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不思議な出来事
3. 名前を知ろう
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「しょーがないから、今日は飲んだくれるぞー!!」
せっかく購入した食材が無駄にならないように冷凍庫へ仕舞う千佳はそう意気込み、夕食の準備をする。
少し多めに買ってしまったビールも、この際だから飲むことにしたらしい。
「この時間帯にテレビ見ながら、ご飯食べるの久しぶりだなー」
テーブルには、野菜がたくさん入ったオムレツ、海老とキノコのアヒージョ、オニオンスープ、サラダなどが並んでいる。
千佳は缶ビールをグラスにあけて、適当な番組を観ながら食事を始めた。
「んーーやっぱり、アヒージョうまーっ!」
冷めないうちにとアヒージョを口に入れ、ビールを飲む。
「ビールより、ワインが合いそうだけど、でも、酒に合うーっ」
誰に言うでもなく、片手にグラスを持ちながらそんな事を呟く。
テレビから聞こえる芸人のやりとりを観ながら、千佳は食べ進めた。
「バケットにして正解だったかも。」
次第に増える独り言。
気づけば缶ビールは2本目を開けていた。
「つまみ系おかず多めに作って正解だね。
にしても、面白い番組ないかなーーー。」
少しずつ酔いが回ってきたのか、テレビに語りかけながらチャンネルを回している。
「アハハッ!
この番組おもしろーっ。」
この日、1人飲み夜遅くまでは続いていた。
「・・・おぃ・・・・おいっ」
「んーーーー」
耳の近くで誰かが呼ぶ声で目が覚めた。
「・・・・・・だぁれ?」
「お前なんでまたっ・・・うわっ、酒くさっ・・・」
「・・・えーーー?」
はっきりしない意識の中で、誰かがそう言っているのを感じた千佳は、気だるい身体を起こす。
「・・・へ?」
「へ、じゃない。
お前、なんなんだ本当に!
それに、何でこんなに酒臭い!」
目の前の人物にそう言われ、意識が急にはっきりしだす。
「・・・酒臭いって・・・・
そりゃぁ、さっきまで酒を飲んでたから・・・・って!?」
「・・・酒飲んで、ここに来たのかお前」
呆れ混じりの声でそう言われ、目の前の人物をまじまじと見つめる。
「しょ・・・」
「しょ?」
「しょーねんじゃないか!!」
ガバッ!!
「ッ!!??」
酔いが抜け切れていないのか、少年がいると知った千佳は嬉しさのあまり抱きついてしまった。
「はっ・・・はなせ!!!!!」
突然のことに驚いた少年は、千佳の腕の中でもがきなんとか距離をとる。
「・・・けちー」
「なっ、なんなんだお前は!!ほんとに!!」
腕の中が寂しくなったのか、千佳は口を尖らせてそう呟く。
一方、動揺しているような、怒っているような声をあげた少年はより距離をとり警戒していた。
「きみ、猫みたいだね。」
「なんで、お前に猫みたいと言われなきゃならないんだっ!」
「えー。なんだか猫みたいじゃない。」
「酔っ払い!さっさと消えろ!」
ジリジリと距離を詰めようとする千佳と、後退りする少年。
「はい!少年に質問っ!」
千佳はなんだか楽しくなってきたのか、そう言いながらその場に正座する。
「・・・お前・・・本当に何者なんだ」
そう言いながらも、屋敷の者を呼ばず千佳に付き合う少年は千佳が気になるようだ。
「ここはどこですか?」
「・・・ここは、イリーニ帝国だ。
そう言うお前はどこから来た」
「いりーに・・・知らないなー。
私は、日本の神奈川って所に住んでるよー」
「にほん・・・・かながわ・・・・知らない国の名前だ」
”にほん””かながわ”をしきりに繰り返しながら、少年は何かを考えている。
千佳はお構いなしに、言葉を続けた。
「じゃぁ、続いての質問!
君の名前はなんですか?
私は、神影千佳っていいます。」
「・・・僕は、レナード」
「じゃぁ、レナードって呼ぶねー。
私のことは千佳ちゃんでも、ちーちゃんでもなんでもいいよー。」
「はぁ!?」
”まだ、呼ぶ許可を出していない!”と言おうとしたところで、レナードは自分の目を疑った。
千佳の身体が徐々に透けているように見えたのだ。
「お、おい。」
「ちょっとー。ちゃんと名前で呼びなさいよー。」
レナードは指を指して教えようとするが、
千佳は”せっかく名前を教えたのにー”と嘆きながら聞く耳を持たないようだ。
その間にも千佳の体はどんどん透けていく。
「おい、お前っ!
