19 / 30
19.舞台裏
しおりを挟む
「うまくいきました、イオ様」
トローニティー子爵とナナは公爵家でイオリティに経緯を報告した。
「良かったわ。本当にありがとう。これで、一つ目は解決したわ。――最も、もう一つがお披露目されてしまえば台無しなんだけれど」
はぁ、と深いため息を吐くイオリティ。安堵というよりイラつきを感じさせるそれは深く重かった。
国内の貴族だけが集まるのならば、まだどうにか恥を曝す程度で済む――いや、それも本当は良くないのだけれど、イオリティにダメージはない。だが、外国からの賓客の前で国の恥を曝すわけにはいかないのだ。隙をつかれることは国益を損ないかねない。
かといって王家の紫に手を出して咎められたり、敵対派閥に攻撃の機会を与えるわけにもいかない。王太子に訴えても、王妃が認めてしまえばそのままなし崩しに許可を得てしまうかもしれない。いや、もしかしたら王太子も……。
「なぜ、あんなデザインにしたのかしら」
「確かに、アレはいただけませんね」
トローニティー子爵は先ほどまでの愛想の良さなど微塵も感じられない嫌悪感丸出しの表情で答えた。
「そうなの?私、デザイン画しか見ていないんだけれど……」
「見ない方が、精神的にいいと思います」
ナナがきっぱりと言い切った。
「そうかもね……。叔父様、本当にご苦労をかけてしまって申し訳ありません」
「いいえ大丈夫ですよ、イオ。光の魔石をたくさん融通してもらっただけでも十分お釣りが来ます。それに、可愛い姪っ子のわがままくらい、いつでも聞きますとも」
微笑んだ子爵は、そっと封筒を差し出す。
「こちらが、イオのアクセサリーセットと、殿下のタイピンとカフスのデザインです」
イオリティはサンドレッドのアクセサリーを無属性創造魔法を使って作り上げた。非常に苦心したが、満足のいく出来栄えだったこともあり、どうせなら光の魔石を使用して自分と王太子のアクセサリーも作ろうと考えたのだ。
光の魔石ならばもし万が一王妃が何かをしてきても防ぐことができるのではないかと。
「ありがとうございます!素敵だわ。こんな風になるのね」
ところがいざ作ろうとしたら、デザインが全くうまくいかない。そこまでのセンスと才能は持ち合わせていなかったらしい。慌てて叔父に依頼したのだ。
彼はイオリティの魔法に気付いたかもしれないが、口を噤んでくれている。
(サンドレッドの超可愛いふりっふりデザインは、すぐに思いついたのに……)
もしかしたら、自分にはセンスがないのかもしれない。
そう思ったら落ち込んでしまった。
王太子の執務室に訪れたのは、公爵家次男のトリスタン・カスリットーレだった。
イオリティより幾分か柔らかな顔つきで、貴公子然とした見た目ながら鍛えられた体躯を持つ宰相補佐室のエース。
「殿下、妹を怒らせたそうですね。そろそろコンタスト伯爵令嬢を選んだらいかがです?」
そして、ちょっと家族に対する愛が重い。
「……やはり、怒らせたのか、俺は……」
目蓋の裏に浮かぶのは、ぎこちない笑みを浮かべたイオリティ。
考え込むように呟いた王太子がトリスタンの質問を受け流すのは、いつものことだ。
「元々無かった愛情がますます嫌悪に傾きつつあるでしょうね」
「嬉しそうに言うな」
元々無かった愛情、というフレーズがぐさりと刺さる。
「だいたい、大して大事にされていないとは言え、婚約者候補に散歩へ誘われて付いて行ったら、いきなり騙し討ちのようにアレの前に晒され、対処させられて。……うちの妹は、殿下の都合の良い部下でも使い勝手の良い道具でもありません」
冷たく睨み付けるように吐き捨てられたトリスタンのセリフに、心臓を締め上げられるようだった。顔から血の気が引いたのがわかる。
「そんな、つもり、は……」
「殿下が他者の機微に少々疎いのは存じております」
何せ、周りがアレでおかしなことになってましたから。
言葉だけは同情しているようだが、一つ一つの単語に刃が仕込まれているようだった。
「なぜ始めから妹に協力を求めなかったのですか?散歩に誘って、まるで婚約者候補へ心配りをしたかのように見せかけて、あからさまな利用……など。妹の善意につけこみ、大事な人として扱っていないとーー利用するしか価値がないとでも言うような扱いは、到底受け入れられません」
「そんなつもりはない!利用だけの価値などと……そんな風には思っていない!」
声を荒げて否定する王太子を見つめるトリスタンの眼差しは冷たいままだ。
「つもりはなくとも、そう扱ったのですよ」
「……」
甘えがあったのは確かだ。
誠実で思いやりのあるイオリティなら、あの惨状を見て対処しないわけがないだろうと。
