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潜伏期
38.★
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初めての露出調教にアキコは戸惑いはしたが、かなりの順能力を見せていた。痛みへの順応性もかなり高いが、アキコは実際のところ頭が良い分想像力がかなり高いのだと思う。と言うのも何時も訪れるときのバックの中には二・三冊の文庫本を持っていて、それは毎回種類が違うし大概一冊は来る間に読み終わったと話すのだ。子供を教えていると分かるのだが、頭の良さは知識が多いだけでなくそれを応用出来る想像力があるかないかだ。どんなに頭が良くても応用できなくては役に立たないし、応用するにはそれを転換することの出来る想像力が重要だ。アキコが何にたいしても順応性か高いのは、シュンイチがいった言葉にどんな反応をするのが気持ち良くなるか自分で想像して応用を考えられるということだ。
再び自宅に連れ込んで体を休めながら、アキコにこういう本もあるとSM小説を一冊渡す。表紙は犬と戯れる美女のイラストだが、中身は媚薬に酩酊して愛犬と番になり犬のチンポを捩じ込まれ調教される女刑事の話だ。勿論現実にはあり得ないが、犬の怒張に関しては生々しく描写されていて、性交中には根本が膨れて抜けなくなるのと大量の射精が何度も起こるなんて場面は真実に則していてシュンイチ好みだ。勿論SM調教のシーンも沢山あって、アキコに着けさせたようにベルトでデイルドを固定して街を歩いたり、人前で調教されレイプされたりもする。試しに今読んでごらんと言うと、アキコは恐ろしい速度でページを捲り出していた。
早さもさることながら、その想像力が強いのが見ているだけでわかる。
アキコの頬が次第に薔薇色に染まって、吐息が荒くなり乳首が尖り出す。男がアダルトビデオを鑑賞して起こすような変化を、アキコは初見の書籍で容易く感じられるのだ。つまりはアキコはかなり読書慣れしていて書籍の中のシーンを、頭の中で完全に映像として認識する能力がある。そこまでの能力を身に付けるのにどれくらい本を読み文字に慣れれば良いか、シュンイチには実は想像が出来ない。何しろシュンイチにも嗜好以外の書籍ではこんな反応は無理だし、教えている子供にそれが即時で出来る子供なんてほぼ皆無だ。だからこそアキコはチャットでも反応できるし電話でも充分に想像力でカバーできていたのだと今更気がつくが、こうなると書籍を与えればそのシーンを自分に置き換えることも可能なのかもしれない。
「アキも同じように外で犬になって、犯されてたね?気持ちよかっただろ?四つん這いで、マンコズコズコされて、ケツマンコも練習して、クンクン哭いてたもんな?」
背後から抱きかかえて耳元で囁いてやるとアキコは真っ赤になりながら俯く。見た目は清純ないたいけな少女みたいな顔をして、外で犬セックスされて何度も達したねと囁きながら背後から股間に手を伸ばして下着の中に手を突っ込んでやる。と、既に愛液がドロドロと股間から溢れだしているのだ。
「ここを犬にベロベロ舐めまわされたら、どうなる?こんなにマンコ、グチョグチョにしてたら雌犬の匂いで悦んで群がってくるぞ?」
指で陰核を挫いて、わざとグチャグチャと音が立つように膣を掻き回して耳元で囁く。アキコの頭の中では小説のワンシーンの小型犬に群がられて、快感に悶えながら股間を舐められる主人公の姿が鮮明に浮かんでいるに違いない。耳を舐め回し音をたてながら指先で舐める舌のように股間を撫で回すと、アキコは身悶えながら脚を震わせる。
「ほら、どうだ?沢山の犬に雌マンコ、クンニされて気持ちいいか?」