身体が透明になってるぞっ!」
「え?」
レナードにそう言われて、千佳は自分の手のひらを見る。
手の平は透けていて地面をうっすら映し出している。
「え!?どーいうこと!???」
「知るかっ!!!」
「昨日、一昨日はどうやって向こうに戻ったの!?」
突然の出来事に混乱しながらレナードに尋ねる。
「・・・いつもは突然、いなくなる。
目の前から、突然消えるんだ。」
レナードはなぜか悲しそうな顔でそう千佳に伝える。
「じゃぁ、今日はなんで徐々に消えるんだろう・・・」
「・・・ぼ、僕が知るわけないだろっ。」
そうこうしている間に、千佳の身体はだいぶ薄くなっていく。
「・・・あー。これはもうそろそろ帰らなきゃいけない感じなのかな?」
身体がかなり薄くなったことを実感してそうつぶやく千佳をみたレナードは、焦ったように一言だけ呟いた。
「ちゃ、ちゃんとまた来いよな!おばけ!」
・・・・・
「せっかく名前教えたのに。おばけって・・・・」
目を覚ました千佳は、先ほど言われたことを思い出す。
”さっきの自分は確かにおばけみたいだった”
身体全体が透けた姿は、確かにおばけと言われても仕方ないと自覚しながら、ゆっくりと身体を起こす。
どうやら、飲みながら酔いつぶれていたらしい。
周りには空き缶が転がり、食べかけの夕食がテーブルに置かれている。
つけっぱなしのテレビからは、早朝のニュースが始まっていた。
「・・・なんか、私、荒れた生活してる人みたい。」
目の前の状況をまじまじと見つめ、千佳は片付けを始める。
「にしても、レナードくんは将来イケメンになるよなー。」
部屋を片付け、シャワーを済ませた千佳はお茶を飲みながらそんなことを考えた。
「イリーニ帝国なんて国も知らないし・・・私、どこに旅立ってたんだろう。
もしかしたら、私が知らないだけでどこかににあるのかな」
スマホで検索してもそれらしい国の名前は見当たらない。
”自分が知らないだけで、何処かに存在している国”
そう結論づけて、千佳は休みを満喫することにした。
せっかく購入した食材が無駄にならないように冷凍庫へ仕舞う千佳はそう意気込み、夕食の準備をする。
少し多めに買ってしまったビールも、この際だから飲むことにしたらしい。
「この時間帯にテレビ見ながら、ご飯食べるの久しぶりだなー」
テーブルには、野菜がたくさん入ったオムレツ、海老とキノコのアヒージョ、オニオンスープ、サラダなどが並んでいる。
千佳は缶ビールをグラスにあけて、適当な番組を観ながら食事を始めた。
「んーーやっぱり、アヒージョうまーっ!」
冷めないうちにとアヒージョを口に入れ、ビールを飲む。
「ビールより、ワインが合いそうだけど、でも、酒に合うーっ」
誰に言うでもなく、片手にグラスを持ちながらそんな事を呟く。
テレビから聞こえる芸人のやりとりを観ながら、千佳は食べ進めた。
「バケットにして正解だったかも。」
次第に増える独り言。
気づけば缶ビールは2本目を開けていた。
「つまみ系おかず多めに作って正解だね。
にしても、面白い番組ないかなーーー。」
少しずつ酔いが回ってきたのか、テレビに語りかけながらチャンネルを回している。
「アハハッ!
この番組おもしろーっ。」
この日、1人飲み夜遅くまでは続いていた。
「・・・おぃ・・・・おいっ」
「んーーーー」
耳の近くで誰かが呼ぶ声で目が覚めた。
「・・・・・・だぁれ?」
「お前なんでまたっ・・・うわっ、酒くさっ・・・」
「・・・えーーー?」
はっきりしない意識の中で、誰かがそう言っているのを感じた千佳は、気だるい身体を起こす。
「・・・へ?」
「へ、じゃない。
お前、なんなんだ本当に!
それに、何でこんなに酒臭い!」
目の前の人物にそう言われ、意識が急にはっきりしだす。
「・・・酒臭いって・・・・
そりゃぁ、さっきまで酒を飲んでたから・・・・って!?」
「・・・酒飲んで、ここに来たのかお前」
呆れ混じりの声でそう言われ、目の前の人物をまじまじと見つめる。
「しょ・・・」
「しょ?」
「しょーねんじゃないか!!」
ガバッ!!
