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アニメの見過ぎ厨二病の始まりの死、

第0話、厨二病、

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僕は憧れていた、見た目は普通だけど、実はすごい奴みたいな、誰もが憧れる厨二病、僕は自分が厨二病だって自覚している、でもだからといって変わらない、

勉強、ピアノ、チェス、将棋、囲碁、などさまざまなものに取り組んだ、勉強は実は頭悪そうだけどテストが良いとか、実は僕ピアノが弾ける、紳士的なチェスや将棋や囲碁もできる、

しかし、違うもっと主人公を助けるような、そんな奴になりたい、

陽の実力者になりたいと願う、

「僕は、今現時 幸、高校生だ、変わった名前だといわれる、ある時、小学5年の時僕は憧れていた体験をすることになった、」

それは僕の家に強盗が侵入した時のことだ、ただの小学生ならどういう行動に出るだろうか、おそらく急いでその場から逃げようとするだろう、しかし僕は違った、なぜなら僕は厨二を極めしものだからだ!

「まじかよ、ガラス割ってきやがった、やっぱり鍵に意味なんてないな」

突然家に泥棒が入ってきたのだ、僕は焦る当時の僕には歪んだ正義感と凄まじほどの厨二病にかかっていた、

「どこだ、金目のもの、早く探さないと」

僕と言ってもまだ小学5年当然恐怖はあった、でもなんだかめったに経験できない目に遭っているという高揚感が当時の若きしの僕を満たしたのだ、

「どこに、どこに隠れ!そうだ、こんな時アニメや漫画なら、主人公なら」

この時僕の厨二病が重症化した瞬間だった、

「あった、通帳、三千万ずいぶん貯めているな、めっちゃラッキーだな、貴金属もたくさんだ、よーしそろそろ出ますかな?ガハ!あーーー、テメー何しやがる!ガー、ガー、ガー、」

出口に待ち構えて泥棒に向かって金属バットでぶっ叩いた、頭を、体を、血が流れるまで叩き続けた、

「、、、泥棒しようとしたから悪いんだよおじさん」

側から見たら過剰防衛とみなされるが僕は納得しなかった、僕は少し人と違う価値観をしている、クズは絶対ダメという過剰なまでの正義感を抱えていた、

当時まだ小学生だったこともあり、正当防衛が成立し僕の厨二病は治らなかった、

それがはじめての、アニメのような出来事だった、

それから俺は主人公に憧れるようになった、その3年後また事件が起きた、

それはクラスでいじめが起きた時のことだった、ある一人の女の子が陰湿ないじめを受けていた、

「泣いてたって何も変わらないよ、一緒に戦わない?」

 全校集会、
「ピー、」

突然、体育館のシェルターの映像が変わる、

「キャー、やめて、痛い、誰か、助けて」

その映像にはまさにいじめの現場の録画映像だった、女の子を閉じ込めたり、教科書をやぶかれたり、無理やり服を脱がされ水をかけられたり、中には教師がやられる方に責任がある我慢しろと言う、さまざまないじめの現場が流れる、

「なんだ、誰だ、誰がやった」

「ピコ、ピコ、ピコピコピコピコピコピコ」

他のみんなの携帯にも同じ動画が送られた、

これがきっかけで、教師はもちろん、教頭、校長も消えた、

画像にはいじめられてる女の子には強いモザイクをかけているから、絶対にわかることはないが、加害者は一様モザイクしてるが、簡単に消せてしまう、

その後女の子は僕に面白いことを言ってきた、傍観していた者も苦しめてやりたいと、

「傍観とは、悪い者ではない、この国の教育は傍観者をやめて正義マンになろうと教える、間違っていると思わないか」

「なんで、見て見ぬふりは悪いことだよ、誰も私を助けてくれなかった薄っぺらい言葉だけ」

怒りの感情、表情、

「傍観とは、どの大人もしている、国のトップでさえ、戦争していてもそれを傍観しているだけ、大人にできない者を僕たち子供に求めるな、大人でもいじめをするなら子供がしても仕方ない、僕はそう思う」

