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糖度150%、スパイス多め
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「なんか、律変わったよね。ちょっと前までは他人に関心なんてなかったのに」
苦し紛れにそう言った周の言葉。自分でも時折感じていたそれに律も思わず苦笑した。
「それは俺が1番驚いてる。まさか千愛希を好きになるなんて思ってもみなかった」
まどかとダリアに挟まれて食器を洗い流す千愛希の姿を横目に、律はふっと口元を緩めた。その微笑はとても優しく、穏やかだ。
「他人に夢中になるなんて愚かだって俺のことをバカにしてたくせに」
「そうだね。でも俺はお前と違って人前で見せつけたりしないけどね」
律は右手の人差し指でコツンと周の額をつついた。
「いたっ」
「場所は弁えるべきだ」
「いや……律も好きがだだ漏れてるよ?」
「は……?」
「俺でも千愛希さんのこと好きなんだなぁって思うくらいだから相当……」
「バカ言わないでよ。そんなんじゃないから」
顔をしかめて再び背を向けた律。誰もいないリビングに向けた顔は真っ赤に染まっていたが、幸いなことに誰にも見られることはなかった。
こんなに人を好きになる日がくるなんて思わなかった。自分は恋愛感情なんて湧かないし、必要のないものだと思っていた。
まどかさんを好きになった時には、初恋がこの人だなんて人生思い通りにいかないものだといるかもわからない神を恨んだりもした。
けれど、恋なんてわからないものだ。ずっと昔に出会っていたはずの相手に、こんなにも夢中にされることがあるなんて。
「いつか守屋くん抜いて1位になってやるんだから!」
そう言って泣きそうな顔で睨みつけてきた彼女は、今では熱を孕んだ潤んだ瞳で俺を見る。最初から夢中にならないはずがなかったんだ。だって、高校時代の千愛希をすぐに思い出すほど印象に残っていたわけだから。
そう思う律は、まどかよりもずっと前に出会った千愛希にほんの少し興味があったことを認めざるを得なかった。
苦し紛れにそう言った周の言葉。自分でも時折感じていたそれに律も思わず苦笑した。
「それは俺が1番驚いてる。まさか千愛希を好きになるなんて思ってもみなかった」
まどかとダリアに挟まれて食器を洗い流す千愛希の姿を横目に、律はふっと口元を緩めた。その微笑はとても優しく、穏やかだ。
「他人に夢中になるなんて愚かだって俺のことをバカにしてたくせに」
「そうだね。でも俺はお前と違って人前で見せつけたりしないけどね」
律は右手の人差し指でコツンと周の額をつついた。
「いたっ」
「場所は弁えるべきだ」
「いや……律も好きがだだ漏れてるよ?」
「は……?」
「俺でも千愛希さんのこと好きなんだなぁって思うくらいだから相当……」
「バカ言わないでよ。そんなんじゃないから」
顔をしかめて再び背を向けた律。誰もいないリビングに向けた顔は真っ赤に染まっていたが、幸いなことに誰にも見られることはなかった。
こんなに人を好きになる日がくるなんて思わなかった。自分は恋愛感情なんて湧かないし、必要のないものだと思っていた。
まどかさんを好きになった時には、初恋がこの人だなんて人生思い通りにいかないものだといるかもわからない神を恨んだりもした。
けれど、恋なんてわからないものだ。ずっと昔に出会っていたはずの相手に、こんなにも夢中にされることがあるなんて。
「いつか守屋くん抜いて1位になってやるんだから!」
そう言って泣きそうな顔で睨みつけてきた彼女は、今では熱を孕んだ潤んだ瞳で俺を見る。最初から夢中にならないはずがなかったんだ。だって、高校時代の千愛希をすぐに思い出すほど印象に残っていたわけだから。
そう思う律は、まどかよりもずっと前に出会った千愛希にほんの少し興味があったことを認めざるを得なかった。
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