「んんっ、んぅん、ひぅっくふぅ!」
クチャクチャヌチャヌチャとリズミカルに指でマンコを擦りあげると、アキコはビクビクと全身を痙攣させながら更に読み進めていく。それを確認しながらわざと四つん這いにさせて、腰を上げさせ下着をずり下ろしてやる。
「ドロドロにして、変態だな。犬に舐められて糸が引くほど濡らして。」
突きだした可愛い尻を撫でながら、昨夜の張り型を取り出して引くつくマンコに先を押し付ける。
「ほら、雌マンコで犬チンポ咥えたら、でっかい陰茎根が填まってマンコから抜けなくなるぞ?ミチミチに嵌まって。」
「うっ、…………くぅっ…………。」
ヌチュヌチュと張り型を軽く抜き差ししてやると、本の中に入り込んだようにアキコは膝をたててキュンキュンと先端を締め付け腰をくねらせる。まるでアダルトビデオの中みたいに、想像で犯され歓喜に腰を振りだして面白くて仕方がない。
「アキのマンコは小さくて狭いから、この大型犬のが入ったらさぞかし気持ちいいだろうな?どうだ?」
※※※
四つん這いに這いつくばって手足は固定されたまま、既に散々舐め尽くされた股間はドロドロに蕩けている。背後から股間を舐め回されるクチャクチャというリズミカルな音に、執拗に陰核を弾く舌の攻撃。時に膣にまでめり込む舌の先に、何度も軽く絶頂に押し上げられ尻がビクンビクンと痙攣している。
「ほら、どうだ?沢山の犬に雌マンコ、クンニされて気持ちいいか?」
クチャクチャヌチャヌチャとリズミカルに音をたてる沢山の犬の舌。四つん這いで不様に股間を犬に曝し後ろから散々に舐め回されて、膝まで下げられた下着まで滴る愛液が伝い落ちていくのを肌で感じる。
「んんっ、んぅん、ひぅっくふぅ!」
こんなの恥ずかしいと思うのに、犬の舌で舐められ歓喜に溢れ出す愛液の音がグチャグチャと更に大きくなる。それを直に見ている主が嘲笑に口を開く。
「ドロドロにして、変態だな。犬に舐められて糸が引くほど濡らして。」
突きだした可愛い雌犬の尻を撫でる主の声に、一端股間を激しく舐めしゃぶる沢山の舌が消えて。安堵にホッと息をついたのも束の間、背後から突然ドシンと毛むくじゃらのなにかがのし掛かって重さに体が潰れそうになる。そして何か熱くて尖ったものが腰の辺りをツンツンと探すように擦り付けられてきて、ハフハフと興奮に息を荒げる何かを耳元で感じとっていた。
「ほら、雌マンコで犬チンポ咥えたら、でっかい陰茎根が填まってマンコから抜けなくなるぞ?ミチミチに嵌まって。」
それは犬の舌で軽く達してしまった自分に新たに課せられた罰で、背後にのし掛かるのは巨体の犬、そして腰の辺りをさ迷い股に刺さっているのは犬の陰茎なのだと気がつかされた。人間のものとは違う形で、根本は膣にはいると巨大に膨らみ、射精が済むまでは膣から抜けなくなるという凶悪な逸物。犬の性器、犬の陰茎、犬チンポ、頭の中には主の卑猥な表現が欲望に刷り変わって閃く。
「うっ、…………くぅっ…………。」
逃げようにも背後から大きな体が覆い被さって首元まで押さえ込まれ、ヘコヘコと腰を淫らに擦り付けられて今にも怒張が膣に刺さりかけている。膝を立てて逃れようにも先端がヌルリヌルリと股間を擦って、固くなった陰核に犬の陰茎の先が当たる度に痺れるような快感が走って力が抜けてしまう。
「アキのマンコは小さくて狭いから、この大型犬のが入ったらさぞかし気持ちいいだろうな?どうだ?」
主の声がした瞬間、ヌチュンと犬の先端が膣に嵌まった。
「ひぃ!や、ひぃい!」
途端に大きくて先の尖った逸物がヌブヌブと勢いよく前に突きだされて、四つん這いの膣を突き破る勢いで奥まで肉を掻き分けて進んでくる。
「ひぃぃっ!ひぃ!!くひぃ!!」