「分かった、幸が言うなら、ねぇ幸、私と付き合ってくれない?」

女子から好かれることなんて、僕に近づいてくれるのは妹くらいしかいない、そんな僕と、、、

「付き合う、、、良いよ」

僕はやっぱり人とは違うようだ、自分自身の考えで自分自身のエゴで正義を語る、己の信じる正義だけで動そんな自分が素晴らしいと心から思っている

 これが2回目のアニメのような出来事、この時から僕は主役ではなく、裏の主役になりたいと思うようになった、例えようもない幸福感が僕を包んだ、

そして次が最後の、3回目のアニメのような出来事、この事件で僕の名前が知られ、殺された。

高校2年、まさに正義が悪に打ちのめされた出来事だった、

ある時、自身の彼女との行為を動画に収めサイトに上げ金を得ていた奴がいた、

その彼女を少なからず思っていた男の子がいた、

彼はその事実を知り、悪事のデータを本人に突きつけていた、

「もうやめろこんなこと、今なら警察沙汰にはならずに穏便にことを終わらせられる」

「いや、無理だね、だってこんなうまい商売ないもん、そうだ君も一緒に混ざらせてあげるよあいつには目隠しプレイだって言って」

「テメー、殴り殺してやる、彼女の気持ちを考えたことは、あるのか!」

「ウワ、ガー、バー、、、」

怒りに任せ殴る、

 人間には感情という無駄なものを持っている、それは生命にとって一番の不純物だなのだ、

「ハー、ハー、ハー、ねぇ僕は成績優秀でみんなから好かれるようにしてきたんだ、だから今の状況見たらどうなるかな?、、、、、、ウワーーー誰が助けて!」

「なんだ、何してるお前!」

「ち、違う、俺は、こいつが!」

「僕と彼女が付き合ってるからって、別れろって言ってきて僕を、、、」

「違う、違う、こいつが、こいつは彼女の!」

ここで言ったら彼女はどうなる動画の存在がみんなに、、、

わざわざ調べてまで、彼女に被害が出ないよう最大限考えて行動していた、でもどうしてそこまでするのだ?赤の他人のために、まさに主人公らしい矛盾した精神だ、

でも、それがいい、

「ここで引くなら動画は黙っておいてやる」

これはもし引かないなら彼女がどんな目会うかわからないぞ、という脅迫である、

「テメー、そんなことが曲がり通るほど社会はバカじゃないんだよ!」

「助けてくれー、僕と彼女を別れさせようと無理矢理、君おかしいよ」

おかしいよ、この言葉にはすごい強制力がある、大人も社長もどんな奴も、おかしいとは思われたくないという心理がある、言葉に詰まる、

確かに、彼はおかしい、赤の他人のために、バカだ、信じられないほど腐った正義感を抱えて生きている、自分のためじゃなく、赤の他人のために、、、

「最低、キモい、変態、クズ」

罵声、罵声、罵声、

強かろうと弱かろうと命というのは素晴らしい輝きを見せる、強かろうと弱かろうと命は美しく尊いのだ、それがどれだけ汚かろうと、自分に塗りたくられたものが泥を埋め尽くすのだ、

「それでいいのか、それでいいのか」

「は?お前誰だよ」

「このままずっと後悔するかもしれない、なぜ他人のためにそこまでするの君は?」

「だって、なぜだ」

「そんな薄っぺらい正義感捨てて僕に任せて真実を全て明かしてやろうよ」

「え?、、、どうするの君、おい!まさか、やめろお前!」

「どうしてだい?なんでだい?まだ彼女を狙ってるのかい?君はおかしい、赤の他人のためにそんなことまでするなんて、バカだね」

彼の心が折れかける、僕は痛くて、バカで、おかしい奴だ、なんであんなやつのために僕は、僕はなんでこんな無駄なことを、、、

「見てろ」

スマホから動画を流す、

「気持ちい、もっと、もっと」

この動画はまさに行為の最中の動画、僕はこの話を聞いていただから必死で探した、そして買ったのが僕だ、8万、学生では買えない額だが僕はそこそこのボンボンだから、

みんなの顔が引き攣る、

「なんで君が彼女を守りたかったのか教えてあげるよ、ただ単純にいい人が傷つくのが許せない正義感が異常な君だったからだよ」

「なら僕は、彼女に恋をしていたと、、、」

恋とは違う、思春期によくあるただの勘違いだ、

「君の勘違いは恋にはならなかった、それだけだよ」

これが僕の第一の人生最後のに経験したアニメのような出来事、この事件で僕の名前が知られ、殺されたのだ、

その夜、帰り道僕が殺された、

来世ではもっと良い世界に生まれたい!

目が覚めたら、幼い第三王子に転生した、


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