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彼の望む愛の行方
7 ♡※
しおりを挟むノエ様がドラゴンの末裔で先祖返りしている事実を聞かされて、そして知らぬうちに契約させられていた。私の中の魔力は飛び抜けて上がり、今ではマツリカ様と並ぶほどになった。
しかし、契約紋をつけられたところが淫紋と重なるところだったので私は一定量精液を得ないと普段通りに動けなくなっていた。
昨日の夜からずっとノエ様とセックスをしているが、焦らされ遊ばれて長時間拘束される。
「最初の夜は勢いで数時間で何回もヤッちゃったけど、勿体無いよね。せっかくシェリアのこと楽しめる時間なのに」
私はもう何回もイかされたかわからないくらいで思考が停止していた。
「今日はこのままにしておこうかな。帰ってきたらたっぷり相手してあげる」
ノエ様は私を光の魔法の籠の中に入れて、自分は身支度をし始めた。
この快感を解き放つなりしてくれないと拷問だ。
「ノエ様っ…お願い……」
「……他の女の子からそんな顔されると萎えるけどシェリアからされてるってだけでたまらない」
籠越しにキスされた。その後頭をよしよしと撫でてくれた。行為中もこうして頭を撫でられる。彼の大きくなったものを口に入れているときも、向き合って繋がっている時も。無意識なのかそうされると少し心が満たされた。
「うーん…1人で触ってて?出来る?」
最近はこの国でやることがあるのか昼間はほとんど出かけていた。
私は外に出ることはあったがこの体調なのでほとんど書類仕事をしてる時間がおおかった。
♡
体が熱いのが治らない…。でもここからは出られなかった。トイレに行くくらいは籠がついてきて出来るのだが窓や扉には行けないようになっていた。
何と器用な魔法なのだ。まるでノエ様のようだった。
コンコンと扉が鳴った。誰だろう。一応服は着れたので対応はそれなりには出来るはずだ。熱ということにしておこう。
「シェリア、私だ」
「シャルル様…」
どうして…。あの時以来顔を合わしていなかった。と、いっても2日前なのでそれ程前というわけではなかった。
なんだが雰囲気がおかしい。前はもっと爽やかだった。今はなんだが腹を括ったというか何か覚悟を決めたような顔つきだった。
「シェリア、やっと君を抱ける」
「あ…」
マツリカ様とセックスしてきたのだ。その事実が私の心を深く突き刺した。
しかし、私には光の籠の中に閉じ込められているのでどうしようもない。
「マツリカには反応しなかったんだが、この前のシェリアのこと思い出しながらヤれば出来た。お願いだ。後生だから抱かせてくれ」
手が伸びてきたがバンッと弾かれた。それがノエ様への通知になっていたのか一瞬でそこに戻ってきていた。
「やっぱりきたね。やっと自分の気持ちを自覚した?でも、もう遅いなぁ。シェリアが必死にアプローチしてるときに応えていれば幸せな恋だったのにね」
「…うるさい」
「今はまだ発情しているところだけど、また僕たちのセックス見てく?前回は触らせてあげたけど、今回は絶対触らせない」
ノエ様はまたシャルル様を挑発していた。
「まぁでもマツリカを抱いてくれて感謝してるよ。彼女は必要だからね。だからさズリネタでも提供してあげようかと思って」
「や、やだっ。ノエ様っノエ様だけ…誰にも見せないで…」
私はもうこれ以上シャルル様に失望されたくなかった。こんなにいやらしい体になってしまった。それ以外に役に立つことはない。ノエ様に懇願すると満足そうに微笑んでいた。
「仕方ないなぁ。シャルル王子、姫がやめてっていうからどうか諦めてくださいますか?」
シャルル様は悔しそうな顔をして部屋を立ち去った。
「シャルル王子に失望されたくなかったんだね…。ごめんね。でも僕にはやりたいことがあるから」
光の籠を解きノエ様に抱きしめられた。
