘い悲鳴があがった。

「いやぁ、はぁぁぁぁ……」

 弄ぶかのように指を動かされ、急速に快感が高まり脳が痺れていく。

 やぁぁぁ、イッちゃう!!

 目の前でチカチカと光が明滅し、快感に負けた美咲が甲高い叫び声をあげそうになった時だった。蜜口に与えられていた激しい愛撫が止まった。

――――なんで?

 思わず見上げた美咲が見たのは、凶悪な笑みを浮かべる廉の顔だった。

「美咲……、もっともっと俺を欲しがって苦しめばいい」

 廉の言葉が快楽の拷問を告げる合図のように聴こえる。

 首筋からゆっくりと胸の谷間を伝い、脇腹へと降りていく舌に、柔肌を丹念に舐め嬲られる。その間も悪戯な手に乳房を揉まれ、紅く色づき主張する頂きを指先でくりくりと刺激される。
 焦らされ煽られた身体はわずかな快感をもひろい濡れていく。しかし、意地悪な指先は決定的な刺激を与えてはくれない。緩急をつけた愛撫に翻弄され、もどかしい熱だけが溜まっていく。

「はぁぁぁ、やぁぁ……、もう、無理……」

「美咲、どうして欲しいか言ってごらん」

「も、もう、や、やめて……」

「まだ美咲は、がんばるんだ。じゃあ、焦らすのをやめて、快楽に堕としてあげる。もう、何も考えなくていい……、堕ちてしまえばいい……」

 廉の言葉が合図だったかのように、紅く色づいた胸の頂きを口に含まれ、歯を立てられる。同時に反対の頂きも、指先で強く摘まれ揉み込まれ美咲の口から叫声があがった。

「ひっぃぃぃぃ、やぁぁぁ……」

 嬲るかのように歯で根元を噛まれ、頂きの先端を舌で転がされる。固く立ち上がった中心を喰む唇に乳輪ごと強く吸われれば、新たな快感に頭の芯が痺れ酩酊する。しかし、胸への愛撫だけでは到底イケそうになかった。
 身体の中に溜まり続ける熱に煽られ、蜜口からジュクと愛液があふれ下着を濡らす。

「そろそろ、ココへの愛撫も欲しいんじゃないかな?」

 愛液で濡れそぼった下着を降ろされ、脚から抜き去られる。

「もう、グチョグチョだ」

「や、やめ。見ないでぇぇ……」

 廉の手に脚を大きく開かれ、自分でも触ったことも、見たこともない女の園を視姦され、美咲の目から涙があふれ落ちていく。
 大好きな廉に己の淺ましさを知られてしまった。その事実が美咲の心に大きな衝撃を与える。

 大口をたたき廉を拒否したくせに、身体はよだれを垂らし廉を欲している。

 淺ましく、淫乱な自分。

 恥ずかしくて、惨めで、そんな自分を隠すように美咲が身体をひねった時だった。
 一瞬だけ目に入った廉の顔が悲しそうに歪む。しかし、唐突に襲ってきた艶いた快感に思考は霧散し消えてしまった。

「ひっ!! やぁぁぁぁ……」

 脚を割り開いた廉が、蜜口から湧き出る愛液を舐め取り、二つの花弁へと舌をのばす。まだ何ものも受け入れたことのない隘路へと舌が差し込まれ、無尽蔵に這い回りじゅるじゅると愛液を啜る。
 ひっきりなしにあがる卑猥な音に耳まで犯され、美咲は痺れるような快感に、終わりが近づいていることを感じていた。

 もう抵抗する気力は残っていない。
 脚を押さえていた手が外されても、美咲が逃げることはなかった。

 花弁を開かれ、包皮を剥かれ震える蜜芽に爪を立てられた時、全身を駆け巡った激しい快感に、ビクビクと身体が痙攣し、潮をぶち撒ける。

「はぁぁぁぁぁ………」

 部屋中に響いた甲高い叫び声に、何が起こったか理解できない美咲は激しく混乱するしかなかった。
 
「やだ、私、漏らし、て……」

 廉のワイシャツにも、顔にも飛沫が飛び、シーツもビショビショに濡れている。
 粗相をしてしまったと慌てる美咲の顔は青ざめ、身体がガタガタと震える。パニック状態の美咲を抱き寄せた廉が慰めるように背を撫で、甘い声で残酷な言葉を紡いだ。