「ッ!!??」
酔いが抜け切れていないのか、少年がいると知った千佳は嬉しさのあまり抱きついてしまった。
「はっ・・・はなせ!!!!!」
突然のことに驚いた少年は、千佳の腕の中でもがきなんとか距離をとる。
「・・・けちー」
「なっ、なんなんだお前は!!ほんとに!!」
腕の中が寂しくなったのか、千佳は口を尖らせてそう呟く。
一方、動揺しているような、怒っているような声をあげた少年はより距離をとり警戒していた。
「きみ、猫みたいだね。」
「なんで、お前に猫みたいと言われなきゃならないんだっ!」
「えー。なんだか猫みたいじゃない。」
「酔っ払い!さっさと消えろ!」
ジリジリと距離を詰めようとする千佳と、後退りする少年。
「はい!少年に質問っ!」
千佳はなんだか楽しくなってきたのか、そう言いながらその場に正座する。
「・・・お前・・・本当に何者なんだ」
そう言いながらも、屋敷の者を呼ばず千佳に付き合う少年は千佳が気になるようだ。
「ここはどこですか?」
「・・・ここは、イリーニ帝国だ。
そう言うお前はどこから来た」
「いりーに・・・知らないなー。
私は、日本の神奈川って所に住んでるよー」
「にほん・・・・かながわ・・・・知らない国の名前だ」
”にほん””かながわ”をしきりに繰り返しながら、少年は何かを考えている。
千佳はお構いなしに、言葉を続けた。
「じゃぁ、続いての質問!
君の名前はなんですか?
私は、神影千佳っていいます。」
「・・・僕は、レナード」
「じゃぁ、レナードって呼ぶねー。
私のことは千佳ちゃんでも、ちーちゃんでもなんでもいいよー。」
「はぁ!?」
”まだ、呼ぶ許可を出していない!”と言おうとしたところで、レナードは自分の目を疑った。
千佳の身体が徐々に透けているように見えたのだ。
「お、おい。」
「ちょっとー。ちゃんと名前で呼びなさいよー。」
レナードは指を指して教えようとするが、
千佳は”せっかく名前を教えたのにー”と嘆きながら聞く耳を持たないようだ。
その間にも千佳の体はどんどん透けていく。
「おい、お前っ!
身体が透明になってるぞっ!」
「え?」
レナードにそう言われて、千佳は自分の手のひらを見る。
手の平は透けていて地面をうっすら映し出している。
「え!?どーいうこと!???」
「知るかっ!!!」
「昨日、一昨日はどうやって向こうに戻ったの!?」
突然の出来事に混乱しながらレナードに尋ねる。
「・・・いつもは突然、いなくなる。
目の前から、突然消えるんだ。」
レナードはなぜか悲しそうな顔でそう千佳に伝える。
「じゃぁ、今日はなんで徐々に消えるんだろう・・・」
「・・・ぼ、僕が知るわけないだろっ。」
そうこうしている間に、千佳の身体はだいぶ薄くなっていく。
「・・・あー。これはもうそろそろ帰らなきゃいけない感じなのかな?」
身体がかなり薄くなったことを実感してそうつぶやく千佳をみたレナードは、焦ったように一言だけ呟いた。
「ちゃ、ちゃんとまた来いよな!おばけ!」
・・・・・
「せっかく名前教えたのに。おばけって・・・・」
目を覚ました千佳は、先ほど言われたことを思い出す。
”さっきの自分は確かにおばけみたいだった”
身体全体が透けた姿は、確かにおばけと言われても仕方ないと自覚しながら、ゆっくりと身体を起こす。
どうやら、飲みながら酔いつぶれていたらしい。
周りには空き缶が転がり、食べかけの夕食がテーブルに置かれている。
つけっぱなしのテレビからは、早朝のニュースが始まっていた。
「・・・なんか、私、荒れた生活してる人みたい。」
目の前の状況をまじまじと見つめ、千佳は片付けを始める。
「にしても、レナードくんは将来イケメンになるよなー。」
部屋を片付け、シャワーを済ませた千佳はお茶を飲みながらそんなことを考えた。
「イリーニ帝国なんて国も知らないし・・・私、どこに旅立ってたんだろう。
もしかしたら、私が知らないだけでどこかににあるのかな」
スマホで検索してもそれらしい国の名前は見当たらない。
”自分が知らないだけで、何処かに存在している国”
そう結論づけて、千佳は休みを満喫することにした。
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