ズコンと奥底まで一度に捩じ込まれた怒張に、一瞬で絶頂した自分の膣が犬の逸物を締め付け咥え込んだまま固まる。すると即座に凄まじい勢いでブシュブシュと最初の射精が始まってしまって、犬の精液が膣に注ぎ込まれていく。
「あくぅううう!んひぃ!!」
「厭らしい喘ぎ声だな?変態。よがり狂えよ?犬チンポで。」
そして主が宣言していた通り、犬の陰茎の根本が見る間に膨らんで膣の入り口が巨大な球で塞がるのを感じる。そして犬特有の尻同士を合わせた体勢での長い性交が始められ、ヘコヘコと腰を振り立てながら雄犬の怒張に歓喜の悲鳴をあげ続けていた。
「ひぎぃ!!いぐっ!いくぅうう!!精液、だめぇ!!」
そして不様に雌犬になって、腹が膨らむほどの犬の精液を注ぎ込まれていく。
※※※
想像の世界で犬にまで犯されるアキコを背後から執拗に張り型と自分の怒張で貫き続けながら、こんな逸材なんだからもっと激しいハードな調教だって時間を掛ければ可能に違いないのは目に見えているとシュンイチは考える。想像力の豊かで淫らなことを求めるアキコを手放さないためには、新しい刺激を教え続けるしかない。
「一冊お気に入りをあげるから持って帰るんだよ?アキ。帰りの電車で読んでマンコ濡らして帰るといい。いいね?必ず読みながら帰るんだ。」
素直で従順なアキコは「はい」とコックリ頷く。飽きたり現実的でないとシュンイチは読まなくなった卑猥な調教本を持たせて、アキコに感想を言わせるのも楽しそうだとシュンイチは楽しげにアキコの股間を指で掻き回す。そうだ、買ってやったデイルドを身に付けて帰らせるのも何時かはしたいが、いないところでなにか起きても面倒かと思案している。アキコが他人にレイプされて来なくなっては困るし、シュンイチのものでなくなるのも困るのだ。どうせ輪姦させるならチャットなんかで信頼できる奴等を集めないと危険だが、かといってサイトにいるトノのような完璧な職業調教師にアキコに触れさせて奪われるのはなおさら嫌だった。
あんな奴にアキコをとられてたまるか…………。
仲良く会話は交わしていても、トノやクボはシュンイチのように相手に困ることもない。つまりはシュンイチとは違う世界の人種だとしか思えないから、やっと手に入れられそうなアキコを渡すつもりにはなれないのだ。この計画はもっとずっと先でないと、せめてアキコがシュンイチなしでは生きていけないと誓うくらいにはしてからでないと危険だろう。
翌日の昼までシングルの狭いベットの中で二人で過ごし、その後も何度か肌を重ねたが、露出調教と妄想の調教で満足したのかシュンイチから別な調教に触れることはなかった。アキコ自身も一度の快感の凄まじい強さはさておき、背徳感を生じる行為には大きなエネルギーが必要なようであえてそれに触れることはなかった。
その後二人でゲームセンターに行ったりカラオケに行ったりしてただ遊び呆け、普通の恋人同士がするように一緒に過ごしたのだ。でも二人は何時も並んで歩くだけ、それが二人の立場を示している様な気がしてならない。
恋人ではない、ただ体を重ねるだけの相手。
そんな皮肉を思いながら、それでも遊び歩いている時は楽しさに全てを忘れる。一緒に笑う時は煩わしい思いはかき消えて、ただ楽しいという気分だけが残った。様々な事を考えてもアキコには変えようもない事もあるのだという事くらい、子供じゃないのだからだって良く分かっている。それに泣いて駄々を捏ねたくなるほど、どうしても何かを欲するほどの図々しさもアキコには微塵も無いのだ。
そんな看護師ではない生身のアキコをそこに漂わせていた矢先、微かに緊張するシュンイチの存在を直ぐ真横に感じた。不意に今まで確りと二人の間を保っていた筈のその手が、探るように宙を掻いてアキコの指にスルリとなぞるように絡まってくる。
え?