「美咲、漏らしたわけではないよ。これは、潮吹きと言って極限まで感じた時に出てしまう生理現象だ。初めてで潮まで吹いちゃうなんて、やっぱり淫乱なんだね美咲は」

「違う……」

「違わないよ。嫌いな男からの愛撫にも喜んで身体は反応している。ほらっ、ここがグチュグチュなのが何よりの証拠だ」

「ひっ!! や、やめてぇ!」

 艶めいた声に反応しあふれ出した愛液を指に取った廉が、ぐちゅぐちゅと花弁を捏ね回す。そんな些細な刺激にも、イッたばかりの身体は貪欲に快感を受け取る。

「ほらっ、どんどん愛液があふれてくる。これじゃ切りがない。フタをしてあげなきゃね」

 じゅくっと卑猥な音を響かせ、指が一本、愛液を垂れ流す隘路に侵入してくる。

「いっ、うぅ……」

 何ものも受け入れたことがない隘路は、指を拒み、異物感と痛みに美咲の身体は固くなる。
 歯を食いしばっていないと変な叫び声を上げそうで、ますます身体は強張っていった。

「狭いなぁ……、美咲、力を抜いて。息を吐くんだ。じゃないと、痛い思いをする」

 廉の忠告を聞くだけの余裕は、すでにない。

「仕方ないか……」

 目をつむり、歯を食いしばることで痛みに耐える美咲の唇が舐められ、廉の唇で塞がれる。呼吸を奪われ開いた歯列を割り口腔内に侵入した廉の舌に、舌を絡めとられ吸われた瞬間、燻っていた快感の火が灯された。

 美咲のわずかな変化を感じ取った廉が、蜜粒を押しつぶし揺する。突然湧き起こった強い快感の波に強張った身体は緩んでいく。
 そして、その時を待っていたかのように隘路に突き刺さった指がゆっくりと抜き差しされ、まだ狭く固い蜜道を広げるように回転した。
 痛みに襲われ身体が強張れば、それを宥めるように乳房や蜜粒に強烈な愛撫を加えられる。永遠とも思える時間、飴と鞭を交互に与えられ続けた身体は、いつしか快感のみを追うように作りかえられていた。

 隘路から湧き上がる痛みは、肉壁のある一点を擦られる度に強烈な快感へと変わり、一本だった指が、二本、三本と増やされ、ひっきりなしにじゅぶじゅぶと卑猥な音が蜜口からあがる。

 いつまでこの快感が続くの。早く終わりにしたい……

 身体中から湧き起こる快感の波に翻弄され、何度いかされたかもわからない。それなのに、隘路の奥深くで燻る熱はいっこうに冷める気配はなかった。

 早く……、早く、熱を解放したい。

 快感の波に翻弄され続けた美咲の頭の中は、『廉とひとつになりたい』という欲望しかなかった。

「――――もう、入れて……」

 快楽の渦に飲み込まれた美咲は、本能のままに欲望を口にする。

「廉と、ひとつになりたい……」

 全ての動きが止まる。
 美咲の荒い息遣いしか聞こえない部屋に淫雛な音が響いた。

「いっ!! はぁぁぁぁ!!!!」

 一気に隘路から引き抜かれた指の刺激に、浅ましくも美咲の身体が快感に震える。しかし、期待する熱が与えられることはなかった。

 手首の縄が解かれ、廉の熱が去っていく。
 美咲は離れて行く廉の後ろ姿を、ただ見送ることしか出来なかった。

 扉を閉める音に我に返った美咲は、快楽に翻弄され疲れきった身体を叱咤し、廉の部屋を飛び出す。   
 あふれだした涙に視界がぼやけ壁に身体をぶつけるが、痛みは感じなかった。
 美咲は自室へ駆け込み扉を閉めると、その場にズルズルとへたり込んだ。

 なぜ、廉は最後までしなかったの?
 最後に廉をねだった浅ましい私に興醒めしたんだ。

 廉が私を抱こうとしたのは、思い通りにならない私に怒りを覚えただけ。
 彼にとって私は、支配し屈服させてやりたい昔の女。いざ手に入ると分かれば、興味が失せるのは自然なこと。
 これで廉との関係も終わるのかな……

 頬を伝う涙もぽっかりと空いた心の穴を満たすことは出来ない。廉を想い流れる涙の分だけ心の穴は大きく広がっていった。
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