気付かなくとも、アレを少しは押さえられるかもしれないと。
そう思って、連れていくことを決めたのは王太子である自分だ。
「アレに知られると厄介ですから、王家に正式な苦情を奏上するのは控えます……が、公爵家としては、決して受け入れられる扱いではないと思っております。それは、お忘れなく」
「ああ。本当に……申し訳なかった」
「次はありませんよ」
「ああ」
「カスリットーレ家は、イオリティを無理に王家に嫁がせてなくとも良いと思っていることを、再度お伝えしておきます」
「……ああ」
胸の中に苦く重いなにかが溜まっているように感じた王太子は、頷くだけしかできなかった。
「そうか」
己の執務室でトリスタンの報告を受けた宰相は、彼が相当きつく王太子を締め上げたのだろうと予想した。
「ええ。全くご自分のやらかしたことにお気付きではありませんでしたよ」
「人の機微に疎く、愛が重いのは王家の特徴だからな」
トリスタンの眉根が寄せられた。
「イオとコンタスト伯爵令嬢と間でどっち付かずの態度を保っているわりには、王家は片方に目を掛けすぎでは?」
「目を掛けすぎているのは、王妃殿下だからな。それに流されている王太子殿下もまだまだだということだ」
「殿下の気持ちだけで妃を選ぶわけではないのも解っています。現状を鑑みるに、イオリティが適任であることも」
だが、それが妹の幸せになるのだろうか。
貴族の責務とはいえ、便利に使われるような王家に嫁がせたくはない。王太子にそれなりの実力があるのだから、サンドレットでも充分なはずだ。
何しろ王妃という前例がある。
「親として、家族としては概ね同感だ」
宰相は息子の意見にそう答えた。
「だが、国を思えば……二代続けて愚妃を戴く愚を犯すことは避けたい」
「父様……私は、妹に少しでも幸せな愛のある結婚生活を与えてやりたいと思います。選択肢が有る限り、最善を選ばせてやりたいのです」
それを聞いて、宰相は笑った。息子とは多少認識のずれがあるかもしれないが、基本的に考えは同じだ。
「勿論、我が子に大切にされないような、愛されないような人生を送らせるつもりはない。お前達は、私と妻の大切な子どもだからな」
「それを聞いて安心しました。ありがとうございます」
微笑んだトリスタンは、懐から折り畳んだ資料を取り出す。
「で、ここからが仕事の話です、閣下。こちらをご覧ください」
受け取った宰相は、さっと目を通すと直ぐに息子へ返した。
「……そうか。妖精は消えたか」
「はい。力を失ったのか、ただ側を離れたのかは判明しておりません」
「今後、戻ってくるのか否か……」
王妃の側にいた妖精が消えた途端、少しずつ正気に戻るもの達が出始めている。王妃の力が消えたわけでもないので、今後妖精が戻ってこないとも限らない。
「そこまでは解りません。王都近郊まで範囲を広げて探索しましたが、存在は確認できませんでした」
トリスタンは探索魔法という特殊属性を持つ。探したり調べたりに特化したものだ。
学園の魔法科に所属していなかったので、その事を知るのは父と兄のみである。
「人が妖精をどうこうすることは難しい。だが、人のルールで権力を削ぐことは可能だと、王妃殿下にご理解いただこう」
理解する頭はないかもしれないがな。
宰相は息子に指示を出し、部下を集めた。
トローニティー子爵とナナは公爵家でイオリティに経緯を報告した。
「良かったわ。本当にありがとう。これで、一つ目は解決したわ。――最も、もう一つがお披露目されてしまえば台無しなんだけれど」
はぁ、と深いため息を吐くイオリティ。安堵というよりイラつきを感じさせるそれは深く重かった。
国内の貴族だけが集まるのならば、まだどうにか恥を曝す程度で済む――いや、それも本当は良くないのだけれど、イオリティにダメージはない。だが、外国からの賓客の前で国の恥を曝すわけにはいかないのだ。隙をつかれることは国益を損ないかねない。
かといって王家の紫に手を出して咎められたり、敵対派閥に攻撃の機会を与えるわけにもいかない。王太子に訴えても、王妃が認めてしまえばそのままなし崩しに許可を得てしまうかもしれない。いや、もしかしたら王太子も……。
「なぜ、あんなデザインにしたのかしら」
「確かに、アレはいただけませんね」
トローニティー子爵は先ほどまでの愛想の良さなど微塵も感じられない嫌悪感丸出しの表情で答えた。
「そうなの?私、デザイン画しか見ていないんだけれど……」
「見ない方が、精神的にいいと思います」
ナナがきっぱりと言い切った。
「そうかもね……。叔父様、本当にご苦労をかけてしまって申し訳ありません」