温度の違う熱いシュンイチの指が緊張したまま、少し冷たいアキコの指に絡み付いてまるで恋人同士のように包み込んだのにアキコは眼を見開き彼を見上げる。わざとらしく彼は、アキコの視線に気がつかないというふりでそっぽを向いたままでホテルのネオンを眺めていた。予想外のその行為にアキコは微かな戸惑いと同時に再び自分の中で何かが揺らぎ、その手の大きさと熱さに不意に感情がざわめく。これは、どう考えたらいいのかと、心が揺らぐ。
「来月も……来てくれる?また。」
そう緊張している声でシュンイチに言われて、アキコは素直にその繋がれた手に促される様に思わず小さく頷いていた。これは恋人なのだとと考えてもいいのだろうか、そう戸惑いながら指を絡めあう自分達の手を見つめる。
そんなはずがない……
背後に立ち上る気配にアキコは背筋が凍りつくのを感じていた。ホテル街のネオンに作られた濃く深い闇の中に立つのは、いつものあの影で。影は闇の中で歯を剥き出して、アキコにしか聞こえない声で囁きかけてくる。
お前は罰を与えられるべき人間だから……その男に従うだけだ……。
犬に犯される未来を見ただろうと告げられ青ざめてしまうのは、確かにその情景を想像の中で見たのは事実であれに快楽を覚えたのも事実だからだ。だけどあれが未来の自分の姿だと告げられれば犬との性交だなんておぞましさに吐き気を覚える行為でしかなくて、アキコの緩みかけた心を縛り付ける。
あれが未来?私の?
そうだ。
何故?私は何故あんなことに従うの?
あれが嫌ならばアキコは逃げ出すしかない。この男とも縁をきりひっそりと生きればいいだけなのに、そうできないのは自分の体の中に沸き上がる渇望から逃れられないのも充分にアキコにはわかっているからだ。
あれば本当に私の未来なの?
妄想の中だけのことでしょ?と問いかけたいのに、それをするのも恐ろしい。自分が何もかも捨てて人間であることすら捨てるのだと、影に予言されているような気がして繋いだままの手が氷のように冷えきっていくのをアキコは止められないのだった。
再び自宅に連れ込んで体を休めながら、アキコにこういう本もあるとSM小説を一冊渡す。表紙は犬と戯れる美女のイラストだが、中身は媚薬に酩酊して愛犬と番になり犬のチンポを捩じ込まれ調教される女刑事の話だ。勿論現実にはあり得ないが、犬の怒張に関しては生々しく描写されていて、性交中には根本が膨れて抜けなくなるのと大量の射精が何度も起こるなんて場面は真実に則していてシュンイチ好みだ。勿論SM調教のシーンも沢山あって、アキコに着けさせたようにベルトでデイルドを固定して街を歩いたり、人前で調教されレイプされたりもする。試しに今読んでごらんと言うと、アキコは恐ろしい速度でページを捲り出していた。
早さもさることながら、その想像力が強いのが見ているだけでわかる。
アキコの頬が次第に薔薇色に染まって、吐息が荒くなり乳首が尖り出す。男がアダルトビデオを鑑賞して起こすような変化を、アキコは初見の書籍で容易く感じられるのだ。つまりはアキコはかなり読書慣れしていて書籍の中のシーンを、頭の中で完全に映像として認識する能力がある。そこまでの能力を身に付けるのにどれくらい本を読み文字に慣れれば良いか、シュンイチには実は想像が出来ない。何しろシュンイチにも嗜好以外の書籍ではこんな反応は無理だし、教えている子供にそれが即時で出来る子供なんてほぼ皆無だ。だからこそアキコはチャットでも反応できるし電話でも充分に想像力でカバーできていたのだと今更気がつくが、こうなると書籍を与えればそのシーンを自分に置き換えることも可能なのかもしれない。