「明日は一緒に外に行こう?久しぶりの仕事に魔法の特訓もしよう?夜は一緒に気持ちよくなろ?それ以外はシェリアの好きにしてくれていいよ」
まるであやすかのように囁かれ、そのまま快楽の底へと落とされたのだ。
♡
外に出て久しぶりに魔法を使うとあまりにも強い力に恐怖を感じた。
あまりにも何でも出来すぎるのだ。頭に思い描いたものがそのまま出来た。
そして何だか様子がおかしい。戦争をしているように見えた。
「僕さぁ、どうしても王様になりたかったんだよね。でも姉さんが居るからむりかなって思ってた。けどドラゴンとして覚醒してしまえばこっちのものだったね」
もしかしてドラゴンの力を使って国取りをしようとしているのか。考えただけでゾッとした。でも、ドラゴンと契約してどのように魔力が補充されてノエ様の力になっているのかわからない。
学ばなければ、ノエ様の居ない少ない時間で。
私のことをいったん岩陰のところに休憩させてノエ様は少し戦場の方へ行った。
「あれ?こんなとこに女がいる」
山賊らしき人たちが何人かぞろぞろとやってきた。これはまずい。淫紋を受けてから異性を強く惹きつける効果があり、必要以上に相手を興奮させた。
「なんだかエロい女だな…」
操られたように男たちは動き私は組み敷かれた。魔法を使って彼らを退けようとしたが淫紋が発動して身体が思うように動かなくなった。
彼らを受け入れるように動き始めた、
「こんな美人とヤレるなんてラッキー」
気持ち悪い、そう思ったのに触ってほしいと求める相反する気持ちもあった。淫紋の効果だろうがそれに吐き気を催していた。
抵抗しているが好きなように触られて諦めかけていた時。周りが一気に血の海になった。
ブシャと肉が潰れる音がしたと思ったらそこにいたはずの彼らはどこかに消え、あたりが血まみれになっていた。
「ひっ……」
向こうから怒りに支配されたノエ様が近づいてきていた。
「……」
無言で私を見下ろすと俵のように担がれて近くの湖に投げ込まれた。幸いなことにそこは浅いところだったので沈まずに済んだ。
冷たい…。震えながら身体を起こすと首元を持たれて顔を近づけられた。
「どこ触られた」
「くび…と胸…と足」
するとイライラしながら先ほど言ったところを噛み始めた。
「痛いっ…い…やめ」
「本当に腹が立つ…。触られたところ全部切り落としたい。この舌も本当は切ってやりたいくらいだ」
胸元を噛まれたと思えば舌に指を突っ込まれて舌を外へ思いっきり引っ張られた。
「シェリアはさぁ、僕のものになったんだよね?なんでそんな簡単に触らせるの?僕とのセックスそんなに良かった?でもさ、僕の覚えちゃうときっと他では満足できないよ?諦めて」
何も準備も無くいきなり挿入された。彼はあきないのかというくらい毎日の半分の時間わたしの体を弄んでいた。
「気に入らない…シェリアが見るもの全て壊したい。触ったものも、消したい。でもいつまでたっても無くならない」
そんなことを呟きながら1番奥を突かれて痛みの中に快感があり絶頂を迎えていた。もうこの身体はノエ様なしでは快感を得ることはできない身体になっていた。
「ノエ…おい、また女遊びか」
私たちがセックスしてるのもお構いなしに黒髪長髪のノエ様にそっくりの男性が話しかけてきた。
「ルカ、空気読んでよ。また死にそうな顔してキモい」
「うるさい。ほどほどにしといて、早くこれなんとかして」
「彼女は遊びじゃないよ」
ルカと呼ばれた男性はノエ様のこういう光景に慣れているのか普通にしていた。目の下のクマが凄く、彼も先程まで戦場にいたのか血塗れだった。
どうやら闇のオドを彼から取り、魔力の器が壊れないようにしたらしい。
するとスッと顔色が良くなった。ノエ様はオドを吸う範囲を私の方まで広げていたらしく魔力不足で意識が遠のいた。
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