「いいえ大丈夫ですよ、イオ。光の魔石をたくさん融通してもらっただけでも十分お釣りが来ます。それに、可愛い姪っ子のわがままくらい、いつでも聞きますとも」
微笑んだ子爵は、そっと封筒を差し出す。
「こちらが、イオのアクセサリーセットと、殿下のタイピンとカフスのデザインです」
イオリティはサンドレッドのアクセサリーを無属性創造魔法を使って作り上げた。非常に苦心したが、満足のいく出来栄えだったこともあり、どうせなら光の魔石を使用して自分と王太子のアクセサリーも作ろうと考えたのだ。
光の魔石ならばもし万が一王妃が何かをしてきても防ぐことができるのではないかと。
「ありがとうございます!素敵だわ。こんな風になるのね」
ところがいざ作ろうとしたら、デザインが全くうまくいかない。そこまでのセンスと才能は持ち合わせていなかったらしい。慌てて叔父に依頼したのだ。
彼はイオリティの魔法に気付いたかもしれないが、口を噤んでくれている。
(サンドレッドの超可愛いふりっふりデザインは、すぐに思いついたのに……)
もしかしたら、自分にはセンスがないのかもしれない。
そう思ったら落ち込んでしまった。
王太子の執務室に訪れたのは、公爵家次男のトリスタン・カスリットーレだった。
イオリティより幾分か柔らかな顔つきで、貴公子然とした見た目ながら鍛えられた体躯を持つ宰相補佐室のエース。
「殿下、妹を怒らせたそうですね。そろそろコンタスト伯爵令嬢を選んだらいかがです?」
そして、ちょっと家族に対する愛が重い。
「……やはり、怒らせたのか、俺は……」
目蓋の裏に浮かぶのは、ぎこちない笑みを浮かべたイオリティ。
考え込むように呟いた王太子がトリスタンの質問を受け流すのは、いつものことだ。
「元々無かった愛情がますます嫌悪に傾きつつあるでしょうね」
「嬉しそうに言うな」
元々無かった愛情、というフレーズがぐさりと刺さる。
「だいたい、大して大事にされていないとは言え、婚約者候補に散歩へ誘われて付いて行ったら、いきなり騙し討ちのようにアレの前に晒され、対処させられて。……うちの妹は、殿下の都合の良い部下でも使い勝手の良い道具でもありません」
冷たく睨み付けるように吐き捨てられたトリスタンのセリフに、心臓を締め上げられるようだった。顔から血の気が引いたのがわかる。
「そんな、つもり、は……」
「殿下が他者の機微に少々疎いのは存じております」
何せ、周りがアレでおかしなことになってましたから。
言葉だけは同情しているようだが、一つ一つの単語に刃が仕込まれているようだった。
「なぜ始めから妹に協力を求めなかったのですか?散歩に誘って、まるで婚約者候補へ心配りをしたかのように見せかけて、あからさまな利用……など。妹の善意につけこみ、大事な人として扱っていないとーー利用するしか価値がないとでも言うような扱いは、到底受け入れられません」
「そんなつもりはない!利用だけの価値などと……そんな風には思っていない!」
声を荒げて否定する王太子を見つめるトリスタンの眼差しは冷たいままだ。
「つもりはなくとも、そう扱ったのですよ」
「……」
甘えがあったのは確かだ。
誠実で思いやりのあるイオリティなら、あの惨状を見て対処しないわけがないだろうと。
気付かなくとも、アレを少しは押さえられるかもしれないと。
そう思って、連れていくことを決めたのは王太子である自分だ。
「アレに知られると厄介ですから、王家に正式な苦情を奏上するのは控えます……が、公爵家としては、決して受け入れられる扱いではないと思っております。それは、お忘れなく」
「ああ。本当に……申し訳なかった」
「次はありませんよ」
「ああ」
「カスリットーレ家は、イオリティを無理に王家に嫁がせてなくとも良いと思っていることを、再度お伝えしておきます」
「……ああ」
胸の中に苦く重いなにかが溜まっているように感じた王太子は、頷くだけしかできなかった。
「そうか」
己の執務室でトリスタンの報告を受けた宰相は、彼が相当きつく王太子を締め上げたのだろうと予想した。
「ええ。全くご自分のやらかしたことにお気付きではありませんでしたよ」
「人の機微に疎く、愛が重いのは王家の特徴だからな」
トリスタンの眉根が寄せられた。
「イオとコンタスト伯爵令嬢と間でどっち付かずの態度を保っているわりには、王家は片方に目を掛けすぎでは?」
「目を掛けすぎているのは、王妃殿下だからな。それに流されている王太子殿下もまだまだだということだ」
「殿下の気持ちだけで妃を選ぶわけではないのも解っています。現状を鑑みるに、イオリティが適任であることも」
だが、それが妹の幸せになるのだろうか。
貴族の責務とはいえ、便利に使われるような王家に嫁がせたくはない。王太子にそれなりの実力があるのだから、サンドレットでも充分なはずだ。