「アキも同じように外で犬になって、犯されてたね?気持ちよかっただろ?四つん這いで、マンコズコズコされて、ケツマンコも練習して、クンクン哭いてたもんな?」
背後から抱きかかえて耳元で囁いてやるとアキコは真っ赤になりながら俯く。見た目は清純ないたいけな少女みたいな顔をして、外で犬セックスされて何度も達したねと囁きながら背後から股間に手を伸ばして下着の中に手を突っ込んでやる。と、既に愛液がドロドロと股間から溢れだしているのだ。
「ここを犬にベロベロ舐めまわされたら、どうなる?こんなにマンコ、グチョグチョにしてたら雌犬の匂いで悦んで群がってくるぞ?」
指で陰核を挫いて、わざとグチャグチャと音が立つように膣を掻き回して耳元で囁く。アキコの頭の中では小説のワンシーンの小型犬に群がられて、快感に悶えながら股間を舐められる主人公の姿が鮮明に浮かんでいるに違いない。耳を舐め回し音をたてながら指先で舐める舌のように股間を撫で回すと、アキコは身悶えながら脚を震わせる。
「ほら、どうだ?沢山の犬に雌マンコ、クンニされて気持ちいいか?」
「んんっ、んぅん、ひぅっくふぅ!」
クチャクチャヌチャヌチャとリズミカルに指でマンコを擦りあげると、アキコはビクビクと全身を痙攣させながら更に読み進めていく。それを確認しながらわざと四つん這いにさせて、腰を上げさせ下着をずり下ろしてやる。
「ドロドロにして、変態だな。犬に舐められて糸が引くほど濡らして。」
突きだした可愛い尻を撫でながら、昨夜の張り型を取り出して引くつくマンコに先を押し付ける。
「ほら、雌マンコで犬チンポ咥えたら、でっかい陰茎根が填まってマンコから抜けなくなるぞ?ミチミチに嵌まって。」
「うっ、…………くぅっ…………。」
ヌチュヌチュと張り型を軽く抜き差ししてやると、本の中に入り込んだようにアキコは膝をたててキュンキュンと先端を締め付け腰をくねらせる。まるでアダルトビデオの中みたいに、想像で犯され歓喜に腰を振りだして面白くて仕方がない。
「アキのマンコは小さくて狭いから、この大型犬のが入ったらさぞかし気持ちいいだろうな?どうだ?」
※※※
四つん這いに這いつくばって手足は固定されたまま、既に散々舐め尽くされた股間はドロドロに蕩けている。背後から股間を舐め回されるクチャクチャというリズミカルな音に、執拗に陰核を弾く舌の攻撃。時に膣にまでめり込む舌の先に、何度も軽く絶頂に押し上げられ尻がビクンビクンと痙攣している。
「ほら、どうだ?沢山の犬に雌マンコ、クンニされて気持ちいいか?」
クチャクチャヌチャヌチャとリズミカルに音をたてる沢山の犬の舌。四つん這いで不様に股間を犬に曝し後ろから散々に舐め回されて、膝まで下げられた下着まで滴る愛液が伝い落ちていくのを肌で感じる。
「んんっ、んぅん、ひぅっくふぅ!」
こんなの恥ずかしいと思うのに、犬の舌で舐められ歓喜に溢れ出す愛液の音がグチャグチャと更に大きくなる。それを直に見ている主が嘲笑に口を開く。
「ドロドロにして、変態だな。犬に舐められて糸が引くほど濡らして。」
突きだした可愛い雌犬の尻を撫でる主の声に、一端股間を激しく舐めしゃぶる沢山の舌が消えて。安堵にホッと息をついたのも束の間、背後から突然ドシンと毛むくじゃらのなにかがのし掛かって重さに体が潰れそうになる。そして何か熱くて尖ったものが腰の辺りをツンツンと探すように擦り付けられてきて、ハフハフと興奮に息を荒げる何かを耳元で感じとっていた。
「ほら、雌マンコで犬チンポ咥えたら、でっかい陰茎根が填まってマンコから抜けなくなるぞ?ミチミチに嵌まって。」
それは犬の舌で軽く達してしまった自分に新たに課せられた罰で、背後にのし掛かるのは巨体の犬、そして腰の辺りをさ迷い股に刺さっているのは犬の陰茎なのだと気がつかされた。人間のものとは違う形で、根本は膣にはいると巨大に膨らみ、射精が済むまでは膣から抜けなくなるという凶悪な逸物。犬の性器、犬の陰茎、犬チンポ、頭の中には主の卑猥な表現が欲望に刷り変わって閃く。
「うっ、…………くぅっ…………。」
逃げようにも背後から大きな体が覆い被さって首元まで押さえ込まれ、ヘコヘコと腰を淫らに擦り付けられて今にも怒張が膣に刺さりかけている。膝を立てて逃れようにも先端がヌルリヌルリと股間を擦って、固くなった陰核に犬の陰茎の先が当たる度に痺れるような快感が走って力が抜けてしまう。
「アキのマンコは小さくて狭いから、この大型犬のが入ったらさぞかし気持ちいいだろうな?どうだ?」
主の声がした瞬間、ヌチュンと犬の先端が膣に嵌まった。
「ひぃ!や、ひぃい!」
途端に大きくて先の尖った逸物がヌブヌブと勢いよく前に突きだされて、四つん這いの膣を突き破る勢いで奥まで肉を掻き分けて進んでくる。
「ひぃぃっ!ひぃ!!くひぃ!!」
ズコンと奥底まで一度に捩じ込まれた怒張に、一瞬で絶頂した自分の膣が犬の逸物を締め付け咥え込んだまま固まる。すると即座に凄まじい勢いでブシュブシュと最初の射精が始まってしまって、犬の精液が膣に注ぎ込まれていく。
「あくぅううう!んひぃ!!」
「厭らしい喘ぎ声だな?変態。よがり狂えよ?犬チンポで。」
そして主が宣言していた通り、犬の陰茎の根本が見る間に膨らんで膣の入り口が巨大な球で塞がるのを感じる。そして犬特有の尻同士を合わせた体勢での長い性交が始められ、ヘコヘコと腰を振り立てながら雄犬の怒張に歓喜の悲鳴をあげ続けていた。
「ひぎぃ!!いぐっ!いくぅうう!!精液、だめぇ!!」
そして不様に雌犬になって、腹が膨らむほどの犬の精液を注ぎ込まれていく。
※※※
想像の世界で犬にまで犯されるアキコを背後から執拗に張り型と自分の怒張で貫き続けながら、こんな逸材なんだからもっと激しいハードな調教だって時間を掛ければ可能に違いないのは目に見えているとシュンイチは考える。想像力の豊かで淫らなことを求めるアキコを手放さないためには、新しい刺激を教え続けるしかない。
「一冊お気に入りをあげるから持って帰るんだよ?アキ。帰りの電車で読んでマンコ濡らして帰るといい。いいね?必ず読みながら帰るんだ。」
素直で従順なアキコは「はい」とコックリ頷く。飽きたり現実的でないとシュンイチは読まなくなった卑猥な調教本を持たせて、アキコに感想を言わせるのも楽しそうだとシュンイチは楽しげにアキコの股間を指で掻き回す。そうだ、買ってやったデイルドを身に付けて帰らせるのも何時かはしたいが、いないところでなにか起きても面倒かと思案している。アキコが他人にレイプされて来なくなっては困るし、シュンイチのものでなくなるのも困るのだ。どうせ輪姦させるならチャットなんかで信頼できる奴等を集めないと危険だが、かといってサイトにいるトノのような完璧な職業調教師にアキコに触れさせて奪われるのはなおさら嫌だった。
あんな奴にアキコをとられてたまるか…………。
仲良く会話は交わしていても、トノやクボはシュンイチのように相手に困ることもない。つまりはシュンイチとは違う世界の人種だとしか思えないから、やっと手に入れられそうなアキコを渡すつもりにはなれないのだ。この計画はもっとずっと先でないと、せめてアキコがシュンイチなしでは生きていけないと誓うくらいにはしてからでないと危険だろう。
翌日の昼までシングルの狭いベットの中で二人で過ごし、その後も何度か肌を重ねたが、露出調教と妄想の調教で満足したのかシュンイチから別な調教に触れることはなかった。アキコ自身も一度の快感の凄まじい強さはさておき、背徳感を生じる行為には大きなエネルギーが必要なようであえてそれに触れることはなかった。
その後二人でゲームセンターに行ったりカラオケに行ったりしてただ遊び呆け、普通の恋人同士がするように一緒に過ごしたのだ。でも二人は何時も並んで歩くだけ、それが二人の立場を示している様な気がしてならない。
恋人ではない、ただ体を重ねるだけの相手。
そんな皮肉を思いながら、それでも遊び歩いている時は楽しさに全てを忘れる。一緒に笑う時は煩わしい思いはかき消えて、ただ楽しいという気分だけが残った。様々な事を考えてもアキコには変えようもない事もあるのだという事くらい、子供じゃないのだからだって良く分かっている。それに泣いて駄々を捏ねたくなるほど、どうしても何かを欲するほどの図々しさもアキコには微塵も無いのだ。
そんな看護師ではない生身のアキコをそこに漂わせていた矢先、微かに緊張するシュンイチの存在を直ぐ真横に感じた。不意に今まで確りと二人の間を保っていた筈のその手が、探るように宙を掻いてアキコの指にスルリとなぞるように絡まってくる。
え?
温度の違う熱いシュンイチの指が緊張したまま、少し冷たいアキコの指に絡み付いてまるで恋人同士のように包み込んだのにアキコは眼を見開き彼を見上げる。わざとらしく彼は、アキコの視線に気がつかないというふりでそっぽを向いたままでホテルのネオンを眺めていた。予想外のその行為にアキコは微かな戸惑いと同時に再び自分の中で何かが揺らぎ、その手の大きさと熱さに不意に感情がざわめく。これは、どう考えたらいいのかと、心が揺らぐ。
「来月も……来てくれる?また。」
そう緊張している声でシュンイチに言われて、アキコは素直にその繋がれた手に促される様に思わず小さく頷いていた。これは恋人なのだとと考えてもいいのだろうか、そう戸惑いながら指を絡めあう自分達の手を見つめる。
そんなはずがない……
背後に立ち上る気配にアキコは背筋が凍りつくのを感じていた。ホテル街のネオンに作られた濃く深い闇の中に立つのは、いつものあの影で。影は闇の中で歯を剥き出して、アキコにしか聞こえない声で囁きかけてくる。
お前は罰を与えられるべき人間だから……その男に従うだけだ……。
犬に犯される未来を見ただろうと告げられ青ざめてしまうのは、確かにその情景を想像の中で見たのは事実であれに快楽を覚えたのも事実だからだ。だけどあれが未来の自分の姿だと告げられれば犬との性交だなんておぞましさに吐き気を覚える行為でしかなくて、アキコの緩みかけた心を縛り付ける。
あれが未来?私の?
そうだ。
何故?私は何故あんなことに従うの?
あれが嫌ならばアキコは逃げ出すしかない。この男とも縁をきりひっそりと生きればいいだけなのに、そうできないのは自分の体の中に沸き上がる渇望から逃れられないのも充分にアキコにはわかっているからだ。
あれば本当に私の未来なの?
妄想の中だけのことでしょ?と問いかけたいのに、それをするのも恐ろしい。自分が何もかも捨てて人間であることすら捨てるのだと、影に予言されているような気がして繋いだままの手が氷のように冷えきっていくのをアキコは止められないのだった。
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