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勘違いがいっぱい
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「千愛希の嫌がることはしないよ。でも、こんなに夢中にさせた責任は取ってもらわないと困る」
千愛希の背後からそう聞こえた声と共にパサリと布が床に落ちる音がする。ふわっと舞った風が千愛希の足をストッキング越しに撫でた。
ぶわっと全身に鳥肌が立つと、すっと長い腕が伸びてきて、千愛希の胸元で止まった。
捕らわれるかのように密着した背中。布を纏わない律の腕が、既に服を脱いでいることを示していた。
かあっと更に体が熱を帯びる。千愛希は、咄嗟に律の腕を掴むが、律の細く長い綺麗な指は器用に残りのボタンを外した。
「ね、律……」
「ん?」
ダボッとはだけたシャツからは、白いキャミソールが顔を出す。二重に重なる肩紐の1つはキャミソールとは異なる紺色。律は、千愛希の背中を覆う髪に手を伸ばす。右手で左側の髪をそっと掴み、右肩を通して前に流した。
露になる千愛希のうなじ。細い首筋と華奢な肩の線がゾクゾクっと律の中の欲を駆り立てた。
唇を寄せてその首筋に軽く押し付けた。途端にピクンと千愛希の体が跳ね、「ん……」と甘い声がこぼれた。
肩甲骨を撫でるようにして肩紐を外側にずらす。容易に解放された圧迫感を確かめるようにして、律はぎゅっと後ろから千愛希を抱きしめ、胸元を覗き込んだ。
上からハッキリと見える胸の膨らみ。キャミソールを下にずらすと繊細な刺繍を施した紺色の下着が目に入る。
まどかの真似をしていた頃は、ピンクや水色などパステルカラーを使った洋服が多かった印象だったが、雰囲気を変えてからは黒や紺、グレーなどのダーク系が目立つようになった。
より大人っぽくなった千愛希。まるで誘っているかのように胸元をレースが囲む。
下着の上からそっと手のひらで包み込むと、千愛希の体が微かに震えるのがわかった。
千愛希の背後からそう聞こえた声と共にパサリと布が床に落ちる音がする。ふわっと舞った風が千愛希の足をストッキング越しに撫でた。
ぶわっと全身に鳥肌が立つと、すっと長い腕が伸びてきて、千愛希の胸元で止まった。
捕らわれるかのように密着した背中。布を纏わない律の腕が、既に服を脱いでいることを示していた。
かあっと更に体が熱を帯びる。千愛希は、咄嗟に律の腕を掴むが、律の細く長い綺麗な指は器用に残りのボタンを外した。
「ね、律……」
「ん?」
ダボッとはだけたシャツからは、白いキャミソールが顔を出す。二重に重なる肩紐の1つはキャミソールとは異なる紺色。律は、千愛希の背中を覆う髪に手を伸ばす。右手で左側の髪をそっと掴み、右肩を通して前に流した。
露になる千愛希のうなじ。細い首筋と華奢な肩の線がゾクゾクっと律の中の欲を駆り立てた。
唇を寄せてその首筋に軽く押し付けた。途端にピクンと千愛希の体が跳ね、「ん……」と甘い声がこぼれた。
肩甲骨を撫でるようにして肩紐を外側にずらす。容易に解放された圧迫感を確かめるようにして、律はぎゅっと後ろから千愛希を抱きしめ、胸元を覗き込んだ。
上からハッキリと見える胸の膨らみ。キャミソールを下にずらすと繊細な刺繍を施した紺色の下着が目に入る。
まどかの真似をしていた頃は、ピンクや水色などパステルカラーを使った洋服が多かった印象だったが、雰囲気を変えてからは黒や紺、グレーなどのダーク系が目立つようになった。
より大人っぽくなった千愛希。まるで誘っているかのように胸元をレースが囲む。
下着の上からそっと手のひらで包み込むと、千愛希の体が微かに震えるのがわかった。
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