何しろ王妃という前例がある。
「親として、家族としては概ね同感だ」
宰相は息子の意見にそう答えた。
「だが、国を思えば……二代続けて愚妃を戴く愚を犯すことは避けたい」
「父様……私は、妹に少しでも幸せな愛のある結婚生活を与えてやりたいと思います。選択肢が有る限り、最善を選ばせてやりたいのです」
それを聞いて、宰相は笑った。息子とは多少認識のずれがあるかもしれないが、基本的に考えは同じだ。
「勿論、我が子に大切にされないような、愛されないような人生を送らせるつもりはない。お前達は、私と妻の大切な子どもだからな」
「それを聞いて安心しました。ありがとうございます」
微笑んだトリスタンは、懐から折り畳んだ資料を取り出す。
「で、ここからが仕事の話です、閣下。こちらをご覧ください」
受け取った宰相は、さっと目を通すと直ぐに息子へ返した。
「……そうか。妖精は消えたか」
「はい。力を失ったのか、ただ側を離れたのかは判明しておりません」
「今後、戻ってくるのか否か……」
王妃の側にいた妖精が消えた途端、少しずつ正気に戻るもの達が出始めている。王妃の力が消えたわけでもないので、今後妖精が戻ってこないとも限らない。
「そこまでは解りません。王都近郊まで範囲を広げて探索しましたが、存在は確認できませんでした」
トリスタンは探索魔法という特殊属性を持つ。探したり調べたりに特化したものだ。
学園の魔法科に所属していなかったので、その事を知るのは父と兄のみである。
「人が妖精をどうこうすることは難しい。だが、人のルールで権力を削ぐことは可能だと、王妃殿下にご理解いただこう」
理解する頭はないかもしれないがな。
宰相は息子に指示を出し、部下を集めた。
104
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
ローザリンデの第二の人生
梨丸
恋愛
伯爵令嬢、ローザリンデの夫はいつも彼女より仕事を優先させ、彼女を無碍にしている。
彼には今はもういない想い人がいた。
私と結婚したことにいい思いをしていないことは知っていた。
けれど、私の命が懸かっていた時でさえも、彼の精神は変わらなかった。
あなたが愛してくれないのなら、私は勝手に幸せになります。
吹っ切れたローザリンデは自分自身の幸せのために動くことにした。
※投稿してから、誤字脱字などの修正やわかりにくい部分の補足をすることがあります。(話の筋は変わらないのでご安心ください。)
1/10 HOTランキング1位、小説、恋愛3位ありがとうございます。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
「義妹に譲れ」と言われたので、公爵家で幸せになります
恋せよ恋
恋愛
「しっかり者の姉なら、婚約者を妹に譲ってあげなさい」
「そうだよ、バネッサ。君なら、わかるだろう」
十五歳の冬。父と婚約者パトリックから放たれた無慈悲な言葉。
再婚相手の連れ子・ナタリアの図々しさに耐えてきたバネッサは、
その瞬間に決意した。
「ええ、喜んで差し上げますわ」
将来性のない男も、私を軽んじる家族も、もういらない。
跡継ぎの重責から解放されたバネッサは、その類まれなる知性を見込まれ、
王国の重鎮・ヴィンセント公爵家へ嫁ぐことに。
「私は、私を一番に愛してくれる場所で幸せになります!」
聡明すぎる令嬢による、自立と逆転のハッピーエンド。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!
【完結】虐げられて自己肯定感を失った令嬢は、周囲からの愛を受け取れない
春風由実
恋愛
事情があって伯爵家で長く虐げられてきたオリヴィアは、公爵家に嫁ぐも、同じく虐げられる日々が続くものだと信じていた。
願わくば、公爵家では邪魔にならず、ひっそりと生かして貰えたら。
そんなオリヴィアの小さな願いを、夫となった公爵レオンは容赦なく打ち砕く。
※完結まで毎日1話更新します。最終話は2/15の投稿です。
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
義務ですもの。
あんど もあ
ファンタジー
貴族令嬢の義務として親の決めた相手に嫁いだが、夫には愛する人がいた。夫にないがしろにされても、妻として母として嫁としての義務を果たして誠実に生きたヒロインの掴んだ、ちょっと歪んだ幸せとは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる