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ラポール形成
【20】
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奏ちゃんの話に、18日の予定をプラスしてあまねくんにメッセージの返信した。
彼は、自分の誕生日に休みをとってくれたからと快諾してくれた。ゴールデンウィーク中の彼も5月3日は1日は空けてくれてあるため、どうやって過ごそうかという話に移行していった。
どこかへ遊びに行くにしたってきっとどこも混んでいるだろうし、やはり無難にどちらかの家で過ごそうかということになった。
できることなら、あまねくんと色んなところに行きたかったけれど、身動きができない程渋滞に巻き込まれてそのまま1日を終えるよりかは有意義な時間が過ごせる気がした。
誕生日のお祝いって何をするんだろうかとふと考えてみたけれど、プレゼントと食事にケーキくらいしか思い付かなかった。
昼間のスーパーは混んでいるだろうし、閉店間近に行ってケーキの材料を買ってこよう。手作りケーキの時期でもないし、さすがに売り切れてしまうことはないだろう。
食事は、一緒に作りたいと彼が言うから、彼の食べたいものを事前に聞いてそれも材料のリストの中に追加した。
今月は忙しいなぁなんて思いながら、時間を見る。あと数分で0時になってしまうことを確認して、慌ててシャワーを浴びに行くのだった。
5月3日の当日は、予定通り私の自宅で過ごすこととなった。買い物が、予想以上に膨れてしまい、とても彼の家まで持っていけそうになかったから。
朝が弱いあまねくんも、昨夜は早めに就寝し、当日は午前中から合流した。
一緒に食事を作り、ケーキもクリスマスの時に作って楽しかったからと本人の希望で一緒に焼いた。
今回はチーズケーキだ。チーズケーキは私自身も初の試みだったのだけれど、2人でレシピを見ながら何とか無事に作り終えた。
落ち着いてからは、リビングでゆっくりと過ごし、私は用意していたプレゼントを渡した。
彼は、想像以上に喜んでくれ、次の勤務から早速使うと言いながらコピー用紙に試し書きをしていた。
彼からも、私に誕生日プレゼントがあると小さな箱を出した。
私は、まさか……なんて思っていると、中身はネックレスだった。
「まどかさんと結婚したいし、指輪も考えたんだよ? でも、まだまどかさんの家に挨拶に行ってないし、勝手に指輪贈るのもまどかさんの両親に失礼かなって思って……」
そう言いながら、彼は私の背後に回る。先日は、婚姻届を貰ってくると言って張り切っていた彼に対し、気が早いだなんて思ってしまったけれど、彼も彼なりにちゃんと考えてくれいたのだと胸が熱くなった。
私の両親の気持ちまで汲んでくれて、やっぱりこの人しかいないと改めて思うのだった。
「ありがとう……。あまねくんからのプレゼントなら何でも嬉しいんだけどね」
「AMELIAの新作はお姉さんにとられちゃったからさ、色々考えたんだよ? ちょっと髪上げてて」
「ごめんごめん」
少し拗ねた声でそう呟く彼に、少し笑いながら謝る。
今笑ってその話ができるのも、あの時ちゃんと誤解を解くことができたからだ。
言われた通り髪を上げたら、すぐに彼の長い指が私の首もとを通り、素早くネックレスが取り付けられた。後ろから覗き込むようにして取り付けられたネックレスを見る彼。
「よかった。まどかさん首細いから、細いチェーンが似合うね」
そう言って眩しいくらいの笑顔を見せる彼。色んなことを考えながら選んでくれたんだなぁと思うと、それだけで十分心が満たされるようだった。
彼は、自分の誕生日に休みをとってくれたからと快諾してくれた。ゴールデンウィーク中の彼も5月3日は1日は空けてくれてあるため、どうやって過ごそうかという話に移行していった。
どこかへ遊びに行くにしたってきっとどこも混んでいるだろうし、やはり無難にどちらかの家で過ごそうかということになった。
できることなら、あまねくんと色んなところに行きたかったけれど、身動きができない程渋滞に巻き込まれてそのまま1日を終えるよりかは有意義な時間が過ごせる気がした。
誕生日のお祝いって何をするんだろうかとふと考えてみたけれど、プレゼントと食事にケーキくらいしか思い付かなかった。
昼間のスーパーは混んでいるだろうし、閉店間近に行ってケーキの材料を買ってこよう。手作りケーキの時期でもないし、さすがに売り切れてしまうことはないだろう。
食事は、一緒に作りたいと彼が言うから、彼の食べたいものを事前に聞いてそれも材料のリストの中に追加した。
今月は忙しいなぁなんて思いながら、時間を見る。あと数分で0時になってしまうことを確認して、慌ててシャワーを浴びに行くのだった。
5月3日の当日は、予定通り私の自宅で過ごすこととなった。買い物が、予想以上に膨れてしまい、とても彼の家まで持っていけそうになかったから。
朝が弱いあまねくんも、昨夜は早めに就寝し、当日は午前中から合流した。
一緒に食事を作り、ケーキもクリスマスの時に作って楽しかったからと本人の希望で一緒に焼いた。
今回はチーズケーキだ。チーズケーキは私自身も初の試みだったのだけれど、2人でレシピを見ながら何とか無事に作り終えた。
落ち着いてからは、リビングでゆっくりと過ごし、私は用意していたプレゼントを渡した。
彼は、想像以上に喜んでくれ、次の勤務から早速使うと言いながらコピー用紙に試し書きをしていた。
彼からも、私に誕生日プレゼントがあると小さな箱を出した。
私は、まさか……なんて思っていると、中身はネックレスだった。
「まどかさんと結婚したいし、指輪も考えたんだよ? でも、まだまどかさんの家に挨拶に行ってないし、勝手に指輪贈るのもまどかさんの両親に失礼かなって思って……」
そう言いながら、彼は私の背後に回る。先日は、婚姻届を貰ってくると言って張り切っていた彼に対し、気が早いだなんて思ってしまったけれど、彼も彼なりにちゃんと考えてくれいたのだと胸が熱くなった。
私の両親の気持ちまで汲んでくれて、やっぱりこの人しかいないと改めて思うのだった。
「ありがとう……。あまねくんからのプレゼントなら何でも嬉しいんだけどね」
「AMELIAの新作はお姉さんにとられちゃったからさ、色々考えたんだよ? ちょっと髪上げてて」
「ごめんごめん」
少し拗ねた声でそう呟く彼に、少し笑いながら謝る。
今笑ってその話ができるのも、あの時ちゃんと誤解を解くことができたからだ。
言われた通り髪を上げたら、すぐに彼の長い指が私の首もとを通り、素早くネックレスが取り付けられた。後ろから覗き込むようにして取り付けられたネックレスを見る彼。
「よかった。まどかさん首細いから、細いチェーンが似合うね」
そう言って眩しいくらいの笑顔を見せる彼。色んなことを考えながら選んでくれたんだなぁと思うと、それだけで十分心が満たされるようだった。
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